玄関は来客が初めて目にする場であり、宅配の人などが来る場所でもあり、何よりも外出から我が家に帰ってホッとする場所です。美しくてホッとする空間に模様替えするコツを紹介します。
1、玄関に必要なものを選ぶ
靴だけでなく、鍵や傘、帽子やストールや手袋などの出かけに持つべきもの、宅急便用の印鑑など、細々したものが玄関にはあふれています。模様替えを始める前に、それらを棚卸ししましょう。
特に靴はどうしても溢れてしまいがちです。収納場所がないならばシーズンオフのものは物置に移動するなどして余裕をもたせましょう。
2、玄関に入る時に目にするものはまずは床
玄関に入ったらまずは靴を脱ぐという作業をするのですから、必ず床に目を落とします。この床を明るいイメージに変えるだけでも、模様替えの効果は絶大です。カッティングシートを買ってきて貼り付けましょう。その際、段差のある部分と同系色にすると、段差に気が付かずに転倒したりと危険です。気をつけて色を選択します。
また、小さなグリーンなども心を和ませてくれます。
3、ものを定位置に収納
玄関で靴を履いてしまってから、「やっぱり傘がいる」「寒いからマフラーと手袋となると、靴をぬぐのは面倒です。模様替えで、これらのものを集中収納しましょう。靴を履いて手が届くスペースに、突っぱり式のパーテーションーラックをおきます。天井まで届く突っ張り棒を2本用意して、メッシュパネルを結束バンドで何ヶ所が固定すると同様のものができます。これに、S字フックやレターホルダーなどを使って必要なものを掛けていきます。
4、玄関の死角と目立つ場所を使い分ける
玄関に入って一番に目に入る位置には、美しいリトグラフや心和む写真などを掛けて目線をそらしましょう。逆にドアの開閉部分の上は入ってきた時は目に止まりません。突っ張り棚と軽い布製の収納具などで、シーズンオフの靴などの置き場にしましょう。出かける時に嫌な気分にならないように、ものをそのまま置くのはダメです。
5、どうしても脱ぎ捨ててしまう靴は
背の低いスツールやベンチを玄関の靴履きかえスペースに置くと脱ぎ捨てた靴が隠せます。その下に脱いだ靴を脚でチョイチョイと押しこめば、行儀は悪いですが、視界からは消えます。ポイントは背が低いことです。大人が座って普通の高さのものならば、パネルを付けたりカバーをかけたりして、側面をある高さまでは隠します。散らかった靴でスペースは圧迫されるより、ちょっと鞄を置いたり座って靴が履けるスツールがずっと有効です。
6、ものに反応して点灯するライトやほんのり香るアロマで明るく出迎える
ひとり暮らしだったり、深夜で家族が寝静まっている中に帰るのは本当に虚しいものです。今は動くものに感知して点灯するライトがあります。また、アロマ機能のあるものもあります。玄関ではずっとつけてる訳ではないので、電池式がコードが邪魔にならず良いと思います。これを活用することで、玄関の空気や明かりまでを模様替えできます。明るくリラックスできる我が家が出迎えてくれます。