壁をなくしてLDKの開放感をアップ｜倉庫のような家［ビフォーアフター］

「家族がゆったりと暮らせる、経年変化が落ち着きを生む倉庫のような空間」という要望を実現するため、キッチンの向きを変え、リビング・ダイニングと一体の大空間を創出。元気なお子様を見守りながらお料理ができるステンレスの造作キッチンや、モルタルの剥き出し天井、使い込んだ風合いの無垢の床で、シンプルな中にもこだわりを詰め込んだLDKに。壁は白く塗装し、柔らかなイメージを創り上げた。

駅に近い立地や2面採光の角部屋、広いバルコニーなどが気に入り、ご実家の近くに、リフォームを前提として購入した中古マンション。
希望していた「家族でゆったりと過ごせる空間」や、「家事・子育てがしやすい間取り」にはなっていなかった。

空間に溶け込むキッチンは、ステンレスの造作。一部にバックパネルを入れることで食洗機が見えないよう配慮し、極力シンプルな装いに仕上げた。背面には可動棚を設け収納量も確保。

玄関横に、たくさんの服や靴を収納できるウォークインクロゼットを新設。ステンレス製のハンガーを造作するなど細部までこだわり、デザイン性と収納力を両立させた。出窓の天板を足場板にしてバーカウンターとして使えるように仕上げたり、スチールの室内窓を設けて開放感を高めたりと、フレキシブルに楽しめる空間にご主人も大満足。