みなさんは、家の中で季節を取り入れている場所はありますか?毎シーズン、変化をつけやすい場所、それは「ダイニング」。毎日の食卓から、季節を表現していきましょう。そこで今日は春らしいテーブルコーティネート特集!それぞれ、どんなモチーフを使ってコーディネートしているのか、その表情の違いをご堪能ください♪
春の色、桜色をメインにしたコーディネート
ちょっと前まで、冷たい雪が降った季節。水色のボトル中の水が、雪解け水を思わせます。
そこに生けたのは桜の木。花をたくさんつけているその木も、つぼみも、テーブルに春らしい景色を作ります。
新緑をイメージしたグリーンでコーディネート
寒さで枯れていた木々が息を始めた季節。
そんな春に相応しい色は、新緑をイメージさせる緑です。黄緑で柔らかい雰囲気をつくり、爽やかな白でまとめます。
また、コケの色なども、実は春に相応しい色。日本ではコケを使った装飾雑貨も見かけますね。
小道をイメージした、グリーンと水仙の掛け合わせ
サーモンピンクのあたたかみのあるテーブルクロスに、小道に咲く小ぶりな水仙を並べて。
そのまま外にありそうな風景に、作られた感じのしない、自然の雰囲気が味わえます。
春の花たちをテーブルに並べて
チューリップ、シロツメクサ、水仙などの、春の草花をテーブルにふんだんに並べたコーディネートです。
フレッシュグリーンのテーブルクロスにも、花がほどこされていたり、植物が咲いた春の地面の色をイメージさせます。
青で、爽やかさを全開にしたコーディネート
パープルの妖艶な色が印象的な、大人エレガンス。
青は、晴れた青空や、新しい息吹をイメージさせるので、春にぴったりのカラーです。
センターピースにゴージャスにお花で盛って
ふんだんに盛った花のタワー。グラスの中にレイアウトされたような花の姿は、花瓶に生けた花とは違った表情をみせますね。センターピースとして見て楽しむインパクトのある花をテーブルに置いても新鮮です。
一輪挿しでも優雅なのが春の植物です
茎を思い切り短くして、一輪挿しにした瓶をテーブルにいくつか並べてみましょう。
大きな花束もいいですが、さりげない一輪の花も、みんなでテーブルに載れば賑やかになり、一気に明るい雰囲気にしてくれます。
瓶の水が見える風景も、雪解けの季節を思わせます。
白のチューリップ×マリン色のボーダー
水色の爽やかなテーブルランナーは、ボーダーをほどこして、初夏の先取り。
奥に見えるアイボリーのチューリップも、甘く新しい季節を感じさせてくれるモチーフです。
蝶が可愛く飛び交う花畑をイメージして
動きのあるポップなダイニングです。それも、春の訪れを告げる生き物、蝶をモチーフにしたから。
蝶モチーフのマグネットやペーパークラフトもよく見かけるようになりました。お子様と画用紙で蝶を作ってみても楽しいですね。
ラベンダー色×蝶でぐっと優しく
こちらも蝶もチーフ。
しかし雰囲気がぐっと大人なのは、グリーンのグラスで植物をイメージしたり、ボリュームをぐっと落とした花の使い方にあります。
差し色にだけ取り入れる春らしい配色
白とベージュのテーブルリネンという、ごくシンプルなベースに、緑やオレンジの差し色を少量にコントロールした絶妙なテー物コーディネート。
緑のフラワーベースは、色を問わず使える割に差し色としてインパクトもあり、とっても便利です。
花をジェルの中に閉じ込めて
生き物には寿命があります。でもプリザーブドフラワーや、加工した花なら、一年を通して楽しめます。
結婚式などでよく見られる、こうした花器の中にゼリーで固めて楽しむスタイルも、花を活かした美しい装飾です。
新芽を思わせる球根もおすすめ!
新入学、ご進級、ご就職など、これから気持ちを新たにするイメージが強い春。
球根植物は、発芽や育成に時間がかかりますが、新しい芽がゆっくりと根付いていく様子は、人の生活にも似ています。
春にふさわしい植物のひとつです。
台地に根を下ろしているかのように花を生けて
フラワーベースに小石やお菓子などをいれて、一輪の花が地面から根付いているかのように生けた、一工夫ほどこしたテーブルコーデです。
花の色に合わせて瓶の中が可愛い色でまとまっていますね♡小石や、お菓子のチョコレートやキャンディでも可愛いアイディア花瓶になります。
バラと小花で花束風に
白い小花を間に挟んで花束をスタイリングする時のように、メインのバラに小花を背景に飾ったフラワーコーディネート。
細身の瓶に小分けで生けると、少量でもボリューム感がでます。
こんなふうにリボンをあしらっても上品
一本ずつ、リボンで結わえ、テーブルクロスにオン。
食器に直接飾っても美しい
食器に花を直接のせて楽しむスタイリング。
華やかな手元が実現します。ゲストにもおすすめのコーディネートです。
コツ・ポイント
「春」を感じさせるアイテムといっても、実に様々。それだけ、テーブルコーディネートの数もバラエティがあります。
ダイニングに限らず、欲しい色に応じて植物を選ぶことは、コーディネートの基本になります。
春は、そういった意味では、植物が急に豊富になるシーズンですので、こんなに多くのパターンが生まれるのですね。