今ある家を見違えるような新築の状態にする魔法の手法が、家のリフォームです。しかし、家の全体をリフォームすれば、それだけ費用もかかってきます。家のリフォームをする上で、抑えておきたい基礎知識や費用をご紹介します。
家のリフォームについて
家のリフォームとは?
出典: www.hiroshima.coop
家のリフォームとは、老朽化した家を新築の状態に戻す作業のことを指します。マンションやアパートでは、元の状態に戻すという意味から原状回復という言い方をしたりもします。
家をまるごとリフォームすれば一番手っ取り場合ですが、工事箇所が増えれば費用もかさみます。そこで、箇所ごとに切り分けてリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。改善の必要がある場所のみリフォームすることで、高い満足度とコストパフォーマンスを得られます。
家のリフォーム箇所とそれぞれの特徴 8選
家を箇所ごとに考えると、きりがないほど挙げられますが、その中でもリフォーム効果の高い箇所を8つに分けてみました。一箇所でもリフォームすれば、家の中の印象まで大きく変わることでしょう。
①キッチンのリフォーム
出典: jp.freepik.com
家のリフォームを考えるときに、まずキッチンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
家庭内でも作業で最も長くいる場所なので、リフォームする際は用途に合わせて慎重に決めていきたいところです。オープンキッチンやクローズドキッチンなどさまざまなタイプのキッチンがあります。
実際に生活の動線を想像して、どのようなキッチンが料理しやすいのか、会話がしやすいのかなどを考えた上で、リフォーム会社に相談しましょう。
②浴室のリフォーム
出典: www.kurogi-bco.co.jp
浴室の寿命は15年と言われています。水回りで浴槽や床の老朽化が激しいので、定期的にリフォームを検討しましょう。浴室のリフォームは大きく分けて2種類あります。
全て取り壊し、一から作り上げる在来工法と、ある程度形になったものを設置するユニットバスとの2種類に分かれます。
在来工法は、素材選びに自由度が高く、オリジナリティーを追求しやすいですが、費用も高くなります。ユニットバスは決められたデザインから選び、費用は在来工法より抑えられます。
節電や節水効果を見込めるケースが多くあるため、そのままの状態よりもリフォームをした方がお得ということもあります。
③トイレのリフォーム
出典: lifestyle-plus365.com
トイレリフォームは、安全、快適、清掃の3つがポイントになります。安全のためには手すりを忘れずに取り付けましょう。明るすぎず暗すぎない、ちょっと明るめのLEDを選ぶと省エネにもなります。
また、トイレは湿度が高く、匂いがこもりやすい場所なので、湿度調整と消臭機能が付いた壁材を選ぶと良いです。掃除のしやすい環境にするため、耐水性、耐アンモニア性のある床材がおすすめです。
④洗面所のリフォーム
出典: adovigi.seesaa.net
洗面所のリフォームは、洗面台と収納だけの専用タイプと、脱衣所や家事室が併設するサニタリールームとしての多目的タイプに分かれます。
専用タイプでは、収納と顔色がわかりやすい光を確保できる洗面台へのリフォームがポイントとなります。
一方、多目的タイプでは、水で床や壁が濡れることを考え、耐水性の高い素材を選ぶことが最重要ポイントとなります。その他では、洗面台の高さやデザイン性を決めて、使いやすさを追求すると良いでしょう。
⑤リビングのリフォーム
出典: www.kaisoukeikaku.com
リビングは家族が集う憩いの場となるスペースなので、個人のライフスタイルにあった動線を確保することが重要になります。例えば、玄関からすぐの場所にリビングがレイアウトされていれば、忙しいときでもコミュニケーションのとりやすい空間となります。
床や壁の材質、色合い、窓の配置や広さなどをひとつひとつ家族で話し合って、みんなが住みやすい空間へリフォームすると良いでしょう。
⑥寝室のリフォーム
出典: www.sinkikensetu.co.jp
寝室は、人生の中で多くの時間を取る睡眠の場ですので、心地よい癒しの空間づくりが重要になります。明るさや防音、温度調整や湿度調整、寝具の良し悪しで、快適な睡眠ができるかどうかが大きく左右されます。
夜にはやや暗く、朝には明るい採光が差し込むような窓の配置や、ほんのり照らしてくれる照明の配置で、光のコントロールがうまく調整できる形にリフォームすると良いでしょう。また、床材は防音と防寒効果の高いカーペットがおすすめです。
⑦玄関のリフォーム
出典: www.h-reform-zasshi.com
家の顔である玄関は、その家を象徴する空間ともいえます。特に外からも見える玄関ドアは、一つのインテリアとしてリフォームすることもできます。例えば、金属やコンクリートの壁と木の玄関ドアといったナチュラルモダンな組み合わせにすると、外からおしゃれで品のあるお家にみえるはず。
扉を開ければタイルやガラスブロックのおしゃれな内装やインテリアが、目に入るようなレイアウトにすると、来客を招きたくなる空間になるでしょう。
⑧ベランダ・バルコニーのリフォーム
出典: www.wood.co.jp
ベランダやバルコニーがあると、洗濯物を干したり、外で食事をしたりと生活の幅が広がります。屋根のないバルコニーは、雨ざらしの状態になるため、防水性や耐久性の高い設備や木製のフェンスを備え付けると良いでしょう。ただ、木材や金属の腐食は免れないので、3~5年のスパンで定期的なメンテナンスが必要になります。
家のリフォーム費用(相場)
リフォームする箇所の中でも、人気の高いリフォームと費用の相場をみていきましょう。
その1 キッチン (平均相場:100〜150万円)
出典: allabout.co.jp
キッチンは特に人気のリフォーム箇所で、使いやすさやライフスタイルにあった形状へのリフォームや、アイランドキッチンに憧れている方が多いです。壁付きのキッチンをアイランド型へ大幅変更する場合の費用は、150万円以上と言われていますが、キッチンリフォーム全体のおよその平均相場は100万円~150万円といわれています。
システムキッチンの一部機器の入れ替えなどは30万円を切ることもあるので、目的によって大きく費用が変動することも考えられるでしょう。
その2 浴室(平均相場:70万円)
出典: www.soken-ie.jp
劣化が激しい場所のためリフォームする頻度も高くなる浴室。平均相場は、50万円~100万円。ユニットバス交換費用は100万円で収まりますが、在来工法からユニットバスへリフォームすると費用は100万円を超えることも多々あります。
在来工法によってオリジナリティーを求めるか、ユニットバスを既製品の中から選んで設置するかは、浴室へのこだわり度によって変わってくるでしょう。
その3 リビング(平均相場:100万円)
出典: allabout.co.jp
家の中でも最も大きなスペースとなるリビングのリフォーム。平均相場は、100~150万円です。床や壁の張替えだけであれば、2、30万円で収まるケースが多いです。床暖房や間仕切りを解体するなどのリフォームをすると、100万円以上かかるでしょう。リビングは、広いスペースだからこそ、費用の差も大きくなるリフォーム箇所です。
その4 寝室(平均相場:50万円)
出典: www.sinkikensetu.co.jp
睡眠の場である寝室にこだわる人は多く、壁紙の張替えだけであれば低コストでリフォーム可能なので人気があります。無垢材などの体に優しい材質にこだわれば、50万円ほどが相場になります。
色合いや肌触りの良い床や壁があると、快眠効果もグッとあがりそうです。
その5 玄関(平均相場:50〜100万円)
出典: mitsuihome.exblog.jp
家の顔である玄関リフォームは意外とリーズナブルで、平均相場は50万円です。玄関ドアに加えて、収納を増やすと100万円ほどになるケースが多いです。内装工事を加えるとさらに高くなることもあるので、こだわり具合によって雲泥の費用差が発生します。
しかし、費用は一旦頭から外して考えるとデザイン性の高い玄関は、その家自体の品位や風格も表すので、リフォームのこだわりどころでもあるかもしれません。
人気の家リフォームメーカー 5選
リフォームの成功は、リフォーム会社に大きく関わってくる部分です。今からご紹介するリフォームメーカーはどこも好評で素晴らしいところばかりですが、得意とする分野が違います。リフォームする箇所とどのようにリフォームしていきたいかをイメージしながら、慎重に選定していきましょう。
リフォームメーカーのナカヤマ
出典: www.nkym.co.jp
ナカヤマは、9年連続で増改築のリフォームが全国No.1の実績を誇るリフォームメーカーです。安さと正確さ、そしてアフターフォローがどの工事後にも5年間つくので、安心です。
住友不動産の新築そっくりさん
出典: www.homepro.jp
住友不動産は、住宅再生システムの「新築そっくりさん」の事業を拡大し、年間リフォーム売り上げ高1299億円で、9年連続リフォーム売り上げNo.1を達成しました。「新築そっくりさん」は、解体することなく上手にリフォームすることで、一度解体工事をする建て替えよりも50%以上も安く新築の状態を創り出します。
三井のリフォーム
出典: 31loop.jp
CMでも有名な三井のリフォームは、個人個人にあったリフォームをプランごとに提案してくれます。戸建て、マンションのリフォームはもちろん、ビル、オフィス、医院に至るまで幅広いリフォーム実績があり、さまざまなタイプのリフォームをデザインしてくれます。
LIXILのリフォーム
出典: global.lixil.co.jp
「そこまでやるかをどこまでやるか。」に挑戦し続けるMADE BY LIXIL。住まいに則した製品の数々は、どれも生活のしやすさとデザイン性の高さがこれでもかと追及しています。LIXILのリフォームは、生活のしやすさをトイレやキッチンなどの製品の素晴らしさでデザインしてくれます。
Panasonicのリファイン
出典: www.refine-fukui.com
水回りの設備から内装材、太陽光発電システムなどを幅広く提案してくれるリフォーム専門のネットワークが、Panasonicのリファインです。30年を超える歴史の中で培われたノウハウで、安定のリフォームを施工してくれます。また、Panasonicのわが家見なおし隊で、住まいの不満を解決してくれます。
水回りのリフォーム実例 10選
水回りは、よく利用する生活空間のため、劣化が激しい部分です。キッチン、浴室、トイレ、洗面所とどれもリフォームできれいにしたくなる場所として挙げられます。知っておきたい10の実例をご紹介します。
オール電化のキッチンへリフォーム
出典: kakaku.com
キッチンをリフォームすることで収納が増え、物であふれる状態を解決しました。
オール電化で、とてもおしゃれなシステムキッチンに産まれ変わりました。
費用は21万円です。
対面式キッチンへのリフォーム
出典: www.homepro.jp
閉鎖的なキッチンを対面式キッチンにリフォームした事例。
家族とのコミュニケーションが取りやすくなり、開放的な空間づくりに成功しました。
費用は、180万円です。
アイランド型キッチンへリフォーム
出典: www1.lixil.co.jp
アイランド型キッチンへのリフォーム事例。
壁を取り払い、一つの大きな空間となっています。
費用は、300万円です。
入りやすいお風呂にリフォーム
出典: www.lifeone.jp
在来工法の古くなった浴室をリフォーム。
ステップの設置と角のない浴槽で、入りやすいお風呂を実現しました。
費用は、50万円で収まりました。
狭さと色合いの浴室リフォーム
出典: kakaku.com
在来工法からシステムバスへリフォームした事例です。
出入り口の狭さを改善し、緑の柔らかい色合いの浴室になりました。
費用は、150万円です。
ブラウンで広い浴室へのリフォーム
出典: www.homepro.jp
ゆったりとした浴槽にブラウンを基調とした大人な空間へのリフォーム事例。家族全員大満足という結果になりました。
費用は、120万円です。
シックでおしゃれなトイレリフォーム
出典: kakaku.com
狭い空間ながらもトーンを抑えた配色で、モダンシックな空間づくりに成功した事例です。
たくさん使いたくなるトイレですね。
費用は、70万円です。
バリアフリーなトイレへリフォーム
出典: www.homepro.jp
左右に手すりを付けて、幅も広めにリフォームした事例。
介護が必要なおじいちゃんの立ち上がりや移動も楽々になりました。壁一面の花模様がおしゃれですね。
費用は、18万円です。
シンプル・イズ・ベストの洗面所へ
出典: kakaku.com
シンプルな機能のみで構成された洗面所へのリフォーム事例です。無駄なものがなく、スッキリとしています。
費用は、30万円です。
動線とデザイン性が美しい洗面所へのリフォーム
出典: sumai.panasonic.jp
他の空間からの動線が確保された、広々とした洗面所へのリフォーム事例です。
こんなに美しいデザインの洗面所であれば、ずっと居座ってしまいそうですね。
出典: www.hiroshima.coop
家のリフォームとは、老朽化した家を新築の状態に戻す作業のことを指します。マンションやアパートでは、元の状態に戻すという意味から原状回復という言い方をしたりもします。
家をまるごとリフォームすれば一番手っ取り場合ですが、工事箇所が増えれば費用もかさみます。そこで、箇所ごとに切り分けてリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。改善の必要がある場所のみリフォームすることで、高い満足度とコストパフォーマンスを得られます。
家を箇所ごとに考えると、きりがないほど挙げられますが、その中でもリフォーム効果の高い箇所を8つに分けてみました。一箇所でもリフォームすれば、家の中の印象まで大きく変わることでしょう。
①キッチンのリフォーム
出典: jp.freepik.com
家のリフォームを考えるときに、まずキッチンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
家庭内でも作業で最も長くいる場所なので、リフォームする際は用途に合わせて慎重に決めていきたいところです。オープンキッチンやクローズドキッチンなどさまざまなタイプのキッチンがあります。
実際に生活の動線を想像して、どのようなキッチンが料理しやすいのか、会話がしやすいのかなどを考えた上で、リフォーム会社に相談しましょう。
②浴室のリフォーム
出典: www.kurogi-bco.co.jp
浴室の寿命は15年と言われています。水回りで浴槽や床の老朽化が激しいので、定期的にリフォームを検討しましょう。浴室のリフォームは大きく分けて2種類あります。
全て取り壊し、一から作り上げる在来工法と、ある程度形になったものを設置するユニットバスとの2種類に分かれます。
在来工法は、素材選びに自由度が高く、オリジナリティーを追求しやすいですが、費用も高くなります。ユニットバスは決められたデザインから選び、費用は在来工法より抑えられます。
節電や節水効果を見込めるケースが多くあるため、そのままの状態よりもリフォームをした方がお得ということもあります。
③トイレのリフォーム
出典: lifestyle-plus365.com
トイレリフォームは、安全、快適、清掃の3つがポイントになります。安全のためには手すりを忘れずに取り付けましょう。明るすぎず暗すぎない、ちょっと明るめのLEDを選ぶと省エネにもなります。
また、トイレは湿度が高く、匂いがこもりやすい場所なので、湿度調整と消臭機能が付いた壁材を選ぶと良いです。掃除のしやすい環境にするため、耐水性、耐アンモニア性のある床材がおすすめです。
④洗面所のリフォーム
出典: adovigi.seesaa.net
洗面所のリフォームは、洗面台と収納だけの専用タイプと、脱衣所や家事室が併設するサニタリールームとしての多目的タイプに分かれます。
専用タイプでは、収納と顔色がわかりやすい光を確保できる洗面台へのリフォームがポイントとなります。
一方、多目的タイプでは、水で床や壁が濡れることを考え、耐水性の高い素材を選ぶことが最重要ポイントとなります。その他では、洗面台の高さやデザイン性を決めて、使いやすさを追求すると良いでしょう。
⑤リビングのリフォーム
出典: www.kaisoukeikaku.com
リビングは家族が集う憩いの場となるスペースなので、個人のライフスタイルにあった動線を確保することが重要になります。例えば、玄関からすぐの場所にリビングがレイアウトされていれば、忙しいときでもコミュニケーションのとりやすい空間となります。
床や壁の材質、色合い、窓の配置や広さなどをひとつひとつ家族で話し合って、みんなが住みやすい空間へリフォームすると良いでしょう。
⑥寝室のリフォーム
出典: www.sinkikensetu.co.jp
寝室は、人生の中で多くの時間を取る睡眠の場ですので、心地よい癒しの空間づくりが重要になります。明るさや防音、温度調整や湿度調整、寝具の良し悪しで、快適な睡眠ができるかどうかが大きく左右されます。
夜にはやや暗く、朝には明るい採光が差し込むような窓の配置や、ほんのり照らしてくれる照明の配置で、光のコントロールがうまく調整できる形にリフォームすると良いでしょう。また、床材は防音と防寒効果の高いカーペットがおすすめです。
⑦玄関のリフォーム
出典: www.h-reform-zasshi.com
家の顔である玄関は、その家を象徴する空間ともいえます。特に外からも見える玄関ドアは、一つのインテリアとしてリフォームすることもできます。例えば、金属やコンクリートの壁と木の玄関ドアといったナチュラルモダンな組み合わせにすると、外からおしゃれで品のあるお家にみえるはず。
扉を開ければタイルやガラスブロックのおしゃれな内装やインテリアが、目に入るようなレイアウトにすると、来客を招きたくなる空間になるでしょう。
⑧ベランダ・バルコニーのリフォーム
出典: www.wood.co.jp
ベランダやバルコニーがあると、洗濯物を干したり、外で食事をしたりと生活の幅が広がります。屋根のないバルコニーは、雨ざらしの状態になるため、防水性や耐久性の高い設備や木製のフェンスを備え付けると良いでしょう。ただ、木材や金属の腐食は免れないので、3~5年のスパンで定期的なメンテナンスが必要になります。
リフォームする箇所の中でも、人気の高いリフォームと費用の相場をみていきましょう。
出典: allabout.co.jp
キッチンは特に人気のリフォーム箇所で、使いやすさやライフスタイルにあった形状へのリフォームや、アイランドキッチンに憧れている方が多いです。壁付きのキッチンをアイランド型へ大幅変更する場合の費用は、150万円以上と言われていますが、キッチンリフォーム全体のおよその平均相場は100万円~150万円といわれています。
システムキッチンの一部機器の入れ替えなどは30万円を切ることもあるので、目的によって大きく費用が変動することも考えられるでしょう。
出典: www.soken-ie.jp
劣化が激しい場所のためリフォームする頻度も高くなる浴室。平均相場は、50万円~100万円。ユニットバス交換費用は100万円で収まりますが、在来工法からユニットバスへリフォームすると費用は100万円を超えることも多々あります。
在来工法によってオリジナリティーを求めるか、ユニットバスを既製品の中から選んで設置するかは、浴室へのこだわり度によって変わってくるでしょう。
出典: allabout.co.jp
家の中でも最も大きなスペースとなるリビングのリフォーム。平均相場は、100~150万円です。床や壁の張替えだけであれば、2、30万円で収まるケースが多いです。床暖房や間仕切りを解体するなどのリフォームをすると、100万円以上かかるでしょう。リビングは、広いスペースだからこそ、費用の差も大きくなるリフォーム箇所です。
出典: www.sinkikensetu.co.jp
睡眠の場である寝室にこだわる人は多く、壁紙の張替えだけであれば低コストでリフォーム可能なので人気があります。無垢材などの体に優しい材質にこだわれば、50万円ほどが相場になります。
色合いや肌触りの良い床や壁があると、快眠効果もグッとあがりそうです。
出典: mitsuihome.exblog.jp
家の顔である玄関リフォームは意外とリーズナブルで、平均相場は50万円です。玄関ドアに加えて、収納を増やすと100万円ほどになるケースが多いです。内装工事を加えるとさらに高くなることもあるので、こだわり具合によって雲泥の費用差が発生します。
しかし、費用は一旦頭から外して考えるとデザイン性の高い玄関は、その家自体の品位や風格も表すので、リフォームのこだわりどころでもあるかもしれません。
リフォームの成功は、リフォーム会社に大きく関わってくる部分です。今からご紹介するリフォームメーカーはどこも好評で素晴らしいところばかりですが、得意とする分野が違います。リフォームする箇所とどのようにリフォームしていきたいかをイメージしながら、慎重に選定していきましょう。
リフォームメーカーのナカヤマ
出典: www.nkym.co.jp
ナカヤマは、9年連続で増改築のリフォームが全国No.1の実績を誇るリフォームメーカーです。安さと正確さ、そしてアフターフォローがどの工事後にも5年間つくので、安心です。
住友不動産の新築そっくりさん
出典: www.homepro.jp
住友不動産は、住宅再生システムの「新築そっくりさん」の事業を拡大し、年間リフォーム売り上げ高1299億円で、9年連続リフォーム売り上げNo.1を達成しました。「新築そっくりさん」は、解体することなく上手にリフォームすることで、一度解体工事をする建て替えよりも50%以上も安く新築の状態を創り出します。
三井のリフォーム
出典: 31loop.jp
CMでも有名な三井のリフォームは、個人個人にあったリフォームをプランごとに提案してくれます。戸建て、マンションのリフォームはもちろん、ビル、オフィス、医院に至るまで幅広いリフォーム実績があり、さまざまなタイプのリフォームをデザインしてくれます。
LIXILのリフォーム
出典: global.lixil.co.jp
「そこまでやるかをどこまでやるか。」に挑戦し続けるMADE BY LIXIL。住まいに則した製品の数々は、どれも生活のしやすさとデザイン性の高さがこれでもかと追及しています。LIXILのリフォームは、生活のしやすさをトイレやキッチンなどの製品の素晴らしさでデザインしてくれます。
Panasonicのリファイン
出典: www.refine-fukui.com
水回りの設備から内装材、太陽光発電システムなどを幅広く提案してくれるリフォーム専門のネットワークが、Panasonicのリファインです。30年を超える歴史の中で培われたノウハウで、安定のリフォームを施工してくれます。また、Panasonicのわが家見なおし隊で、住まいの不満を解決してくれます。
水回りは、よく利用する生活空間のため、劣化が激しい部分です。キッチン、浴室、トイレ、洗面所とどれもリフォームできれいにしたくなる場所として挙げられます。知っておきたい10の実例をご紹介します。
オール電化のキッチンへリフォーム
出典: kakaku.com
キッチンをリフォームすることで収納が増え、物であふれる状態を解決しました。
オール電化で、とてもおしゃれなシステムキッチンに産まれ変わりました。
費用は21万円です。
対面式キッチンへのリフォーム
出典: www.homepro.jp
閉鎖的なキッチンを対面式キッチンにリフォームした事例。
家族とのコミュニケーションが取りやすくなり、開放的な空間づくりに成功しました。
費用は、180万円です。
アイランド型キッチンへリフォーム
出典: www1.lixil.co.jp
アイランド型キッチンへのリフォーム事例。
壁を取り払い、一つの大きな空間となっています。
費用は、300万円です。
入りやすいお風呂にリフォーム
出典: www.lifeone.jp
在来工法の古くなった浴室をリフォーム。
ステップの設置と角のない浴槽で、入りやすいお風呂を実現しました。
費用は、50万円で収まりました。
狭さと色合いの浴室リフォーム
出典: kakaku.com
在来工法からシステムバスへリフォームした事例です。
出入り口の狭さを改善し、緑の柔らかい色合いの浴室になりました。
費用は、150万円です。
ブラウンで広い浴室へのリフォーム
出典: www.homepro.jp
ゆったりとした浴槽にブラウンを基調とした大人な空間へのリフォーム事例。家族全員大満足という結果になりました。
費用は、120万円です。
シックでおしゃれなトイレリフォーム
出典: kakaku.com
狭い空間ながらもトーンを抑えた配色で、モダンシックな空間づくりに成功した事例です。
たくさん使いたくなるトイレですね。
費用は、70万円です。
バリアフリーなトイレへリフォーム
出典: www.homepro.jp
左右に手すりを付けて、幅も広めにリフォームした事例。
介護が必要なおじいちゃんの立ち上がりや移動も楽々になりました。壁一面の花模様がおしゃれですね。
費用は、18万円です。
シンプル・イズ・ベストの洗面所へ
出典: kakaku.com
シンプルな機能のみで構成された洗面所へのリフォーム事例です。無駄なものがなく、スッキリとしています。
費用は、30万円です。
動線とデザイン性が美しい洗面所へのリフォーム
出典: sumai.panasonic.jp
他の空間からの動線が確保された、広々とした洗面所へのリフォーム事例です。
こんなに美しいデザインの洗面所であれば、ずっと居座ってしまいそうですね。
コツ・ポイント
いかがでしたでしょうか。リフォームする箇所やこだわり具合によって費用は大きく変動します。特に水回りのリフォームは、劣化が激しい部分であるため、素材や仕様へのこだわりを余儀なくされるケースが多々あります。生活のしやすさをグーンとアップさせてくれるリフォーム会社を慎重に選んで、納得のいくリフォームを成功させましょう。