アラビアのムーミンマグを大解剖！世界中で愛されるその魅力とは

マグカップをご紹介する前に、まずはムーミンについて少しだけお話します。

北欧雑貨、北欧インテリア好きには当たり前のように知られている陶器メーカー「アラビア社（ARABIA）」。フィンランドを代表するブランドで、世界中で愛されています。

その後はフィンランドを代表する陶磁器メーカーとして地位を確立しはじめます。アラビア特徴は、その高いデザイン性と機能性です。1945年には北欧デザインの巨匠、カイ・フランク（Kaj Franck）を迎え、よりアラビアは世界での知名度を上げていきます。

その後も数々の有名なアーティストを輩出し、歴史と実績のある「アラビア社」はフィンランドが誇るブランドの1つになっています。

トーベ・ヤンソンの原画の雰囲気そのままのマグカップ。これは数あるムーミングッズの中でも、アラビアのマグカップだけかもしれません。

ティーマのフォルムですから、使い勝手と飲み口のなめらかさはお墨付きです！なぜイッタラのティーマとアラビアのムーミンが？と疑問に感じる人もいるかもしれませんが、アラビアはイッタラグループの中の1つの会社です。

買いそびれて後で大後悔！なんて声も聞きますので、迷ったら買い！です。

現在販売されている現行品のマグカップを紹介します。何と現行品だけで30種類以上！おなじみのキャラクター以外に、日本では知られていないサブ・キャラクターもいます。何となく見たことあるけど誰？と思ってたキャラクターはいませんか？この機会に名前くらいは覚えましょう！

水色が鮮やかな印象です。ムーミンマグは前と後ろに絵があります。キャラクターの後ろ姿が描かれていることが多いです。

◆キャラクター紹介
ムーミンシリーズの中心的キャラクター、ムーミントロール。やさしい両親の愛情をいっぱい受けて育っています。好奇心が強く、思い込んだら周囲のことを考えずつっ走ることも。優しくて勇気がある男の子です。ガールフレンドはフローレン。

山吹色にモスグリーンの組み合わせはどこかレトロな印象です。荷物をたくさん持って、どこかにお出掛けでしょうか？

◆キャラクター紹介
いつも赤と白の縞のエプロンをつけ、黒いハンドバッグを持っています。このハンドバッグにはみんなの世話をやくために必要なものが入っているとか。ムーミン屋敷をみんなに開放し、温かくもてなす姿はまさに「みんなのママ」。家のまわりを花でかざるのが好きです。

ネイビーのムーミンパパのマグは男性が使うのにもぴったりの落ち着いた印象です。ブルー系の食器はさまざまな色の食器と相性がよく使い勝手抜群です。

◆キャラクター紹介
シルクハットをかぶり、パイプをくわえステッキを持っています。若いころは仲間たちとさまざまな冒険を体験していて、ムーミン谷に落ち着いた今でも、ときどきふらりと家を出ていったりします。冒険家魂は、息子のムーミンに受け継がれているようです。

ムーミンのガールフレンド、フローレン。可愛いピンクが似合ってます。

◆キャラクター紹介
兄のスノークと住んでいるが、ムーミン屋敷によく出入りしています。ふわふわした毛皮におおわれた体、可愛らし前髪、左足には金のアンクレットと、とてもおしゃれ。そして自分の愛らしさを充分に分かっています。優しく愛情にあふれた女の子です。

ミイはいつでもしかめっ面ですね。でも愛してやまないキャラクターです。ムーミンママのマグが赤から山吹色に変わり、今度はミイのマグが赤になりました。

◆キャラクター紹介
小さな体に、髪の毛を頭のてっぺんでたまねぎ型に結い上げています。こわいもの知らずで、誰に対しても思ったことをずばずば発言。普段はムーミン屋敷に住んでいますが、一人でいるのも好きなので勝手きままに行動しています。怒るとかみつくことも。

さらに前のモデルです。1999年から2007年にかけて販売されていました。ヴィンテージ品として今でも探せば入手可能ですが、人気があり価格はかなり高くなっています。

スナフキンといえば緑！ですよね。マグもブレずに緑なことに、何だか嬉しく感じる人も多いのでは。

◆キャラクター紹介
自由と孤独とを愛する旅人です。川のほとりにテントを張って暮らしています。ハーモニカで作曲するのが好き。冬が来る前に南の国へ一人旅立ち、春にまた戻ってきます。ミイとは姉弟の間柄。

ミムラのことは知らない人も多いのでは？愛らしい性格のミムラにピッタリのパープルがかったピンクです。

◆キャラクター紹介
ミイのお姉さんです。見た目はミイに似てますが、目元がやさしく体も大きいのがポイント。たくさんいる兄弟姉妹の一番上です。な恋多き乙女。

ミムラの母親はミムラ夫人です。ほがらかな笑顔と、ミイを含めたくさんの子どもが描かれたマグは見ていて楽しい気分になります。

◆キャラクター紹介
ミムラ夫人はミイとミムラ、そしてスナフキンの母親です。ちなみにミイとスナフキンは父親が違います。なんとこどmは35人もいます！

スニフも人気のキャラクターです。ターコイズブルーのマグはティーマの白い食器との組み合わせも爽やかで人気です。

◆キャラクター紹介
ムーミンの遊び仲間で、ムーミン屋敷の常連です。父親はムーミンパパが若いころの冒険仲間。好奇心おう盛だが、臆病でわがままなところもある。珍しいものきれいなものを見つけるひとりじめしようと必死になるところも。

旧モデルのスニフです。このチョコレートブラウンがコーヒーを美味しそうに見せると大人気のアイテムでした。今ではかなり高額になっているので、手に入れるのは至難の業です。

ムーミンについて詳しくない方でも、ニョロニョロは何となく見たことがあるのではないでしょうか？とても元気なオレンジのマグです。

◆キャラクター紹介
白くひょろりとした体に、短い手がついた不思議な生き物。種から生えてきて、いつも群れで行動しています。雷の電気がエネルギー源、さわると感電します。危害さえ与えなければ、攻撃してくるようなことはありません。

現行マグの中では珍しい、ストーリー性の高い絵柄です。とても優しいピンクに抱き合うムーミンとフローレンが優しい気持ちにしてくれます。かなり長いこと販売されていますので、そろそろ廃盤になるのではという噂もあります。

◆キャラクター紹介
スティンキーはムーミン谷の森に住む不思議な生き物。すごく臭いにおいがするらしいです。ムーミンたちを目の敵にしています。

◆キャラクター紹介
トゥーティッキは縞々のシャツにズボン、ぼさぼさ頭にポンポンつきの帽子がトレードマーク。男の子に見えるけれど、気のいい女の子です。ムーミン屋敷の水浴び小屋を不法占拠しています。

◆キャラクター紹介
モランが歩いたあとは凍り、座ったあとは草花も生えない場所になります。孤独な冷たい大きな魔物。灯やたき火など、人が集まるあたたかいところへ近づきたがります。周りから恐れられているが、その心の寂しさをムーミンは分かっています。

限定マグは再販されることがないので、気に入ったら在庫があるうちにゲットしましょう。

2015年は、ムーミンがはじめて小説になった「小さなトロールと大きな洪水」が出版されてから70周年にあたります。そのムーミン生誕70周年の記念として発売されました。

今までのマグカップで見たことのないムーミンの屋敷のマグカップです。付属として紙製の赤い屋根が付いているのも嬉しいポイントです。

ひとつ購入につき、2ユーロがユニセフの教育プログラムに寄付されるマグカップです。今までになかった特徴として、お話に登場する「めがね」のマークが内側に描かれているマグが、入っている場合があります。めがねマークの有無は買ってみないと分かりません。あたったらラッキーです！

年に2回のお楽しみでもある、季節限定マグカップ。夏と冬でまったく雰囲気が異なるのも楽しいポイントです。

2015年冬のアイテムは童話、「ムーミン谷の冬」がモチーフになっています。モノトーンの中に水色と赤がアクセントになっていて、とても素敵な雰囲気のマグです。

2015年夏のアイテムは、コミック「恋するムーミン」がモチーフになっています。ムーミンが釣りをし、サーカスの曲芸師エメラルドがお花畑で寝転んでいる場面が描かれています。

限定品はやはり翌年移行、徐々にヴィンテージとして希少価値になっていきます。欲しい絵柄は1年でも早く入手することをおすすめします。

アラビアのムーミンといえばマグカップが有名ですが、他にもシリーズでプレートなどの食器が出ています。特にギフトで贈るときなどはセットにすると大変豪華になるのでおすすめです。

同じキャラクターで揃えても、あえて揃えず色の組み合わせを重視しても。アイデア次第でいろいろな組み合わせが完成します！

マグカップの柄と同じになります。セットで使っても、バラで使ってもいいですね。落ち着いたターコイズブルーが他の食器と組み合わせしやすいと人気です。