「畳はフローリングに変えて・・」リフォームや新築の際、そんな会話をよく聞きます。畳は部屋の利用方法が限られがちで使えない?いえいえ、結構使える代物です。
畳は太古からの日本の文化
和室が減ってきた昨今、畳を知らない子どもたちが増え「1畳ってどのくらいの広さかわからない。」言う人が増える時代も遠くないかも・・。「畳は世界に類がない日本固有の文化である。(Wikipedeia)」え!それじゃあ畳を大事にしないと!
横になるのにピッタリ。
地域によって採用しているサイズに違いがありますが、畳は約180センチ×約90センチが基本。
これって標準的な大人が1人昼寝するのにピッタリのサイズですね。そしてフローリングより柔らかい!
読書にもピッタリ。
畳にごろりしながら読書なんて最高です。広げると大きい新聞、ソファーで読むと読みづらいけど、畳ならなんのその。本もすぐ横に置けて、溜まっていた本もどんどん読めちゃいます。
物書きにもピッタリ。
和室に文机なんて粋。文机なら広さ的にも高さ的にもとってもコンパクト。使わない時にはちゃぶ台代わりにもできちゃいます。
ヨガにもピッタリ。
ヨガマットは購入不必要。畳の上でい草の香りを感じてリフレッシュしながらヨガを!
体操の練習にもピッタリ。
でんぐり返しや逆立ち。フローリングで失敗すると激痛ですが、ソフトなクッション性のある畳ならへっちゃら。畳の上はお子様の体育のプライベートレッスン場と化します。
赤ちゃんにもピッタリ。
赤ちゃんがいる方にはやっぱり畳です。座っておもちゃで遊んでよし、布団を敷けばベッドと違って落ちる心配がありません。畳があればよかった、そう思う日が必ず来ます。
畳がないという方に
うちには畳の部屋はない・・。そういう方には置畳という手があります!置畳は好きなところにおけるから使い方はとってもフレキシブル。平安時代は現在のように敷き詰めるスタイルではなく、置畳のように板床に敷くクッションの一種の様な感覚で使われていたそう。
コツ・ポイント
畳の良い所は日本の気候にあっていること、そして何よりもやさしい肌触り。従来の固定概念をなくし、生活の一部に畳がある生活を取り入れてみませんか?