節分に玄関先へ飾る柊鰯。その名の通り、ヒイラギの葉、枝とイワシの頭がついた飾りです。行事に合わせて飾ろうと思っても、見た目もちょっとグロテスクだし生ものを使うのはためらわれる…というかたは、オリジナル柊鰯をハンドメイドしましょう。今回は工作や手芸でできる柊鰯を6つご紹介します。
切り絵
和紙でつくられた質感の素敵な切り絵です。モチーフが鬼や豆まきと柊鰯だけではありませんが、フレームの中に柊鰯だけで切り絵を作れば、玄関ドアにかけて飾ることもできますね。
ちりめん生地
柊鰯だけでなく、節分にまつわるものをかたどった置物ならば、玄関先に飾りとして置くことができますね。ちりめん生地で手作りすれば、日本の伝統的な行事に相応しい風合いの飾りになります。
フェルト
割り箸でできた土台に、同じく割り箸の骨をしたイワシがかかっています。イワシの頭はフェルトでできており、骨と一体化したようなヒイラギの葉もフェルト製です。
フェルト2
こちらもフェルトでできた柊鰯です。その下に並ぶ毛糸でできた鬼たちは、嫌いなもののそばに置かれてちょっぴり拷問されているようにも見えてしまいます。鬼と柊鰯、節分らしさ満点です。
魚だけを手作り
柊鰯を飾るのにためらうのは、なんといってもイワシの頭とそこから漂う臭いのため。それが鬼を寄せ付けないためとは知っていても、現代では抵抗がありますよね。それならば、ヒイラギは本物を使い、イワシだけフェイクにすればよいのでは?ということで、紙粘土などで作ればいいですね。
色紙で
こちらもやはり、イワシだけをフェイクにした柊鰯です。きれいな色、柄の紙でイワシを作れば、洋風なおうちでも似合うスタイリッシュなインテリア風柊鰯になります。
コツ・ポイント
まとめ・柊鰯は本来は本物のヒイラギとイワシの頭を焼いたものを使いますが、臭いや衛生面でも飾るのが難しいこともありますね。工作、手芸でできた柊鰯ならその点を気にすることなく飾れます。おおよそ小正月から立春まで飾る習慣のものですから、今から作り始めてみましょう。