あなたにピッタリのベッドはどれ？ベッド選びの基本4ステップ

小さいサイズから順番に、セミシングル・シングル・セミダブル・ダブル・ワイドダブル・クイーン・キング、のサイズがあります。
幅によって名称が違います。詳しくはstep2で見ていきましょう。

どんなにお気に入りのものがあっても、お部屋に入らなければ意味が無いですよね。なんとか入ったとしても、ベッドが大きすぎて圧迫感があると残念なことに…。

せっかく買うなら周りに歩くスペースだけでも確保して、ゆったり過ごせるといいですね。

部屋のサイズとベッドのサイズを確認して…OK！と言うその前に、購入してから部屋に入るまでの流れを考えましょう。

トラックから荷物がおろされ、玄関に。まず、玄関に入るかどうかが重要です。そしてお部屋へ。階段はありますか？階段の幅も見てみましょう。曲がり角はありますか？実際に通るかどうか計測してみましょう。

マンションにお住まいの場合はエレベーターに乗るかどうかも要チェックです。そして最後に肝心なのは、設置予定の部屋の入口も通れるかどうか…。事前におうちのサイズを測っておくと良いでしょう。購入するお店のスタッフさんに相談したり、通販サイトであれば説明をよく読んでくださいね。

ベーシックなタイプのマットレス。購入するときは、マットレスも注意して見てみましょう。

家具屋さんで買う場合を想像してみてください。ベッドはフレームだけではなく、マットレスもあります。購入する際、その価格はマットレスの代金込みであるケースもあります。そのときに重要なのがマットレスの製造元のチェックです。

フレームのメーカーとマットレスのメーカーは別の場合もあるのです。意外と見落としがちなので、忘れずに確認しましょう。

実際に寝てみないと、寝心地って分からないものですよね。できるだけ寝てみるのが一番です。

家具屋さんでも靴を履いたままお試しできるように汚れ防止のシートが敷いてあることが多いです。気軽に寝心地を確かめてみましょう。

ベッドはただ寝るだけの場所ではなく、収納場所にすることもできます。下部に引き出しがあるタイプのもの、よく見かけますよね。

さらに機能的なチェストタイプのものなど、探してみるとたくさんの種類がありますよ。種類についてはstep3でもご紹介します。

ベッドでの収納が決まることで、お部屋の中での他の収納用品の容量やレイアウトが変わってくることも考えられます。ベッドを決めるということは、ただ寝る場所を考えるだけでは無い重要な要素のひとつといえるでしょう。

寝る部分や下部だけでなく、ヘッドボードや脚にもこだわってみましょう。

ヘッドボードは、コンセントの有無だけでも大きく違います。「スマホの充電したいけど、寝るときに近くに置いてないと翌朝のアラームに気づかないかもしれないから心配…」と思ったことはありませんか？コンセントがあると、充電しながら就寝することができます。

また、ライトは間接照明の役目も果たします。夜中に目が覚めたときも安心。ヘッドボードに写真や時計、自分の好きなアイテムを飾る場所があるだけでも、癒しの空間になりそうですね。

メーカーによってさまざまなサイズがありますが、多くのセミシングルは幅が80cm、シングルは幅が97cmです。

どちらも小さめのお部屋に向いています。一人暮らしの方はソファーと兼用することもできます。また、２人以上や家族でお住まいの場合でしたら、リビングでソファとして活用することもできます。仮眠にも適していますし、急にお客様が泊まることになった場合も使えます。ベッドは、寝室以外にも用途があるのですね。

ダブルは分かるけど、ワイドダブルって意外と聞き慣れないですよね。ダブルの幅は140cm、ワイドダブルの幅は150cmです。

ダブルのサイズでも2人で寝られますが、部屋にワイドダブルのサイズを置く余裕があればぶつかりを気にせずゆったりです。

クイーンサイズは、セミシングルの幅80cm×2枚分の160cm！寝返りも打ち放題、小さいお子さんと添い寝をしても大丈夫ですね。

キングサイズの幅は180cm。もはやどちらの向きで寝ても大丈夫ですね。3人で寝ても、クイーンサイズよりもさらに余裕が生まれます。

「1人だからシングルサイズでもいいかな…」と思う方も多いでしょう。しかし、ひとりひとり体型や体格が違います。実際に寝たときのことを想定してみてください。

シングルサイズに実際に寝た場合、はみ出ることは無くても窮屈な可能性があります。寝返りを打つとどうでしょう？落ちそうになったりしませんか？そんなとき、セミダブルだと余裕があって安心ですね。

先ほどもお伝えしましたが、少しでもサイズに不安があれば、実際に寝ることで解決することがたくさんあります。なかなか店舗に行けない場合も、ベッドのサイズをメジャーなどで確認し寝転がってみると感覚がつかめるかもしれません。

全国に展開する無印良品の脚付きマットレスタイプは、サイズも豊富。シングル、セミダブル、ダブルと、一人暮らしからご家族まで使えます。

一人暮らしで使っていたシングルを、二人暮らしになって追加購入して並べてみたり。お子さんが増えて、さらに増やしてもいいですね。お子さんが成長して別々のお部屋で寝るとしても、新たに購入すること無く引き続き使うことができます。

ただすのこの上に布団を敷くのではなくて、上の写真のようにすのこを取り入れたものもあります。これが結構、快適でおしゃれなものが増えています。

人間は寝ている間にコップ1杯の汗をかく、と言われていますよね。そうなると通気性は気になるところです。「汗でカビなど生えたら困るし…」「清潔でシンプルな軽めのベッドが欲しい」そういった場合におすすめなのが、すのこタイプです。

「ベッドを置きたいけれど、お部屋は狭いし…」そういう場合は、折りたたみタイプでスペースを確保してみてはどうでしょう？

折りたたみタイプにはあまりおしゃれなイメージは無かったかもしれませんが、近年のものは配色もシンプルで機能的。リクライニングのあるタイプなら、背中に負担なくソファーとしての役割を果たしてくれます。夜寝る前にちょっと本でも読みたいな、映画のDVDでも見たいな…というときにも活躍しそうですね。

「急な来客で、部屋にスペースが欲しいな」という場合も、畳んで部屋の隅に置くことも出来ます。いっそのこと別のお部屋に運ぶことも可能ですよ。

引き出しがたくさんあるチェストタイプは根強い人気です。引き出しを開けるスペースさえ確保すれば大丈夫。ただ寝るだけだったスペースが収納場所にも！洋服が増えても安心ですね。引き出しに入れるものも、パジャマなどの「寝るときに必要なもの」にすると、統一感ができ、無駄な動きも省けそうです。

また「ヘッドボードに物を置きたくない、けれど眠るときに近くに置いておきたいものがある」という場合も、引き出しに収納してしまえば安心です。

「あまり女の子っぽいデザインはちょっと…」と思うあなたも、こんな程よいガーリーはいかがですか？

極限までシンプルな白くて細めのスチールは程よい存在感。ただの白いフレームじゃない、もう少しおしゃれを味わいたいときにピッタリ。どんな色のカバーを付けても、合うこと間違いなしです。

すのこタイプ同様、畳タイプも通気性に優れていて人気です。

布団を置いてしまえば畳は見えないので、洋風の部屋でも問題なく使えますね。もちろん、和風なお部屋作りにピッタリです。和風なお部屋では、むしろ畳を活かした使い方をすると良いかもしれません。

画像のようにソファー的にも使えます。また複数台並べると、まるで小上がりのある和空間に！お部屋の中でのちょっとした切り替えにもなりますね。

一人暮らしの方、ロフトタイプはどうでしょうか？

下のスペースをデスクや本棚にすることで省スペースになりますね。また、意外と天井が低いことで囲まれた感覚が生まれ、集中しやすくデスクにおすすめです。照明で部屋全体とは違う雰囲気に変えることも出来ますよ。

素材がレザーなだけで、随分と高級感が生まれます。ヘッドボードの部分もレザーだと、ソファーの背もたれのような感覚で使えますね。

レザーにもたくさんのカラーが揃っていますので、お部屋のイメージにも合わせやすいはず。中でもホワイトレザーのタイプは爽やかさも落ち着きも兼ね備えています。

店舗に行くと、思った以上にたくさんの種類を直接見ることができます。step1でもお伝えしましたが、実際に寝心地や雰囲気を確かめることができるのは、実店舗の魅力です。

さらに、ひとつの店舗だけでなくたくさんの店舗を見ると、比較できて良いでしょう。各家具店・メーカーの強みがあります。自分にあったものをゆっくり選んでみてください。

続いて、いくつかおすすめ店舗をご紹介しますね。

世界最大の家具店であるIKEA。日本にも出店が増えてきました。

シンプルでスタイリッシュなデザインは、日本にありそうで無いもの。しかし、日本の家にも不思議と馴染むのは、洗練されたシンプルさゆえでしょう。

リーズナブルな価格も人気の要因の一つです。その分、自分で組み立てる必要があります。それも「自分で組み立てたぞ！」という思い出のひとつになりますね。なおさら愛着がわきそうです。

無印良品のいいところは、その商品が長く、全国的に販売されているところです。せっかく買っても、ちょっと部品を買い足したいときや同じものが欲しいとき、見つからないと残念ですよね。無印良品は全国的に店舗があり、同じ商品が手に入る安心感があります。

また、シンプルなデザインも、魅力のひとつですね。

ニトリのいいところは何と言ってもお値段ですが、それだけではありません。意外とこだわった商品作りをしているんですね。画像の商品もヘッドボードの形状に工夫を施しています。そしてシンプルさも忘れていません。

予算の余りで寝室の他のアイテムを購入することができるかも！という期待も生まれます。一度店舗で、品揃えを確認してみてください。

Simple Styleの店舗を見かけたことはありますか？アイリスオーヤマのインテリアショップだったのですね。

洗練された外国風なデザイン、その名の通りシンプルなお店です。寝室も華やぐこと間違いなし！
丸洗いできるソファーのカバーなど他の商品も充実していますので、購入の際お部屋のグッズをまとめてチェックすることも可能です。

「実際に店舗に行ってみたけど、家でもパソコンでじっくり選んでみたい」「店舗に行っている時間がなくて…ネットでサクッと買いたいなあ」そんなときには家具通販サイトです。

先ほど挙げた「IKEA」「無印良品」「ニトリ」「Simple Style」、どの店舗も、通販サイトでも購入可能です。いったん店舗に行って、頭の整理をしたいときにはちょうどいいですね。

実店舗だけでなく、せっかく家具通販サイトを見るなら比較してみましょう。複数のサイトを見ると、自分の欲しいもののコンセプトも固まりやすいですよ。サイズがきちんと書いてある場合がほとんどですので、安心して購入できます。

とはいえ、通販サイトも数多くありますよね。いくつかピックアップしてみましょう。

ベルメゾンネット、女性なら利用したことがある人も多いのではないでしょうか。

洋服や雑貨など、たくさんのカタログを発行している通販サイトです。中でもインテリア専門サイトはとってもおしゃれ。シンプルでナチュラルなタイプから、フェミニンなタイプまで、幅広い品揃えです。パリや北欧など、イメージごとに分けてあるのも見やすくて魅力的です。

同じく女性向け通販でおなじみのニッセン。カタログ通販の実績から、購入者のニーズに合った商品を取り揃えようという姿勢が伺えます。あると便利な収納つきベッドや、パッと見てそれと分かりにくいソファーベッドなど、ツボをつく商品が充実しています。

機能的でありながらも、シンプルなデザインは忘れていません。時々見える遊び心が、女子のハートをわしづかみです。

ワイドダブルやクイーンサイズの商品もあるディノス。品揃えが豊富で、さまざまなメーカーのものがあります。パッと見てメーカー名が分かりやすいのも魅力ですね。

大物商品無料引き取りサービスなども展開しています。買い替えを検討中の方にはちょうどいいですね。

楽天市場には「ランキング市場」というコーナーがあります。多数の商品ランキングがあり、ベッドのランキングもあるのです。

「何から見ていいのか分からない」というときも、ランキングを順番にチェックするのも選ぶ方法のひとつです。「たくさん商品がありすぎて決まらない…」というときにランキングを見ると、最後の一押しになってくれるかもしれません。

インターネットショッピングの価格比較でおなじみの「価格.com」。同じ商品をショッピングサイト別に価格比較することに重点を置いているので、価格重視で動きたい人、どのショッピングサイトで購入しようかと迷ったときには最適です。

ベッドのカテゴリーもあり、人気ランキングも載っています。メーカーやシリーズの名前で絞り込むこともできます。ある程度お目当ての商品の情報を仕入れたところで比較すると、より選びやすくなるでしょう。

いつものように本などを買う感覚で、Amazonで買えてしまうんです！さすがのAmazon、クチコミも豊富なので選ぶ際の参考になりますね。

ランキング上位は意外にも、折りたためる「すのこタイプ」のもの。来客用にあると便利そうですね。

ベッド通販の専門店であるネルコ。専門店だけに、たくさんのメーカーの商品を取り揃えています。さらに、メーカーとの共同開発というこだわりも。

「コンシェルジュ」と称しているだけあって、何でもおまかせできそうな頼れる通販サイトです。

Yahoo!ショッピングのいいところは、お手持ちのYahoo!IDでショッピングができるところ。いつもの通販サイトだと、お買い物もスムーズですね。

セールや特典など見逃せない情報もあるので、ページをくまなくチェックしてお気に入りの商品を見つけてください！

「通販サイトで気になる商品が見つかったけれど、もっと詳しく知りたい…」「同じメーカーの、色んな商品を見てみたいな」そんなときには、メーカーのサイトをチェックしてみましょう。

通販サイトと同じく、メーカーも各社サイトを用意しています。ショールームの情報などもありますので、実際に出かけて確かめてみるきっかけにもなりますね。