最近はワンプレート、ワンディッシュ…と、和食離れついでに、和食器からもなんとなく遠くなりがちですが、和食器って実はとっても素敵なんです。同じ料理でも、和食器でコーディネートすると一気に和の世界に早変わり。落ち着いた大人の雰囲気をも持つ和食器を知っておくだけで、食卓の彩りがぐんと広がります。和食器を普段使いに使いこなせる、ちょっとした知識とテーブルコーディネートを紹介します。
和食器ってどんなもの?
出典: www.muji.net
落ち着いた雰囲気の和食器ですが、そもそも和食器とはどのようなものか知っていますか?
和食器の種類、素材によって、器の味わいが色々違うんです。
洋食器とどう違うの?
和食器と洋食器はデザインはもちろん、食器の種類が違います。
洋食器は5種類の食器を家族の人数分、あるいは偶数で揃えます。
和食器は7種類の食器を家族の人数分揃えます。
焼き物だけじゃない和食器
出典: item.rakuten.co.jp
和食器の種類・素材は色々あります。
和食器は、瀬戸物(せともの)、西日本地域では唐津物(からつもの)とも呼ばれたりする焼き物の和食器以外にも、陶器(土もの)、磁器(石もの)、炻器(せっき)、土器(素焼き)があります。
同じ和食器でも材質・種類によって、完成した製品の性質や味わいが全く違います。
和食器にはグレードがある
出典: cipolla.co.jp
和食器にはグレードがあり、上から小判皿、長皿、角皿、丸皿の順になります。
小判の形をしたお皿が一番格調が高いものということになるんです。
和食器の種類を知ろう
コーディネートに必要なもの
和食器のコーディネートに必要なものは、7種類あります。
この7種類の器を家族の人数分揃えます。
これがコーディネートに最小限必要なアイテムです。
その他季節感あふれる小物などを揃えると、テーブルコーディネートが楽しくなります。
七寸皿、六寸皿
出典: www.alimaya.net
では早速和食器のコーディネートに必要な種類をご紹介。和食器の大きさは「寸」で表します。
まずは七寸皿(21cmくらい)、六寸皿(19cmくらい)。
七寸皿はカレーやメイン料理を盛り付けるのにちょうどいいサイズ。
六寸皿は取り分けたケーキが乗るくらいのサイズです。
五寸浅鉢、小鉢
出典: mikagemadame1.cocolog-nifty.com
次に五寸浅鉢(なます皿、15~18cm)、小鉢。
深さがある器のことを”鉢”と言います。どんぶりくらいの大きさでも、器に深さがあるものは鉢と称されます。
汁椀、茶碗
出典: www.cotogoto.jp
日本人には欠かせない、汁椀、茶碗。
洋食では食器を手に持って食事をすることはありませんが、日本ではお茶碗を手にとって食事をいただきます。炊きたてのご飯とあたたかいお味噌汁を、ちょうど手に取りやすいサイズのお茶碗でいただくのが和食の流儀。
小皿
出典: www.naohitoshikama.com
ちょっとしたサイズの小皿は一口の果物、梅干し、ご飯のお供をのっけるのにちょうどいいサイズ。小さいサイズで様々なデザインのものがあります。食卓コーディネートのアクセントとしても大活躍します。
カトラリーなどの小物
出典: item.rakuten.co.jp
お箸、スプーン、フォークなど、和食器のカトラリーは木製のものがよく合います。
お箸置きや小物入れ、蓋つきのものや壺タイプのものなど様々。デザインも季節感あふれる小物がたくさんあります。見ているだけで楽しくなりますね。
参考になる和食器コーデ
和食器を使ったテーブルコーデをご紹介。
和食の世界では、季節やオケージョンによって幅広いコーディネートがたくさん楽しめます。
出典: 4yuuu.com
グリーンがアクセントに飾られたコーディネート。洋風だけでなく和風にもアレンジ出来るオレンジ色は和食器にも大人気。
濃いグリーンやダークブラウンを組み合わせれば、和の世界に早変わりします。土の和食器や、漆の食器ともとても良く合います。この場合、食器は淡い色よりもダークトーンを選ぶと、洗練された雰囲気が生まれますね。
サイドに飾られたお花もコーディネートのひとつ。シャクヤクや百合などの大きなお花が、和のテーブルにはとてもよく合います。お花を散らすより、ひとつにまとめた飾り方をすると、和の雰囲気がより出ますよ。
出典: nd.at.webry.info
こちらは和モダンを楽しむ初夏のおもてなしコーディネート。
普段の器を並べて、ほんの少しテーブルセッティングに工夫を加えれば、それだけで魔法にかかったように華やかに変身します。
初夏らしい涼しげな色合いの器とテーブルクロス、シルバーのカトラリーがマッチしています。
こちらは白山陶器のブルームシリーズを使った朝食コーディネート。
ブルームシリーズの鮮やかで落ち着いた色は、和食はもちろん洋風のお食事をも美しく見せてくれます。
出典: item.rakuten.co.jp
温かみのあるモノトーンが食材を引き立ててくれる、刷毛め雲の大皿。とても素敵な和食器です。いつものカレーがなんだかおしゃれに、とても美味しそうに見えるコーディネートです。
小鹿田焼の器でパスタ。和食器を洋食に用いると、カフェのような和モダンな雰囲気を味わえます。器を揃えて、是非真似したいコーディネートです。
藍色を基調とした器のコーディネート。小鉢をたくさん揃えて少しづつ盛り付ける、和食の美しいコーディネートです。
メインのお魚を盛った器を真ん中に置いて、サイドに汁椀と茶碗を置きます。基本的な配置でいただく、最高においしそうな和食コーディネートです。
和食器でアフタヌーンティーやランチ。横長皿を中心に置いて、取り分けながら頂くスタイルです。サイドにスープ、小鉢や小物でコーディネートを楽しみます。ここちよい会話が弾みそうなテーブルです。
夏らしい涼しげなカゴと藍色のクロスを使用し、たくさんの小鉢にお料理を盛ったスタイル。コーディネートにこういった小物を使うだけで、季節感が出てテーブルがとても楽しくなりますね。
こちらは長皿をつかった和カフェ気分なコーディネート。玄米ご飯でほっこりしたいときは、優しい色合いのクロスや食器を揃えて、カフェ気分でおうちごはんというのもいいですね。
シックなお茶碗にメインのお粥を入れて、いろんなデザインの小皿に少しづつサイドや珍味を乗せるスタイル。小皿のコーディネートがとてもたのしいテーブルです。
一見見ると北欧風なこちらのテーブル。実は和食器と北欧テイストはとても相性がいいんです。和食器にもシックなものだけでなく、モダンで可愛いものがたくさんあります。小物や食器を北欧風に揃えたり、北欧食器とミックスさせて北欧風テーブルコーディネートでお食事をいただくというのも楽しいですね。
お盆に乗せた大きめの器をモノトーンに抑えて、器の味を生かしたコーディネート。お料理の色が映える、簡単で真似したいコーディネートです。
たくさんの形の器を使用したこちらのテーブルは、簾や桜のクロスを使用したり、箸置きを桜で揃えることでまとまりを出しています。
季節感のある小物アイテムを選ぶと、季節のお食事をより一層楽しめます。
出典: www.muji.net
落ち着いた雰囲気の和食器ですが、そもそも和食器とはどのようなものか知っていますか?
和食器の種類、素材によって、器の味わいが色々違うんです。
和食器と洋食器はデザインはもちろん、食器の種類が違います。
洋食器は5種類の食器を家族の人数分、あるいは偶数で揃えます。
和食器は7種類の食器を家族の人数分揃えます。
出典: item.rakuten.co.jp
和食器の種類・素材は色々あります。
和食器は、瀬戸物(せともの)、西日本地域では唐津物(からつもの)とも呼ばれたりする焼き物の和食器以外にも、陶器(土もの)、磁器(石もの)、炻器(せっき)、土器(素焼き)があります。
同じ和食器でも材質・種類によって、完成した製品の性質や味わいが全く違います。
出典: cipolla.co.jp
和食器にはグレードがあり、上から小判皿、長皿、角皿、丸皿の順になります。
小判の形をしたお皿が一番格調が高いものということになるんです。
和食器のコーディネートに必要なものは、7種類あります。
この7種類の器を家族の人数分揃えます。
これがコーディネートに最小限必要なアイテムです。
その他季節感あふれる小物などを揃えると、テーブルコーディネートが楽しくなります。
出典: www.alimaya.net
では早速和食器のコーディネートに必要な種類をご紹介。和食器の大きさは「寸」で表します。
まずは七寸皿(21cmくらい)、六寸皿(19cmくらい)。
七寸皿はカレーやメイン料理を盛り付けるのにちょうどいいサイズ。
六寸皿は取り分けたケーキが乗るくらいのサイズです。
出典: mikagemadame1.cocolog-nifty.com
次に五寸浅鉢(なます皿、15~18cm)、小鉢。
深さがある器のことを”鉢”と言います。どんぶりくらいの大きさでも、器に深さがあるものは鉢と称されます。
出典: www.cotogoto.jp
日本人には欠かせない、汁椀、茶碗。
洋食では食器を手に持って食事をすることはありませんが、日本ではお茶碗を手にとって食事をいただきます。炊きたてのご飯とあたたかいお味噌汁を、ちょうど手に取りやすいサイズのお茶碗でいただくのが和食の流儀。
出典: www.naohitoshikama.com
ちょっとしたサイズの小皿は一口の果物、梅干し、ご飯のお供をのっけるのにちょうどいいサイズ。小さいサイズで様々なデザインのものがあります。食卓コーディネートのアクセントとしても大活躍します。
出典: item.rakuten.co.jp
お箸、スプーン、フォークなど、和食器のカトラリーは木製のものがよく合います。
お箸置きや小物入れ、蓋つきのものや壺タイプのものなど様々。デザインも季節感あふれる小物がたくさんあります。見ているだけで楽しくなりますね。
和食器を使ったテーブルコーデをご紹介。
和食の世界では、季節やオケージョンによって幅広いコーディネートがたくさん楽しめます。
出典: 4yuuu.com
グリーンがアクセントに飾られたコーディネート。洋風だけでなく和風にもアレンジ出来るオレンジ色は和食器にも大人気。
濃いグリーンやダークブラウンを組み合わせれば、和の世界に早変わりします。土の和食器や、漆の食器ともとても良く合います。この場合、食器は淡い色よりもダークトーンを選ぶと、洗練された雰囲気が生まれますね。
サイドに飾られたお花もコーディネートのひとつ。シャクヤクや百合などの大きなお花が、和のテーブルにはとてもよく合います。お花を散らすより、ひとつにまとめた飾り方をすると、和の雰囲気がより出ますよ。
出典: nd.at.webry.info
こちらは和モダンを楽しむ初夏のおもてなしコーディネート。
普段の器を並べて、ほんの少しテーブルセッティングに工夫を加えれば、それだけで魔法にかかったように華やかに変身します。
初夏らしい涼しげな色合いの器とテーブルクロス、シルバーのカトラリーがマッチしています。
こちらは白山陶器のブルームシリーズを使った朝食コーディネート。
ブルームシリーズの鮮やかで落ち着いた色は、和食はもちろん洋風のお食事をも美しく見せてくれます。
出典: item.rakuten.co.jp
温かみのあるモノトーンが食材を引き立ててくれる、刷毛め雲の大皿。とても素敵な和食器です。いつものカレーがなんだかおしゃれに、とても美味しそうに見えるコーディネートです。
小鹿田焼の器でパスタ。和食器を洋食に用いると、カフェのような和モダンな雰囲気を味わえます。器を揃えて、是非真似したいコーディネートです。
藍色を基調とした器のコーディネート。小鉢をたくさん揃えて少しづつ盛り付ける、和食の美しいコーディネートです。
メインのお魚を盛った器を真ん中に置いて、サイドに汁椀と茶碗を置きます。基本的な配置でいただく、最高においしそうな和食コーディネートです。
和食器でアフタヌーンティーやランチ。横長皿を中心に置いて、取り分けながら頂くスタイルです。サイドにスープ、小鉢や小物でコーディネートを楽しみます。ここちよい会話が弾みそうなテーブルです。
夏らしい涼しげなカゴと藍色のクロスを使用し、たくさんの小鉢にお料理を盛ったスタイル。コーディネートにこういった小物を使うだけで、季節感が出てテーブルがとても楽しくなりますね。
こちらは長皿をつかった和カフェ気分なコーディネート。玄米ご飯でほっこりしたいときは、優しい色合いのクロスや食器を揃えて、カフェ気分でおうちごはんというのもいいですね。
シックなお茶碗にメインのお粥を入れて、いろんなデザインの小皿に少しづつサイドや珍味を乗せるスタイル。小皿のコーディネートがとてもたのしいテーブルです。
一見見ると北欧風なこちらのテーブル。実は和食器と北欧テイストはとても相性がいいんです。和食器にもシックなものだけでなく、モダンで可愛いものがたくさんあります。小物や食器を北欧風に揃えたり、北欧食器とミックスさせて北欧風テーブルコーディネートでお食事をいただくというのも楽しいですね。
お盆に乗せた大きめの器をモノトーンに抑えて、器の味を生かしたコーディネート。お料理の色が映える、簡単で真似したいコーディネートです。
たくさんの形の器を使用したこちらのテーブルは、簾や桜のクロスを使用したり、箸置きを桜で揃えることでまとまりを出しています。
季節感のある小物アイテムを選ぶと、季節のお食事をより一層楽しめます。
コツ・ポイント
いかがでしたか?和食器の味わいとコーディネートの幅広さを知れば、食卓を考えるのがもっと楽しくなります。いつものお料理を和食器に盛り付けることで、ぐんと違ったイメージになったりしますね。是非和食器を食卓に取り入れて、食卓のコーディネートを楽しんでみてください。