北欧の照明メーカーの代表ともいえるルイス・ポールセン社。たくさんの美しく斬新なデザインを生み出しているメーカーです。今回は、そんなルイス・ポールセン社の照明を使ったインテリアをご紹介します。北欧デザインの粋を集めた照明は、どんなインテリアにもマッチします。
louis poulsen(ルイス・ポールセン)とは
デンマークの照明メーカー
出典: www.1stdibs.com
ルイス・ポールセンは、北欧デンマークの照明メーカーです。北欧の照明は、長く厳しい冬のために美しく発展していきました。そのため、世界中の照明デザインに大きな影響を与え、「近代照明のルーツ」とも言われるほどです。
中でも、ルイス・ポールセン社は、北欧の照明界における中心的なメーカーです。
こちらの照明は、「Kontrastペンダントライト」です。ミッドセンチュリーを代表する名作の1つです。
アイコンとなったPH 5
出典: www.aliexpress.com
ルイス・ポールセン社のアイコンともいえる照明は、1925年に発表されたPHランプです。デザイナーは、ポール・ヘニングセンです。
今まで見たこともないような、不思議なフォルムは、瞬く間に世界中で人気となりました。ルイス・ポールセン社では、以来このPH 5シリーズを不朽の名作として大切にしています。
デザイナーや建築家とのコラボレーション
出典: www.1stdibs.com
ルイス・ポールセン社では、同じデンマーク出身のアルネ・ヤコブセンをはじめ、バーナー・パントンなどの世界的な建築家や、デザイナーとのコラボレーションも数多く行っています。
北欧のデザイナーたちは、冬の夜の長さや暗さ、雪や吹雪、そして寒さ、などの過酷な生活条件を、少しでも心地よくやさしいものにするための照明を次々に生み出していきました。
こちらの照明は、デンマークの教会のためにデザインされたものです。
数々のデザイン
出典: www.ohmygoodness.be
ルイス・ポールセン社は数多くのデザインを生み出しています。今回は、その中からいくつかを選び、ポールセン社の照明のあるインテリアとも併せてご紹介していきます。
復刻した「Doo-Wop(ドゥー・ワップ)」
オリジナルは1952年に誕生
出典: www.reuter-shop.com
「Doo-Wop(以下、ドゥー・ワップ)」 の誕生は、1952年。ルイス・ポールセンとデンマーク海軍施設局とのコラボレーションとして生まれました。そのため、発売当時は「ネイビー・ペンダント」と呼ばれたそうです。
50年代風のレトロテイストな壁紙と合わせても、すてきですね。使い込まれたヴィンテージのチェストとともに。
2012年に復刻
出典: www.reuter-shop.com
ドゥー・ワップは、海軍の施設をはじめ、学校などの公共施設などでも使われていましたが、1982年に製造が終了しました。そして、その後30年もの間、新しいドゥー・アップは作られなかったのです。
ところが、再生産、再販売を望む声は一向に減りませんでした。そのため、2012年に復刻が決定したのです。
復刻は、オリジナルに忠実なデザインですが、カラーバリエーションがよりポップになりました。こちらはモダンなホワイトとダークグレーです。
全6色展開
出典: www.reuter-shop.com
復刻にあたって、「ドゥー・アップ」という名前に変更したこの照明は、全部で6色のカラーが用意されています。こちらの画像では、右から、ホワイト、ライトブルー、ダークグレーが並んでいます。ほかに、レッドとグリーン、ブラス真鍮があります。
ドゥー・ワップは、2つのシェードが組み合わされたデザインです。内側のコーン型シェードは、光を下に落とし、外側のシェードは左右に光を拡散します。
こちらの画像では、長めのダイニングテーブルに、ドゥー・ワップを3つ並べています。カフェのような雰囲気がすてきですね。
Doo-Wop(ドゥー・アップ)ペンダントライト
サイズ:直径28.3cm×高さ24.5cm
¥45,360 (税込)
現代に合わせた「PH 5 Contemporary」
ニュアンスのある色づかい
出典: www.scandinavia-design.fr
PH 5コンテンポラリーは、オリジナルのPH 5を、現代的に利デザインされたペンダントライトです。デザイナーは、ポール・ヘニングセンです。
従来のPH 5とその構造やデザインに大きな変化はありませんが、シェードの外側の塗装が、マットな仕上げになっているところがポイントです。さらに、全4色のカラー展開が、現代の暮らしにマッチしたニュアンスのある色になっています。
ダイニングテーブルの上にあるこちらのPH 5コンテンポラリーのカラーは、アーミーグリーンとダークグレーのコンビネーションです。
ノスタルジックにも
出典: www.scandinavia-design.fr
こちらは書斎に使われているPH 5コンテンポラリー。やわらかなローズにグリーンのリングが組み合わされています。ヴィンテージテイストの漂うインテリアにも似合いますね。
PH 5コンテンポラリー ペンダントライト
カラーは全4色。こちらはダークグレーとターコイズの組み合わせです。ほかに、ホワイトとローズの組み合わせもあります。
¥91,800 (税込)
ユニークなデザイン「LC Shutters」
鎧戸をすかす光
出典: www.scandinavia-design.fr
「LCシャッターズ」は、その名前のとおり、鎧戸(シャッター)の隙間からもれてくるような光を感じるペンダントライトです。全体がホワイト一色のものと、こちらのように、内側にカラフルなカラーが使われているものの2パターンがあります。
リビングに
出典: plaza.rakuten.co.jp
こちらはリビングに設置されたLCシャッターズ。窓からの優しい光を受けて、ライトを灯していなくても、ほっこり気分になれる照明ですね。
LC SHUTTERS(ホワイト)
サイズ:直径44cm×高さ30cm
¥62,640 (税込)
スタイリッシュな「AJテーブルランプ」
アンリ・ヤコブセンによるデザイン
出典: www.finnishdesignshop.com
AJテーブルランプは、SASロイヤルホテル(現在の名称:ラディソン・ブルー・ロイヤルホテル)のためにデザインされました。デザイナーは、デンマークの巨匠、アンリ・ヤコブセンです。
世界初のデザイナーズ・ホテルを目指したSASロイヤルホテルでは、このテーブルランプのほかに、フロアライトや壁もヤコブセンにデザインを依頼しています。
スタイリッシュなデザインは、創立50周年にポップなカラーが加わったことで、ますます際立っています。
AJ テーブルランプ
サイズ:幅30cm×奥行16cm×高さ54cm
¥20,281 (税込)
モダンな空間にオシャレなアクセント
美しいフォルム
出典: www.scandinavia-design.fr
ルイス・ポールセン社の照明は、モダンなインテリアにもよく使われています。無駄のない美しいフォルムが、オシャレな空間にぴったりです。
吹きぬけの玄関に
出典: www.smow.com
世界中に衝撃を与えた「PH アーティチョーク」を、吹き抜けのある玄関に配置しているアイデアです。この独特で、他に類を見ないデザインは、お野菜のアーティチョークと名付けられましたが、照明とは思えない斬新さです。
吹き抜けのある玄関には、大きなシャンデリアなどを合わせることもありますが、モダンなインテリアには、存在感のある北欧デザインの照明も似合いますね。
モノトーンのインテリアに
出典: www.hermosa-design.com
こちらは白と黒でまとめたモノトーンインテリア。選んだ照明は、ルイス・ポールセン社のPH スノーボール。雪の玉をイメージしてデザインされたかわいらしい照明です。クールな雰囲気を和らげてくれますね。
白いキッチンに
出典: www.smow.com
白でまとめたキッチンに、赤いPH 5を合わせてモダンなインテリアにしています。PH 5シリーズは、内側が白く塗装されているので、バランスがいいですね。
コーナーに使うルイス・ポールセン
コンソールテーブルを照らすように
出典: www.smow.com
PHシリーズのように存在感のあるデザインだけではないのが、ルイス・ポールセン社のすばらしさです。そして、ちいさなサイズのペンダントライトや、テーブルランプなどにも、北欧デザインの粋を感じることができます。
こちらは「Toldbod 120」です。
読書コーナーに
出典: www.smow.com
お部屋の隅に作られたちいさな読書コーナー。本棚と一人掛けのイス、そしてルイス・ポールセン社の「AJスタンディングランプ」。穏やかな時間が過ごせそうです。
ベッドサイドに
出典: www.smow.com
カッパー色のテーブルランプは、シェードが横に広がったデザイン。ベッドサイドに置いて、眠る前の読書灯として使いたいですね。
和モダンにも似合う北欧デザイン
リビングダイニングに
出典: www.y-sukiya.com
こちらの画像は、キッチン側から撮ったリビングダイニングです。グリーンゲイブルスの無垢なダイニングテーブルに、ルイス・ポールセンの照明を組み合わせています。
左手奥にはモダンな障子が見えていますね。和と北欧は、とてもなじみがいいようです。
PH 5 50周年記念のペンダントライト
出典: www.hirao-co.com
こちらも障子のある和室に、ルイス・ポールセン社のペンダントライトを組み合わせているお家です。このPH 5は、ポールセン社の50周年を記念して作られたモダンな色使いのものです。
デンマークの照明メーカー
出典: www.1stdibs.com
ルイス・ポールセンは、北欧デンマークの照明メーカーです。北欧の照明は、長く厳しい冬のために美しく発展していきました。そのため、世界中の照明デザインに大きな影響を与え、「近代照明のルーツ」とも言われるほどです。
中でも、ルイス・ポールセン社は、北欧の照明界における中心的なメーカーです。
こちらの照明は、「Kontrastペンダントライト」です。ミッドセンチュリーを代表する名作の1つです。
アイコンとなったPH 5
出典: www.aliexpress.com
ルイス・ポールセン社のアイコンともいえる照明は、1925年に発表されたPHランプです。デザイナーは、ポール・ヘニングセンです。
今まで見たこともないような、不思議なフォルムは、瞬く間に世界中で人気となりました。ルイス・ポールセン社では、以来このPH 5シリーズを不朽の名作として大切にしています。
デザイナーや建築家とのコラボレーション
出典: www.1stdibs.com
ルイス・ポールセン社では、同じデンマーク出身のアルネ・ヤコブセンをはじめ、バーナー・パントンなどの世界的な建築家や、デザイナーとのコラボレーションも数多く行っています。
北欧のデザイナーたちは、冬の夜の長さや暗さ、雪や吹雪、そして寒さ、などの過酷な生活条件を、少しでも心地よくやさしいものにするための照明を次々に生み出していきました。
こちらの照明は、デンマークの教会のためにデザインされたものです。
数々のデザイン
出典: www.ohmygoodness.be
ルイス・ポールセン社は数多くのデザインを生み出しています。今回は、その中からいくつかを選び、ポールセン社の照明のあるインテリアとも併せてご紹介していきます。
オリジナルは1952年に誕生
出典: www.reuter-shop.com
「Doo-Wop(以下、ドゥー・ワップ)」 の誕生は、1952年。ルイス・ポールセンとデンマーク海軍施設局とのコラボレーションとして生まれました。そのため、発売当時は「ネイビー・ペンダント」と呼ばれたそうです。
50年代風のレトロテイストな壁紙と合わせても、すてきですね。使い込まれたヴィンテージのチェストとともに。
2012年に復刻
出典: www.reuter-shop.com
ドゥー・ワップは、海軍の施設をはじめ、学校などの公共施設などでも使われていましたが、1982年に製造が終了しました。そして、その後30年もの間、新しいドゥー・アップは作られなかったのです。
ところが、再生産、再販売を望む声は一向に減りませんでした。そのため、2012年に復刻が決定したのです。
復刻は、オリジナルに忠実なデザインですが、カラーバリエーションがよりポップになりました。こちらはモダンなホワイトとダークグレーです。
全6色展開
出典: www.reuter-shop.com
復刻にあたって、「ドゥー・アップ」という名前に変更したこの照明は、全部で6色のカラーが用意されています。こちらの画像では、右から、ホワイト、ライトブルー、ダークグレーが並んでいます。ほかに、レッドとグリーン、ブラス真鍮があります。
ドゥー・ワップは、2つのシェードが組み合わされたデザインです。内側のコーン型シェードは、光を下に落とし、外側のシェードは左右に光を拡散します。
こちらの画像では、長めのダイニングテーブルに、ドゥー・ワップを3つ並べています。カフェのような雰囲気がすてきですね。
Doo-Wop(ドゥー・アップ)ペンダントライト
サイズ:直径28.3cm×高さ24.5cm
¥45,360 (税込)
ニュアンスのある色づかい
出典: www.scandinavia-design.fr
PH 5コンテンポラリーは、オリジナルのPH 5を、現代的に利デザインされたペンダントライトです。デザイナーは、ポール・ヘニングセンです。
従来のPH 5とその構造やデザインに大きな変化はありませんが、シェードの外側の塗装が、マットな仕上げになっているところがポイントです。さらに、全4色のカラー展開が、現代の暮らしにマッチしたニュアンスのある色になっています。
ダイニングテーブルの上にあるこちらのPH 5コンテンポラリーのカラーは、アーミーグリーンとダークグレーのコンビネーションです。
ノスタルジックにも
出典: www.scandinavia-design.fr
こちらは書斎に使われているPH 5コンテンポラリー。やわらかなローズにグリーンのリングが組み合わされています。ヴィンテージテイストの漂うインテリアにも似合いますね。
PH 5コンテンポラリー ペンダントライト
カラーは全4色。こちらはダークグレーとターコイズの組み合わせです。ほかに、ホワイトとローズの組み合わせもあります。
¥91,800 (税込)
鎧戸をすかす光
出典: www.scandinavia-design.fr
「LCシャッターズ」は、その名前のとおり、鎧戸(シャッター)の隙間からもれてくるような光を感じるペンダントライトです。全体がホワイト一色のものと、こちらのように、内側にカラフルなカラーが使われているものの2パターンがあります。
リビングに
出典: plaza.rakuten.co.jp
こちらはリビングに設置されたLCシャッターズ。窓からの優しい光を受けて、ライトを灯していなくても、ほっこり気分になれる照明ですね。
LC SHUTTERS(ホワイト)
サイズ:直径44cm×高さ30cm
¥62,640 (税込)
アンリ・ヤコブセンによるデザイン
出典: www.finnishdesignshop.com
AJテーブルランプは、SASロイヤルホテル(現在の名称:ラディソン・ブルー・ロイヤルホテル)のためにデザインされました。デザイナーは、デンマークの巨匠、アンリ・ヤコブセンです。
世界初のデザイナーズ・ホテルを目指したSASロイヤルホテルでは、このテーブルランプのほかに、フロアライトや壁もヤコブセンにデザインを依頼しています。
スタイリッシュなデザインは、創立50周年にポップなカラーが加わったことで、ますます際立っています。
AJ テーブルランプ
サイズ:幅30cm×奥行16cm×高さ54cm
¥20,281 (税込)
美しいフォルム
出典: www.scandinavia-design.fr
ルイス・ポールセン社の照明は、モダンなインテリアにもよく使われています。無駄のない美しいフォルムが、オシャレな空間にぴったりです。
吹きぬけの玄関に
出典: www.smow.com
世界中に衝撃を与えた「PH アーティチョーク」を、吹き抜けのある玄関に配置しているアイデアです。この独特で、他に類を見ないデザインは、お野菜のアーティチョークと名付けられましたが、照明とは思えない斬新さです。
吹き抜けのある玄関には、大きなシャンデリアなどを合わせることもありますが、モダンなインテリアには、存在感のある北欧デザインの照明も似合いますね。
モノトーンのインテリアに
出典: www.hermosa-design.com
こちらは白と黒でまとめたモノトーンインテリア。選んだ照明は、ルイス・ポールセン社のPH スノーボール。雪の玉をイメージしてデザインされたかわいらしい照明です。クールな雰囲気を和らげてくれますね。
白いキッチンに
出典: www.smow.com
白でまとめたキッチンに、赤いPH 5を合わせてモダンなインテリアにしています。PH 5シリーズは、内側が白く塗装されているので、バランスがいいですね。
コンソールテーブルを照らすように
出典: www.smow.com
PHシリーズのように存在感のあるデザインだけではないのが、ルイス・ポールセン社のすばらしさです。そして、ちいさなサイズのペンダントライトや、テーブルランプなどにも、北欧デザインの粋を感じることができます。
こちらは「Toldbod 120」です。
読書コーナーに
出典: www.smow.com
お部屋の隅に作られたちいさな読書コーナー。本棚と一人掛けのイス、そしてルイス・ポールセン社の「AJスタンディングランプ」。穏やかな時間が過ごせそうです。
ベッドサイドに
出典: www.smow.com
カッパー色のテーブルランプは、シェードが横に広がったデザイン。ベッドサイドに置いて、眠る前の読書灯として使いたいですね。
リビングダイニングに
出典: www.y-sukiya.com
こちらの画像は、キッチン側から撮ったリビングダイニングです。グリーンゲイブルスの無垢なダイニングテーブルに、ルイス・ポールセンの照明を組み合わせています。
左手奥にはモダンな障子が見えていますね。和と北欧は、とてもなじみがいいようです。
PH 5 50周年記念のペンダントライト
出典: www.hirao-co.com
こちらも障子のある和室に、ルイス・ポールセン社のペンダントライトを組み合わせているお家です。このPH 5は、ポールセン社の50周年を記念して作られたモダンな色使いのものです。
コツ・ポイント
いかがでしたでしょうか。
北欧を代表する照明メーカー「ルイス・ポールセン」の照明のあるお部屋をご紹介しました。北欧風インテリアにはもちろん、ミッドセンチュリースタイルや和モダンにも似合う優秀な照明です。優しくやわらかい光が、これからの季節にもぴったりですね。