組子細工って知っていますか?伝統的な工芸の組子細工ですが、現代においてのその魅力を紹介します。手ごろな雑貨や照明なども提案されて、プレゼントやモダン和風に取り入れる例も増えているようです。伝統的な技を体験できるところもあるので、参加してみても楽しそうですね。
組子細工とは?
日本建築の装飾技法に使われる
出典: www.tanihata.co.jp
組子細工とは、釘を使わずに数ミリ程度の細かな木片を組み付けてさまざまな模様を作る日本建築の建具の装飾技法です。和室の障子や欄間などに用いられ、鎌倉時代から長い年月をかけて磨きぬかれた伝統があります。
出典: www.pref.yamagata.jp
組子は木材(主にヒノキやスギ)を使用するため、木それぞれの特性を熟知し、わずかな誤差も許されない精巧な技術を身につけた職人による熟練の技が必要です。
歴史
出典: okawa-conserve.com
組子細工は現代の曼荼羅とも言うそうですが、現存する最古の建築では、飛鳥時代に建てられた法隆寺の高欄に「卍崩し組子」が見られ、室町時代には障子などに組子装飾が施された建具や欄間が見られます。
江戸時代ではシンプルな組子が多く見られ、現代では200種類以上といわれるデザインがあるそうです。伝統的な模様からモダンな模様まで多種多様となって現代に続いているのがすばらしいですね。
魅力
出典: www.furusu.jp
まず、なんといっても現代でも和の空間に組子細工を取り入れ調和させたいという日本人としての心をくすぐる伝統技法の美しさが魅力です。
また、組子細工の規則正しく並んだ幾何学模様から漏れてくる光とそのシルエットの美しさも魅力です。
主なデザイン
組子細工のデザインは大きく2種類「菱組子」と「格子組子」に分けられます。その2つを基本の地組(ぢぐみ)として、葉っぱ(組子部品)を空き部分にはめ込んで作っていきます。デザインはその組み合わせにより数百通り以上になります。
伝統的なデザインが引き継がれながら、一方で組子デザインにもトレンドがあり、年々少しずつ変化しているようです。
出典: www.tanihata.co.jp
菱形を基調とした組子細工の基本中の基本です。斜めが絡み合った美しいデザインです。
出典: www.tanihata.co.jp
縦・横の水平・垂直を基本にした格子形の組子です。規則正しいシンプルで繊細なデザインです。
組子細工キット
コースター
組子キット 麻の葉
サイズ:縦約10.5cm、横約9.5cm、高さ約0.9cm
重さ:約20g
素材:ヒノキ
日本製
¥1,080 (税込)
組子キット りんどう
サイズ:縦約10.5cm、横約9.5cm、高さ約0.9cm
重さ:約20g
素材:ヒノキ
日本製
¥1,080 (税込)
ひとつひとつのパーツはすべて職人の手作業で削りだされたもので、パーツがピタッとはまる匠の技を堪能できます。熟練の建具師と美大生のコラボレーションから生まれた作品です。
グッドデザイン賞にも選ばれ、外国の方への贈り物としても喜ばれるアイテムです。
組子細工の照明
TANEMOKUオリジナル商品 光箱
出典: www.tanemokushop.jp
種村建具木工所の組子細工と京からかみで織り成す美しい光の乾電池式LED照明です。置き型と掛け型があり、組子からもれる光と影を楽しめます。
菱灯火
出典: item.rakuten.co.jp
シンプルな菱組子の美しさが引き立つ置き型照明です。やさしい光が灯り、シンプルな光と影がすてきです。
麻の葉の行灯
出典: yoshiharawoodworks.com
日本伝統の模様、麻の葉の組子で作った置き型照明です。伝統的な模様ですが、シンプルなモダン和風にも合うあかりです。
オーデリック ペンダントライト「Kumiko(くみこ)」
出典: item.rakuten.co.jp
組子細工を現代的な和風の空間に合う和モダンのあかりです。匠の技と新しい感性が融合した精緻な模様のハーモニーがおしゃれです。
工場見学と組子細工体験
富山県富山市内にある株式会社タニハタでは、工場見学と製作体験を行っており、実物を見られるギャラリーも国内に2ヶ所あります。1959年創業の現代建築に合った組子細工を提案、製作をしてきた老舗です。タニハタでは、組子職人がオーダーに合わせて1mm単位の寸法で作り上げる受注生産で製作しているこだわりの会社です。
ギャラリー
出典: www.tanihata.co.jp
■東京・新宿御苑ギャラリー
購入前に組子製品の現物を一度見てみたい、材料の質感や色味を実際に体感してみたい、組子模様を迷われているなど、そのような方はギャラリーに足を運んでみましょう。
個人の方でも店舗オーナーや業者やデザイナーの方、外国の方も来店されているそうです。
出典: www.tanihata.co.jp
■神戸ギャラリー
住まいづくりのための建材メーカーが集まった総合ビル、HDC神戸内にあります。組子の引戸、組子柄、ミニ組子などの展示が見られます。
見学と体験
出典: www.tanihata.co.jp
富山県富山市内にあるタニハタ本社工場で、見学および組子の製作体験ができます。子どもから大人、外国の方にも人気です。
■場所:タニハタ本社工場
■所要時間:約1時間30分
■体験実施日:毎週金曜日と土曜日
・午前の部 10:30~12:00
・午後の部 13:30~15:00
※土曜日は工場営業日のみ実施
■体験料:1000円(1名)
※製作体験は10名様以上の団体様に限ります。
※受け入れ可能人数10人~30人
日本建築の装飾技法に使われる
出典: www.tanihata.co.jp
組子細工とは、釘を使わずに数ミリ程度の細かな木片を組み付けてさまざまな模様を作る日本建築の建具の装飾技法です。和室の障子や欄間などに用いられ、鎌倉時代から長い年月をかけて磨きぬかれた伝統があります。
出典: www.pref.yamagata.jp
組子は木材(主にヒノキやスギ)を使用するため、木それぞれの特性を熟知し、わずかな誤差も許されない精巧な技術を身につけた職人による熟練の技が必要です。
出典: okawa-conserve.com
組子細工は現代の曼荼羅とも言うそうですが、現存する最古の建築では、飛鳥時代に建てられた法隆寺の高欄に「卍崩し組子」が見られ、室町時代には障子などに組子装飾が施された建具や欄間が見られます。
江戸時代ではシンプルな組子が多く見られ、現代では200種類以上といわれるデザインがあるそうです。伝統的な模様からモダンな模様まで多種多様となって現代に続いているのがすばらしいですね。
出典: www.furusu.jp
まず、なんといっても現代でも和の空間に組子細工を取り入れ調和させたいという日本人としての心をくすぐる伝統技法の美しさが魅力です。
また、組子細工の規則正しく並んだ幾何学模様から漏れてくる光とそのシルエットの美しさも魅力です。
組子細工のデザインは大きく2種類「菱組子」と「格子組子」に分けられます。その2つを基本の地組(ぢぐみ)として、葉っぱ(組子部品)を空き部分にはめ込んで作っていきます。デザインはその組み合わせにより数百通り以上になります。
伝統的なデザインが引き継がれながら、一方で組子デザインにもトレンドがあり、年々少しずつ変化しているようです。
出典: www.tanihata.co.jp
菱形を基調とした組子細工の基本中の基本です。斜めが絡み合った美しいデザインです。
出典: www.tanihata.co.jp
縦・横の水平・垂直を基本にした格子形の組子です。規則正しいシンプルで繊細なデザインです。
組子キット 麻の葉
サイズ:縦約10.5cm、横約9.5cm、高さ約0.9cm
重さ:約20g
素材:ヒノキ
日本製
¥1,080 (税込)
組子キット りんどう
サイズ:縦約10.5cm、横約9.5cm、高さ約0.9cm
重さ:約20g
素材:ヒノキ
日本製
¥1,080 (税込)
ひとつひとつのパーツはすべて職人の手作業で削りだされたもので、パーツがピタッとはまる匠の技を堪能できます。熟練の建具師と美大生のコラボレーションから生まれた作品です。
グッドデザイン賞にも選ばれ、外国の方への贈り物としても喜ばれるアイテムです。
TANEMOKUオリジナル商品 光箱
出典: www.tanemokushop.jp
種村建具木工所の組子細工と京からかみで織り成す美しい光の乾電池式LED照明です。置き型と掛け型があり、組子からもれる光と影を楽しめます。
菱灯火
出典: item.rakuten.co.jp
シンプルな菱組子の美しさが引き立つ置き型照明です。やさしい光が灯り、シンプルな光と影がすてきです。
麻の葉の行灯
出典: yoshiharawoodworks.com
日本伝統の模様、麻の葉の組子で作った置き型照明です。伝統的な模様ですが、シンプルなモダン和風にも合うあかりです。
オーデリック ペンダントライト「Kumiko(くみこ)」
出典: item.rakuten.co.jp
組子細工を現代的な和風の空間に合う和モダンのあかりです。匠の技と新しい感性が融合した精緻な模様のハーモニーがおしゃれです。
富山県富山市内にある株式会社タニハタでは、工場見学と製作体験を行っており、実物を見られるギャラリーも国内に2ヶ所あります。1959年創業の現代建築に合った組子細工を提案、製作をしてきた老舗です。タニハタでは、組子職人がオーダーに合わせて1mm単位の寸法で作り上げる受注生産で製作しているこだわりの会社です。
出典: www.tanihata.co.jp
■東京・新宿御苑ギャラリー
購入前に組子製品の現物を一度見てみたい、材料の質感や色味を実際に体感してみたい、組子模様を迷われているなど、そのような方はギャラリーに足を運んでみましょう。
個人の方でも店舗オーナーや業者やデザイナーの方、外国の方も来店されているそうです。
出典: www.tanihata.co.jp
■神戸ギャラリー
住まいづくりのための建材メーカーが集まった総合ビル、HDC神戸内にあります。組子の引戸、組子柄、ミニ組子などの展示が見られます。
出典: www.tanihata.co.jp
富山県富山市内にあるタニハタ本社工場で、見学および組子の製作体験ができます。子どもから大人、外国の方にも人気です。
■場所:タニハタ本社工場
■所要時間:約1時間30分
■体験実施日:毎週金曜日と土曜日
・午前の部 10:30~12:00
・午後の部 13:30~15:00
※土曜日は工場営業日のみ実施
■体験料:1000円(1名)
※製作体験は10名様以上の団体様に限ります。
※受け入れ可能人数10人~30人
コツ・ポイント
組子細工の魅力はいかがでしたか?日本の伝統工芸のすばらしさと、現代の新しいデザインとの融合でさらに進化しているのがわかります。それらの組子が現代の住まいや暮らしに取り入れられる可能性もいろいろみえますね。ギャラリー見学や製作体験などで身近に感じたり、コースターのような小物から気軽に取り入れてみてはいかがでしょう。