リビング学習のメリットを効果的に引き出す学習環境づくり

自分の部屋の方が集中できる!なんていいながらも、小学生くらいだと誘惑に負けてついついマンガや遊びに手が伸びてしまいますよね。勉強することが苦手な子ほど、リビング学習がオススメなんです。
子どもが勉強しないで遊んでないかを見張るためにリビング学習をさせるのではなく、リビング学習によって得られるメリットがいっぱいあるんです。

メリット①　家族のそばだと落ち着いて学習できる。
メリット②　わからないところがあったらすぐに聞くことができる。
メリット③　集中力が切れたときに声がけができる。

などなど。
さらに適度な雑音の中の方が、集中力が身に付くそうです。有名大学生などもリビング学習をしていた子が半数以上いるのだとか。

リビング学習の効果をアップさせるためには、親として気を付けなければならないポイントがあります。

家事をしていたり、家の中のことをしていても、手を止めてきちんと耳を傾けてあげてください。ママが即答できなくても、一緒に考えてあげることで信頼関係にも繋がります。

宿題で難しい問題につまづいて手が止まる、集中力が切れる、なんて事ありますよね。そんな時、ついつい｢こんなこともわからないの？｣｢早くやりなさい！｣は厳禁ですよ。

子どものやる気がそがれてしまうような言い方はやっぱりNG。ちょっとくらいの息抜き、大人だって必要ですよね。その辺はちょっと多めに見てあげましょう。

多少雑音がある方が集中力アップにつながるという話もあります。
しかし、いくら雑音OKだとしても、テレビを大音量で見る、お菓子を食べる、などはもちろん控えてあげましょう。
また疲れてきて姿勢が崩れたりしたら、声掛けをしてあげるなどの配慮も。