実はペイントDIYするのにちょうどいい秋。春は新学期や新生活で忙しく、夏はクーラーをかけて締め切り、換気がしづらい。冬も寒い理由で夏同様。だったらやっぱり乾きやすく、換気しやすい今がおすすめ。ペイントの基本から、ちょっと凝ったものまでご紹介。
クロスは上から!
クロスは剥がさずそのまま上からが基本。壁紙を剥がしてしまうと、裏紙が残って綺麗に塗れません。画像のように模様がある、壁紙にペイントすると下地の凹凸が表面に出てきます。ピンクやイエローでポップな色で塗ると、このレトロなクロスが逆にいい味出します!
化粧合板にはヤスリはマスト!
化粧合板はそのまま塗るとインクをはじいてしまいます。ヤスリをかけてツルツルをとって、綺麗に粉を拭いてから塗ります。
コンクリートにもぬれます!
グレーでちょっと残念な塀にはペイントをしたいですね。コンクリートはアルカリ性、アルカリ質で塗料が剥がれてしまう場合もあります。必要であれば、アルカリシーラーを下地に塗ります。シーラー乾燥後、凹凸がある場合はパテ→パテが乾いたらヤスリ→パテ→ヤスリと凹凸がなくなるまで繰り返します。その後ペイント。手間がかかりますが、大きな面ですので、見違えます!
黒板塗装も要検討!
黒板塗装は簡単に部屋のイメージを変えられるのでおすすめ。メモ書きで利用したり、子どもの勉強や遊びに使えたり。部屋全体が白い壁の場合一部分壁の色を変えると、空間にリズムが出てメリハリが付きます!黒板塗装の色は黒だけでなく、ピンクやブルー、グリーン、パープルなど、様々ないろがあります。
大きな面が怖いなら、まず家具や小物から。
壁などの大きな面をペイントするのに躊躇するなら、まず、家具や小物からやってみませんか?木の家具にはニスが塗られていることが多いので、ヤスリをかけてから塗りましょう。無垢材でしたらそのまま塗れます。
鏡縁もおすすめ!
鏡が幾つか画像のように並べて飾るのおしゃれですよね。鏡の縁の色がバラバラでどうもバランスが上手くいかない時は、まず鏡の縁をペイントしてから、貼ってみて!こんなポップな色合いも、小さな面だから楽しめる。多少インクがはみ出てもそれはそれで味です。
ペイント上級者テクその1
普通のペイントに飽きたらない方、画像のような陰影ある美しいペイントはいかがでしょう?通常のようにペイントしてよく乾いた壁に、他の色をポンポンとスポンジでプッシュしながらつけていきます。まるで絵画のような、この重厚感は柄クロスではなかなか出せません!
ペイント上級テクその2
普通じゃ飽きたらない、そんな方にはこんなテク!ローラーに糸を巻き付けて、インクを付けて壁をゴロゴロ。店舗などの空間にピッタリですね。
コツ・ポイント
そのお住まいに住んで何年になりますか?4〜5年住んだら、実は壁も結構汚れています。日本は白いクロスを多く利用しているので、尚更汚れが目立つもの。訪問者はその壁の汚れを実は見ていたりして(汗)。人を呼ぶ年末年始の前に、ささっとペイントいかがでしょう?