体をひんやり冷やすドリンクを欲する季節!見ているだけでも涼しげで、喫茶店でもこの時期のオーダーは急激に増えるようです。そんな、多くの人に喜ばれるアイスティーを、自宅で楽しむための美味しい入れ方と、いろいろなアイスティーの楽しみ方をまとめてみました。
アイスティーの入れ方(1)お湯を準備する
アイスティーでも、温かい紅茶を入れる要領で、まずは水道水を熱湯させます。
そのお湯を捨て、新たに人数分の半分のカップ数の熱湯を用意。
ティーポットに茶葉を入れます。お湯を注ぐ際には、少し高い位置から注ぎ、お湯に対流性を持たせるといいですよ。お湯を注いですこし経ったときの茶葉の動きを「ジャンピング」と呼ぶそうです。
(2)蒸らす
お湯を注いでから3~5分ほど放置して、しっかり蒸らしましょう。
その間、温度を下げないために、ティーコージーを使うのがベストです。茶葉が細かいほど、抽出時間はかかりません。アイスティーの場合は、少々水色が薄い方が美味しいと言われていますが、苦みがお好きな方は長めに置きましょう。
(3)氷を入れたグラスに注ぐ
氷をたっぷりいれたグラスに、一気に注いで急冷すれば出来上がりです!
多めに作った場合には、デカンタかピッチャーに入れ、周囲をさらに氷で冷却すると急冷できていいでしょう。
では、作り方がわかったところで、アイスティーのアレンジをご紹介していきましょう!
レシピ①いちご風味のアイスティー
まずはフルーティなアイスティーレシピから♪
[材料]
ティーバッグ約5個
お湯4カップ(5分間蒸したもの)
グラニュー糖(砂糖)少量
新鮮なイチゴ
レモンジュース 1/4カップ
アイスキューブ、ミント お好みの数だけ
[作り方]
①アイスティーを準備します。まず5分間蒸している間、砂糖を1杯溶かしておきます。
②イチゴを小さく刻み、フードプロセッサーかブレンダーでイチゴをピューレしておきましょう。
③レモン汁も絞っておきます。
④ティーバッグを取り除き、砂糖を加えて混ぜます。
⑤イチゴピューレを入れ、レモン汁を追加し、かき混ぜて冷蔵庫で冷やします。
レシピ②ミントとライムのアイスティー
さっぱりした後味の、ちょっと南国のアイスティーです。
[材料]
水8カップ
緑茶ティーバッグ適量
ミント1束
グラニュー糖1と1/2カップ
絞りたてのライム1/2カップ(オプションでスライスライム適量)
氷適量
6フレッシュミント6枚程度(オプションで)
[作り方]
①鍋に水を入れて、強火で煮ます。
②ティーバッグとミントを追加し、フタをして10分間湯煎します。
③お茶が染み込んできたら、ティーバッグを捨てて砂糖を加え、砂糖を完全に溶かします。
④室温で冷ました後、約2時間冷蔵庫で完全に冷却します。
⑤お茶が冷えたら、ミントを取り除きライムジュースを加えて混ぜます。
⑥必要に応じてライムジュースや砂糖を調整しましょう。
こんな楽しみ方も ①アイスブロックを使う
グラスに用意する氷に、あらかじめミントなどのハーブを入れておくアイスキューブも楽しいアイディア。通常のアイスティーに入れるだけで、時間とともに香りが漂う楽しみと、見た目の鮮やかさがゲストのウケもよさそう。
葉を2、3枚いれて凍らせるだけ。
紅茶だけでなく、カクテルやソーダにもおすすめ!
②カットフルーツを使う
さっぱりした紅茶の風味に、ジューシーな果物の甘味を加えてみましょう。お子様にも飲みやすいアイスティーができあがります。
マンゴーやスライスピーチを乗せて、甘酸っぱいアイスティーの完成!
②ホイップを使う
新鮮な生クリームをアイス緑茶にトッピングすると、濃厚で贅沢な味に。
濃いめの緑茶に入れて、ホイップ付き「ミント抹茶ティー」の完成!
③涼しい色の食器を使う
見た目から爽やかな色の食器でひんやり度アップ!
アイスティーで有名なモロッコのオリエンタルな器でも涼しさを感じられますね。
コツ・ポイント
いかがでしたか?冬場に楽しむ紅茶の要領で熱いお湯を使ったアイスティーの作り方、意外だったかもしれませんね。茶葉の風味を最大限に生かしたアイスティーの入れ方、ぜひ試してみてください!もちろん、水だしアイスティーも販売しています。熱湯よりも時間はかかりますが、寝る前に作っておいて、翌朝に楽しむのもいいですね。