マムプレナーとは馴染みの無い言葉かもしれませんが、いま増えてきている、母起業をしながら忙しい家事をこなす、多忙を極める女性のことを言います。ともすれば24時間フル稼働の時もあるであろう彼女たちは、どうやって家事を効率よくこなす時間をやりくりしているのでしょうか?
■時間のかけ方にヒントがあった
掃除には時間がかかります。どこからやるかを考えるとき、まず頻度を考えてかかる時間を逆算。そして、大・中・小にわけ、掃除場所をサクサク決めて行くそうです。
たとえば・・・
小:フローリングを拭く、テーブルを拭く、キッチン台を拭くなど
中:リビングの掃除掛け、風呂掃除、玄関の掃除、シンクの汚れ落としなど
大:エアコンのフィルター、ガス台、クローゼット、窓ふきなど
■このように分けた後は「いつやるか」
小:毎日
中:1ヶ月か半月に一度
大:3ヶ月に一度
といったように、それぞれ頻度を決めて行きます。でも、決めるのは、ここまで!そのあとが、マムプレナーの恐るべし計画力です。
■その中で「今どれをやるか」
これらの場所を、組み合わせて時間を計算します。
たとえば、“今日はこれくらいしか時間がないから、「小」であるフローリング磨きを3カ所やろう”とか、“週末時間がとれた場合には、「小」と「大」を組み合わせて、キッチン台の掃除とガス台の掃除を一緒に済ませよう”といった感じにスケジューリングしていきます。仕事みたいですね♪
■家族がいる時といない時にわける手も
また、家の中に人がいるのといないのでは効率が異なりますよね。作業のうち、子どもを送り出した後にやること、一緒に手伝ってもらえそうなものに分けたりと、時間で掃除のしやすさを分けて楽しめる一面も。
たとえば・・・
「小」は、わざわざ掃除用具を準備したりすることも不要なくらい、短時間で済ませる事が出来るため、身体が覚えると、いつでも出来るようになります。逆に、目が離せない子どもがいるのに風呂やトイレにこもって掃除するのは不安、というときや、いると集中できないという場合には、子どもの昼寝時間や、見送った後など、一人のときに済ませましょう。
さあ、書き出してみよう!
あなたの生活に合わせて、「大・中・小」の掃除項目を分けて書いてみましょう。それが、今後の段取り力のヒントになってくれるはずです♡
コツ・ポイント
マムプレナーは、いつやるかをはっきり固定せず、組み合わせる事でシンプルな家事をこなしていたんですね。
今回紹介した方法は、普段なかなか掃除がはかどらない人や、ママ初心者、また一人暮らしをはじめたばかりで作業感覚が分からない人にもおすすめの方法です。