人間が生活する上でどうしても必要になるお金。日本人は家計簿でお金の管理をしていますが、最近はノートへの記述から機械での管理へと変わりつつあるようです。そこで、今回は家計簿のつけ方やかんたんに管理できるフリーソフトについてまとめてみました。
家計簿をつけよう
出典: thesearch.com.tw
将来の見通しやマネープランを考える上で欠かせないのは家計簿。みなさんは日々の収支を記録していますか?
「使いすぎが怖くて記録できない」
「レシートのない買い物が多くて記録が面倒」
「コツコツやることが苦手」
家計簿が続かない人はこういった理由が多いそうです。人間は自分が納得できないことは続きません。でも、嫌だからといって逃げてばかりいては(お金との)良いご縁にも恵まれないことも…。
家庭の収支を知ることは自分を知ることと一緒です。家計簿つけも自分がやりやすい&やる気になるような手段を選んでやってみましょう。
そこで今回は家計簿についてまとめてみました。日々の生活の参考にどうぞ!
家計簿とは?
出典: 1okuen.hatenablog.com
まず、家計簿とは何かを知りましょう。
家計簿とは家計の帳簿の略であり、1904年に女性初のジャーナリスト羽仁もと子さんが発案しました。家計簿の目的は収入以上の買い物をしないようにし、お金の出し入れを明確にするというものです。簿記は経営状況を記録するためのものなので期間を定めて計算しますが、家計簿は家計を安全に保つということがメインです。特に厳密な決まりはなく、比較的イージーな計算方法が特徴でしょう。
家計簿記入の多くはノートに手書きで行います。最近はPCでの管理やスマホアプリを使う人も増えてきました。
海外ではやっていないの?
家計簿は日本生まれの独特なシステムで、海外ではあまり行われていません。というのは、日本と外国人では考え方や生活スタイルが基本的に異なるからだそうです。
日本では「収入=使い切り」という考えは非常に嫌なものとして捉えられていますね。どちらかといえば、未来に備えて1円でも貯金することが美徳とされています。また、現金思考というのも特徴的です。ですが、海外ではマネープランが異なり、日本のように現金に特化した方法は採られていないのです。
外国人の考え方
アメリカを例にとってみましょう。
アメリカは基本的にカード社会で請求は後日というかたちになります。また、資産の3分の1が株式投資というのが普通で、資産は日々変動します。家も資産の1つ。転売をして資産を増やします。
「今月は株に○○円使って、先月よりも○○円増えたから・・・」
というようなことを毎日やれるでしょうか?いちいちやっていたらきりがありません。
外国人は大まかなマネープランや枠組みはあるものの、お金の流れを細かく把握したいというニーズはあまりないようです。
「お金というのは貯めるものではなく増やすもの」
という考え方もあるのです。この辺は国民性の違いでしょう。
家計簿をつけるメリット
外国人が家計簿をつけない理由は国民性だけではありません。社会保障制度や平均寿命も関わっています。社会保障の行き届いた国や子が親の面倒をしっかりみる国では将来に対する不安も少ないでしょう。ですが、先行き不安な日本では自分でマネープランを組み立てる必要があります。だから家計簿も必要なのです。
海外では家計簿が一般的でないという事実は日本人的にはショック。毎日ちまちま計算していてなんだかとっても小さな人間になったような気分になります。でも、家計簿は日本人にとってメリットのほうが大きいでしょう。無駄遣い抑制や将来への安心感、仕事への熱意が生まれます。
真面目な日本人ならではのマネー術ですね。
家計簿をつけるデメリット
ですが、逆に家計簿をつけるデメリットもあります。
家計簿におけるデメリットというのは、お金にうるさくなるということでしょう。
お母さんが
「○○の店では115円だけど××の店では95円なの!だから○○では買わないの!」
などとよく口にしていると、子どもにもその情報はインプットされます。日本ではせこい情報はなんだか恥ずかしいといった雰囲気があります。でも、子どもはその雰囲気が読めません。
「○○の店では20円高いから買っちゃ駄目って言われた」
などとよそで平気で口にします。家計簿つけのときは寡黙になりましょう。
お金が貯まる家計簿のつけ方
出典: weblogforlove.com
お次はお金が貯まる家計簿のつけ方について学んでみましょう。
・家計簿の項目
・家計簿をつける頻度
・管理の仕方
の3つをご紹介します。
家計簿の項目
家計簿というのは簿記のように決まった枠組みがありません。だからこそイージーで自分の好きなように項目を設定できるのですが、まっさらな状態で家計簿をつけろと言われても困惑してしまいます。
家計簿は3つの分野に分けて考えてみましょう。
・収入
・支出
・投資
収入には以下のものが含まれます。
・所得
・資産/引出金
・借金
支出には以下のものが含まれます。
・食費
・住居費
・水道光熱費
・被服費
・交通費
・医療費
・教育費
・こづかい
・交際費
・車両費
・税金
・社会保険費
・貯金
・借金の返済
投資には以下のものが含まれます。
・投資信託
・株式売買
・FX
意外なのは、借金が収入にもなるということです。借りたものとはいえ、そこから生活費をまかなっていくわけですから収入の枠組みになります。
細かく支出をわけたい人は項目を増やしてきっちり管理しましょう。逆にものぐさな人は使った額だけ記録する方法もあります。
家計簿をつける頻度は?
家計簿は毎日つける必要はありません。というのは、日によってはお金を使わない日もあるし、忙しくて電卓をたたく暇のない人もいるからです。
「○○しなければならない」
という縛りは家計簿から足が遠のいてしまうきっかけになります。家計簿つけの頻度は自分のペースに合わせたいのですが、たまってしまうと人間は腰が重くなってしまいます。
そこで頻度別に気をつけたいことをまとめてみました。
(毎日つける派)
毎日家計簿をつけられる人は比較的マメできっちりした人が多いでしょう。レシート管理もうまく、自分のペースがつかめている人です。問題ありません。
ただ、細かすぎて家計簿をつけることにストレスを感じないよう気をつけましょう。イライラするものは長続きしません。
(1週間分まとめてつける派)
生活が忙しかったり、面倒くさがりやの人に多いパターンです。1週間分の収支をつけることになるため記録に時間がかかります。ある程度の時間を取りましょう。また、レシートのない買い物にも注意が必要です。まとめてつける派の人はスマホや手帳にメモ欄を作成し、不意の出費にも対応できるようにしましょう。
(1ヵ月分まとめてつける派)
超多忙もしくはとっても面倒くさがりやの人に多いパターンです。1人でやると挫折してしまう可能性が高いでしょう。配偶者と一緒に確認しながら家計簿をつける等の方法で逃げを作らないようにします。
また、日々の使途不明金は30日ともなると膨大な量です。こちらもスマホなどにメモをしておき、忘れずに支出項目に入れるようにしましょう。
管理の仕方
家計簿は
・手書き
・スマホアプリ
・パソコン管理
の3つで行うのが一般的です。それぞれの特徴を見てみましょう。
(手書きの特徴)
・どこでも記録可能
・レシート貼りや計算する手間が発生
(スマホアプリの特徴)
・アプリが自動的に計算してくれる
・スマホがないと使えない
(パソコン管理の特徴)
・エクセルできっちり管理
・パソコンがないと使えない
使い勝手はそれぞれにメリットデメリットがあり、一概にどれが良いとは言えません。それぞれの特徴を知った上で自分にあったものを使うことが賢いやり方です。
おすすめの家計簿フリーアプリ
家計簿がなんたるかがわかったところで、今度は実践編です。最近人気急上昇中のスマホアプリから見ていきましょう。
1.2秒家計簿おカネレコ
出典: www.atpress.ne.jp
App Storeのファイナンスランキングで常に上位に位置している神アプリは「2秒家計簿おカネレコ」。多くのメディアやネットサイトで紹介されているアプリだけあり、300万人がダウンロードしているという優良アプリです。
(特徴)
・1ヶ月単位で収支を作成
・支出項目は増減可能
・レシート読み込み機能は有料
・115カ国通貨に対応
・日本語・英語・中国語に対応
こんな風にグラフ作成も
ただの文字だけだと具体的な雰囲気がつかめないけれど、支出を円グラフ化してもらえると便利ですね。どこにいくらお金を使っているのかが一目瞭然で把握できます。
「家計簿が続かない」と嘆いていた人が1年続いたという口コミもあり、フリーソフトとしてはかなり優秀なアプリでしょう。
2.ポチレコ
ポチレコは1つの画面で操作が済むというとっても合理的な家計簿管理アプリです。現在の予算・使用額・残額の確認と、データの入力が一気にできるのはうれしいですね。
(特徴)
・デザインがかわいい
・締め日が設定できる
・入力強制アラームが鳴る
・項目ごとに予算設定可能
・カード払い管理もできる
ポチッとするだけ
ポチレコは予算を設定すれば残金があといくら残っているかも管理できるのがメリット。お金の使い方がルーズな人にぴったりの節約術ではないでしょうか。
「あと○○○円」
という表示は無駄遣いを防ぐことができますよ。
また、画面は好きな色にカスタマイズできます。好みのカラーで楽しく家計簿をつけましょう。
3.簡単!みんなのこづかい帳
出典: androider.jp
簡単!みんなのこづかい帳はとってもシンプルな家計簿アプリ。幼いころにやっていた「こづかい帳」の感覚で使えます。
(特徴)
・数字を打ち込むだけのかんたん操作
・2つの記録機能(出費のみと予算を決めての記録方法)
・グラフ化や分析も可能
・有料でGoogle Driveバックアップと復元
・円グラフで表示
かなりシンプルな構成
出典: androider.jp
このアプリはものぐささんには最適と言われています。
とにかくかんたんで細かくありません。難しいことは一切無く、仕事の隙間時間にさっと書き込めます。
収支バランスの円グラフを見ると、自分がどんな項目にいくら使っているのかが一目瞭然です。これで節約に目覚める人もいるとか!
4.貯まるメモ
出典: androider.jp
通販大手ベルメゾンが開発した「貯まるメモ」は、かわいいキャラクターとポップな雰囲気が自慢の無料アプリです。
(特徴)
・キャラクターが家計を厳しくチェック!
・ゆめ貯金設定あり
・固定費用の自動登録
・棒グラフ方式
・付け忘れ防止機能あり
カラフルで見やすい
出典: androider.jp
ベルメゾンでは家計簿アプリの他に生理やマタニティ、子育てのアプリなども開発しています。同じシリーズで揃えるという人もいますよ!
とにかく画面がかわいくてシンプルなことが特徴のベルメゾン家計簿アプリ。かわいい好きさんにピッタリです。
5.家計簿レシーピ!
出典: appdoor.jp
大日本印刷が開発した家計簿レシーピ!は驚きの内容が隠されています。レシートを撮影して金額を読み込むというのはいろいろな会社が出していますが、このアプリでは購入した食材にぴったりのレシピまで出してくれるというのだから驚きです。
(特徴)
・レシート撮影で家計管理
・買い物に応じたレシピ推奨機能
・カレンダー機能つき
・かわいいキャラクターが節約を応援
・ポイント制でかわいいバッジがもらえる
レシート撮影の精度
出典: www.meetroid.com
レシートを撮影した画面はこちら。
多少読み間違いやスキャンミスがあるようですが、問題ないレベルですね。
スマホとはいえ記入は面倒と感じている人はレシート撮影で家計を管理してみてはいかがでしょうか。カシャッとやるのが楽しくなりますよ。
6.カナヘイのストーリー×家計簿の無料お金管理アプリ
出典: smartguide.yahoo.co.jp
LINEスタンプでおなじみのカナヘイさんのイラストが楽しめる家計簿アプリはコレ!ゆるゆるなキャラクターが織りなす日々のお金管理はなかなか楽しめる構成になっています。
(特徴)
・細かい設定不要の家計管理
・円グラフ化
・入力に応じてお話が読める
・壁紙ダウンロード可能
・カナヘイのキャラクターで心和む
ピスケとうさぎの話が気になる!
出典: smartguide.yahoo.co.jp
このアプリの最大の特徴は、入力によってピスケ&うさぎのお話が読めるようになることでしょう。1日1回のペースでお話は進んでいきます。
数字入力後にどんなストーリーが待ち構えているかは読んでのお楽しみです!カナヘイファンには願ってもないアプリですね。
7.楽天カード:明細確認・家計簿レシート撮影アプリ。
出典: www.paymentnavi.com
楽天カード会員および楽天カード会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」に登録している方が利用可能なアプリはこれ!
カード会員限定ということもあり、無料ながら機能性は抜群です。
(特徴)
・楽天カード保持者のみ使用可
・カードの使用明細がすぐにわかる
・レシート撮影モードあり
・ATM検索機能
・楽天スマホラッキーくじがひける
レシート撮影機能もあり
出典: app-review.jp
楽天アプリは、カードの支払いは楽天カードのみ、そして楽天市場で頻繁に買い物をする方にぴったりのアプリ。管理がかんたんに済むだけでなく、普段のレシート買い物もパシャッと撮影で入力可能です。
カードと連携したアプリは使えます。
8.貯金が貯まる節約アプリ by だーぱん
出典: comm.app-liv.jp
日々の家計というよりは、いくら貯金したいかを目標にした家計簿アプリです。
大人気キャラクターだーぱんのかわいらしさにやられてしまう人が続出中。貯金目標金額を設定し、賢くお金を貯めましょう。
(特徴)
・お金を使うとだーぱんが泣く
・支出を入力していく仕組み
・一日に使える金額を設定できる
・節約術などの情報もあり
・貯金設定額設定がある
お金を使うとだーぱんが泣く
出典: comm.app-liv.jp
このアプリの特徴は、お金を使うとだーぱんが泣くところでしょう。なんだかお金を使うことに罪悪感を覚えます。
家計簿アプリというよりは、お小遣い帳に近い感覚ですね。お子さんの支出管理に利用させてみてはいかがでしょうか。
エクセル家計簿のテンプレート&エクセル家計簿の作り方
お金の管理というのは人によってそれぞれ異なります。スマホでさくさく管理したい人もいれば、パソコンを使って本格的に家計を管理したい人もいます。
グラフや折れ線グラフにし、年単位でしっかり家計簿をつけたい人にはPC管理をおすすめします。普段のデスクワークの延長のようですが、それが性に合う人はパソコン管理で家計をチェックしてみましょう。
では、エクセルを使用した自作家計簿の作り方をみていきましょう。作り方はyoutubeにUPされていたものの中でわかりやすいものをピックアップしました。
1.1ヵ月まとめて計算するタイプ
初心者にわかりやすいエクセル家計簿のつけ方です。音声は出ませんので、画面を見ながら真似して作ってみてください。
このやり方ではカード引き落としと現金使用費をわけて作成しています。2つの支出を色分けしてあるのでとっても見やすい構成になっています。収入ー支出=残りは貯金という図式も心憎い演出です。
お金を貯めたい人にぴったりの例です。是非とも真似してみてください。
2.毎日お金が減っていくタイプ
このエクセル家計簿は1ヵ月単位ではなく、毎日の支出を書き込むタイプのものです。そのため、横欄が固定で、縦欄が増減できるようになっています。
予算をはじめに固定し、支出があったら書き込んでいきます。残高が一目でわかるようになっており、無駄遣いが防げるタイプのエクセル仕様です。
用途はその都度書き込みます。細かい指定はせず、お金の減り方だけ知りたい人にぴったりのエクセル家計簿です。
3.音声で安心!解説付きタイプ
音声つきでエクセル家計簿の内容を紹介している動画です。声が小さいので、ボリュームをあげて動画を観ましょう。
機械が苦手な人にとってエクセルの使い方はなかなか覚えられないものです。25分というとても長い動画ですが、最後まできちんとみるとエクセルの仕組みが理解できると思います。
動画説明にも記載してあるように、プログラムのかんたんな解説も入っています。仕組みを理解したい人にぴったりの動画です。
エクセル管理で使用する項目は?
エクセル家計簿は項目の増減がかんたんにできるというメリットがあります。ですが、あまり細かく分けすぎると長続きしなくなってしまうのも事実です。どれくらいの項目にするのが最適なのでしょうか。
基本的に使用する費目は以下のとおりです。
・家賃(駐車場代含む)
・光熱費(電気ガス水道など)
・通信費(携帯や固定電話など)
・教育費(塾代や学費など)
・被服費
・日用品
・娯楽費
・医療費
・小遣い
・特別費(冠婚葬祭費)
・予備費
・貯金
・子ども費(進学資金)
今回あげた費目は13。もっと大雑把に記録されている人もいます。また、株式投資などをされている方は別枠に項目を設ける必要があります。
手書きのノート型家計簿も進化している?
日本で一番行われている家計簿の書き方は手書き手法です。時代がいくらデジタル化したとはいえ、長年積み重ねてきた習慣はなかなか抜けません。年配の方ほどそういった傾向があります。
とはいえ、手書きのノート型家計簿は年々進化しているので使い勝手も悪くないのでおすすめですよ!そこで、今時の家計簿を見ていきましょう。
1.レシート貼るだけ! かんたん家計簿
出典: www.amazon.co.jp
「いちいち手書きで書くのは面倒臭い!」
「支出がいくらか分かれば良い」
何にいくら使ったかは問題ではなく、大ざっぱに家計を把握したい人に向いている家計簿です。
レシートサイズに区分けされた枠やかわいらしい色の紙面は使いやすさを最大限に考えて作られています。
出典: www.amazon.co.jp
ノートの中身は年単位のお金の計算だけでなく、将来の貯蓄プランのページもあるので計画的にお金を貯めることができますね。
商品名:レシート貼るだけ! かんたん家計簿
価格:594円
2.細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート
出典: review.rakuten.co.jp
噂が噂を呼び毎年売り上げがアップしているという「節約力がアップする家計ノート」。2016年版はすでに発売を開始しています。
昨年のレビューには、このノートを購入して年間14万円もの節約に成功したという声がありました。
細野式の計算は項目が多く細かいことが特徴です。比較的几帳面でこまめに記述ができる方に向いている家計簿ではないでしょうか。
出典: review.rakuten.co.jp
細野式の家計簿は月末の総まとめにポイントがあるようです。
見開きのページでその月の収支を確認します。来月に向けての資金繰りを考える時間が節約への一歩となります。
商品名:細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート
価格:540円
3.節約家計ノート2016
出典: www.amazon.co.jp
節約アドバイザー丸山晴美さんの著書「節約家計ノート2016」は、シンプルな使いやすさ自慢の定番家計簿。節約が得意な著者らしく、一口メモとして節約術やお金の貯め方などが記載されています。
「丸山さんと一緒に家計を見直している感じがする」
「節約レシピが助かる」
など、家計簿+αの面があることが特徴です。
2016年は黄色の表紙になっています。
出典: www.amazon.co.jp
丸山さんの家計簿ノートは日記帳としても使えるところが便利との声もあります。なにげなくメモっておいた言葉が数年後に発見、家族で大爆笑というエピソードも。
お金の管理だけでなく、1年をどう過ごしたのかが振り替えれるのは良い思い出になります。
商品名:節約家計ノート2016
価格:529円
4.袋分けカンタン家計ノート
出典: www.amazon.co.jp
愛されて13年、ロングセラーの家計簿はコレ!
袋分けでお金がぐんぐん貯まると評判の家計管理方法は、1度はまると中々抜けられないようです。スマホやPCでの管理とは違う、生身のお金の効果は節約志向の奥様に人気があります。
毎年発売されるということは主婦層から支持されているということ。歴史=人々の信頼の証ということを実感するノートです。
出典: review.rakuten.co.jp
この家計簿はとにかくカラフル。カラーがあるだけで記入することが楽しくなるという効果が満載です。ある程度自分の好きなように記入できるというのもオリジナリティーがあって良いみたいです。
商品名:袋分けカンタン家計ノート
価格:540円
5.ハローキティのかんたん家計簿
出典: www.amazon.co.jp
サンリオ好きやキャラクター好き、もっと言えばキティラーに支持されている家計簿はこちらです。
好きなキャラが書いてあると必然的にやる気になるもの。特にキティちゃんは何十年も前からあり、子どもの頃にキティちゃんのお小遣い帳をつけていた人にも支持されています。
見た目はかわいく中身はシンプル。これだけをずっと使い続けているという人も多いみたいですよ。
出典: www.ehonnavi.net
中身はキティちゃんとピンクを多用した構成となっています。ずっと使い続けられるシンプルさが人気の秘密です。
商品名:ハローキティのかんたん家計簿
価格:950円
どうしても家計簿が続かない人に
出典: weheartit.com
家計簿というのはなかなか難しい作業です。自分に合った方法が見つかれば毎年同じものを使って同じことの繰り返しをするだけなのですが、その域まで達することがなかなか大変なのです。だから、今までいろいろな方法で家計簿に挑戦してきたけれど、どうしても続かないという人もいるでしょう。
「家計簿をつけなければならない」
という強制・脅迫観念はばっさりなくすことが大切です。市販のアプリやノートがどうしても性格に合わないのなら、いくらおすすめされていても使う必要はありません。
お金の支出管理が楽しくなるようなコツをご紹介します。
クリエイティブな才能をお持ちの方は
自分でものを作ったりすることが好きな人は総じてマメな人が多いのですが、こと管理されることには苦手意識が強いでしょう。家計管理となるとなんだか堅苦しいし、計算も面倒に感じてしまいがちです。
そんなクリエイティブな才能に溢れた方におすすめしたいのは、まっさらなノートに自分好みの家計簿を作ることです。線もなにも引いていない自由帳のようなタイプに、一から全部作るのです。
毎月同じようなページにしなくても大丈夫。日記のような文章を入れても良いでしょう。食べたものもイラストつきで載せても楽しいかも!
とにかく「枠にはまった考えが嫌い」な人は、自由な発想で家計簿をつけてみましょう。
赤丸レシート貼り付け
毎日の管理も無理、まとめてやるのも面倒臭い、項目別にわけるなんてとてもとても・・・というずぼらさんは、レシートを貼り付けるだけの家計簿管理をしましょう。
やり方はとってもかんたんです。支出の部分を赤丸で囲うだけ。これをノートに順次貼り付け、1ヵ月の支出を計算します。レシートの無い支出は別枠を設け、手で金額を記入します。支出項目はなくてかまいません。
収入は給料振り込みの額を、支出はレシートと手書きメモの合計金額を記すだけです。
これならばどんなものぐささんでも続けられる可能性が高いですよ!レシート貼りに赤丸だけで随分とやりやすくなります。
大雑把家計簿でも良い
消費税が8%になってからというもの、どうしてもキリの悪い数字ばかりが並ぶようになりました。1,000円の買い物の場合は1,080円だから許せたとしても、9,980円に消費税を入れたら10,778円になります。非常にイライラする数字ですね。
家計簿はストレスを溜めずに行うことが大事です。多少の誤差なら気にしない姿勢というのもアリなのです。
10,778円は10,800円に、6,458円は6,500円にして計算しても良いのです。こういったゆるゆる家計簿をつけている方は普通に存在します。そのため、月々の出費は約〇〇○円という具合になります。
大ざっぱな人にぴったりの継続方法ですね。
日記がわりにブログにUP
家計簿つけは続かないのにブログだけは何年も続いているという方はいませんか?
数字を打ち込むのはたった数分なのに日々のブログは1日1時間でも書けるという人は、これを利用しない手はありません。
日記を書くように本日使った金額を書いていくことは、防備録やものの物価を把握する良い材料になります。
思い切って自分の生活を暴露してみるというのもおもしろいアイデアです。
出典: thesearch.com.tw
将来の見通しやマネープランを考える上で欠かせないのは家計簿。みなさんは日々の収支を記録していますか?
「使いすぎが怖くて記録できない」
「レシートのない買い物が多くて記録が面倒」
「コツコツやることが苦手」
家計簿が続かない人はこういった理由が多いそうです。人間は自分が納得できないことは続きません。でも、嫌だからといって逃げてばかりいては(お金との)良いご縁にも恵まれないことも…。
家庭の収支を知ることは自分を知ることと一緒です。家計簿つけも自分がやりやすい&やる気になるような手段を選んでやってみましょう。
そこで今回は家計簿についてまとめてみました。日々の生活の参考にどうぞ!
出典: 1okuen.hatenablog.com
まず、家計簿とは何かを知りましょう。
家計簿とは家計の帳簿の略であり、1904年に女性初のジャーナリスト羽仁もと子さんが発案しました。家計簿の目的は収入以上の買い物をしないようにし、お金の出し入れを明確にするというものです。簿記は経営状況を記録するためのものなので期間を定めて計算しますが、家計簿は家計を安全に保つということがメインです。特に厳密な決まりはなく、比較的イージーな計算方法が特徴でしょう。
家計簿記入の多くはノートに手書きで行います。最近はPCでの管理やスマホアプリを使う人も増えてきました。
家計簿は日本生まれの独特なシステムで、海外ではあまり行われていません。というのは、日本と外国人では考え方や生活スタイルが基本的に異なるからだそうです。
日本では「収入=使い切り」という考えは非常に嫌なものとして捉えられていますね。どちらかといえば、未来に備えて1円でも貯金することが美徳とされています。また、現金思考というのも特徴的です。ですが、海外ではマネープランが異なり、日本のように現金に特化した方法は採られていないのです。
アメリカを例にとってみましょう。
アメリカは基本的にカード社会で請求は後日というかたちになります。また、資産の3分の1が株式投資というのが普通で、資産は日々変動します。家も資産の1つ。転売をして資産を増やします。
「今月は株に○○円使って、先月よりも○○円増えたから・・・」
というようなことを毎日やれるでしょうか?いちいちやっていたらきりがありません。
外国人は大まかなマネープランや枠組みはあるものの、お金の流れを細かく把握したいというニーズはあまりないようです。
「お金というのは貯めるものではなく増やすもの」
という考え方もあるのです。この辺は国民性の違いでしょう。
外国人が家計簿をつけない理由は国民性だけではありません。社会保障制度や平均寿命も関わっています。社会保障の行き届いた国や子が親の面倒をしっかりみる国では将来に対する不安も少ないでしょう。ですが、先行き不安な日本では自分でマネープランを組み立てる必要があります。だから家計簿も必要なのです。
海外では家計簿が一般的でないという事実は日本人的にはショック。毎日ちまちま計算していてなんだかとっても小さな人間になったような気分になります。でも、家計簿は日本人にとってメリットのほうが大きいでしょう。無駄遣い抑制や将来への安心感、仕事への熱意が生まれます。
真面目な日本人ならではのマネー術ですね。
ですが、逆に家計簿をつけるデメリットもあります。
家計簿におけるデメリットというのは、お金にうるさくなるということでしょう。
お母さんが
「○○の店では115円だけど××の店では95円なの!だから○○では買わないの!」
などとよく口にしていると、子どもにもその情報はインプットされます。日本ではせこい情報はなんだか恥ずかしいといった雰囲気があります。でも、子どもはその雰囲気が読めません。
「○○の店では20円高いから買っちゃ駄目って言われた」
などとよそで平気で口にします。家計簿つけのときは寡黙になりましょう。
出典: weblogforlove.com
お次はお金が貯まる家計簿のつけ方について学んでみましょう。
・家計簿の項目
・家計簿をつける頻度
・管理の仕方
の3つをご紹介します。
家計簿というのは簿記のように決まった枠組みがありません。だからこそイージーで自分の好きなように項目を設定できるのですが、まっさらな状態で家計簿をつけろと言われても困惑してしまいます。
家計簿は3つの分野に分けて考えてみましょう。
・収入
・支出
・投資
収入には以下のものが含まれます。
・所得
・資産/引出金
・借金
支出には以下のものが含まれます。
・食費
・住居費
・水道光熱費
・被服費
・交通費
・医療費
・教育費
・こづかい
・交際費
・車両費
・税金
・社会保険費
・貯金
・借金の返済
投資には以下のものが含まれます。
・投資信託
・株式売買
・FX
意外なのは、借金が収入にもなるということです。借りたものとはいえ、そこから生活費をまかなっていくわけですから収入の枠組みになります。
細かく支出をわけたい人は項目を増やしてきっちり管理しましょう。逆にものぐさな人は使った額だけ記録する方法もあります。
家計簿は毎日つける必要はありません。というのは、日によってはお金を使わない日もあるし、忙しくて電卓をたたく暇のない人もいるからです。
「○○しなければならない」
という縛りは家計簿から足が遠のいてしまうきっかけになります。家計簿つけの頻度は自分のペースに合わせたいのですが、たまってしまうと人間は腰が重くなってしまいます。
そこで頻度別に気をつけたいことをまとめてみました。
(毎日つける派)
毎日家計簿をつけられる人は比較的マメできっちりした人が多いでしょう。レシート管理もうまく、自分のペースがつかめている人です。問題ありません。
ただ、細かすぎて家計簿をつけることにストレスを感じないよう気をつけましょう。イライラするものは長続きしません。
(1週間分まとめてつける派)
生活が忙しかったり、面倒くさがりやの人に多いパターンです。1週間分の収支をつけることになるため記録に時間がかかります。ある程度の時間を取りましょう。また、レシートのない買い物にも注意が必要です。まとめてつける派の人はスマホや手帳にメモ欄を作成し、不意の出費にも対応できるようにしましょう。
(1ヵ月分まとめてつける派)
超多忙もしくはとっても面倒くさがりやの人に多いパターンです。1人でやると挫折してしまう可能性が高いでしょう。配偶者と一緒に確認しながら家計簿をつける等の方法で逃げを作らないようにします。
また、日々の使途不明金は30日ともなると膨大な量です。こちらもスマホなどにメモをしておき、忘れずに支出項目に入れるようにしましょう。
家計簿は
・手書き
・スマホアプリ
・パソコン管理
の3つで行うのが一般的です。それぞれの特徴を見てみましょう。
(手書きの特徴)
・どこでも記録可能
・レシート貼りや計算する手間が発生
(スマホアプリの特徴)
・アプリが自動的に計算してくれる
・スマホがないと使えない
(パソコン管理の特徴)
・エクセルできっちり管理
・パソコンがないと使えない
使い勝手はそれぞれにメリットデメリットがあり、一概にどれが良いとは言えません。それぞれの特徴を知った上で自分にあったものを使うことが賢いやり方です。
家計簿がなんたるかがわかったところで、今度は実践編です。最近人気急上昇中のスマホアプリから見ていきましょう。
1.2秒家計簿おカネレコ
出典: www.atpress.ne.jp
App Storeのファイナンスランキングで常に上位に位置している神アプリは「2秒家計簿おカネレコ」。多くのメディアやネットサイトで紹介されているアプリだけあり、300万人がダウンロードしているという優良アプリです。
(特徴)
・1ヶ月単位で収支を作成
・支出項目は増減可能
・レシート読み込み機能は有料
・115カ国通貨に対応
・日本語・英語・中国語に対応