窓の断熱DIY♪お部屋、浴室、車の窓を効果的に断熱する方法

プラダンとはプラスチック段ボールのことで、これを利用します。安価で軽量なのですぐにご自宅で試してみることができそうです。このプラダンを窓へ立てかけるだけの、工具も接着剤も何もいらない、本当に簡単な方法です。ホームセンターやインターネット販売で色々な種類が販売されています。販売店舗によって値段は様々ですが一番安いもので十分です。

プラダンの利点はまだあります。素材が半透明のため光を通すということです。暗くならず、安くて、簡単、軽量ですので、１人暮らしの女性もすぐに始めることができそうですね。難点といえば、紫外線によって劣化をしてしまうというところです。少し触っただけでも崩れ落ちるくらい劣化してしまいますのでその際には交換が必要となります。

ポリカーボネート制段ボールのことです。プラダンと比較してみても強度や耐候性は優れているのですが、その分お値段が高くなります。透明度があり光を遮ることがないので、明るさを保つことができ、燃え広がりにくい安全な素材となっています。欠点を言えば費用がかかってしまうことやカッターで切断することができないので、その分手間がかかってしまうこと、傷がつきやすい事などが挙げられます。

厚みがありますので直接窓に貼ることができません。ガラス戸のレールなどを利用し二重窓のように加工することで、断熱効果が得られます。手軽に試すには時間と費用がかかりそうな素材です。窓ガラスへ貼るだけのもに比べれば断熱効果も高く、美観もよいので、費用と加工時間を惜しまない方にはぜひチャレンジして頂きたい断熱方法です。

プチプチの中の空気が断熱の効果を発揮してくれます。窓に直接貼るのですが、両面テープやガムテープなどで直接貼ってしまうとはがす時に跡が残ってしまいますので、メンディングテープというものを先に窓へ貼ってから両面テープを貼るとはがす時が楽です。また、プラスチック専用の両面テープというものもあります。

また防寒商品として販売されているプチプチもあります。安価で軽量、半透明で光を通すのでお手軽に活用できますが、凹凸が多いため少し見通しが悪くなることや見栄えが悪くなることがマイナスポイントです。

断熱材スタイロフォームは、発砲スチロールのような素材で安価で軽量のため手軽に加工ができる素材です。水を通さない素材なので、湿気には強く、浴室などでの利用に適しています。

欠点は、水色・文字入りの素材のため「見た目的に美しくない」ということと、かなり厚みがあるため窓に直接貼って使用すると光を通ず、室内が電気なしではとても暗くなってしまうということです。通常は部屋の壁の裏側の見えないところに使用されていたりするような素材なので、DIYに使用する際には工夫が必要です。

ツインカーボは、とても軽量な素材である程度の強度もあります。透明素材なので光を通しますしカッターでの加工もできます。優れた断熱・保温効果を発揮してくれる素材となっています。

こちらの素材も直接窓に貼って使用するシートタイプではないため、ある程度の加工が必要となりますが、ガラス戸レールなどを使って加工することによって、二重窓のように加工することができ、見た目的にはとてもすっきりした出来上がりになります。価格はポリカより少し安めにはなっています。

耐熱性・耐候性に優れています。透明性が優れていますので、光を通してくれます。1mm以下の厚さはないので、直接窓に貼るのは難しいですね。販売店によっては、薄いアクリル板を販売しているところもあるようですが、アクリル板はある程度費用がかかります。

ガラスに直接板を貼る隙間があれば、直接貼る方法が簡単で手軽に断熱をすることができますが、隙間がない場合はサッシに貼り二重窓のように加工することになります。切断の際にはPカッターという特殊なカッターで傷をつけ折ると切断できるようになっています。

雪山での車中泊や雪がたくさん降る地域での緊急事態にとても役に立ちます。エンジンをかけている間はエアコンがあるため、ある程度温かさを保てますが、車中泊や長時間の停車時にエンジンをかけておくのは大変危険です。雪がマフラーを塞いでしまうと一酸化中毒に陥ってしまうからです。

停車時の車中は窓からダイレクトに外気が伝わってきますので、エアーパンキング(プチプチ)を窓に貼るのがお勧めです。二重重ねくらいにしていた方がより効果があります。緊急時の為に車にエアーパッキングと養生テープを用意しておくことも大事です。

車中泊でより効果を発揮するのがスタイロフォームをプラダンで挟んで両面テープでとめて、窓の形に合わせて加工したものです。窓の下の部分に両面テープ付のフックを貼りストッパー代わりとしてひっかけて固定します。

この方法で窓から入ってくるひんやりとした外気を防ぎます。この方法だと外から入る冷気は全く気にならなくなります。どちらも安価でホームセンターにあるので、冬場に車中泊をされる際はぜひ参考にしてみてください。