布団シーツの選び方や人気商品、お手入れ方法まとめ

ではあなたにぴったりの布団シーツ選びを始めましょう！シーツを選ぶにあたって大まかな決め手となるのが、「素材」、「デザイン」、「保温性」の3つです。この3つのポイントを押さえて、季節や使い心地の面で一番ふさわしいシーツを選ぶことが大事なんですよ。

まずはたくさんある素材の持ち味について知ることから始めてみましょう。天然素材から合成繊維までその幅は広く、個性も豊かです。「肌触り」や、「汗の吸収力」、「湿気の逃がしやすさ」、「あたたかさ」など、寝心地を左右する要素で比較検討してみましょう。

素材の次は、シーツの形状や柄のデザインにもこだわりたいですね。

ポイントは、掛け布団カバーを剥いだ状態でもインテリアとして楽しめるか、いろいろな掛け布団カバーと合わせやすいデザインかの2点です。重ね着の中に着るシャツをイメージしてみてください。シャツだけでも良し、上に羽織っても良しであれば言うことなしですよね♪

よく洗濯するものですし、シーズンごとにベースとなるシーツを何枚か買い揃えておくと、アレンジもしやすいですね。

冷たいままちっとも温かくならいシーツなんて冬場は最悪ですよね。それは「汗を吸い込む力」と「湿気を放出する力」の両方が弱いか、バランスがとれていないことが原因なんです。シーツのせいで風邪をひいてはつまらないので、保温性にもしっかり着目しましょう。

5,000年前という遥か昔から愛され続けている綿は、天然素材として人気が高いですよね。肌触りも良く、汗を吸い込む力も高い綿は、干すことで湿気を上手に放出してくれる素材です。またデメリットとしては日に当たると黄変色しやすいという点が挙げられます。

麻は綿よりも更に歴史の古い、人類最古の繊維というから驚きです。繊維の中が空洞になっているので、汗を吸って逃がす力が一番高い素材です。表面に適度にデコボコがあり、肌触りもサラッとしています。夏にはぴったりのシーツといえるでしょう。

麻には、硬くチクチクした肌触りの「ラミー麻」や、衣服にも使われるやわらかい「リネン麻」などがあります。使い始めは洗濯した際に若干の縮みが出たり、しわになりやすいというデメリットがありますが、使い込むほどにクタリとした味わいのある風合いが生まれます。

先ほどご紹介した綿と麻の混紡繊維です。コットンリネンという呼び方の方が馴染み深いでしょうか。

麻は毛羽立った肌触りが独特ですよね。その肌触りを綿を混紡することでより柔らかく、使い勝手良くした素材です。保温性と通気性がいいいので、麻だけとは違い、1年を通して使える素材です。

透け感のあるやわらかなガーゼ生地を二重構造で織った素材です。透湿性をそのままに、高い吸汗・保温力を実現ししています。見た目や肌触りともにふんわりやわらかく人気のある素材です。保温性もあり、あたたかい寝心地です。

意外と丈夫で、プリント柄も多いんですよ。

綿をベロアに仕立てたコットンベロアには表面に細かな起毛があり、ビロードのようにしなやかで温かいんです。光の加減によって光沢を発するのも特徴です。

デメリットは強い摩擦に弱いことです。洗濯しても毛羽（けば）が乱れにくいシーツも販売されていますよ。

いわゆるタオル地ですね。それだけに吸汗力は高く、子どもの寝汗や汗かきの方におすすめの素材です。こちらも保温性に優れています。

パイル地で気をつけるべきことはその表面の密度です。パイル（表面の輪っか）がぎっしり密集していればそれだけ肌触りも良くなります。

汗の量や暑さ寒さに対する感じ方は人によって違いますから一概にはいえませんが、上記の解説をひとつの目安にお好みの素材を選んでみてくださいね。他にも丈夫なポリエステルなどがよく使われていますよ。

掛け布団カバーや枕カバーとコーディネートもできるラインナップをご紹介します。掛け布団との組み合わせが可愛いアイテムですよ。

目を見張るほどの白さが美しいシンプルなリネンフラットシーツです。使えば使うほどにやわらかな風合いが増していきます。リネン麻を使用していてこの価格は嬉しいですね。

オーガニック栽培のインド綿を使った高密度のサテン生地の感触が、まるで高級ホテル仕様のシーツを思わせます。とろみ感が上質の眠りにいざなってくれますよ。

洗いざらしのやわらかな肌触りが楽しめる、ライトピンクの細かいボーダーが入ったシンプルなカバーセットです。やさしい色合いがナチュラルで落ち着く空間をつくってくれますね。

最初から使い慣れた肌触りが楽しめるシーツを含むカバーセット。ライトピンクの無地シーツに、チェックの掛け布団がカントリーテイストで可愛いですね♪ラインナップは下のボタンからどうぞ。

女の子はいくつになっても可愛いアイテムが大好きですよね。大人でも子供でも「可愛い！」と毎日楽しめるベッドシーツは何だろうと考えてみました。是非参考にしてみてくださいね。

こういったホワイトクラシカルな家具と合わせればお姫様の寝室の完成です。特にフレンチシックがお好きな方は、ご紹介した白のベッドカバーで姫系コーデを楽しんでみてはいかがでしょうか。

他にもいろいろなシーツカバーがありますよ。気になる方はのぞいてみてくださいね♪

こんな風にインテリア次第で北欧モダンテイストにもなります。黒い壁面と対象をなして、空間のコントラストを際立たせる役割を発揮していますね。

また、掛け布団カバーの色を変えればどんなインテリアにも合わせやすいのが白無地のシーツの魅力です。

布団シーツには汚れを防ぐ役割があります。というのも、人は毎晩寝ているときにコップ1杯程度の汗ををかきます。世界的に見て日本はシーツの洗濯をあまりしない国だそうですが、夏場であれば週1回、そして冬場であれば2週間に1回洗濯するのが理想だそうです。

洗って干す時間がないときは、洗わずに干して乾燥させるだけでも防ダニという観点からみればとても有効です。汗も飛びますし夜布団に入ってひんやり、ジメッとした寝心地を回避できます。

お家の中でもいいので、ぜひ朝のひと手間に干して湿気を飛ばしておきましょう。

洗濯機にシーツをそのまま投入すると生地が傷んだり、毛羽立ちやシワができる原因になるので汚れが気になる部分を表にして、屏風（びょうぶ）だたみをしてから洗濯ネットに入れて洗いましょう。

CMでもよく見かけますが、青空の下でシーツを干すのは実はNGなんです。シーツに関しては繊維が傷むので陰干しが良いのだそうです。特に綿は日光に当てると黄ばんでしまうんです。

おすすめの干し方は2本の竿を平行させ、間に弛みをつくってMの字に影干しすることです。

毛玉が付きにくい素材と付きやすい素材があることにお気づきでしょうか？

付きにくい素材は「綿」です。意外な感じもするかもしれませんが、毛玉が付きやすいのは、人工的な混紡素材の方なんです。使用している内に中の素材がほぐれて毛玉になって出て来るんですね。

シーツの毛玉には、電動毛玉クリーナーよりも食器用スポンジがいいという噂があるので調べてみました。

あの硬いザクザクした面でシーツの繊維に沿ってこすると、毛玉が集まってくるというのです。ネット上でも実際にスポンジを試した方が多く見受けられました。結果、軍配は電動毛玉クリーナーに上がったようです。

実際にスポンジでこすってみると分かるのですが、毛玉も取れはしますがその跡に毛羽立ちが残るのです。生地の傷み方が激しく出る素材もありますので、ここは電動毛玉クリーナーの力を素直に借りることにしましょう。

Amazonで人気の電動毛玉クリーナーをご紹介しますね♪

特にフローリングに布団を直に敷いている方はご注意していただきたいのですが、湿度が高いままだとどうしても点々と黒いカビがシーツに生えてしまいます。残念ながら普通に洗濯してもカビは取れませんよね。

そこで白いシーツの場合は、塩素系漂白剤に1時間ほどつけ置きしてみてください。ただし、お風呂掃除用の漂白剤は使用しないでくださいね！変色します！必ず布用の漂白剤を使用してくださいね。あとは洗濯して干すだけです。

発生から時間が経つと中々落ちませんから、見つけ次第お手入れしてくださいね。

漂白剤といえばハイターをお使いの方も多いかと思いますが、塩素系、酸素系どちらも「ハイター」と銘打ってあり紛らわしいのが難点です。一覧を上のボタンから見られますので、参考に見てみてくださいね。

柄モノの生地の場合は、以前こちらiemoでも取り上げられ反響の大きかった酸素系漂白剤を使います。酸素系漂白剤については以下のボタンのリンク先を参照してくださいね。

色物や、柄のついたシーツのカビ取りの際には色落ちにも気をつかわなくてはいけません。先ほどご紹介した塩素系漂白剤ではなく、ワイドハイターなどの酸素系漂白剤を使用してください。やはりこちらも1時間ほど漬け置きして洗うか、煮洗いという手もあります。

注意事項
■食べ物を作る鍋は絶対に使用しないこと。（煮洗い専用のホーローかステンレスの鍋を用意しておくといいでしょう）
■酸素系漂白剤と塩素系漂白剤は混ぜると死亡する恐れがあります。危険ですので絶対に混ぜないでください。

リンク先に詳しい煮洗いの方法が載っていますので参考にしてみてくださいね。