こんにちは。caDIY3Dスタッフ@開発です。
DIYプロジェクト 第6回目。 今回は番外編。耐震補強を行います。
棚作りは一段落して、設置まで完了したのですが、設置場所である和室の畳の上では単に置くだけでは非常に不安定。
大地震どころか近所でトラックが走った振動でもグラグラしそうな勢い(さすがにそこまででは無いか…)。
とても大容量の収納として、このまま使う訳にはいきません。
と言う訳で、番外編として 耐震補強を行いたいと思います。
まず、畳の上という状況を改善しないといけません。
「いっそフローリングにする?」 …、どう考えても予算がつかないですね。
そこで、ある程度広い板を畳の上に置いて棚を載せることにします。
今回用意した材料です。 9mm厚の針葉樹合板が2枚と、「家具転倒防止プレート」を二つ。
今回作った棚は天井までのクリアランスが1cm程度。余裕が無いので9mm厚の針葉樹合板を買ってきました。
こちらもホームセンターでカット。450mm × 1240mmでカットしてもらいました。
これを2枚並べれば棚が2本ずつ、丁度収まるはず。
棚板の幅は棚より広めの450mm幅で、畳との接地面積を確保します。
棚(奥行き300mm)からはみ出して見える部分だけ(150mmほど)電動サンダーで綺麗に表面を仕上げました。
針葉樹合板もサンダーを掛けてあげると、木目が綺麗にでるので素材としては面白いですね。
ただし、広い面のサンディングをするには電動工具が必須ですね。手で整えると大変です!
こういったサンダーはホームセンターで貸し出しているところもありますので、活用しましょう!
(写真のサンダーはBOSCH製で吸塵機能がついているので、もし購入するならお勧めです。)
このように畳の上に合板を敷いて、合板の上に棚を置きます。
そして、こちら。↑
棚の下に、「家具転倒防止プレート」というものを挟み込みました。
これは家具の全面を若干持ち上げて、壁側に少し傾斜させることで家具を安定させるものです。
今回は120cm幅のプレートを2枚用意しました。
半透明の樹脂で目立たないという代物。写真で撮っても目立たないので、黄色枠を付けてみました。
転倒防止プレートの設置部分を拡大するとこんな感じで挟まっています。
転倒防止プレートの断面はクサビ型になっていて7mmほど棚の前側を持ち上げてくれます。
上の図はデフォルメしたイメージなので極端に傾いていますが、A、B、Cの三点で支えて、前面側への転倒を防止します。
確かにこれを設置すると、かなり安定しますね。
天井とのクリアランスを心配しましたが、なんとか収まりました。
残りは2~3mm程度でしょうか。
(そ、想定通り…。冷や汗;)
下に敷いた合板が、もう少し厚い板ならアウトでしたね…。
さらに、 棚同士を結合して安定させます。
仕上がりの良さや汎用性にこだわれば、ボルトなどを使って結合すれば良いのですが、今回は簡単に手持ちのビスで棚同士を結合します。
今回棚を作るのに用意したビスは45mmの長さがあります。
そのまま水平に棚同士をビスで結合すると、数ミリ、ビスがはみ出します。
そこで、ビスがはみ出しても危なくないように隣の棚の棚板に潜るように
ビスを斜め打ちします。
こちらも下穴ビットを使って、下穴と皿取りを行い、ビスを打っていきます。
棚板の下から斜めにビスを打っているので目立たないですね。
棚同士を結合することで、さらに安定しました。
こんどこそ、本当に完成です!
和室の入口側からの眺め。
全景。
無事、当初目的の収納力たっぷりの棚を作ることが出来ました!
掛かった費用を振り返ってみると、
※1円単位は端折っています。
という結果でした。頑丈なスチール棚2つ分くらいの値段と変わりないですね。
(天井までで、こんなに棚数のあるものだと、スチール棚では倍以上はするでしょうけど)
極めてシンプルな棚ですが、棚板の段数や間隔を変えたりすれば、かなり応用が利くんじゃないでしょうか。
(テレビボードにして見たり、壁一面の本棚にしてみたり)
ところで、皆さん、お気づきでしょうか?
今回の耐震補強で痛恨のミスがあったことを…。
はい。合板から棚がはみ出していますね…。
ちゃんと計算してカットしてもらったはずなのに…。
振り返ってみると、
「安定感をだすのにはどうしたら良いかな?」っとホームセンターを物色
↓
転倒防止プレートを見つけて、「この下に合板を敷けば大丈夫かな?」
↓
そのまま、合板を買い出し。この時、カットの説明をする際に、
「(頭の中)棚が4つで一枚の合板には載らないから、2つずつ載せよう。」
「(頭の中)棚板が600mmで、二つ並んでいるから1200mm、側面の板の厚さが18mmだから、両サイドで36mm」
「(頭の中)1200mmと36mmだから余裕をみて1240mmでいいか!」
↓
「(店員さんに)1240mmの長さでカットして下さい!(自信満々)」
・
・
・
なぜ、側面が両サイドの2つだけと思ってしまったのか…。
(2本の棚があるので側面は4つですね)
本来は(600mm + 18mm × 2 )× 2 = 1272mm必要ですね。(32mm足らない)
最後の最後で、やらかしてしまいました。(涙)
きちんと図面を描いておけば、こんなことにならなかったのにと悔やまれます。
今回用意した材料です。 9mm厚の針葉樹合板が2枚と、「家具転倒防止プレート」を二つ。
今回作った棚は天井までのクリアランスが1cm程度。余裕が無いので9mm厚の針葉樹合板を買ってきました。
こちらもホームセンターでカット。450mm × 1240mmでカットしてもらいました。
これを2枚並べれば棚が2本ずつ、丁度収まるはず。
棚板の幅は棚より広めの450mm幅で、畳との接地面積を確保します。
棚(奥行き300mm)からはみ出して見える部分だけ(150mmほど)電動サンダーで綺麗に表面を仕上げました。
針葉樹合板もサンダーを掛けてあげると、木目が綺麗にでるので素材としては面白いですね。
ただし、広い面のサンディングをするには電動工具が必須ですね。手で整えると大変です!
こういったサンダーはホームセンターで貸し出しているところもありますので、活用しましょう!
(写真のサンダーはBOSCH製で吸塵機能がついているので、もし購入するならお勧めです。)
このように畳の上に合板を敷いて、合板の上に棚を置きます。
そして、こちら。↑
棚の下に、「家具転倒防止プレート」というものを挟み込みました。
これは家具の全面を若干持ち上げて、壁側に少し傾斜させることで家具を安定させるものです。
今回は120cm幅のプレートを2枚用意しました。
半透明の樹脂で目立たないという代物。写真で撮っても目立たないので、黄色枠を付けてみました。
転倒防止プレートの設置部分を拡大するとこんな感じで挟まっています。
転倒防止プレートの断面はクサビ型になっていて7mmほど棚の前側を持ち上げてくれます。
上の図はデフォルメしたイメージなので極端に傾いていますが、A、B、Cの三点で支えて、前面側への転倒を防止します。
確かにこれを設置すると、かなり安定しますね。
天井とのクリアランスを心配しましたが、なんとか収まりました。
残りは2~3mm程度でしょうか。
(そ、想定通り…。冷や汗;)
下に敷いた合板が、もう少し厚い板ならアウトでしたね…。
さらに、 棚同士を結合して安定させます。
仕上がりの良さや汎用性にこだわれば、ボルトなどを使って結合すれば良いのですが、今回は簡単に手持ちのビスで棚同士を結合します。
今回棚を作るのに用意したビスは45mmの長さがあります。
そのまま水平に棚同士をビスで結合すると、数ミリ、ビスがはみ出します。
そこで、ビスがはみ出しても危なくないように隣の棚の棚板に潜るように
ビスを斜め打ちします。
こちらも下穴ビットを使って、下穴と皿取りを行い、ビスを打っていきます。
棚板の下から斜めにビスを打っているので目立たないですね。
棚同士を結合することで、さらに安定しました。
こんどこそ、本当に完成です!
和室の入口側からの眺め。
全景。
無事、当初目的の収納力たっぷりの棚を作ることが出来ました!
掛かった費用を振り返ってみると、
※1円単位は端折っています。
という結果でした。頑丈なスチール棚2つ分くらいの値段と変わりないですね。
(天井までで、こんなに棚数のあるものだと、スチール棚では倍以上はするでしょうけど)
極めてシンプルな棚ですが、棚板の段数や間隔を変えたりすれば、かなり応用が利くんじゃないでしょうか。
(テレビボードにして見たり、壁一面の本棚にしてみたり)
ところで、皆さん、お気づきでしょうか?
今回の耐震補強で痛恨のミスがあったことを…。
はい。合板から棚がはみ出していますね…。
ちゃんと計算してカットしてもらったはずなのに…。
振り返ってみると、
「安定感をだすのにはどうしたら良いかな?」っとホームセンターを物色
↓
転倒防止プレートを見つけて、「この下に合板を敷けば大丈夫かな?」
↓
そのまま、合板を買い出し。この時、カットの説明をする際に、
「(頭の中)棚が4つで一枚の合板には載らないから、2つずつ載せよう。」
「(頭の中)棚板が600mmで、二つ並んでいるから1200mm、側面の板の厚さが18mmだから、両サイドで36mm」
「(頭の中)1200mmと36mmだから余裕をみて1240mmでいいか!」
↓
「(店員さんに)1240mmの長さでカットして下さい!(自信満々)」
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なぜ、側面が両サイドの2つだけと思ってしまったのか…。
(2本の棚があるので側面は4つですね)
本来は(600mm + 18mm × 2 )× 2 = 1272mm必要ですね。(32mm足らない)
最後の最後で、やらかしてしまいました。(涙)
きちんと図面を描いておけば、こんなことにならなかったのにと悔やまれます。