憧れのインダストリアルなお部屋にしたい！魅力や方法、インテリアの徹底紹介

近年では日本国内でも女性や男性限らず、インテリアを趣味としている方がどんどん増えてきています。そのためインテリアにもファッションと同様にトレンドなどがあり、自分のテイストにトレンドを組み合わせて自分らしいさまざまなお部屋にしている方も多いです。

そんなトレンドのインテリアの中で、2～3年ほど前から人気になっているインダストリアルなお部屋は女性をはじめ男性にも取り入れられるテイストとして人気が高いです。そしてヴィンテージ感の強い家具や雑貨を並べることで素敵なお部屋にすることができるインダストリアルテイストは、アンティークインテリアとともに多くの方に愛されています。

さらにヴィンテージな家具は普通に購入するとかなり高額にもなるため、多くの方は人気のDIYを活用して家具や雑貨にシャビー加工を施してヴィンテージ感のある仕上がりにしています。このDIYでリメイクしたヴィンテージ家具などもインテリアに組み込むことができるので、よりオリジナル性の高いインダストリアルなお部屋にすることができます。

インダストリアルなお部屋はアンティークのものとちがって、どこか男前風でクールな仕上がりにもなります。あなたのお部屋もそんなクールなインダストリアルのお部屋にして、誰もが憧れるインテリアにしてみませんか？

この記事ではそんなインダストリアルなお部屋にするためのポイントや、おすすめの家具や雑貨などのアイテム、インダストリアルなお部屋のお手本集などを徹底的にご紹介していきます。

インダストリアルなお部屋が気になるけどどうしていいのかわからない方や、おすすめのヴィンテージアイテムをチェックしたい方はぜひ参考にしてみてください！

ヴィンテージ感も強くクールでおしゃれなインテリアであるインダストリアルなお部屋ですが、このインダストリアルとはいったい何でしょうか？インダストリアル（industrial）とは英語で「工業的な」という意味合いになります。

このインダストリアルという言葉は、「インダストリアルデザイン」として工業製品のデザインとしても利用されています。「インダストリアルデザイン」は例にするとアイポッドといったものが代表的なデザインです。

話を元に戻してインダストリアルなお部屋は「工業的な」テイストのアイテムを取り入れたインテリアのことで、自動車工場やガレージなどのイメージにヴィンテージ感をプラスさせて仕上げてものを指します。イメージしやすい例として、アメリカの煉瓦素材の古い工場にヴィンテージな家具や、ロッカーなどの収納アイテムを置いたものが創造しやすいです。

インダストリアルなお部屋はこのアメリカの古いイメージを自分のお部屋に反映させたもので、金属素材のヴィンテージ家具や雑貨を使ったりすることで、古き良きイメージと近代的なものがうまくミックスさせたハイセンスなお部屋にすることができます。

そしてインダストリアルなお部屋にするには、ヴィンテージアイテムが必要になりますがこれらをすべてリーズナブルな素材でリメイクも可能なので、女性に限らず男性にも人気の高いインテリアの一種なんです。

今でこそインダストリアルなテイストのお部屋はおしゃれなインテリアとして確立されていますが、元々の発祥はどこから生まれたのでしょうか？アメリカでは第二次大戦前に建てられた煉瓦素材のものが今でも多く存在しています。

これらの古い建物はもともと工場だったスペースを住居にしていることもあり、天井も高くワンルームも広いので現在でも人気のお部屋にもなっています。そして欧米の人は家具などを新調する際も、ユーズドや蚤の市などでそろえたものを活用します。

そのため古い建物の一室にそういった家具を置くだけで、想像しただけでもおしゃれなお部屋になるのが分かりますよね。

特にニューヨークは昔から港町として栄えていたこともあり、工業や商業の中心地として発展してきました。

そのため戦前にはたくさんの工場も建設されてきた経緯があり、現在ではそれらの建物をうまく活用して住居にしています。その結果アメリカでは、自然にインダストリアルなお部屋ができあがる仕組みでもあるんです。

この古い工場に住居として活用する様子に憧れを抱いている方が多く、日本国内でも多くの方が徐々に実践しはじめます。そしてインダストリアルなお部屋にするためのルールやおすすめのアイテムをまとめることで、比較的多くのかたにもインダストリアルなお部屋を実践できるようにもなりました。

ではインダストリアルなお部屋にはどんな特徴があるのでしょうか？基本的なインダストリアルの定義は、古いレンガやセメントの壁に、古いスチールやアイアン素材の家具や雑貨を置クことで完成します。そのため全体的にヴィンテージ感があり、古い工場を思わせるようなものがインダストリアルなお部屋の特徴です。

そしてそこに古いパイプなどがむき出しになっているお部屋であれば、さらにインダストリアル感が強くなり無機質で無骨なテイストになります。そのためインダストリアルなお部屋はイメージ的にも男性的なインテリアの印象が強いのですが、トレンドのヴィンテージ感もあり女性にも注目度の高いテイストになっています。

インダストリアルなお部屋の魅力は何と言ってもヴィンテージ感の強いテイストにあります。スチールやアイアン素材の家具などは、時間とともに錆などが付着していきますよね。以前であればそんな錆がついた家具や雑貨は嫌煙されてきた存在ですが、インダストリアルなお部屋にはなくてはならないアイテムなんです。

そしてそれらの錆がついたり塗料が剥がれた家具や雑貨をお部屋のいたるところに飾ることによって、全体も風合いのあるおしゃれなインテリアになります。

そしてインダストリアルなお部屋の他の魅力として、パイプ製品やスチール家具などメタル感をインテリアに組み込んでいることです。

金属素材の家具や雑貨をお部屋にプラスさせることで、インテリアも一気に無機質な印象になります。その上金属素材のアイテムを日用品などに組み合わせることで、日常的なものと非日常的なものがうまくマッチして絶妙なハイセンスのお部屋にしてくれるんです。

他にもインダストリアルなお部屋は白や黒など、カラーの中でもベーシックなものを基調とします。そのため全体的なイメージも落ち着いており、より大人のインテリアを目指すことができるんです。

そんなインダストリアルなお部屋、ますます自分のお部屋に取り入れてみたくなっちゃいますね！

話はちょっとそれますが、最近よく聞くようになったアンティークやヴィンテージといった言葉は、どれも使い古したものというようなイメージがありますよね。この記事でもヴィンテージという言葉がたくさん出てきますが、これらの違いはどこにあるのかご存知ですか？

インテリア用語としてよく聞く古めかしいような言葉は、「ヴィンテージ」「アンティーク」「レトロ」といったものが良く使われます。これらの用語は見た感じの雰囲気で使用している方も多いです。

ですが実際は作られた年代やどのぐらい時間がたっているかで言い方を変えるのが正しい様で、「ヴィンテージ」は製品が作られてから約100年以内経過しているものを指します。

逆に「アンティーク」は製品が作られてから約100年以上経過したものを指し、「レトロ」は3つの言葉の中で定義が一番曖昧といわれており、他の二つを総称して「レトロ」という使い方もできます。

インダストリアルなお部屋には、この中でも比較的近代的なデザインが組み込まれているヴィンテージの家具や雑貨を使って、インテリアを仕上げていくのがベースになっていきます。

ここまではインダストリアルなお部屋の基本知識た特徴、魅力などをご紹介していきましたが、実際にインダストリアルなテイストをお部屋に取り入れたい場合はどんなポイントが必要なのでしょうか？ここからはそんなインダストリアルのお部屋にするためのポイントをいくつかご紹介していきます。

これからインダストリアルなインテリアに挑戦したい方も、ぜひ参考にしてみてください♪

インダストリアルなお部屋にするにはまず第一に壁や床といった、お部屋を構築するために最低限必要な部分に金属や木材の素材を使ったものを使うことが重要です。その他セメント素材を使ったコンクリートなども、壁や床に使われているとより理想的なインダストリアルのお部屋にすることができます。

上記でもお伝えしましたが、インダストリアルとは「工業的な」という意味合いがあるので、お部屋にも工場やガレージを想像させるようなベース作りがポイントとなってきます。

インダストリアルなお部屋にするには、ベース作りも重要ですがそのあとはお部屋全体の色を選んでいくことになります。近年は外資系の家具ブランドも日本で簡単に手に入るようになりましたが、インダストリアルなお部屋にするために選ぶ製品には色選びにもポイントがあります。

それは白や黒といったモノトーンの物から、ベージュやブラウンといったアースカラーを選ぶことでインダストリアルなお部屋に近づけることができます。これらの色合いはどんな製品にもベーシックな色として使われていることもあり、ニュートラルカラーとも言われています。

インダストリアルなお部屋にしたい場合、使用する素材が金属やセメントといったナチュラルさとは若干かけ離れた素材を活用していきます。そのためこういったニュートラルなカラーを選んで、生活にもなじみやすい落ち着いた風合いを出すのがポイントになってきます。

ときには赤や黄色なども使いたいといった方も多いでしょうが、その場合は雑貨などをちりばめてアクセントにする程度が良いです。

お部屋内のカラーを選んだところで、インダストリアルなお部屋にするためには照明にもこだわりを持っていきたいものです。インダストリアルなテイストをお部屋に取り入れたい場合には、照明にも金属製のものがおすすめです。

特に工場などで使われている、業務用デザインの照明が手ごろに購入できる時代にもなっています。その上雑貨屋さんによってはヴィンテージ加工を施された商品なども手に入るので、うまく活用してお部屋にインダストリアルな照明をプラスしていきましょう。

お部屋のベース作りや照明の後にはもちろん家具も必要になってきます。家具は上記でもご紹介したとおりに、ヴィンテージの物を選んでいきましょう。

ヴィンテージの家具とは少し近代的なデザインのもで、比較的に50～60年程度のものが理想的ではありますが、やはり本格的なヴィンテージはすでに製造されていないものがほとんどなので価格的にも高級になりがちです。

そこで最近はヴィンテージ風の加工がされた家具やデザインなどが流通しているので、手ごろに済ませたい方はそちらもチェックしてみましょう。他にも手元にある家具をあえてヴィンテージ加工をすることもできるので、そちらも後述を参照してみてください。

家具も選んだところで、インダストリアルなお部屋に仕上げをしていきましょう。残りは小物や雑貨などで、よりインダストリアルなテイストを演出していきます。これらの雑貨にもやはり金属的なものを選んでいくと、よりお部屋もおしゃれな風合いになってきます。そして雑貨も家具と同じようにヴィンテージ加工をされたものがたくさん流通しているので、ショップや通販などで気軽に購入できます。

他にも配管やパイプなどを活用したアイデア雑貨なども見つけることができるので、よりインダストリアルなお部屋に仕上げることができます。

インダストリアルなお部屋を目指したいけれど家具や雑貨は値段的にもかなり高級なので、なかなか手を出すのも一苦労です。そこでいつもの雑貨屋家具にヴィンテージ加工をすることで、お部屋の雰囲気も一気にインダストリアルな風合いになります。

ここではそんなヴィンテージ加工の方法を、簡単ですがご紹介していきます。

ヴィンテージ加工を気軽にするには、まず道具をそろえるところからはじめていきましょう。材料は日用品でもあるスポンジとインクがあればOKです。

スポンジはなるべく気泡がたくさん入っているものが理想的です。インクはアクリルなどでもいいですが、色はブラウン系のものが良いです。今回はアイテムに錆風の加工をすることが目的なので、赤茶の色があれば十分です。

空き缶もいいですが、ヴィンテージ加工をマスターしたら手持ちの家具にも試してみたくなりませんか？お気に入りの家具にもペインとでヴィンテージ加工をしていけば、インテリアも一気にインダストリアルなお部屋に変身していきます。

加工は大きなものになるほど時間もかかるので、自分のペースで少しずつ行っていけばできあがりを想像しつつ作業できるので楽しくなってきますよ♪

ここからはネット通販で購入できるヴィンテージテイストの家具や雑貨をご紹介していきます。こちらは脚の部分にパイプを使ったテーブルで、パイプ部分もブラウン系なのでよりヴィンテージテイストな一品に仕上がっています。

こちらはアイアンと木材を組み合わせた椅子で、中心の取っ手をひねることで椅子の高さも調整できる商品です。

収納家具もインダストリアル風にしてよりおしゃれなお部屋に近づけていきましょう。こちらはフロント部分に文字でデザインを施されており、カジュアルでクールな一品です。

パイプと金網のような素材を組み合わせたウォールラックは、お部屋のアクセントにもおすすめの商品です。値段的にも手ごろなので取り入れやすい一品ですよ！

こちらは下部にワゴンが付属されたパイプハンガーです。キャスターも付いており、気軽に移動しやすいのも特徴です。

こちらは重ねることで収納棚のようにできるワイヤーバスケットで、取り出しやすいデザインなので人気の商品でもあります。値段は一個の値段なので、購入する際はご注意ください！

文房具や細かいものを収納するアイテムもブリキ素材のものを使って、細かな部分までインダストリアルなお部屋にしていきましょう。

こちらは高さを調整できる照明で、デスク横に置いたりソファ横に置くなどするとお部屋の雰囲気もムードな演出にできます。デザイン自体もインダストリアルなテイストなので、比較的単品でも取り入れやすい商品です。

こちらはパイプを使ったような風合いのペンダントライトで、まさにインダストリアルなテイストの雑貨ともいえます。こちらは天井からも吊り下げれるように使用するものなので、いくつか購入してお部屋一気にインダストリアルに仕上げていきましょう。

こちらはランプシェード部分に金属素材を使ったもので、同じく天井から吊り下げるタイプなのでお部屋の雰囲気もインダストリアルな風合いを醸し出すことができます。

インダストリアルなお部屋にするためのポイントや商品を紹介してきましたが、せっかく家具や雑貨を揃えてもどんなお部屋にしていこうか迷ってしまうものです。ここからはインダストリアルなお部屋を実践している方々の、お手本をまとめていきます。

アイアンと木材を組み合わせたテーブルをヴィンテージなソファと合わせて、上品なインダストリアルのお部屋にしています。窓際にはグリーンもプラスしてナチュラル感を出しています。

こちらは全体的にヴィンテージな風合いの木造にしており、照明にもインダストリアルなテイストをだしたお部屋です。植木などのグリーンをちりばめてより、柔らかなお部屋にしています。

こちらもヴィンテージな風合いのソファを中心に、風合いの良い木材をベースにしたお部屋です。比較的インダストリアルはテイストは少ないですが、所々に金属素材のものをプラスしてさりげなさを出しています。

白を基調としたお部屋に金属素材の照明やヴィンテージのテーブルを並べて、上品なインダストリアルのお部屋にしています。

煉瓦素材の壁に、ヴィンテージなソファを置いただけで大人インダストリアルなお部屋にすることができます。

こちらも白を基調としたお部屋ですが、テーブルにヴィンテージ感のあるものを置いて存在感を出しています。

こちらはパイプのむき出しのお部屋でまさに以前工場だった建物を居住空間にしたものですが、ヴィンテージ加工のテーブルやいすを置いただけでも素敵なインダストリアルのお部屋にしています。

こちらは比較的アンティークに近いストーブを白を基調としたお部屋に置いて、エレガントなインダストリアルのお部屋にしています。

キッチンスペースをインダストリアルなテイストにするのはかなり難しいですが、こちらは古い風合いの木材をうまく使、小物には黒のものをえらんでインダストリアルなテイストのお部屋にしています。

こちらはベージュ系やグレーなどホワイト系のお部屋に、アルミ素材のテーブルをおいてモダンなインダストリアルのお部屋にしています。天井には大きなサイズのペンダントライトでヴィンテージ感も出しています。

パイプがむき出しのカウンターキッチンにもペンダントライトで、間接照明を活かしたようなインテリアにしています。

コンクリートや古いレンガの壁のキッチンには木材のカウンターを設置して、大人のインダストリアルのお部屋にしています。照明のターコイズブルーが良いアクセントにもなっています。

白の煉瓦をベースにした壁に金属と木材を組み合わせたウォールラックで、軽くインダストリアル感を出しています。棚にはキッチン雑貨たグリーンを組み合わせてナチュラル感も出しています。

古いレンガ素材の壁にはハンドメイド風のベッドを置いて、上品なインダストリアルのお部屋に仕上げています。写真などを壁にいくつか飾って、モダンさを出しています。

古いレンガの壁のお部屋には、パレットを使ったベッドにサイドテーブルを置いて柔らかなインダストリアルのお部屋にしています。

比較的にモダンなお部屋にはスチール素材の収納棚を置い、インダストリアル感をさりげなくプラスしたお部屋にしています。

モロッカン風スタイルのタイル床にグレー系のベッドを置いて、アンティークな風合いも感じるインダストリアルなお部屋にしています。

アイアン素材の重厚な引き戸の奥には、上品なベッドルームで落ち着いた風合いのインダストリアルなお部屋にしています。

古いアイアンパーツを並べたようなデザインの壁紙をベースにしたお部屋に、ベッドやスチール製の棚を置いて、スチームパンク風のクールなインダストリアルのお部屋にしています。

煉瓦素材の壁のバスルームに古