サウジアラビアに2017年に完成予定の『地上200階建て』の超高層ビル。なんと現在世界最高のビルであるドバイの「ブルジュ・ハリーファ」を遥かに超えます。高さで言うと、地上“1km”超え。そこに、超ラグジュアリーな居住空間が予定されています。世界一の高さを誇る家。写真を見るだけで足が震えそうですが、あなたは住みたいですか?
天空のダイニング、雲の上で眠る生活
雲の上に聳える建物。ここに人が住めるというのですから驚きです。雲を突き抜ける高さ1007mの「キングダムタワー」。建築家によれば、ビルの鳥瞰図は、超高層ビルのなかでも天文学的高さといわれるほどだそう。
違った角度から見ていきましょう。
周辺地域も一般の生活空間
このビル、建つ場所はいたって生活空間のど真ん中。なぜなら、このビルの中には「住まい」があるから。
世界屈指のフォーシーズンズホテルやマンション、オフィスなどが入る予定。
世界最高の高さとラグジュアリーさを併せ持つレジデンス空間が生まれます。周囲を死角なく眺望できるこの高さに、一体どんな人たちが住むのでしょうね。
ラウンジはSF映画で見た宇宙のよう!
ゲストが地球の絶景を楽しめそうなラウンジも超高層階に位置します。このビル、イスラムのメッカへの入り口としての意味もあり、首都リヤドに次ぐ大都市メッカ州ジッダに建てられます。
これが日常の当たり前の光景に・・・?
建物の最上階は、もはや目で確認できないほどの高さ。突き出たスカイラウンジも、いびつな光景ですが、これが人々の集う場所になるとは、想像しがたい光景です。
あなたならラウンジで何をして過ごしたいですか。思わず「ビアガーデン!!」と思いましたが、サウジアラビアは厳しい禁酒国でありました。
上空から眺める景色は度肝を抜きます。
この高さから地上の動きはもはや分かりません。大都会の喧噪も感じることなく、上空でプライベートを過ごせる時間は、どんな居心地なのでしょう。
大富豪の底知れぬ力
サウジアラビアの国王の甥である、大富豪ワリード王子の発案で着工したこのビル。地上の風景も、余裕のある豊かなデザイン。
堂々の豪華エントランス
このビルには、世界の要人が使うオフィススペースだけでなく、ホテル、高級マンションが入ります。
暮らしの空間を充実させるポイントも
大都会の中にもオアシスとなる木々や水のある空間をミックスさせ、生活に潤いを与える要素もしっかり設計されています。
コツ・ポイント
これまで建てられてきた世界的な高層ビルはオフィス、ホテルなどが主でしたが、そこにレジデンスが含まれるようになってきました。
超ラグジュアリーな宿泊施設としても世界最高の高さ。どんな気分が味わえるのか、興味が尽きません。