菌を気にしすぎるのも良くありませんが、毎日口に入れる歯ブラシ。せっかく口の中をきれいにしようとしているのに、その歯ブラシが雑菌だらけでは困りますよね。歯ブラシの適正な交換時期ってどれくらいなのでしょうか。また、汚いハブラシを使い続けるとどんな問題があるのでしょうか。
歯ブラシはどれぐらいの頻度で変えていますか?
およそ30パーセントが2~3カ月で交換
出典: naturalista11.rssing.com
調査によるとおよそ30パーセントの方が2~3カ月も同じ歯ブラシを使用するそうです。
口の中はもともと雑菌がいっぱいです。そんな口の中に入れる歯ブラシも実は雑菌でいっぱい。
水分のあるところには細菌は必ずいるといいます。食べかすや水分の残った歯ブラシは雑菌のかっこうのすみかなのです。
便器の水の80倍の細菌が!?
出典: mentalfloss.com
台湾の歯科医が行った科学実験では、3週間以上使った歯ブラシに、100万個以上の細菌が付着していたそうです。これはなんと、便器の水に含まれる細菌数の80倍というから驚きです。
適正な期間は1カ月です
歯ブラシの交換の適正な期間は1カ月といいます。もともと人の口の中には、雑菌がたくさんいます。健康な人であれば通常、歯ブラシに付着している雑菌は気にする必要は全くありません。
しかし1カ月以上たった歯ブラシには細菌が繁殖しすぎて感染症を引き起こす恐れが出てきます。
同じ歯ブラシを使い続ける危険性
日和見感染症の可能性
出典: www.sparshclinic.com
口の中には、口腔内常在菌といって一定量の細菌が存在しています。つまり口の中は雑菌だらけ。歯ブラシに付着した細菌くらいでは、健康な人なら気にすることは無いのです。
しかし体の弱いお子様やお年寄りには危険なこともあるので心配です。
出典: adequateparenting.com
健康な人にとってはなんということもない毒性の低い細菌に対して発症してしまう感染症を日和見感染と言います。
幼児やお年寄りは抵抗力が弱いので日和見感染を起こすことがあります。病み上がりの病人なども注意が必要ですね。乾燥しやすく手入れのしやすいナイロン製の歯ブラシがおすすめです。きっちり乾燥させて、1カ月を過ぎたら替えるようにしましょう
広がった毛先が危険!
出典: kakaakodentistry.com
歯ブラシを交換せずずっと使い続けると毛先が広がってきますね。毛先が広がると歯ブラシの毛の弾力が無くなり、歯が上手に磨けなくなります。
そうなると汚れがきちんと落とせないので歯垢がたまりやすくなり、虫歯の原因になります。また広がった毛先が歯茎を傷つける可能性もあります。
口腔ケアはインフルエンザの予防にも効果アリ
出典: www.howtogetridofaheadachetips.com
清潔なブラシで歯磨きを行うことでインフルエンザの予防や感染後でも、インフルエンザの症状の重症化を防げるという研究結果があります。
古いハブラシを使い続けていると、歯がよく磨けていない可能性があります。そうなると当然、口内環境は良い状態とは言えず、その結果インフルエンザにかかりやすくなってしまいますね。
インフルエンザが流行する時期には、ぜひ歯ブラシも短期間で取り換えるようにして念入りに歯磨きをしましょう。
出典: www.citydentalaurangabad.com
また口の中が不潔な状態であるとインフルエンザの治療薬が効きにくくなる可能性もあります。
インフルエンザの予防、対策は口の中の衛生管理から!と言えますね。
対処法
トイレの近くには置かない
出典: news.selfdoctor.net
トイレ、洗面所、風呂場が一つになった、いわゆる3点ユニットバスにお住まいの方、注意してください。歯ブラシをトイレのそばに置いていませんか?
トイレを流すときに多くの病原菌が広がることを「トイレット・プラム」と言うそうです。流すときの水の勢いで菌が空気中に拡散するんですね。大腸菌や微生物ウィルスなどが飛び散ります。
そんなトイレの近くに、口の中に入れる歯ブラシを置いておくのは危険ですよね。
キャップをした状態で保管しない
出典: www.freshdental.com
自宅ではあまりないかもしれませんが、職場でのランチのあとの歯磨きブラシ、キャップをしたまま保管していませんか。キャップだけでなく歯ブラシケースに入れたままの状態も同じように不衛生になりやすいです。
ケースやキャップの中の歯ブラシは乾燥しにくくその内部で雑菌が繁殖しやすくなります。極力ケースから出して乾燥させましょう。
広がってきた歯ブラシは捨てよう
出典: dental-iq-salon.com
歯ブラシの交換の目安は大体1カ月です。しかし、見た目において毛先が広がってきたら1カ月たっていない物でも交換した方が良いでしょう。
広がった毛先の歯ブラシは正常に磨けず歯垢がたまる原因になりますし、歯茎を傷つける可能性があります。
人との歯ブラシの共有はやめよう
出典: rilane.com
他人の体が保有している菌は自分のものとは違います。違うものが体内に入るとやはり、抵抗力が弱っているときなどには、感染しやすくなります。
歯ブラシの共有はやめましょう。
複数のブラシを1つのコップに保管しない
歯ブラシの毛先同士が触れ合う危険があるので、やめた方が良いです。歯ブラシ同士が触れ合ってしまうと、歯ブラシを共有しているのと同じことになります。
よく乾燥させよう
出典: www.sodahead.com
水のあるところには、細菌は数多く存在しています。歯ブラシは良く洗い水けを切ったあと乾燥させましょう。歯ブラシを持ち歩いて出先で磨く際も、濡れたままケースに入れずなるべく乾かすようにしましょう。
歯ブラシスタンドもお手入れしよう
出典: www.huffingtonpost.com
意外に盲点なのが歯ブラシスタンドです。お手入れを怠って、水あかがたまりヌルヌルしていませんか。定期的な掃除が必要です。
清潔をたもちましょう!
出典: www.muji.eu
1カ月ごとに交換する癖をつければ、歯ブラシにつく細菌について神経質になる必要はありません。とくに消毒をする必要もないでしょう。ただお年寄りや小さなお子様は、抵抗力も弱いので注意してあげましょう。
およそ30パーセントが2~3カ月で交換
出典: naturalista11.rssing.com
調査によるとおよそ30パーセントの方が2~3カ月も同じ歯ブラシを使用するそうです。
口の中はもともと雑菌がいっぱいです。そんな口の中に入れる歯ブラシも実は雑菌でいっぱい。
水分のあるところには細菌は必ずいるといいます。食べかすや水分の残った歯ブラシは雑菌のかっこうのすみかなのです。
便器の水の80倍の細菌が!?
出典: mentalfloss.com
台湾の歯科医が行った科学実験では、3週間以上使った歯ブラシに、100万個以上の細菌が付着していたそうです。これはなんと、便器の水に含まれる細菌数の80倍というから驚きです。
歯ブラシの交換の適正な期間は1カ月といいます。もともと人の口の中には、雑菌がたくさんいます。健康な人であれば通常、歯ブラシに付着している雑菌は気にする必要は全くありません。
しかし1カ月以上たった歯ブラシには細菌が繁殖しすぎて感染症を引き起こす恐れが出てきます。
日和見感染症の可能性
出典: www.sparshclinic.com
口の中には、口腔内常在菌といって一定量の細菌が存在しています。つまり口の中は雑菌だらけ。歯ブラシに付着した細菌くらいでは、健康な人なら気にすることは無いのです。
しかし体の弱いお子様やお年寄りには危険なこともあるので心配です。
出典: adequateparenting.com
健康な人にとってはなんということもない毒性の低い細菌に対して発症してしまう感染症を日和見感染と言います。
幼児やお年寄りは抵抗力が弱いので日和見感染を起こすことがあります。病み上がりの病人なども注意が必要ですね。乾燥しやすく手入れのしやすいナイロン製の歯ブラシがおすすめです。きっちり乾燥させて、1カ月を過ぎたら替えるようにしましょう
広がった毛先が危険!
出典: kakaakodentistry.com
歯ブラシを交換せずずっと使い続けると毛先が広がってきますね。毛先が広がると歯ブラシの毛の弾力が無くなり、歯が上手に磨けなくなります。
そうなると汚れがきちんと落とせないので歯垢がたまりやすくなり、虫歯の原因になります。また広がった毛先が歯茎を傷つける可能性もあります。
口腔ケアはインフルエンザの予防にも効果アリ
出典: www.howtogetridofaheadachetips.com
清潔なブラシで歯磨きを行うことでインフルエンザの予防や感染後でも、インフルエンザの症状の重症化を防げるという研究結果があります。
古いハブラシを使い続けていると、歯がよく磨けていない可能性があります。そうなると当然、口内環境は良い状態とは言えず、その結果インフルエンザにかかりやすくなってしまいますね。
インフルエンザが流行する時期には、ぜひ歯ブラシも短期間で取り換えるようにして念入りに歯磨きをしましょう。
出典: www.citydentalaurangabad.com
また口の中が不潔な状態であるとインフルエンザの治療薬が効きにくくなる可能性もあります。
インフルエンザの予防、対策は口の中の衛生管理から!と言えますね。
トイレの近くには置かない
出典: news.selfdoctor.net
トイレ、洗面所、風呂場が一つになった、いわゆる3点ユニットバスにお住まいの方、注意してください。歯ブラシをトイレのそばに置いていませんか?
トイレを流すときに多くの病原菌が広がることを「トイレット・プラム」と言うそうです。流すときの水の勢いで菌が空気中に拡散するんですね。大腸菌や微生物ウィルスなどが飛び散ります。
そんなトイレの近くに、口の中に入れる歯ブラシを置いておくのは危険ですよね。
キャップをした状態で保管しない
出典: www.freshdental.com
自宅ではあまりないかもしれませんが、職場でのランチのあとの歯磨きブラシ、キャップをしたまま保管していませんか。キャップだけでなく歯ブラシケースに入れたままの状態も同じように不衛生になりやすいです。
ケースやキャップの中の歯ブラシは乾燥しにくくその内部で雑菌が繁殖しやすくなります。極力ケースから出して乾燥させましょう。
広がってきた歯ブラシは捨てよう
出典: dental-iq-salon.com
歯ブラシの交換の目安は大体1カ月です。しかし、見た目において毛先が広がってきたら1カ月たっていない物でも交換した方が良いでしょう。
広がった毛先の歯ブラシは正常に磨けず歯垢がたまる原因になりますし、歯茎を傷つける可能性があります。
人との歯ブラシの共有はやめよう
出典: rilane.com
他人の体が保有している菌は自分のものとは違います。違うものが体内に入るとやはり、抵抗力が弱っているときなどには、感染しやすくなります。
歯ブラシの共有はやめましょう。
複数のブラシを1つのコップに保管しない
歯ブラシの毛先同士が触れ合う危険があるので、やめた方が良いです。歯ブラシ同士が触れ合ってしまうと、歯ブラシを共有しているのと同じことになります。
よく乾燥させよう
出典: www.sodahead.com
水のあるところには、細菌は数多く存在しています。歯ブラシは良く洗い水けを切ったあと乾燥させましょう。歯ブラシを持ち歩いて出先で磨く際も、濡れたままケースに入れずなるべく乾かすようにしましょう。
歯ブラシスタンドもお手入れしよう
出典: www.huffingtonpost.com
意外に盲点なのが歯ブラシスタンドです。お手入れを怠って、水あかがたまりヌルヌルしていませんか。定期的な掃除が必要です。
出典: www.muji.eu
1カ月ごとに交換する癖をつければ、歯ブラシにつく細菌について神経質になる必要はありません。とくに消毒をする必要もないでしょう。ただお年寄りや小さなお子様は、抵抗力も弱いので注意してあげましょう。
コツ・ポイント
歯ブラシの毛と毛の間に食べかすがたまっている状態は避けましょう。不潔になってしまいます。毛先も広がっておらず、食べかすが詰まっていない歯ブラシでも、1カ月たったものは交換した方がベターです。とくにこれから、インフルエンザが流行りだす時期は、歯ブラシも早めに交換して予防に努めましょう!