あなたのおうちではどんな洗濯機を使っていますか?その機能に満足していますか?もし買い替えをお考えなら、ぜひ正しい洗濯機の選び方を知って、家族やライフスタイルにぴったりの洗濯機を見つけましょう!これを知っていれば失敗しない!洗濯機の選び方をまとめました。
洗濯機の種類を知ろう
洗濯乾燥機
出典: style.design-kaden.net
洗濯機能と乾燥機能との両方を持ち合わせたタイプです。
簡易乾燥機とはちがい衣類を完全に乾燥させることができます。
縦型は高温で乾燥させるヒーター方式、ドラム式はヒーター方式のほか、60℃くらいの温風を循環させて乾燥させるヒートポンプ方式の2種類があります。
温度の低いヒートポンプのほうが衣類を傷めずに乾燥させることができます。
簡易乾燥機付き洗濯機
出典: www.dezeen.com
ほとんどの全自動洗濯機に搭載されている機能です。
風を送り長時間高速脱水する仕組みで、衣類を完全に乾燥させるものではありません。
室内干しの補助作用があるので、少しでも早く乾かしたい梅雨時や冬の時期に使用するとよいでしょう。
タオルや下着など化繊の少量のものなら、ほぼ乾燥した状態に仕上がりになります。
全自動洗濯機
出典: news.kakaku.com
洗い、すすぎ、脱水までを自動的に行う洗濯機のことです。
乾燥機能なしのものをいいますが、現在はほとんどのタイプに簡易乾燥機能がついています。
ほとんど乾燥機能を必要としないで汚れ落ちなどの洗浄力を重視しているのなら縦型の全自動洗濯機をおすすめします。
反対にドラム式のものは全自動洗濯乾燥機なので乾燥重視の人にむいています。
ドラム式と縦型、どう違う?
ドラム式の特長を見てみよう!
出典: homemydesign.com
主にドラムが回転して衣類を持ち上げて下に落とす「たたき洗い」と、ドラムを急速に回転させて小刻みに衣類を動かす「もみ洗い」の合わせ技で衣類をきれいにします。
運転中に衣類同士が絡みにくいので、洗濯物のシワや傷みが少ないと言われます。さらに、使用する水の量も少なくて済むので、節水性が高いことも特長の一つです。
出典: internet-homework.com
乾燥のやり方にも、ドラム式と縦型では違いがあります。
ドラム式ではヒートポンプ(熱交換器)乾燥方式という乾燥の方法があります。これは、ヒートポンプで湿気を含んだ空気を除湿して機外に排出し、乾いた温風で衣類を乾燥させることができるというもので、簡単に言うと除湿機で乾燥させるのと同じようなものです。運転中熱くなり過ぎないので、衣類を傷めにくいという利点があります。ふんわりと柔らかく仕上がります。
ドラム式のデメリットも知っておこう
出典: magazine.kakaku.com
メリットの多いドラム式ですが、デメリットもあるんです。
それは前述のとおり水量が少なくすむため、水に溶けた染料の濃度が高くなり、色移りしやすいという点です。色柄ものは分けて洗うなどの対策が必要となります。
また洗剤や柔軟剤の量が適正でないと洗濯物に残りやすく、黒ずみが目立つこともあります。こちらは、洗剤や柔軟剤の量を守ることによって防げます。
出典: kakaku.com
また、少ない水で洗うことにより、タオルのパイルが寝てしまうので、ごわついた感触になってしまうこともあります。この場合は、乾燥機能を使うことでまたパイルが立ち上がるので、風合いがよくなります。
最近ではパナソニックより、洗濯の脱水の工程の後に送風することで洗濯物をほぐすことでごわつきをおさえる「ジェットほぐし」機能を持つタイプも出ているので要チェックです!
横型と斜めドラムの違いは?
出典: www.e-tessac.com
横型は海外製品に多くみられるタイプです。
横向きのドラムが衣類を回転して持ち上げて下に落とす「たたき洗い」で洗濯します。
斜めドラムは横型と縦型の良いところが合わさった日本で主流のタイプです。
投入口も斜め上をむいているので縦型よりも中が見やすく、横型のようにしゃがむ必要もありません。
洗濯途中でのドアの開閉も横型はできませんが斜めなら可能です。
縦型の特長も見てみよう
出典: livingpedia.net
節水性やデザイン性、乾燥性能などから、一時期はドラム式が主流となりましたが、最近では縦型洗濯機のよさにサイド注目が集まっています。
縦型の場合、洗濯槽にためた水の中で水流を起こして撹拌し、「こすり洗い」をすることで汚れを落とします。こすり合わせるようにして洗うため洗浄力も高く、泥汚れなどにも強いのが特長です。
出典: 20f.jugem.cc
他にも、縦型洗濯機は従来使い慣れた形なので使いやすいという方も多いようです。
また本体サイズがドラム式よりもコンパクトなので、洗濯機スペースに余裕を持って置けるんです。
縦型のデメリットも知っておこう
出典: kaden.watch.impress.co.jp
縦型ではたくさんの水を使うため、ドラム式と比較するとやはり節水性では劣ります。
また、洗濯もの同士をこすり合わせるようにして洗うため、衣類の傷みや絡みが多くなってしまうという点もあります。
さらに乾燥機能が付いているタイプでは、ドラム式よりも乾燥性能が劣るため乾燥に時間がかかり、電気代も高くなってしまいます。
自動お掃除機能がある洗濯機も
出典: www.decoist.com
洗濯のたびに衣類だけでなく洗濯槽の内部を水洗浄する自動お掃除機能がついた洗濯機もあります。
汚れがつきにくくなるので、クリーナーを使用する槽洗浄の頻度も減らすことができます。
きれいな水を多めに使った洗浄重視のものや、すすぎの際に出た水を使用する節水タイプのものなどメーカーによって違いがあります。
容量はどう選ぶ?
洗濯容量はどれくらい必要か?
出典: panasonic.jp
体の大きさや季節、一日の活動量などにもよりますが、一般的に1人につき一日で1.5kgの洗濯物が出ると言われます。4人家族であれば、1.5kg×4(人)で6kg以上の容量が必要ということになります。このほかに、タオルやシーツなども一緒に洗うことを考えると、さらに1kgほどプラスして7kg以上のものが必要です。
洗濯する頻度もポイント
出典: dime.jp
何日分かをまとめ洗いする場合は、1回の洗濯の量も多くなりますね。
家族の人数×1.5(1日に出る洗濯量)×洗濯物をためていた日数=洗濯容量の目安になります。
まとめ洗いとは反対に毎日洗濯しているのに1日に何回も洗濯機を回さないといけないときは、洗濯機の容量を今よりも大きいものにするとよいでしょう。
乾燥容量も考えよう!
出典: internet-homework.com
忘れてはいけないのが乾燥容量です。多くの場合、洗濯容量と乾燥容量は異なるため、もし乾燥機をよく使うなら乾燥機の容量をよく確認しておきましょう。ドラム式では6kgが主流となっています。
家族構成で考える最適な容量は?
5kg
出典: www.interior-heart.com
ひとり暮らしや夫婦ふたり向けの小型洗濯機です。
大人数でも、分け洗いをして1回の洗濯量が少ない家庭におすすめです。
大は小をかねるので洗濯量が少なくても大きい洗濯機を使ってもいいのですがエコ機能がない場合、省エネではありません。
電気代・水道代ともに効率よく洗濯できる容量は、洗濯容量の8割程度だといわれています。
5~7kg
出典: www.donkimall.com
3~4人くらいの一般家庭むけの中型洗濯機です。
ただし子どもの服などたくさんの洗濯物が出るなら、毎日洗うことが前提の容量になります。
その場合、乾燥機付きのものや余裕をみて8kg以上のものがおすすめです。
1人~2人暮らしの少人数でも仕事の都合などでまとめ洗いをするのであれば、中型の洗濯機がちょうど良いサイズです。
7~9kg
出典: www.yankodesign.com
最近は大容量の洗濯機が主流になってきています。
5人以上の家庭や、少人数でもまとめ洗いで洗濯容量が必要、子どもの部活などで洗濯物の量が多いetc……。
さまざまなライフスタイルにこたえてくれる洗濯容量です。
タオルやシーツなども一緒に洗えますし、毛布などの大物の洗濯を考えるなら8kg以上の洗濯機がおすすめです。
9kg以上
出典: www.remodelista.com
まとめ洗いをよくする家庭や大人数向けの容量です。
布団や毛布などの大物を家庭で洗いたいなら大容量の洗濯機はおすすめです。
大物以外のときの洗濯量が少ない場合は、自動で省エネ運転をしてくれる洗濯機を選べば電気や使用水量のムダがなくなりますよ。
容量が大きいほど洗濯機自体の大きさも大きくなります。
購入時にはサイズチェックも忘れずに。
どう選ぶか迷ったら
出典: homedesigninspirations.com
どちらにするか迷って決められない時には、洗濯事情をいま一度考えてみましょう!
・汚れものが多く、洗濯回数も多い。
・乾燥機能はめったに使わない。
そんなお宅には、縦型がぴったり!
・節水したい。
・マンションで洗濯物をベランダに干せない規約がある。
・夜のうちに洗濯・乾燥を済ませたい。
これらの場合にはドラム式がおすすめです。
ライフスタイルに合ったタイプを選んでストレスなく使いたいですね。
扉の開閉
出典: www.taiken-report.net
縦型は上部が開閉するので狭い空間でも邪魔になりませんが、底のほうの洗濯物が取り出しにくいという点もあります。
ドラム式は前面に扉が開くので壁の向きや脱衣所のドアが開いているときに当たらないか注意が必要です。
基本的には洗濯機を正面に見て左側が壁なら左開き、右側が壁なら右開きのものを選ぶといいでしょう。
省エネ・静音性は?
出典: xn--lckq5npb050z2ncuszjl2c.jp
ドラム式は節水性抜群で、乾燥機能にもヒートポンプ方式のものを選べば消費電力も水量も削減できます。
縦型の場合はインバーター搭載のものが水量、消費電力も少なく静音性にも優れています。
静音性はデシベル(dB)で表示されているのでチェックしてみてください。
夜でも使うなら45dB以下のものがおすすめです。
忘れちゃいけないサイズ確認!
使いたい洗濯機のタイプが決まっても、購入を決める前にちょっと待って!その洗濯機、おうちに運べますか?そして置けますか?
最近の洗濯機は機能が多くなり、これまでのものよりも重たく、大きくなっています。特にドラム式は本体のサイズが大きいので要注意です。必ず確認しておきたいポイントをチェックしておきましょう。
1.給水栓の位置
出典: www.kvk.co.jp
洗濯機に水を送る給水栓はどこについているでしょうか?洗濯機を置いた時に給水栓に干渉したり、給水栓の出っ張りがあるから洗濯機がおけないということはありませんか?床面から給水栓までの高さをチェックしておくようにしましょう。
2.設置するフロアの形状
出典: panasonic.jp
洗濯機は重く、運転中はさらに洗濯物と水の重みも加わるため、設置面にかかる負担も大きくなるため、設置するフロアの形状もよく確認しておきましょう。床が薄かったり、浮いたりベコベコしている部分はありませんか?さらに排水口の位置、排水パイプの高さなども見ておきましょう。
3.壁面からの奥行き
出典: md-z.net
設置する場所の壁面からの奥行きの確認も重要です。なぜなら、扉が全開できない場合があるからです。扉の向きをどちらにすればよいのかもチェックしておきましょう。
4.搬入経路をチェック!
出典: yo3xc.seesaa.net
洗濯機を設置場所まで運ぶために、玄関の幅、廊下の幅、階段がある場合は階段で曲がれるかどうか、マンションの場合にはエレベーターに載せられるかなど、搬入経路をしっかり確認しておきましょう。
おすすめの洗濯機も
日立 ビッグドラム
出典: news.kakaku.com
自動おそうじ、簡単シワとり&消臭機能。
すすぎ具合や脱水具合など7つの要素から状況に合わせて洗剤量・水量・洗濯時間を調整してくれるエコ水センサー機能など、便利な機能が満載です。
強力なシャワーとたっぷりの水を循環させて洗うナイアガラ洗浄で高い洗浄力を発揮し、乾燥も運転時に発生する熱を再利用するヒートリサイクル乾燥で消費電力を抑えます。
東芝 マジックドラム
出典: shop.kitamura.jp
洗濯槽の清潔さが一番大事と考えるなら東芝のマジックドラムがおすすめです。
洗剤残りを洗い流すのではなく、最初から防汚コートで汚れを寄せ付けないという新発想で清潔な状態を保ってくれる洗濯機です。
ドラム式のほか、縦型にも採用されていて低振動・低騒音のものが多いのでライフスタイルに合わせて選べます。
シャープ プラズマクラスター 洗濯乾燥機
出典: www.amazon.co.jp
シャープといえばウィルス・カビ菌を抑制し、消臭効果で空気をきれいに保つプラズマクラスターが有名ですね。
洗濯機にも搭載したモデルが多くあり、水を使えない小物も除菌消臭できます。
自動おそうじ機能終了後にも放出されるのでカビの繁殖が防げます。
省エネ設計で7つのセンサーで洗濯状況に合わせて時間と電気代をおさえる運転をしてくれます。
パナソニック ドラム式洗濯乾燥機 プチドラム エコナビ
出典: panasonic.jp
ドラム式が欲しいけれど場所をとるからと、お悩みならプチドラムがおすすめです。
少人数向けの容量で、幅・奥行ともに約60cm、ドアの全開時でも101cmというコンパクトさでマンションサイズのドラム式です。
衣類の量や質をセンサーで自動的に見分けて、消費電力や使用水量を削減してくれるエコナビ機能も搭載しています。
洗濯乾燥機
出典: style.design-kaden.net
洗濯機能と乾燥機能との両方を持ち合わせたタイプです。
簡易乾燥機とはちがい衣類を完全に乾燥させることができます。
縦型は高温で乾燥させるヒーター方式、ドラム式はヒーター方式のほか、60℃くらいの温風を循環させて乾燥させるヒートポンプ方式の2種類があります。
温度の低いヒートポンプのほうが衣類を傷めずに乾燥させることができます。
簡易乾燥機付き洗濯機
出典: www.dezeen.com
ほとんどの全自動洗濯機に搭載されている機能です。
風を送り長時間高速脱水する仕組みで、衣類を完全に乾燥させるものではありません。
室内干しの補助作用があるので、少しでも早く乾かしたい梅雨時や冬の時期に使用するとよいでしょう。
タオルや下着など化繊の少量のものなら、ほぼ乾燥した状態に仕上がりになります。
全自動洗濯機
出典: news.kakaku.com
洗い、すすぎ、脱水までを自動的に行う洗濯機のことです。
乾燥機能なしのものをいいますが、現在はほとんどのタイプに簡易乾燥機能がついています。
ほとんど乾燥機能を必要としないで汚れ落ちなどの洗浄力を重視しているのなら縦型の全自動洗濯機をおすすめします。
反対にドラム式のものは全自動洗濯乾燥機なので乾燥重視の人にむいています。
ドラム式の特長を見てみよう!
出典: homemydesign.com
主にドラムが回転して衣類を持ち上げて下に落とす「たたき洗い」と、ドラムを急速に回転させて小刻みに衣類を動かす「もみ洗い」の合わせ技で衣類をきれいにします。
運転中に衣類同士が絡みにくいので、洗濯物のシワや傷みが少ないと言われます。さらに、使用する水の量も少なくて済むので、節水性が高いことも特長の一つです。
出典: internet-homework.com
乾燥のやり方にも、ドラム式と縦型では違いがあります。
ドラム式ではヒートポンプ(熱交換器)乾燥方式という乾燥の方法があります。これは、ヒートポンプで湿気を含んだ空気を除湿して機外に排出し、乾いた温風で衣類を乾燥させることができるというもので、簡単に言うと除湿機で乾燥させるのと同じようなものです。運転中熱くなり過ぎないので、衣類を傷めにくいという利点があります。ふんわりと柔らかく仕上がります。
ドラム式のデメリットも知っておこう
出典: magazine.kakaku.com
メリットの多いドラム式ですが、デメリットもあるんです。
それは前述のとおり水量が少なくすむため、水に溶けた染料の濃度が高くなり、色移りしやすいという点です。色柄ものは分けて洗うなどの対策が必要となります。
また洗剤や柔軟剤の量が適正でないと洗濯物に残りやすく、黒ずみが目立つこともあります。こちらは、洗剤や柔軟剤の量を守ることによって防げます。
出典: kakaku.com
また、少ない水で洗うことにより、タオルのパイルが寝てしまうので、ごわついた感触になってしまうこともあります。この場合は、乾燥機能を使うことでまたパイルが立ち上がるので、風合いがよくなります。
最近ではパナソニックより、洗濯の脱水の工程の後に送風することで洗濯物をほぐすことでごわつきをおさえる「ジェットほぐし」機能を持つタイプも出ているので要チェックです!
横型と斜めドラムの違いは?
出典: www.e-tessac.com
横型は海外製品に多くみられるタイプです。
横向きのドラムが衣類を回転して持ち上げて下に落とす「たたき洗い」で洗濯します。
斜めドラムは横型と縦型の良いところが合わさった日本で主流のタイプです。
投入口も斜め上をむいているので縦型よりも中が見やすく、横型のようにしゃがむ必要もありません。
洗濯途中でのドアの開閉も横型はできませんが斜めなら可能です。
縦型の特長も見てみよう
出典: livingpedia.net
節水性やデザイン性、乾燥性能などから、一時期はドラム式が主流となりましたが、最近では縦型洗濯機のよさにサイド注目が集まっています。
縦型の場合、洗濯槽にためた水の中で水流を起こして撹拌し、「こすり洗い」をすることで汚れを落とします。こすり合わせるようにして洗うため洗浄力も高く、泥汚れなどにも強いのが特長です。
出典: 20f.jugem.cc
他にも、縦型洗濯機は従来使い慣れた形なので使いやすいという方も多いようです。
また本体サイズがドラム式よりもコンパクトなので、洗濯機スペースに余裕を持って置けるんです。
縦型のデメリットも知っておこう
出典: kaden.watch.impress.co.jp
縦型ではたくさんの水を使うため、ドラム式と比較するとやはり節水性では劣ります。
また、洗濯もの同士をこすり合わせるようにして洗うため、衣類の傷みや絡みが多くなってしまうという点もあります。
さらに乾燥機能が付いているタイプでは、ドラム式よりも乾燥性能が劣るため乾燥に時間がかかり、電気代も高くなってしまいます。
自動お掃除機能がある洗濯機も
出典: www.decoist.com
洗濯のたびに衣類だけでなく洗濯槽の内部を水洗浄する自動お掃除機能がついた洗濯機もあります。
汚れがつきにくくなるので、クリーナーを使用する槽洗浄の頻度も減らすことができます。
きれいな水を多めに使った洗浄重視のものや、すすぎの際に出た水を使用する節水タイプのものなどメーカーによって違いがあります。
洗濯容量はどれくらい必要か?
出典: panasonic.jp
体の大きさや季節、一日の活動量などにもよりますが、一般的に1人につき一日で1.5kgの洗濯物が出ると言われます。4人家族であれば、1.5kg×4(人)で6kg以上の容量が必要ということになります。このほかに、タオルやシーツなども一緒に洗うことを考えると、さらに1kgほどプラスして7kg以上のものが必要です。
洗濯する頻度もポイント
出典: dime.jp
何日分かをまとめ洗いする場合は、1回の洗濯の量も多くなりますね。
家族の人数×1.5(1日に出る洗濯量)×洗濯物をためていた日数=洗濯容量の目安になります。
まとめ洗いとは反対に毎日洗濯しているのに1日に何回も洗濯機を回さないといけないときは、洗濯機の容量を今よりも大きいものにするとよいでしょう。
乾燥容量も考えよう!
出典: internet-homework.com
忘れてはいけないのが乾燥容量です。多くの場合、洗濯容量と乾燥容量は異なるため、もし乾燥機をよく使うなら乾燥機の容量をよく確認しておきましょう。ドラム式では6kgが主流となっています。
5kg
出典: www.interior-heart.com
ひとり暮らしや夫婦ふたり向けの小型洗濯機です。
大人数でも、分け洗いをして1回の洗濯量が少ない家庭におすすめです。
大は小をかねるので洗濯量が少なくても大きい洗濯機を使ってもいいのですがエコ機能がない場合、省エネではありません。
電気代・水道代ともに効率よく洗濯できる容量は、洗濯容量の8割程度だといわれています。
5~7kg
出典: www.donkimall.com
3~4人くらいの一般家庭むけの中型洗濯機です。
ただし子どもの服などたくさんの洗濯物が出るなら、毎日洗うことが前提の容量になります。
その場合、乾燥機付きのものや余裕をみて8kg以上のものがおすすめです。
1人~2人暮らしの少人数でも仕事の都合などでまとめ洗いをするのであれば、中型の洗濯機がちょうど良いサイズです。
7~9kg
出典: www.yankodesign.com
最近は大容量の洗濯機が主流になってきています。
5人以上の家庭や、少人数でもまとめ洗いで洗濯容量が必要、子どもの部活などで洗濯物の量が多いetc……。
さまざまなライフスタイルにこたえてくれる洗濯容量です。
タオルやシーツなども一緒に洗えますし、毛布などの大物の洗濯を考えるなら8kg以上の洗濯機がおすすめです。
9kg以上
出典: www.remodelista.com
まとめ洗いをよくする家庭や大人数向けの容量です。
布団や毛布などの大物を家庭で洗いたいなら大容量の洗濯機はおすすめです。
大物以外のときの洗濯量が少ない場合は、自動で省エネ運転をしてくれる洗濯機を選べば電気や使用水量のムダがなくなりますよ。
容量が大きいほど洗濯機自体の大きさも大きくなります。
購入時にはサイズチェックも忘れずに。
出典: homedesigninspirations.com
どちらにするか迷って決められない時には、洗濯事情をいま一度考えてみましょう!
・汚れものが多く、洗濯回数も多い。
・乾燥機能はめったに使わない。
そんなお宅には、縦型がぴったり!
・節水したい。
・マンションで洗濯物をベランダに干せない規約がある。
・夜のうちに洗濯・乾燥を済ませたい。
これらの場合にはドラム式がおすすめです。
ライフスタイルに合ったタイプを選んでストレスなく使いたいですね。
扉の開閉
出典: www.taiken-report.net
縦型は上部が開閉するので狭い空間でも邪魔になりませんが、底のほうの洗濯物が取り出しにくいという点もあります。
ドラム式は前面に扉が開くので壁の向きや脱衣所のドアが開いているときに当たらないか注意が必要です。
基本的には洗濯機を正面に見て左側が壁なら左開き、右側が壁なら右開きのものを選ぶといいでしょう。
省エネ・静音性は?
出典: xn--lckq5npb050z2ncuszjl2c.jp
ドラム式は節水性抜群で、乾燥機能にもヒートポンプ方式のものを選べば消費電力も水量も削減できます。
縦型の場合はインバーター搭載のものが水量、消費電力も少なく静音性にも優れています。
静音性はデシベル(dB)で表示されているのでチェックしてみてください。
夜でも使うなら45dB以下のものがおすすめです。
1.給水栓の位置
出典: www.kvk.co.jp
洗濯機に水を送る給水栓はどこについているでしょうか?洗濯機を置いた時に給水栓に干渉したり、給水栓の出っ張りがあるから洗濯機がおけないということはありませんか?床面から給水栓までの高さをチェックしておくようにしましょう。
2.設置するフロアの形状
出典: panasonic.jp
洗濯機は重く、運転中はさらに洗濯物と水の重みも加わるため、設置面にかかる負担も大きくなるため、設置するフロアの形状もよく確認しておきましょう。床が薄かったり、浮いたりベコベコしている部分はありませんか?さらに排水口の位置、排水パイプの高さなども見ておきましょう。
3.壁面からの奥行き
出典: md-z.net
設置する場所の壁面からの奥行きの確認も重要です。なぜなら、扉が全開できない場合があるからです。扉の向きをどちらにすればよいのかもチェックしておきましょう。
4.搬入経路をチェック!
出典: yo3xc.seesaa.net
洗濯機を設置場所まで運ぶために、玄関の幅、廊下の幅、階段がある場合は階段で曲がれるかどうか、マンションの場合にはエレベーターに載せられるかなど、搬入経路をしっかり確認しておきましょう。
日立 ビッグドラム
出典: news.kakaku.com
自動おそうじ、簡単シワとり&消臭機能。
すすぎ具合や脱水具合など7つの要素から状況に合わせて洗剤量・水量・洗濯時間を調整してくれるエコ水センサー機能など、便利な機能が満載です。
強力なシャワーとたっぷりの水を循環させて洗うナイアガラ洗浄で高い洗浄力を発揮し、乾燥も運転時に発生する熱を再利用するヒートリサイクル乾燥で消費電力を抑えます。
東芝 マジックドラム
出典: shop.kitamura.jp
洗濯槽の清潔さが一番大事と考えるなら東芝のマジックドラムがおすすめです。
洗剤残りを洗い流すのではなく、最初から防汚コートで汚れを寄せ付けないという新発想で清潔な状態を保ってくれる洗濯機です。
ドラム式のほか、縦型にも採用されていて低振動・低騒音のものが多いのでライフスタイルに合わせて選べます。
シャープ プラズマクラスター 洗濯乾燥機
出典: www.amazon.co.jp
シャープといえばウィルス・カビ菌を抑制し、消臭効果で空気をきれいに保つプラズマクラスターが有名ですね。
洗濯機にも搭載したモデルが多くあり、水を使えない小物も除菌消臭できます。
自動おそうじ機能終了後にも放出されるのでカビの繁殖が防げます。
省エネ設計で7つのセンサーで洗濯状況に合わせて時間と電気代をおさえる運転をしてくれます。
パナソニック ドラム式洗濯乾燥機 プチドラム エコナビ
出典: panasonic.jp
ドラム式が欲しいけれど場所をとるからと、お悩みならプチドラムがおすすめです。
少人数向けの容量で、幅・奥行ともに約60cm、ドアの全開時でも101cmというコンパクトさでマンションサイズのドラム式です。
衣類の量や質をセンサーで自動的に見分けて、消費電力や使用水量を削減してくれるエコナビ機能も搭載しています。
コツ・ポイント
洗濯機選びのポイント、たくさんありましたね。メーカーそれぞれに日々開発・改良を重ねているので、その性能もどんどん向上しています。メーカー独自の洗濯機能・乾燥機能がある機種も多く、気持ちよく洗濯できるよう努力が重ねられています。ライフスタイルや求める性能にぴったり合った洗濯機を見つけて、毎日の家事をスムーズかつ快適にしましょう!