編み物は好き嫌いが分かれるかもしれませんが、ちょっとご覧になってみませんか?色の組み合わせとデザインがとても素敵で、思わず挑戦してみたくなります。
白いベッドルームにカラフルにお花が咲いたような印象
ベッドカバー・クッションが手編みです。色使いがとても素敵で、わくわくします。一般的によく目にするのとちょっと違います。どう違うのか検証してみましょう。
クッションのしましまは『かぎ針あみ』棒あみより簡単です
シンプルな長編みですが、色使いが見事です。白いクッション1つ置かれていて、カラーを強調するのに活躍しています。白に組み合わせるのを計算してか、しましまの中に「白」が組み込まれています。
それぞれをこのようにしてつなげたのです
編みながらつなげていきます。全部をつなげないで、スペースを残す事で、下地の白が見えています。この透け感がおしゃれのポイントです。
通常のパッチワークの仕方と少し違います
色は2色づつ使用。この作り方を分析すると3つのポイントがあります。
①大きく分けて2パターンの色の組み合わせがあります。
一つは、外側と中央を同色にした2色使い
もう一つは、外側の輪郭と内部を分ける2色使いの
②単純にならないように全部配色バランスがばらばら
③同じデザイン配色はないほどのバラエティーある編み方
使用している毛糸はこちらです
少しパステルっぽい感じで原色でない色合いで、明度と彩度(明るさと透明感)を統一しているところが、編み上げた時の美しい色バランスになるポイントとです。
カラフルですてきなこのクロッシュ 色の組み合わせは少しだけ規則があります
一つのクロッシェ(パッチワーク)は3つの色の固まりで構成されています。
(参考の色使いー左下の組み合わせ)
①ブルー系ー水色とグリーンのグラデーション
②ピンク系ー濃いピンクから薄いピンクのグラデーション
③アクセントカラーとしてグレイッシュな水色を挟んで①②を強調しています。
スツールのカバーです 可愛い!!
この編み方の色も一段一段色をかえるのではなく、グラデーションをつけながら変化をつけているのが心地よく感じさせてくれるポイントです。編み方も単調にならないよういろいろ組み合わせています。
タンスです つまみが手編みのカバーで覆われています
地味なタンスですが、つまみを替えただけで印象が変わります。つまみを買い変えようとすると、意外に一つ一つが高額なことが多いので、このアイデアは素敵と思います。
こちらが手編みのつまみの色
小さな面なので、細編み(こまあみ)で色を替えていくのがコツのようです。※こまあみは、かぎ針あみで引っ掛けて編み込むのを一回ずつで進んで行く方法です。編み目が細かくなります。
窓辺に飾ったお花のポットカバー 手編みです
白と水色のインテリアにあわせたのポットカバーのグラデーションが実に素敵です。手編みは、色の組み合わせが自由自在なので、こんな風にインテリアにぴったりの色使いを可能にします。
コツ・ポイント
住宅のインテリアは、ミニマル的なカッコいいものもいいですが、洋服と同じで、いろいろ着てみたいときがあります。手作り感は、温かな愛情を感じ、癒し効果があるように感じます。温かな愛情がいっぱい詰まったインテリアパターンも、たまにはいかがでしょうか。