ベッドルームを無難なアイボリー一色にまとめていませんか?いくつかのポイントをおさえることで、幼く見えずスッキリとした「大人カラフル」を実現することができます。お手本を参考にしながら、リラックスしつつも明日へのビタミンを与えてくれるカラーをとりいれてみましょう♪
フレンチシックからエスニックまで集めてみました。
差し色でフェミニンな甘さを引き算
流行のボタニカルプリントを取り入れたフレンチシックなベッドルーム。甘くなり過ぎないのは差し色にミントブルーのクッションや小物を配置しているから。ぼやけがちな全体の印象をしめる効果があります。
カラーの彩度を統一する
よく見ると壁紙や壁面のデコディスプレイも花柄ですが、うるさく見えないのは彩度を明る統一して、かつ柄が細かいため。主役となるリネンのボタニカルプリントをうまく引き立てていますね。
プリント×プリントもテイストを統一すればこわくない!
デコラティブなプリント柄のリネンがユニークなベッドルーム。ベッドカーテン、鏡やドロワーをクラシカルシンプルに統一することでしっくりなじみます。
柄×柄も色の主従を決めればシックに
幼く見えがちなピンクドットの壁紙も、引き立て役として反対色のグリーンを差し色に使えばこんなにシックに。アラベスク柄もアクセントに。
主役色を決め、差し色として反対色を使う場合は彩度を淡くするとうるさくなりませんね。
差し色は柄ものの中からスパイスとして
ボールドオレンジの壁紙に合わせて、リネンやオットマンにオレンジの柄を合わせる高等テク。
差し色を選ぶ時のポイントは、柄の中にあるどれか一色のなかから選ぶこと。ブラックがピリリとスパイスのように効いています。
ピロー、クッションを主役に
アラベスク調の精巧な刺繍がほどこされたクッションは使える芸術品。お部屋全体はシンプルな白に、ピローやクッション、リネンでテイストをプラスする方法はトライしやすいアイデアです。
朝陽に映える美しいリネンが主役
朝陽がさしこむ部屋ではこんなリネンが主役のベッドで目覚めたい!シャンデリアや鏡がアール・デコ調であるものの、パステルを採用することによってどこか遊びゴコロのある大人女子の部屋に。
ボヘミアンテイストで反対色をピリリとしめる
マンダリンオレンジ×ターコイズブルーの反対色のかけあわせも、明度を同じくすることで落ち着いた印象に。
壁のオーナメントやランプなどボヘミアンアイテムをチラリとプラスすることで、夢の旅に出かけられそう。
単色×光を利用してグラデーションカラフル
ラベンダーの単色使いでも、グラデーションを意識すれば落ち着いた洗練カラフルなベッドルームに。光沢のある壁紙、カーテンも柔らかな照明で色の重なりが浮かび上がります。
コツ・ポイント
いかがでしたでしょうか?「明度・彩度とテイストを統一する、差し色を取り入れる」というルールさえ意識すれば、難しい反対色(補色)もデコラティブな柄も、スッキリ取り入れやすくなります。小物やピロー類からチャレンジするのはチャレンジしやすく、また気分も変えやすいのでぜひトライしてみてくださいね♪