身だしなみを整えたり、身体の清潔を保つ場所として毎日使う洗面台。できることならおしゃれで自分のスタイルに合った空間にしたいですよね。機能性、デザイン性、清掃性のすべてが叶う洗面台の最新事情と、素敵なインテリア実例をご紹介します。
素敵な洗面室に憧れる!
素敵な空間で身だしなみCHECK
出典: sigrekiannainteriors.wordpress.com
映画やドラマの中に登場するバスルームって憧れますよね。ヒロインや主人公が洗面室の鏡に向かって身だしなみを整えるシーンを見て「こんな素敵な場所で朝の支度ができたら最高だな」と思ったことがある人も少なくないはず。
実は最近、そんな憧れを実現させて“理想の洗面室”を手に入れる人が増えています。
さまざまな役割
出典: js-furniture.jp
洗面室は顔や手を洗うだけでなく、スキンケアやお化粧、ヘアセット、歯磨き、男性ならシェービングなど身だしなみを整える大切な場所。
他にも手洗いのお洗濯に使ったり、脱衣所としての役割を果たすことも。
多くの生活シーンで使われることから、リビングやダイニングと同じように洗面室の環境にも注目が集まっています。
出典: www.fanrto.com
自分を磨く場所だからこそ、洗面室もおしゃれで使いやすい空間にしたいですよね。
そこで今回は、洗面室の主役である“洗面台”の最新事情や選び方、インテリアのコーデ方法について学んでいきましょう♪
日々進化する洗面台の最新事情
多様なニーズに応える
出典: shigakidenkou.net
洗面台とは、顔を洗う水栓器具とボウル、鏡を組み合わせたもの。現代主流となっているのは、この基本機能に化粧や身支度がしやすい機能がプラスされた“洗面化粧台”です。
洗面化粧台は、それぞれの生活スタイルや求める機能によって形や種類が大きく変わります。標準化されたものだけでなく、多様なニーズに応えられるカスタマイズやオプションなどもかなり豊富。
好きな種類のパーツを組み合わせて、オリジナルの洗面化粧台を作ることが可能なのです。
使いやすい収納
出典: www.y-reformstyle.com
最新の洗面化粧台の収納には工夫がたくさん。
デッドスペースを有効活用したものや、奥が取り出しやすいスライド式、高い場所に便利な昇降式、引出しの整理がしやすい仕切り付きなどさまざまなタイプが充実。
出典: www.athome.co.jp
鏡内部の収納には、棚やトレーを自由にレイアウトできるものや、ドライヤーの収納ポケット、コード整理や小物をかけておけるフックが付いたものなどかゆいところに手が届くような仕様も目立ちます。
お手入れのしやすさ
出典: shigakidenkou.net
気になる「お手入れのしやすさ」も進化しています。
取り外して洗える収納トレーやくもり止めコート加工が施された鏡なども当たり前になりつつあります。
一番汚れやすいボウル部分には、汚れが付きにくい表面加工を施したものが人気。ハイバックタイプなら水がはねても安心です。
出典: www.toclas.co.jp
排水口の位置や傾斜角度にもこだわり、水が流れやすく汚れやゴミがたまりにくい設計になっているものも。同時に水はねや水残りが少なくなり、お手入れがラクに。
簡単に取り外しのできるヘアキャッチャーは女性には嬉しい仕様。邪魔になったり黒ずみがちな排水栓を収納できる穴があるものも便利です。
機能性
出典: zero-revo.com
水栓器具の種類も豊富になりました。従来のような蛇口タイプは少なくなり、上下左右だけでなく前後に動かせるものや、センサー付きのタッチレスタイプ、画像のようなビルトインも。
ビルトインは主に縁の下に取り付けられることが多いようです。出っ張りが少ないため清掃性も高く邪魔にならず、ボウルを全面的に使うことができるメリットもあります。
デザイン性
洗面台本来の機能に加えて、デザイン性の高い商品も増えてきました。最近のトレンドとしてはシンプルでスタイリッシュなデザインが人気のようですが、自分好みの家具と組み合わせたオリジナリティのある洗面室をプランニングする人も多く見られます。
出典: js-furniture.jp
こちらの画像は、ハイセンスなインテリアで人気のjournal standard Furnitureとパナソニックの洗面台『C-Line』がコラボレートしたもの。
このように、洗面台もインテリアの一つとしてコーディネートするのが最近の流行となっています。
使う人に合わせたデザイン
出典: www.takara-standard.co.jp
基本的には家族誰もが使いやすいユニバーサルデザインが主流ですが、高齢者や車いすでの動作が快適になるような工夫がされた洗面化粧台も充実しています。
用途や目的に応じたさまざまなカスタマイズが可能なので、選択肢が広がり、より一層安全・安心な暮らしが実現します。
洗面台の種類<メリット・デメリット>
洗面台には大きく分けて「ユニットタイプ」、「システムタイプ」、「カウンタータイプ」の3種類があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットをまとめました。
ユニットタイプ
出典: www.cbl.or.jp
このタイプは、洗面ボウルと鏡、収納、照明器具、水栓金具などで構成される最も一般的な洗面化粧台です。
据え置き型とも呼ばれ、収納キャビネットに陶器や樹脂製のボウルが直接取り付けてあります。
60cm、75cm、90cm、120cmなどの間口サイズに合った商品が選べること、一通りの機能が揃っていること、比較的価格帯が安いことなどがメリット。
出典: www.sanrinsha.biz
デメリットとしてはデザインの自由度が低く、遊びを加えられないこと。
とは言っても、最近はコーディネートの幅も広くなりカラーやパーツの組み合わせが選べるものも少なくないので、ある程度カスタマイズすることは可能です。
システムタイプ
出典: www.reform-honpo.com
システムキッチンと同じように、機能性が高く洗面化粧台周りのパーツを自由にコーディネートできることが最大の魅力。
ボウルや水栓金具だけでなく、収納の位置やボリュームなども選べて、空間を最大限生かしたレイアウトができることもメリットです。
洗面台だけでなく、洗濯スペースを含めたコーディネートをすることも可能。
出典: sumai.panasonic.jp
洗面室の環境に合わせてキャビネットを組み合わせられるので、「たくさん収納が欲しい」という場合にもおすすめ。
デメリットは、組み合わせ次第で高額になることと、狭い場所では圧迫感が感じられること、ある程度のスペースがないと理想のレイアウトを実現しづらいという点。
カウンタータイプ
出典: www.okuta.com
カウンターから洗面ボウル、水栓金具などすべてのパーツをオリジナルで作り上げるこのタイプ。
デザイン性が最も高く、好きなテイストを組み込みやすいので最近人気が高い洗面台です。
パーツの形状や材質、カウンターの高さや機能などほぼすべてを自由にデザインできるのが一番のメリットと言えます。インテリアにこだわりのある人には特におすすめ。
出典: www.fanrto.com
このタイプはインテリア性が高くおしゃれに見えることから、カフェやレストラン、ホテルなどでも多く取り入れられています。
デメリットとしては、上手にプランニングをしないと逆に使い勝手が悪くなったり、お手入れがしにくくなることも。
どれを選べばよいか迷ったら
求める機能を明確に
出典: sumai.nikkei.co.jp
洗面台と一言で言っても種類がたくさんあって迷ってしまいますよね。そんなときは、洗面台に求める機能を明確にしましょう。複数ある場合は優先順位を決めるとGOOD。
洗面台を設置するスペースや動線、家族構成、生活スタイルなども考慮して、使いやすく満足できる洗面化粧台を選びたいですね。
ショールームや店頭で実物をチェック
出典: sumai.panasonic.jp
設置するスペースを計っても、数字だけではなかなか具体的な想像ができませんよね。
洗面台は立体的なものですので、設置後のイメージを固めるためにも実物をチェックしておくことをおすすめします。
間口のサイズはピッタリでも、実際設置したら圧迫感があり室内が狭く感じてしまう場合や、その逆の可能性も。
出典: www.cera.co.jp
使い勝手や材質の質感など、実際目にしてみないと分からないことも多くあります。購入後に「思ってたのと違う…」とならないために、目で見て、触って、体験してみるのがベスト。
店頭やショールームなどに足を運んで実物をチェックしたり、詳しい店員さんに話を聞いてみるとよいでしょう。
参考にしたい♪洗面室インテリア
理想の洗面室を実現した方の素敵なコーディネートをご紹介します。洗面台を一からプランニングする方から、今ある空間をもっとおしゃれにしたい方まで、多くの方が参考にできる素敵な洗面室インテリアを集めました。
アートでデコレーション
出典: roomclip.jp
こちらはフレームに入れたアートを効果的に使ったウォールデコレーション。鏡とアートの配置が絶妙です。大小サイズの違うアートの組み合わせ方や配色バランスも参考になりそう。
カフェ風
出典: roomclip.jp
ウッディな雰囲気が素敵なこちらの洗面室。ナチュラルな素材と同系色でまとめた室内には統一感があり、カフェ風のインテリアに仕上がっています。
タイルのカウンターもお手入れがしやすそう。
ドライフラワー
出典: roomclip.jp
こちらはデッドスペースにドライフラワーを飾ったアイデア。
ダークカラーのタイルとシンプルな鏡というクールな内装にロマンチックなドライフラワーをコーディネートすることで、甘くなり過ぎない大人の女性らしさを感じます。
シャビーシック
出典: roomclip.jp
モデルやタレントの間でも流行っているシャビーシックを取り入れた洗面台は、まさに海外のバスルームのようです。鏡のフレームに窓枠を取り付けるアイデアもマネしたいポイント。おしゃれな小物入れを使って生活感を上手に隠しているところもナイス。
出典: folk-media.com
こちらもホワイトを基調としたシャビー感のある洗面室。フレンチ風のロマンチックなインテリアですが、ところどころシャープさを感じさせる小物使いと、シルバーとブラックの色使いで甘過ぎないクールな印象に。
西海岸風
出典: roomclip.jp
こちらは今話題の西海岸風のコーデ。ブルーとホワイトをメインに小物を揃えるだけでも、グッと雰囲気が高まります。
このようにDIYでディスプレイ棚を取り付ければ、見せる収納として使えるうえ雑貨も飾れるので一石二鳥。
男前インテリア
出典: roomclip.jp
木材やアイアンを使って男前に仕上げた洗面室。ラスティックな棚やインテリアがかっこよさを強調しています。100円ショップのアイテムを多く使用してDIYしたそうですが、安っぽさや手作り感を感じさせない完成度の高い洗面台です。
ナチュラル
出典: roomclip.jp
ナチュラテイストでまとめた洗面台。清潔感のあるホワイトタイルのカウンターと木製の棚、ミラーフレームがさわやかな雰囲気を演出しています。
鏡上部にかけられた小さなガーランドもCUTE!
出典: roomclip.jp
こちらもホワイトと木製フレームが好相性の洗面台。シャビー感のあるバケツとレトロなランプが、どこか懐かしく落ち着ける空間を作り出しています。
ファクトリー
出典: roomclip.jp
力強いファクトリーテイストの洗面室。アイアンメッシュの棚、配管風のタオル掛けなどディテールにも凝っていて完璧にコーディネートされています。
モノトーンのアートも空間の雰囲気にピッタリ。まるでドラマのセットのような洗面室です。
タオルでカラーをプラス
出典: sigrekiannainteriors.wordpress.com
洗面室にまとまりがほしいときは、タオルの色を統一するだけでもイメージが変わります。画像のように落ち着いたトーンのパープルのタオルをコーディネートすれば、大人っぽさと女性らしさの両方が実現します。
ヴィンテージ風
出典: folk-media.com
ヴィンテージ風のテーブルをカウンターとして使ったこちらの洗面台。鏡の両端に取り付けられた照明のデザインともマッチしていて、レトロかつロマンチックな雰囲気に仕上がっています。
ホワイトで清潔感を強調
出典: dustjacket-attic.com
ホワイトをメインカラーにした清潔感のある洗面台。ブラウンとのコントラストもおしゃれです。シンプルに整えておくことで清潔感とさわやかさが強調され、生活感を感じさせない洗面室になっています。
収納はこう増やす!
木製ボックス
出典: abeautifulmess.typepad.com
洗面室はどうしても収納が少なくなりがち。限られたスペースの中で収納を増やすには、ちょっとした工夫が必要です。
こちらは木製のボックスを壁に取り付けて棚を作ったアイデア。下にはすのことフックを組み合わせてタオル掛けに。同じ素材で統一すればインテリアがおしゃれに見えます。
バスケットで目隠し
出典: sigrekiannainteriors.wordpress.com
小物や雑貨はバスケットに入れて目隠しすると生活感が消えてスッキリとした印象に。出ているものはかごに入れてしまえばOKなので片付けもラクになります。
出典: www.fanrto.com
足下オープンタイプの洗面台の下には、大きなバスケットをIN。バスタオルやランドリーなどを入れておけるので何かと便利です。
アート用飾り棚を活用
出典: artsandclassy.com
IKEAのアート用飾り棚「RIBBA」は洗面室などの狭い場所の収納に最適。コンパクトなのに収納力があり、シンプルなデザインでインテリアの邪魔になりません。
シンク下収納
出典: www.realsimple.com
シンク下の収納には、空間を最大限活用できる収納ケースが定番。100円ショプやホームセンターなどでさまざまな商品が手に入るので、ぜひ活用してみてください。
洗面台ならこのお店をCHECK
ニトリ
出典: ja.wikipedia.org
「お値段以上♪」でお馴染みのニトリにも、高性能な洗面化粧台が揃っていると話題。コンパクトなユニットタイプから、おしゃれなカウンタータイプまで充実の品揃えです。カラバリも豊富で、自分のスタイルに合った洗面化粧台が選べます。
IKEA(イケア)
海外スタイルの洗面台が豊富なIKEA。おしゃれなキャビネットと洗面ボウル、水栓金具がセットになったコンパクトなタイプが多く、メインの洗面室だけでなく寝室や子ども部屋、2階専用などセカンド洗面台としてもおすすめ。
各メーカーショールーム
出典: www.ktile.jp
LIXIL、TOTO、パナソニック、タカラスタンダードなど高機能洗面台で有名なメーカーのショールームは必見。最新機能を体験するだけでも楽しめます。幅広い選択肢の中から選べるので、「こんな洗面台がほしい」という希望を叶える商品がきっと見つかります。
素敵な空間で身だしなみCHECK
出典: sigrekiannainteriors.wordpress.com
映画やドラマの中に登場するバスルームって憧れますよね。ヒロインや主人公が洗面室の鏡に向かって身だしなみを整えるシーンを見て「こんな素敵な場所で朝の支度ができたら最高だな」と思ったことがある人も少なくないはず。
実は最近、そんな憧れを実現させて“理想の洗面室”を手に入れる人が増えています。
さまざまな役割
出典: js-furniture.jp
洗面室は顔や手を洗うだけでなく、スキンケアやお化粧、ヘアセット、歯磨き、男性ならシェービングなど身だしなみを整える大切な場所。
他にも手洗いのお洗濯に使ったり、脱衣所としての役割を果たすことも。
多くの生活シーンで使われることから、リビングやダイニングと同じように洗面室の環境にも注目が集まっています。
出典: www.fanrto.com
自分を磨く場所だからこそ、洗面室もおしゃれで使いやすい空間にしたいですよね。
そこで今回は、洗面室の主役である“洗面台”の最新事情や選び方、インテリアのコーデ方法について学んでいきましょう♪
多様なニーズに応える
出典: shigakidenkou.net
洗面台とは、顔を洗う水栓器具とボウル、鏡を組み合わせたもの。現代主流となっているのは、この基本機能に化粧や身支度がしやすい機能がプラスされた“洗面化粧台”です。
洗面化粧台は、それぞれの生活スタイルや求める機能によって形や種類が大きく変わります。標準化されたものだけでなく、多様なニーズに応えられるカスタマイズやオプションなどもかなり豊富。
好きな種類のパーツを組み合わせて、オリジナルの洗面化粧台を作ることが可能なのです。
使いやすい収納
出典: www.y-reformstyle.com
最新の洗面化粧台の収納には工夫がたくさん。
デッドスペースを有効活用したものや、奥が取り出しやすいスライド式、高い場所に便利な昇降式、引出しの整理がしやすい仕切り付きなどさまざまなタイプが充実。
出典: www.athome.co.jp
鏡内部の収納には、棚やトレーを自由にレイアウトできるものや、ドライヤーの収納ポケット、コード整理や小物をかけておけるフックが付いたものなどかゆいところに手が届くような仕様も目立ちます。
お手入れのしやすさ
出典: shigakidenkou.net
気になる「お手入れのしやすさ」も進化しています。
取り外して洗える収納トレーやくもり止めコート加工が施された鏡なども当たり前になりつつあります。
一番汚れやすいボウル部分には、汚れが付きにくい表面加工を施したものが人気。ハイバックタイプなら水がはねても安心です。
出典: www.toclas.co.jp
排水口の位置や傾斜角度にもこだわり、水が流れやすく汚れやゴミがたまりにくい設計になっているものも。同時に水はねや水残りが少なくなり、お手入れがラクに。
簡単に取り外しのできるヘアキャッチャーは女性には嬉しい仕様。邪魔になったり黒ずみがちな排水栓を収納できる穴があるものも便利です。
機能性
出典: zero-revo.com
水栓器具の種類も豊富になりました。従来のような蛇口タイプは少なくなり、上下左右だけでなく前後に動かせるものや、センサー付きのタッチレスタイプ、画像のようなビルトインも。
ビルトインは主に縁の下に取り付けられることが多いようです。出っ張りが少ないため清掃性も高く邪魔にならず、ボウルを全面的に使うことができるメリットもあります。
デザイン性
洗面台本来の機能に加えて、デザイン性の高い商品も増えてきました。最近のトレンドとしてはシンプルでスタイリッシュなデザインが人気のようですが、自分好みの家具と組み合わせたオリジナリティのある洗面室をプランニングする人も多く見られます。
出典: js-furniture.jp
こちらの画像は、ハイセンスなインテリアで人気のjournal standard Furnitureとパナソニックの洗面台『C-Line』がコラボレートしたもの。
このように、洗面台もインテリアの一つとしてコーディネートするのが最近の流行となっています。
使う人に合わせたデザイン
出典: www.takara-standard.co.jp
基本的には家族誰もが使いやすいユニバーサルデザインが主流ですが、高齢者や車いすでの動作が快適になるような工夫がされた洗面化粧台も充実しています。
用途や目的に応じたさまざまなカスタマイズが可能なので、選択肢が広がり、より一層安全・安心な暮らしが実現します。
洗面台には大きく分けて「ユニットタイプ」、「システムタイプ」、「カウンタータイプ」の3種類があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットをまとめました。
ユニットタイプ
出典: www.cbl.or.jp
このタイプは、洗面ボウルと鏡、収納、照明器具、水栓金具などで構成される最も一般的な洗面化粧台です。
据え置き型とも呼ばれ、収納キャビネットに陶器や樹脂製のボウルが直接取り付けてあります。
60cm、75cm、90cm、120cmなどの間口サイズに合った商品が選べること、一通りの機能が揃っていること、比較的価格帯が安いことなどがメリット。
出典: www.sanrinsha.biz
デメリットとしてはデザインの自由度が低く、遊びを加えられないこと。
とは言っても、最近はコーディネートの幅も広くなりカラーやパーツの組み合わせが選べるものも少なくないので、ある程度カスタマイズすることは可能です。
システムタイプ
出典: www.reform-honpo.com
システムキッチンと同じように、機能性が高く洗面化粧台周りのパーツを自由にコーディネートできることが最大の魅力。
ボウルや水栓金具だけでなく、収納の位置やボリュームなども選べて、空間を最大限生かしたレイアウトができることもメリットです。
洗面台だけでなく、洗濯スペースを含めたコーディネートをすることも可能。
出典: sumai.panasonic.jp
洗面室の環境に合わせてキャビネットを組み合わせられるので、「たくさん収納が欲しい」という場合にもおすすめ。
デメリットは、組み合わせ次第で高額になることと、狭い場所では圧迫感が感じられること、ある程度のスペースがないと理想のレイアウトを実現しづらいという点。
カウンタータイプ
出典: www.okuta.com
カウンターから洗面ボウル、水栓金具などすべてのパーツをオリジナルで作り上げるこのタイプ。
デザイン性が最も高く、好きなテイストを組み込みやすいので最近人気が高い洗面台です。
パーツの形状や材質、カウンターの高さや機能などほぼすべてを自由にデザインできるのが一番のメリットと言えます。インテリアにこだわりのある人には特におすすめ。
出典: www.fanrto.com
このタイプはインテリア性が高くおしゃれに見えることから、カフェやレストラン、ホテルなどでも多く取り入れられています。
デメリットとしては、上手にプランニングをしないと逆に使い勝手が悪くなったり、お手入れがしにくくなることも。
求める機能を明確に
出典: sumai.nikkei.co.jp
洗面台と一言で言っても種類がたくさんあって迷ってしまいますよね。そんなときは、洗面台に求める機能を明確にしましょう。複数ある場合は優先順位を決めるとGOOD。
洗面台を設置するスペースや動線、家族構成、生活スタイルなども考慮して、使いやすく満足できる洗面化粧台を選びたいですね。
ショールームや店頭で実物をチェック
出典: sumai.panasonic.jp
設置するスペースを計っても、数字だけではなかなか具体的な想像ができませんよね。
洗面台は立体的なものですので、設置後のイメージを固めるためにも実物をチェックしておくことをおすすめします。
間口のサイズはピッタリでも、実際設置したら圧迫感があり室内が狭く感じてしまう場合や、その逆の可能性も。
出典: www.cera.co.jp
使い勝手や材質の質感など、実際目にしてみないと分からないことも多くあります。購入後に「思ってたのと違う…」とならないために、目で見て、触って、体験してみるのがベスト。
店頭やショールームなどに足を運んで実物をチェックしたり、詳しい店員さんに話を聞いてみるとよいでしょう。
理想の洗面室を実現した方の素敵なコーディネートをご紹介します。洗面台を一からプランニングする方から、今ある空間をもっとおしゃれにしたい方まで、多くの方が参考にできる素敵な洗面室インテリアを集めました。
アートでデコレーション
出典: roomclip.jp
こちらはフレームに入れたアートを効果的に使ったウォールデコレーション。鏡とアートの配置が絶妙です。大小サイズの違うアートの組み合わせ方や配色バランスも参考になりそう。
カフェ風
出典: roomclip.jp
ウッディな雰囲気が素敵なこちらの洗面室。ナチュラルな素材と同系色でまとめた室内には統一感があり、カフェ風のインテリアに仕上がっています。
タイルのカウンターもお手入れがしやすそう。
ドライフラワー
出典: roomclip.jp
こちらはデッドスペースにドライフラワーを飾ったアイデア。
ダークカラーのタイルとシンプルな鏡というクールな内装にロマンチックなドライフラワーをコーディネートすることで、甘くなり過ぎない大人の女性らしさを感じます。
シャビーシック
出典: roomclip.jp
モデルやタレントの間でも流行っているシャビーシックを取り入れた洗面台は、まさに海外のバスルームのようです。鏡のフレームに窓枠を取り付けるアイデアもマネしたいポイント。おしゃれな小物入れを使って生活感を上手に隠しているところもナイス。
出典: folk-media.com
こちらもホワイトを基調としたシャビー感のある洗面室。フレンチ風のロマンチックなインテリアですが、ところどころシャープさを感じさせる小物使いと、シルバーとブラックの色使いで甘過ぎないクールな印象に。
西海岸風
出典: roomclip.jp
こちらは今話題の西海岸風のコーデ。ブルーとホワイトをメインに小物を揃えるだけでも、グッと雰囲気が高まります。
このようにDIYでディスプレイ棚を取り付ければ、見せる収納として使えるうえ雑貨も飾れるので一石二鳥。
男前インテリア
出典: roomclip.jp
木材やアイアンを使って男前に仕上げた洗面室。ラスティックな棚やインテリアがかっこよさを強調しています。100円ショップのアイテムを多く使用してDIYしたそうですが、安っぽさや手作り感を感じさせない完成度の高い洗面台です。
ナチュラル
出典: roomclip.jp
ナチュラテイストでまとめた洗面台。清潔感のあるホワイトタイルのカウンターと木製の棚、ミラーフレームがさわやかな雰囲気を演出しています。
鏡上部にかけられた小さなガーランドもCUTE!
出典: roomclip.jp
こちらもホワイトと木製フレームが好相性の洗面台。シャビー感のあるバケツとレトロなランプが、どこか懐かしく落ち着ける空間を作り出しています。
ファクトリー
出典: roomclip.jp
力強いファクトリーテイストの洗面室。アイアンメッシュの棚、配管風のタオル掛けなどディテールにも凝っていて完璧にコーディネートされています。
モノトーンのアートも空間の雰囲気にピッタリ。まるでドラマのセットのような洗面室です。
タオルでカラーをプラス
出典: sigrekiannainteriors.wordpress.com
洗面室にまとまりが