夏本番に向けて、快適な寝心地を作る準備は整っていますか?インテリアによって、実際の寝床内温度や体感温度が下がるといわれており、寝具のコーディネートが快適な夜に影響しているようです。寝室をちょっと替えるだけで生活がぐんと快適になるならやるしかない!今日は、シーサイドな雰囲気ただよう夏らしいベッドリネン使いを学んでみよう♡
花柄などの春のカラフルコーデから・・・
春は、気分がアップするパステルカラーや花柄などで、明るいベッドリネンを取り入れたい季節でした。
マリンな雰囲気漂う夏ボーダーへ♡
夏は、涼感と軽やかさのあるボーダーを使ったベッド周りにしてみましょう。
マリンの雰囲気を作る必須パターンは、色とボーダー。青、白、引き締めのネイビーなどを使って3色展開するのがおすすめです。一般的なマリンパターンは、青×白の2色ボーダー、また青×白×赤のトリコロールカラーなどですが、今回は、このようなマリンカラーにネイビーをプラスしたスタイルをコーディネートしていきましょう。
①今回のベースカラーは「ネイビー」!
今回は、ボックスシーツの基本色をネイビーに設定して、ベッドリネンをコーディネートしていきます。白やグレーなどの中和色が映える色合いですが、夏は布団もネイビーだとやや重め。そこで、布団を明るい色に変えてみます。
布団カバーを白に!
すると、こんなに軽やかに。
これも使える
こちらのカバーは、Francfranc シアナス コンフォーターケースダブル(白/ネイビー)。表面がシワのような加工で清涼感が抜群で、通気性もよく夏ぴったりのアイテム。
ネイビーもあります。無地のネイビーよりも軽装感があるデザイン。クッションや枕で差し色を楽しむ場合には、こうした落ち着いたデザインをベースにするのも◎。
白布団を選ぶ時は、真っ白も良いですが、デザイン入りのほうがセンスアップ!
その際は白の面積が多いボーダーにしましょう。せっかくの軽さ出しが、太いボーダーだと重くなってしまいます。
必ずしも紺のラインでなくても、ベージュなども相性がいい色。
②アイテムを足していこう!
ベッドリネンは、ベースカラーに合わせやすいデザインを混ぜながらイメージを作っていきます。
そこで白とネイビーに、ボーダーを取り入れていきましょう。
ボーダーの中に、ストライプも意外に溶け込みます。今回のベッドシーンでも、大きめボーダーの中にアクセントでストライプやチェックを入れています。
あまり柄を多くしたりするとかえってバランスを悪くするので、ベースカラーがしっかり分かる程度の数を用意しましょう。
これも合う!■薄手の夏布団&マットレスカバー
夏場は、寝苦しいときとちょっと冷える時に備え、温かさの異なるかけ布団を上手に使って体温調整しましょう。
梅雨時期のように涼しい日もあったり、真夏でさえ夜中と朝方では気温が違ってきます。そんなときに、お腹を冷やしたり思わぬ風邪を防ぐために厚めの軽い布団も一枚持っておきたいアイテム。こちらはIKEAの夏布団。さりげなくボーダーが入ってる♪
※この配色のいいところ♪
このカラーコーデの良いところは、花柄など季節の柄も合わせて楽しめるところ。秋を意識するなら、ブラウン系も取り入れてもよさそう。
それでは、ベッドに合わせていくアイテムを見ていきましょう。
③コーディネートアイテム ■ストールやブランケット
ちょっと肌寒い時や、読書をするときなどに使えるストールをベッドサイドに用意して。最後にアクセントとして加えるとコーディネートの失敗が少なくなるでしょう。柄が少ないなと思ったら、ストールをボーダーにしてもいいですね。
■サイドテーブル
円は、空間を丸くする効果と、軽さを出してくれる効果があるため、角のある家具よりも目に重くない形状。サイドテーブルは、小ぶりの丸形をチョイスして。上記のベッドコーディネート写真で使用したのは、「normann COPENHAGEN(ノーマン コペンハーゲン)」。※リプロダクトもあります。筆者も愛用中。
黒もあります。夏なら断然白の方が軽いですが、黒は季節を問わない汎用性もある色でもあります。
また、三脚の長さも長短ありますので、ベッドの高さに合わせて。
ちなみに
春はこんなパステルコーディネートが旬でした。
他にも、夏におすすめの組み合わせ「グレー×白×水色」
たとえばこの写真の水色のように透け感のあるシアカーテンを加えてみる。この差し色一枚で涼しい印象が作れますね。
IKEAシアカーテン「TERESIA/テレスィア」(L250×145㎝)。シアーカーテン1組。色展開はホワイト、ターコイズ他。
ベッドリネンに使うなら、ピローケースを2色展開、そしてアクセントカラーに1色、涼感カラー3色で軽快にまとめてみましょう。こうした淡い薄手の色でも3色ならトーンが暗くなりすぎません。1色だと、涼しい色でも占める面積が大きい分、かえって重く見えることがあります。
素材にも着目!
夏らしい素材を意識しよう!素材で全然体感が異なります。
・麻:ウォッシャブルな物が多く、お手入れがしやすい。麻の涼しさを感じるクレープ加工(シワ)を施した薄手のものが多い。
・タオル地、ワッフル地(コットン):汗を吸い込んでくれたり、発散性に優れているので、夏場の夜にはぴったり。