和時計って知っていますか?不定時法と呼ばれる、昔の時間の数え方に合わせ、現代の時間と一緒にあらわす、とても複雑な時計です。据え置き型、腕時計、懐中時計と今静かにブームを起こしている和時計、その複雑で不思議な魅力をご紹介していきます。
和時計って…
出典: www.syohbido.co.jp
和時計、と言われてすぐに、ああ知ってる!と思う方は少ないのではないでしょうか。和柄の時計なの?と思われる方も多いでしょうが、和時計とは昔の日本、江戸時代から使われていた時計のことです。
当時の日本は不定時法という独特の時間の数え方をしていました。
そこに西洋から機会時計の技術が入ってきたのですが、その時計は定時法(今の日本と同じ)をベースに作られていたので、そのままでは当時の日本の時間は数えられなかったんですね。
せっかくの技術なのだから、と工夫に工夫を重ねてつくられたのが和時計です。
和時計とは
出典: 4travel.jp
和時計が作られたのは16世紀、江戸時代のことですね。
当時の日本は今の私たちが使っている時間の数え方とは違う、日の出と日の入りを基準にした不定時法と呼ばれる数え方をしていました。
ですので、当時から既に定時法で作られていた、時計の技術を不定時法でも使えるようにしたのです。江戸時代から明治初期まで使われていて、置時計から掛け時計、中期以降には小型化したものも出てきていました。ひどく高価でメンテナンスや時計の調整などが大変なこともあり、庶民の間では使われることはなく、大名や豪商のステータスになっていました。
大名が持っていたときは、時計番というメンテナンス専門の職人もいたとか。
不定時法
出典: fuji-san.txt-nifty.com
上でも何度か出ている単語ですが、そもそも不定時法って何だろう?ですよね。
今の日本や世界中で使われているのは「定時法」といい、一日を24で等分割して、時間の長さは季節によらず一定だとしているものです。
不定時法はこれとは違い、日の出と日没を基準にしていました。
日の出のおよそ30分前を明け六つ、日没のおよそ30分後を暮れ六つとして、その間の昼夜それぞれを6等分していました。
その一つ分が「一刻」になります。一刻の半分が半刻、今の一時間とほぼ同じです。
そしてこの数え方だと、季節によって一刻の長さが違ってくることになります。冬は夜の時間が長く、夏は昼の時間が長くなっていたわけですね。
当時の人たちにとっては、日が暮れてしまえば仕事はおしまいなのですから、なんら問題の無いことでしたが、時計を作る職人たちが頭を悩ませるところでした。
仕組み
一定時間で動く時計に不定時法を合わせる、というのは頭の痛いことだったのではないでしょうか。
ですが、見事にあわせて見せたんですね。
しくみとしては、時計の速度を制御する天符(てんぷ)の使用、分銅を使った早さの調節、動力部分に錘やぜんまいが使われるなど、基本は西洋の時計と変わりませんでした。
不定時法に合わせる要になったのが「一挺天符(いっちょうてんぷ)」「二挺天符(にちょうてんぷ)」と呼ばれるしくみです。
それぞれ振り子と同じように時計の速さを制御するものです。
不定時法では昼夜の長さが違うために、毎日朝夕と錘の位置を変え、早さの調節をしていました。
二挺天符は毎日の錘移動のわずらわしさを解消するために、考案されたものです。
昼夜それぞれの天符を設置し、時間が来れば自動的に天符が入れ替わるようになっていました。
季節に対応するために、15日ごとの錘移動があったそうです。
独特な文字盤
出典: neez-watch.com
不定時法を使っていたとき、時間の呼び方は干支と漢数字を使って呼ばれていました。丑三つ時だよ、などと怪談や時代劇などで聞いたことは無いでしょうか?
ですので和時計の文字盤にも干支と漢数字が使われています。
ぱっと見ただけでは、どうやって読むんだろう?ってなりますよね。
十二支で24時間をあらわしていて、1つの干支に対してさらに四分割していました。
1つの干支が2時間ほどですので、4分割されたときは30分刻みになります。
上でも書いた丑三つ時でしたら、丑の一刻夜中の1時から3時の間の3つ目ですので、2時から2時半の間、と言うことですね。
結構細かく時間がわかっていたんですね。
和時計の種類
出典: ammo.jp
和時計にはその形状によって、掛け時計、やぐら時計、卓上時計、懐中時計などと様々な種類があります。
和時計も中期以降からは動力にゼンマイを使い出し、オルゴール付の和時計なんかもあったそう。
昔から日本人は手先の細かいことが得意だったんですね。
形状的にはどんどん洗練されていっていましたが、明治6年1月1日に定時法と太陽暦が導入されたことにより、定時法の時計に変わっていき、和時計の歴史は1度途絶えてしまいます。
和時計の腕時計が人気
そんな和時計の腕時計がいま静かに話題になっています。
そんなにも難しそうなのに、腕時計になっちゃったの?て感じですが、きちんと腕時計なんです。
現代の時間を一緒にあらわしているものから、文字盤も和時計そのものと違いこそありますが。
そんな素敵なものを作っておられるのが、菊野昌宏氏。
ここからは、菊野氏と作られている腕時計を紹介していきますね。
菊野昌宏氏とは
出典: www.roomie.jp
日本人ではじめてAHCI(独立時計師アカデミー)の正会員になった、新進気鋭の独立時計師です。
AHCIと言われても、馴染みのないものだと思いますが、1989年に結成され、数十人の独立時計師がメンバーになっているそう。
時計師にとっての権威ある世界的組織なんですね。
そんな組織からも認められる菊野氏。もともとはフランクミューラーにも在籍されていたそう。菊野氏の作られている時計は、全て一人で作っておられるそう。まだ30代の若い天才が作る時計は徹底的に和の世界観を打ち出したものばかりです。
そんな菊野氏が作られている和時計の紹介と、和時計の腕時計、和時計テイストの腕時計などを紹介していきます。
改
出典: www.wako.co.jp
菊野氏がAHCIに認められたときに作り上げたのが、不定時法腕時計でした。
この「改」はそのときの、不定時法腕時計をベースに作り上げられ物なんだとか。だから和時計「改」なんですね。
江戸時代の発明家、田中久重による万年時計に敬意を表し、文字盤の表記などを取り入れたそう。
文字盤上のインデックスが日々動くことによって、不定時法をあらわし、竜頭で針を早送りすることができます。青い針は不定時法を、紫の針は定時法の時刻をさしています。
金属の部品を作るところから、菊野氏は全て一人で手作りされています。
膨大な時間をかけて、精緻に作り上げられた芸術品に等しい腕時計です。
蜉蝣
出典: item.rakuten.co.jp
和時計をモチーフにしてつくられた、手作り腕時計です。
作者は日本の手作り腕時計の先駆者とも言われる、時計作家、篠原康治さん。「伝統と斬新さ・この相反する概念の融合」をコンセプトに多彩な手作り腕時計を作っておられます。
全て手作りでされているため、同じシリーズの時計でも微妙な違いがあり、自分だけの腕時計のように思えて、愛着がわくことと思います。
こちらは裏面に刻印を入れたり、ベルトのカラーバリエーションは、定番のダークブラウンからターコイズ、ワイン、カーキなどと豊富にありますので、プレゼントにもいいかも。
麻風
出典: item.rakuten.co.jp
こちらも篠原さんが作られている、和時計シリーズの一つ。「麻風」です。
シンプルながら、和時計らしい細かい意匠がほどこされていて、見ているだけでもレトロな気分にひたれそう。
花のようなモチーフの針が時間をさしています。
重厚感のある真鍮をメインに使っているので、使うほどに味わいが出、自分だけの腕時計になってくれそう。
こちらもベルトのカラーバリエーションが豊富にあるので、自分の好みにあったものに出会えそうですね。
江戸之刻
出典: www.syohbido.co.jp
不定時法を平成の今によみがえらせた、平成式和時計だそう。
12枚の別個のリングがついていて、月ごとに自分で表記を変える、本当に和時計のシステムを腕時計にされているんですね。
独特の文字盤の読み方なども、こまかく説明されているので困ることも無いのではないでしょうか。
自分でメンテナンスや調整などもするので、とても愛着のわく腕時計になりそうですね。
本格的な和時計が欲しい方に。
もしかしたら自分が知っている和時計の読み方と違う、といったこともあるかもしれませんが、あくまでメーカー独自の和時計として楽しんでくださいね。
鬼灯
出典: item.rakuten.co.jp
精緻な唐草模様が特徴的な八角系の和時計デザイン。
名前の通り、ほおずきを表しているようですね。
こちらも篠原さんが手がけている腕時計です。ベルトの止め具部分のデザインが、レトロな雰囲気をいっそう引き立ててくれていますね。
こちらのベルトのカラーバリエーションは3色。ダークブラウン、ブラック、ブラウンの落ち着いた3色展開。
真鍮の金色とマッチして、落ち着いた雰囲気をかもし出してくれます。時間を確認するのが楽しくなってしまいそう。
如月
出典: jhatime.com
こちらも篠原さんデザインの腕時計。
分厚い真鍮製のボディが目を引きますね。コロンとしたシルエットなのに、重厚さも持ち合わせています。パット見時計と言うよりは、ブレスレットのように見えてしまうかも。
時計の針の部分は小さいと言え、きちんと時間を刻んでくれます。
細めのベルトが上品に見せてくれますよ。
こちらもベルトのカラーバリエーションはダークブラウン、ブラック、ブラウンの3色展開。
霞
出典: item.rakuten.co.jp
繊細なカスミソウのモチーフが美しい、和時計デザインの腕時計です。
こちらも篠原さんデザインのもの。
他のものより少し華奢なので、洋服でも和装でもどちらでも似合いそう。柔らかな風合いやベルトのつなぎ目部分の金具などが、レトロ感を増してくれていますね。
かわいらしくもしっかりとした作りで、時計部分の風防もぷっくりと丸みを帯びているので、女性のプレゼントにも良さそう。
手元に花を添えてくれる腕時計です。
カラーバリエーションはダークブラウン、ブラック、ブラウンの3色展開。
懐中時計も人気
出典: item.rakuten.co.jp
こちらも篠原さんデザインの懐中時計。
台座がついていて、置時計としても2WAYで使えます。
女性の手のひらに簡単に納まるくらいの小さな懐中時計ですが、裏面にいたるまで繊細な飾り彫りが入っていて、高級感や重厚感もたっぷり。
付属のチェーンは少しごつごつとした感じですが、そのギャップが繊細なだけではない面を見せてくれるよう。
チェーンの付け替えも簡単にできます。
和装のときにこそ持っていると素敵かもしれませんね。こちらは防水の加工がされていないので、取り扱いには少し注意が必要になります。
自分で作れる和時計
デアゴスティーニ
出典: deagostini.jp
よくテレビのCMで宣伝されていますね。
毎週少しずつのパーツと共に、和時計に対する説明や歴史を学ぶことができるものです。
少しずつなので初心者でも、無理をすることなく組み立てることができて人気のあるシリーズです。
なかなか本格的なものができるので、お部屋のインテリアにもなりそう。
全部集めると少しお高くなりますが、週に一度ずつなら難しくないかもしれませんね。
残念ながら刊行は終了していますが、アマゾンなどで購入可能です。
大人の科学マガジン
出典: www.amazon.co.jp
二挺天符式の和時計の組み立て付録がついてくる、大人の科学マガジン。
子どものときに定期的に「科学と学習」とか買っていませんでしたか?本が来る日をワクワクしながら心待ちにしていたものです。
それの大人版ですね。
子どもの頃と同じようにワクワクできるかもしれませんよ。
こちらは一冊だけで全部つくれるので、すぐに実感したい方にいいかも。
和時計に関する歴史や説明、時間そのものに対する考え方など、読み物の方も充実しています。
こちらもアマゾンなどで購入可能です。
出典: www.syohbido.co.jp
和時計、と言われてすぐに、ああ知ってる!と思う方は少ないのではないでしょうか。和柄の時計なの?と思われる方も多いでしょうが、和時計とは昔の日本、江戸時代から使われていた時計のことです。
当時の日本は不定時法という独特の時間の数え方をしていました。
そこに西洋から機会時計の技術が入ってきたのですが、その時計は定時法(今の日本と同じ)をベースに作られていたので、そのままでは当時の日本の時間は数えられなかったんですね。
せっかくの技術なのだから、と工夫に工夫を重ねてつくられたのが和時計です。
出典: 4travel.jp
和時計が作られたのは16世紀、江戸時代のことですね。
当時の日本は今の私たちが使っている時間の数え方とは違う、日の出と日の入りを基準にした不定時法と呼ばれる数え方をしていました。
ですので、当時から既に定時法で作られていた、時計の技術を不定時法でも使えるようにしたのです。江戸時代から明治初期まで使われていて、置時計から掛け時計、中期以降には小型化したものも出てきていました。ひどく高価でメンテナンスや時計の調整などが大変なこともあり、庶民の間では使われることはなく、大名や豪商のステータスになっていました。
大名が持っていたときは、時計番というメンテナンス専門の職人もいたとか。
出典: fuji-san.txt-nifty.com
上でも何度か出ている単語ですが、そもそも不定時法って何だろう?ですよね。
今の日本や世界中で使われているのは「定時法」といい、一日を24で等分割して、時間の長さは季節によらず一定だとしているものです。
不定時法はこれとは違い、日の出と日没を基準にしていました。
日の出のおよそ30分前を明け六つ、日没のおよそ30分後を暮れ六つとして、その間の昼夜それぞれを6等分していました。
その一つ分が「一刻」になります。一刻の半分が半刻、今の一時間とほぼ同じです。
そしてこの数え方だと、季節によって一刻の長さが違ってくることになります。冬は夜の時間が長く、夏は昼の時間が長くなっていたわけですね。
当時の人たちにとっては、日が暮れてしまえば仕事はおしまいなのですから、なんら問題の無いことでしたが、時計を作る職人たちが頭を悩ませるところでした。
一定時間で動く時計に不定時法を合わせる、というのは頭の痛いことだったのではないでしょうか。
ですが、見事にあわせて見せたんですね。
しくみとしては、時計の速度を制御する天符(てんぷ)の使用、分銅を使った早さの調節、動力部分に錘やぜんまいが使われるなど、基本は西洋の時計と変わりませんでした。
不定時法に合わせる要になったのが「一挺天符(いっちょうてんぷ)」「二挺天符(にちょうてんぷ)」と呼ばれるしくみです。
それぞれ振り子と同じように時計の速さを制御するものです。
不定時法では昼夜の長さが違うために、毎日朝夕と錘の位置を変え、早さの調節をしていました。
二挺天符は毎日の錘移動のわずらわしさを解消するために、考案されたものです。
昼夜それぞれの天符を設置し、時間が来れば自動的に天符が入れ替わるようになっていました。
季節に対応するために、15日ごとの錘移動があったそうです。
出典: neez-watch.com
不定時法を使っていたとき、時間の呼び方は干支と漢数字を使って呼ばれていました。丑三つ時だよ、などと怪談や時代劇などで聞いたことは無いでしょうか?
ですので和時計の文字盤にも干支と漢数字が使われています。
ぱっと見ただけでは、どうやって読むんだろう?ってなりますよね。
十二支で24時間をあらわしていて、1つの干支に対してさらに四分割していました。
1つの干支が2時間ほどですので、4分割されたときは30分刻みになります。
上でも書いた丑三つ時でしたら、丑の一刻夜中の1時から3時の間の3つ目ですので、2時から2時半の間、と言うことですね。
結構細かく時間がわかっていたんですね。
出典: ammo.jp
和時計にはその形状によって、掛け時計、やぐら時計、卓上時計、懐中時計などと様々な種類があります。
和時計も中期以降からは動力にゼンマイを使い出し、オルゴール付の和時計なんかもあったそう。
昔から日本人は手先の細かいことが得意だったんですね。
形状的にはどんどん洗練されていっていましたが、明治6年1月1日に定時法と太陽暦が導入されたことにより、定時法の時計に変わっていき、和時計の歴史は1度途絶えてしまいます。
そんな和時計の腕時計がいま静かに話題になっています。
そんなにも難しそうなのに、腕時計になっちゃったの?て感じですが、きちんと腕時計なんです。
現代の時間を一緒にあらわしているものから、文字盤も和時計そのものと違いこそありますが。
そんな素敵なものを作っておられるのが、菊野昌宏氏。
ここからは、菊野氏と作られている腕時計を紹介していきますね。
出典: www.roomie.jp
日本人ではじめてAHCI(独立時計師アカデミー)の正会員になった、新進気鋭の独立時計師です。
AHCIと言われても、馴染みのないものだと思いますが、1989年に結成され、数十人の独立時計師がメンバーになっているそう。
時計師にとっての権威ある世界的組織なんですね。
そんな組織からも認められる菊野氏。もともとはフランクミューラーにも在籍されていたそう。菊野氏の作られている時計は、全て一人で作っておられるそう。まだ30代の若い天才が作る時計は徹底的に和の世界観を打ち出したものばかりです。
そんな菊野氏が作られている和時計の紹介と、和時計の腕時計、和時計テイストの腕時計などを紹介していきます。
出典: www.wako.co.jp
菊野氏がAHCIに認められたときに作り上げたのが、不定時法腕時計でした。
この「改」はそのときの、不定時法腕時計をベースに作り上げられ物なんだとか。だから和時計「改」なんですね。
江戸時代の発明家、田中久重による万年時計に敬意を表し、文字盤の表記などを取り入れたそう。
文字盤上のインデックスが日々動くことによって、不定時法をあらわし、竜頭で針を早送りすることができます。青い針は不定時法を、紫の針は定時法の時刻をさしています。
金属の部品を作るところから、菊野氏は全て一人で手作りされています。
膨大な時間をかけて、精緻に作り上げられた芸術品に等しい腕時計です。
出典: item.rakuten.co.jp
和時計をモチーフにしてつくられた、手作り腕時計です。
作者は日本の手作り腕時計の先駆者とも言われる、時計作家、篠原康治さん。「伝統と斬新さ・この相反する概念の融合」をコンセプトに多彩な手作り腕時計を作っておられます。
全て手作りでされているため、同じシリーズの時計でも微妙な違いがあり、自分だけの腕時計のように思えて、愛着がわくことと思います。
こちらは裏面に刻印を入れたり、ベルトのカラーバリエーションは、定番のダークブラウンからターコイズ、ワイン、カーキなどと豊富にありますので、プレゼントにもいいかも。
出典: item.rakuten.co.jp
こちらも篠原さんが作られている、和時計シリーズの一つ。「麻風」です。
シンプルながら、和時計らしい細かい意匠がほどこされていて、見ているだけでもレトロな気分にひたれそう。
花のようなモチーフの針が時間をさしています。
重厚感のある真鍮をメインに使っているので、使うほどに味わいが出、自分だけの腕時計になってくれそう。
こちらもベルトのカラーバリエーションが豊富にあるので、自分の好みにあったものに出会えそうですね。
出典: www.syohbido.co.jp
不定時法を平成の今によみがえらせた、平成式和時計だそう。
12枚の別個のリングがついていて、月ごとに自分で表記を変える、本当に和時計のシステムを腕時計にされているんですね。
独特の文字盤の読み方なども、こまかく説明されているので困ることも無いのではないでしょうか。
自分でメンテナンスや調整などもするので、とても愛着のわく腕時計になりそうですね。
本格的な和時計が欲しい方に。
もしかしたら自分が知っている和時計の読み方と違う、といったこともあるかもしれませんが、あくまでメーカー独自の和時計として楽しんでくださいね。
出典: item.rakuten.co.jp
精緻な唐草模様が特徴的な八角系の和時計デザイン。
名前の通り、ほおずきを表しているようですね。
こちらも篠原さんが手がけている腕時計です。ベルトの止め具部分のデザインが、レトロな雰囲気をいっそう引き立ててくれていますね。
こちらのベルトのカラーバリエーションは3色。ダークブラウン、ブラック、ブラウンの落ち着いた3色展開。
真鍮の金色とマッチして、落ち着いた雰囲気をかもし出してくれます。時間を確認するのが楽しくなってしまいそう。
出典: jhatime.com
こちらも篠原さんデザインの腕時計。
分厚い真鍮製のボディが目を引きますね。コロンとしたシルエットなのに、重厚さも持ち合わせています。パット見時計と言うよりは、ブレスレットのように見えてしまうかも。
時計の針の部分は小さいと言え、きちんと時間を刻んでくれます。
細めのベルトが上品に見せてくれますよ。
こちらもベルトのカラーバリエーションはダークブラウン、ブラック、ブラウンの3色展開。
出典: item.rakuten.co.jp
繊細なカスミソウのモチーフが美しい、和時計デザインの腕時計です。
こちらも篠原さんデザインのもの。
他のものより少し華奢なので、洋服でも和装でもどちらでも似合いそう。柔らかな風合いやベルトのつなぎ目部分の金具などが、レトロ感を増してくれていますね。
かわいらしくもしっかりとした作りで、時計部分の風防もぷっくりと丸みを帯びているので、女性のプレゼントにも良さそう。
手元に花を添えてくれる腕時計です。
カラーバリエーションはダークブラウン、ブラック、ブラウンの3色展開。
出典: item.rakuten.co.jp
こちらも篠原さんデザインの懐中時計。
台座がついていて、置時計としても2WAYで使えます。
女性の手のひらに簡単に納まるくらいの小さな懐中時計ですが、裏面にいたるまで繊細な飾り彫りが入っていて、高級感や重厚感もたっぷり。
付属のチェーンは少しごつごつとした感じですが、そのギャップが繊細なだけではない面を見せてくれるよう。
チェーンの付け替えも簡単にできます。
和装のときにこそ持っていると素敵かもしれませんね。こちらは防水の加工がされていないので、取り扱いには少し注意が必要になります。
出典: deagostini.jp
よくテレビのCMで宣伝されていますね。
毎週少しずつのパーツと共に、和時計に対する説明や歴史を学ぶことができるものです。
少しずつなので初心者でも、無理をすることなく組み立てることができて人気のあるシリーズです。
なかなか本格的なものができるので、お部屋のインテリアにもなりそう。
全部集めると少しお高くなりますが、週に一度ずつなら難しくないかもしれませんね。
残念ながら刊行は終了していますが、アマゾンなどで購入可能です。
出典: www.amazon.co.jp
二挺天符式の和時計の組み立て付録がついてくる、大人の科学マガジン。
子どものときに定期的に「科学と学習」とか買っていませんでしたか?本が来る日をワクワクしながら心待ちにしていたものです。
それの大人版ですね。
子どもの頃と同じようにワクワクできるかもしれませんよ。
こちらは一冊だけで全部つくれるので、すぐに実感したい方にいいかも。
和時計に関する歴史や説明、時間そのものに対する考え方など、読み物の方も充実しています。
こちらもアマゾンなどで購入可能です。
コツ・ポイント
いかがでしたでしょうか?
和時計というのは耳慣れない方も多かったかもしれませんが、日本が誇る高い技術力から出来上がったものでした。
不定時法に対応した時計は、日本の和時計だけだそう。昔からの技術の高さと、レトロさが素敵な和時計の腕時計も、機会があったら接してみてくださいね。
紹介した腕時計なども、プレゼントに最適かもしれません。