観葉植物を使ったインテリア術！実例から学ぶセンスよく飾るポイント

幸福を招く木と言われることで人気の「ガジュマル」。沖縄地方では妖精「キムジーナ」が宿る木として昔から有名なのだそうです。幹と根の部分がとっても個性的で、それぞれユニークな形をしているのが味わい深く、かわいらしい姿です。成長も盛んなので、上手に育てるとどんどん葉っぱが出て大きくなってくれますよ。育てやすいので初心者にもおすすめです。

【育て方】
半日陰の風通しの良い場所を好みます。直射日光は葉を痛める恐れがあるので注意が必要です。表面が乾いたら、3日に1回ほど土の上からたっぷりと水をあげて下さい。また、霧吹きで1週間に2回ほど葉っぱに水をかけると、さらに元気に育ちます。冬期はなるべく暖かい場所で育ててあげて下さいね。

モンステラの魅力はなんといっても、葉も含めた全体的なシルエットです。北欧系の雑貨やテキスタイルのモチーフになっているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。若い内は葉の切り込みも少ないですが、成長するにつれて強調されたりと、育てる楽しみがあるところも魅力的です。成長すると葉もかなり大きくなるので、リビングなど広めの場所に置くとインパクトがあります。他には無いシルエットを持つ観葉植物なので、シンプルな場所にレイアウトすると葉っぱの個性が引き立ちます。

【育て方】
強い直射日光を嫌うので、夏は明るい日陰に置きましょう。冬はガラス越しの日光の当たる場所、春と秋はレースのカーテン越しのようなやわらかい日射しがちょうど良いです。熱帯性の植物で暑さには強いのですが、寒いのは少し苦手です。葉にホコリが溜まりやすいので、ときどき濡らしたティッシュなどで表面を軽く拭いてあげましょう。

夏は土が乾きやすいので、毎日水を与えます。春、秋は土の表面を触ってみて湿り気を感じないようでしたら水を与えましょう。冬は寒さであまり水を必要としないので、土の表面が乾いて2～3日経過してから水をあげるようにします。

たくさんあるヤシ科の植物の中でも、育てやすさと形の美しさで人気があるテーブルヤシ。一般的にテーブルにおけるほど小さいことから名づけられたそうです。見た目の南国っぽさから、西海岸風インテリアや男前風インテリアとの相性がよさそうです。美しい緑の葉をのびのびと伸ばすので、室内で育てるのにぴったりの観葉植物です。

【育て方】
ヤシ類の中では強い日射しが苦手です。強い光に当てると葉が黄色くなって、葉焼けを起こしてしまいます。一年を通して直射日光は避け、屋外の木陰や室内のレースのカーテン越しの日光の当たる場所で育てましょう。

やや湿り気を好むので、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えましょう。新芽の部分が乾燥すると新しい葉がなかなか出てこないことがあるので、葉や幹の部分にも水をかけます。ただ、常に土がじめじめした状態だと根腐れをおこしてしまうので、冬は水やりを控えめにすると良いです。

パキラは全体的にすっきりしているのにしっかりとグリーンを楽しむことができるところが魅力的な観葉植物です。茎部分の編みこみがあるものも見られ、他の観葉植物には見られないスタイルを楽しむことができます。葉の成形もしやすいのでインテリア性も高く、テーブルサイズから背の高いものまで幅広く流通しています。水挿しで増やすこともできるそうですよ。

【育て方】
半日陰の風通しの良い場所を好みます。直射日光は葉を痛める恐れがあるので注意が必要です。表面が乾いたら、3日に1回ほど土の上からたっぷりと水をあげて下さい。また、霧吹きで1週間に2回ほど葉っぱに水をかけるとさらにに元気に育ちます。冬期はなるべく暖かい場所で育ててあげて下さい。

シルバーグリーンの小さな葉が魅力的な観葉植物です。こじんまりとした楕円形の葉っぱが上向きに合わさるようになっている姿がかわいらしく、上向きで2枚セットになったような葉がスタイリッシュですね。角度を変えれば開いたように見えたり、貝がちょっと開いているような感じになったりと、見た目にも飽きのこないのがいいところ。大きいものを玄関の外に置いてみたり、中ぐらいのサイズを棚などに置いてもすっきりしたイメージで飾ることができます。

【育て方】
明るく風通しの良い場所で育ててください。暗い場所に置いておくと落葉してしまうので、注意しましょう。春～秋は屋外でも元気に育ちます。乾燥気味を好む傾向にありますが、適度の水分は必要です。水やりは培地の表面が完全に乾いてからにしましょう。春～夏は1週間に1回ほど霧吹きをしてあげると元気に育ちます。耐寒性が強いので、屋内であれば問題なく冬も育ちます。

シュガーバインは5枚の葉が花のように広がる人気の観葉植物です。かわいいのに丈夫で育てやすく、ツル性なので形も整えやすいのがいいところ。キッチンやお風呂などの水周りに置くと清潔感がアップします。キッチンなどのカウンターに置いて流すのもイメージが良さそうです。少し高いところや、垂れ下がることを狙った場所に置くと面白いですよ。

【育て方】
シュガーバインは耐陰性もあり比較的育てやすいですが、直射日光は苦手です。明るい日陰に置くのがベストと言えます。4〜10月の生育期は土の乾燥をチェックし、乾いていたらたっぷりと水をあげましょう。温度が低い時期の水やりは控えめにし、たまに霧吹きで葉に水をかけると良いです。

お花屋さんなどの専門店や雑貨屋さんでもインテリア性の高い観葉植物が置いていますが「近くにお気に入りのショップがない」「運ぶのが大変」という方はインターネットで購入を検討するのもよいかもしれません。植物なので、一つひとつ個性があることは忘れずにいましょう。ネット限定のアイテムもあるので、どんな植物がお部屋に合うか考えながら選ぶと楽しいですよ。

「アルテシマ」は濃淡のグリーンの模様と丸い大きな葉がかわいい観葉植物です。ゴムの木の仲間で育てやすく、初めての方にもおすすめです。水の管理がかんたんな水位計付きの底面給水鉢「レチューザ」に植えられているので水やりの目安がひと目でわかります。葉っぱがいつのまにか増えていて、かわいいと好評です。

パフカルという素材に植えた、壁にかけて楽しめる観葉植物です。水位が確認できる窓があるので、水やりのタイミングがわかりやすくなっています。さまざまな色や模様をした、小さな葉の植物の組み合わせがすてきなインテリアです。縦にも横にも飾れて置くことができるのもいいところ。お部屋に合わせた置き方で楽しんでみてくださいね。

手軽に水草を楽しめる、ガラスベースと水草のセットです。直射日光のあたらない明るい室内で楽しめます。植物は「ルドウィジアミックス」と「アマゾンチドメグサ」が入っています。水中の植物はバラ売りで自分で組み合わせることもできます。水中でゆらゆらする姿に癒されそうな、ちょっと個性的な観葉植物です。

大人かわいいフラワーギフトで有名な「青山フラワーマーケット」。実は観葉植物もとっても充実しているんですよ。小さめサイズのものから大型のものまで幅広く取り扱いがあり、サイズで選ぶこともできます。入れ物もとってもおしゃれなので、インテリアとしてもポイントが高いです。

2012年2月より出回り始めた、まったく新しいタイプのガジュマルの一品種「フィクス・シャングリラ」。なんだか名前からしておしゃれですね。艶やかな葉は成長するにつれて垂れ、わき芽がでてきます。古株のものや株が充実したものは、花が咲くのだとか。

フィクス属はイチジク属とも言われており果実の中に花が咲くため、一般的なお花のように咲き乱れることはありませんが、葉の陰にさりげなく咲くのだそう。大切に育てて、お花が咲いたところを見つけてみたいですね。

マイナスイオンを多く出し、空気清浄効果が高いと言われている有名な「サンセヴィエリア」。置いておくと新鮮な空気で、気持ちよく過ごせそうですね。シャープな姿で空間をスタイリッシュに演出してくれる人気のグリーンです。

乾燥気味を好むので、水やりは夏でも月1～2回程度でOKなのだそう。冬は室温が低い場合、ほぼ水を与えず冬越しできるので、手間がかからないのも嬉しいポイントです。

繊細な見た目ながら、丈夫な性質と柔らかな樹姿からとても人気の観葉植物「エヴァフレッシュ」。夜になると葉を閉じて眠り、朝になると目覚めて葉を開く、生きていることを感じさせてくれるすてきな植物です。成長すると、黄白色のタンポポの綿毛のような花を咲かてくれるのも、育てる楽しみのひとつです。子どもと一緒に育っていくのが楽しみになりそうな観葉植物ですね。

「楽しむ観葉植物」をコンセプトに、世界中から観葉植物を自ら集めて。自社ファームで専門スタッフが大切に育てているという「インテリアプランツ」。アフターケアやお手入れの仕方、育て方などの説明も充実しており、初めての方でも安心して観葉植物を家に迎えることができるサイトです。なかなか見かけることのないレアな植物も取り扱っているので、人と違う個性派インテリアが好きな方や、吊るす系の植物が好きな方におすすめのサイトです。新入荷のお知らせが多く、見ていてワクワクしてしまいます♪

存在感があり、インテリア性の高いコウモリラン。ちょっとマニア向けな雰囲気の名前ですが、実際は育てやすく丈夫なインテリアプランツなのだそうです。さまざまなインテリア雑誌でも取り上げられている人気のコウモリラン、お家にあるとおしゃれ度が一段と上がりますよ。

インテリアプランツとして長く人気の「アイビーヘデラ」です。ツルが長く伸びたインテリア性の高いアイビーへデラは、高いところに置くと緑の良さがぐっと引き立ちます。このサイズになるまできれいに作るのは難しく、流通量が少ないのだとか。柔らかい雰囲気で、北欧系やナチュラル系のインテリアによく合いそうです。ブリキやホーローのアイテムと合わせても相性が良さそうですね。

人気のディスキディアウォーターメロンをアレンジした、ツル性の観葉植物です。明るく風通しのよい場所を好む種類で、春～夏は3日に1回ほど全体に霧吹きでたっぷり水をあげるとよいそうです。秋〜冬は1週間に1回ほど水をあげて、室内のあたたかいところに置くのがGOOD。ちょっと個性的な葉っぱがかわいらしい柄ですね。

消臭・抗菌・防汚・ホルムアルデヒド分解の効果のある、光触媒仕様の人工観葉植物もインテリアとして人気が高いです。水やりの必要がなく環境にも優しいので、お手入れする時間がない人にもおすすめ。本物のグリーンのような、しっかりした存在感でお部屋を彩ってくれますよ。枯れることがなく、虫も寄ってこないのでギフトやお祝いの品としても人気があるそうです。

パキラは中南米原産の観葉植物で、少し硬めの細長い葉が特徴です。まるで本物のような苔が茎部分をおおっているのもすてきなポイントになっています。写真のように、北欧風のインテリアと合わせてもいいですね。茎と葉の形状は手で曲げて角度を変えられるので、自分好みのデザインにすることができます。

左から「パキフィツム」「オーロラ」「ハオルチア」という多肉植物の3点セットです。パキフィツムは、メキシコの高原を中心に10数種が知られる多肉植物で「厚い植物」という意味。オーロラは「宇宙の綿」、ハオルチアは南アフリカに生息するユリ科の多年草なのだそう。小さめサイズなので、置く場所を選ばないのがいいところ。デスクやテレビボードなど、ちょっとしたところにあると癒されそうです。

最近トレンドのツタ系の植物です。遠目では本物との違いがわからないほどで、本棚や壁など少し高さのあるところに置く人が多いようです。ライトの上にかけて、間接照明風に使ってもおしゃれですよ。ゆらゆら揺れる感じがかわいくて和みます。

ゴールデンリーフは、中央アメリカや西インド諸島など熱帯の低地を原産とするアカテツ科の樹木です。金のように輝く葉が美しく、太陽光や照明を当てるだけできれいな空気を生み出してくれます。背が高く、葉の色も明るめなのでリビングやエントランスのポイントとなるインテリアが欲しいときにおすすめです。部屋が明るい印象になりますよ。