玄関のニッチに照明器具を取り付けて個性的な空間にする

住宅において収納は重要な問題で、できるだけ収納容量が多い方が室内を広く利用することができます。ただ、ニッチは壁に作られた棚ですが、収納設備として使用するのは本来の目的ではありません。玄関照明や花で家のイメージを演出する役割を担っています。

ニッチは必ずしも設置しなければならないものではありません。なくても支障はありませんが、あれば、花や絵画を飾ったり、照明器具を置いたり、壁面に取り付けるなどして個性的な雰囲気を作ることができます。おしゃれな住宅設備のひとつとして注目されています。

玄関にある凹みがあるけどうまく利用できずに、放置されていたりキーや不用品の物置になっていることがあります。有効に利用するには、柔らかい明かりの照明器具を置いたり、ペンダントライト、ダウンライトを埋め込むと明かりによる演出ができます。

玄関にニッチを設備するには、利用方法の計画を立てることが大切です。新築なら照明器具を平置き、上部取りつけ、天井埋め込みのいずれにするかによって工事が異なります。また、後付けの場合には壁面工事や電気関係の複数の工事が必要となりますので他のリフォームと同時に行うとよいでしょう。

ニッチの上部もしくは天井部分に取りつける照明には不透明、透明、ピンスポット、ユニバーサルと大きく4つの種類があります。LEDの実用化によって熱がこもる心配がなくなり、豊富なバリエーションの製品から選択できるようになりましたので、好みの器具を設置するとよいでしょう。