ガチャ棚で壁を有効活用。必要アイテムや便利なDIYアイデア集。

ガチャ棚とは、棚柱(ガチャ柱)という金物の支柱を壁に取り付け、そこに棚受け（ブラケット）を設置し、その上に棚板を置いた棚のことです。

棚柱（ガチャ柱）は壁に直接取り付けるため、壁に傷をつけてしまいます。賃貸住宅の場合は大家さんに設置前に相談してみるのがベストでしょう。納戸やクローゼットなど、部屋から直接見えない壁に取り付ける場合や、退居後にガチャ棚は残すという条件なら、設置をOKしてくれる場合もあります。

ガチャ棚の耐荷重は、壁の材質、棚柱（ガチャ柱）の種類、設置する間隔、使用するネジによって異なるため、一概には言えません。一般的な設置の場合の耐荷重は、約20kgから40kgとされています。棚柱（ガチャ柱）の取り付け説明書には、耐荷重の目安が書かれていることが多いので参考にしましょう。

ガチャ棚を作るのに必要なアイテムは、棚柱（ガチャ柱）、棚受け、棚板のみです。素材やカラーの組み合わせによって、いろいろなイメージのガチャ棚が作れます。白を基調にすればインテリアの邪魔にならないガチャ棚に。黒やステンレスの棚柱に、天然の材木を使った棚板を合わせたらインダストリアルな雰囲気にもなります。

ガチャ棚の設置に必要な工具は、巻き尺、水平レベル、電動ドリルのみです。垂直に棚柱を設置することだけを気を付ければ、実に簡単に設置できます。

ガチャ棚を作って本棚を作ってみませんか？　棚板の幅を変えれば、どんな大きな壁でも、半端なスペースでも、有効活用できますよ。大きな本棚を置くよりもスペースを取らず、見た目の圧迫感が少ないというのもガチャ棚の本棚の魅力です。

ガチャ棚の棚板は机として利用すれば、場所を取らずにホームオフィスが作れます。収納と一体化しているので作業効率も上がりそうですね。

クローゼットを効率的に使うために、ガチャ棚を設置してみましょう。棚板だけでなく、ハンガーを吊るしたり、バスケットを設置したり、使い勝手良くいろいろとアレンジできるのが魅力です。また、必要に応じて棚の位置を変えたり増やしたりできるフレキシブルさも、ガチャ棚を使う大きなメリットです。