フランス発祥のファッションブランド”ルイ・ヴィトン”。日本でも「知らない人はいない」と言えるほどの超有名ブランドですよね。
実はこの度、そんなルイ・ヴィトンの財団が10年に渡り計画を進めてきた「ルイ・ヴィトンミュージアム」がついにオープンを迎えると言うのです。独特のフォルムとディテールまでこだわりぬいた美しいデザイン・・・あなたもきっと釘付けになってしまうこと間違いなし!
一体どんな建物なの?
パリの森林公園である「ブローニュの森」の建設された「ルイ・ヴィトン芸術館。
誰もを惹きつける、独創的なフォルムです。
有効面積は7000㎡。3600枚のガラスや19000枚ものホワイトセメントが用いられた豪華なつくり。まるでガラスの羽が重なり合っているようにも見える、アーティスティックなデザインが特徴的です。
デザインを担当したのは世界的に有名な建築家であるフランク・ゲーリーさん。19世紀終盤の、ガラスが用いられた建築から着想を得て、これまでにない革新的な建築物を作り上げました。
初期のデザイン素描がすでにアート
これがゲーリーさんのデザイン素描。ここからどうしたらこんなデザインが完成するのか、まったく想像がつきません。
この芸術的デザインの秘密は?
鉄鋼の量はなんと・・・
この建物の基本構造を形成しているのが15000トンもの鉄鋼。エッフェル塔の2倍ほどにもなるそうです。
伝統技術を生かしている
時代の最先端を行くモードな外観ですが、その細部には石膏などの伝統技術が生かされています。
あの曲線の秘密
ガラスを支えるのはこれらの木材。ゆるやかな曲線で、軽やかな羽のようなデザインを演出しています。
オープンが待ち遠しい!
開館に先立ち、予約をすれば10月24日から26日までの3日間は無料で入館することができるのだそう。
オープン後はアートの常設展や特別展のほか、音楽イベントなども開催される予定とのこと。開館後も目が離せませんね。
コツ・ポイント
創作活動や芸術活動を支援することを目的として建設されたルイ・ヴィトン芸術館ですが、もはやこの建物自体が時代を代表する芸術的建築物。最も美しい芸術館のひとつとして、歴史に刻まれるに違いありません。
参考:http://www.highsnobiety.com/2014/10/01/a-first-look-at-the-frank-gehry-designed-fondation-louis-vuitton-in-paris/#slide-3[HIGHSNOBIETY]
http://www.fondationlouisvuitton.fr/en.html[FONDATION LOUIS VUITTON]