直火式ホットサンドメーカー。おすすめ商品と使い方まとめ

ホットサンドとは一般的に2枚のパンに具材を挟んで焼いた温かいサンドイッチを総称しています。似たような食べ物にはフランスのクロックムッシュや、イタリアのパニーノ(パニーニ)があります。

最近では日本でも電気や直火で調理できるホットサンドメーカーが普及してきました。手軽に作れるので家での軽食にはもちろん、屋外で食べるのにもぴったりです。

ここでは屋外で使う直火式のホットサンドメーカーについての調理方法についてご紹介します。直火式の良いところは一気に高温で調理できるため、外はサクサクで中に旨みを閉じ込めつつふっくらと仕上げられることです。

1）コンロで調理する
まずはアウトドア用のコンロで調理する方法です。ガスもしくはホワイトガソリンなどで火を安定しています。あっという間に焦げてしまうので、弱火もしくは中火で様子を見ながら調理します。

2）シングルバーナーで調理する
シングルでも火が安定しているので、比較的失敗せずに調理できます。五徳部分が小さくて安定しない場合は、ひっくり返らないように手で持って調理しましょう。ちなみにカセットコンロは、外気が冷たくなると気化しにくくなり火力が弱まります。そういった場合には手で温めたりすると少し改善されます。
ガスコンロを温めようとしても、火には絶対近づけないでくださいね。

3）焚火や炭火で調理する
これぞアウトドアですね。見るからに美味しそうです。焚き火で調理する場合は、ごうごうと燃えている時よりも下火になった時の方が、火が安定していて調理しやすいです。どちらにしてもあっという間に焦げるので、小まめにチェックしてください。また取っ手部分を燃やしたり溶かしたりしないように注意することも必要です。

30年以上の歴史がある日本製のホットサンドメーカーです。写真のようにシングルとダブルがあります。
ダブルは真ん中に線が入るようになっているので、二つに切り分けやすく、また線の部分があるために全体的にカリッとした仕上がりになります。

シングルは線がないので、少し厚めの具材でも挟みやすく、出来上がりはダブルに比べてふわっとしています。どちらを購入するかは好みの問題ですね。どちらもフッ素樹脂加工されているのでこびりつきにくく、手入れが簡単なのもいいですね。
2015年末にテレビで取り上げられてから人気が急上昇し、しばらく品薄状態が続いていました。

アメリカのアウトドアメーカーのコールマン社が販売しているホットサンドメーカーです。木製のハンドルがナチュラルな雰囲気で、アウトドアにぴったりです。裏表が分解でき、取っ手も引き抜くことができるのでコンパクトに収納できます。
また内側はノンスティック加工になっているので、食材がこびりつきにくいのも嬉しいですね。ランタンマークの刻印がとってもオシャレです。あまり厚いパン向けではなく8枚切りくらいのものを使うと丁度良いそうです。

アウトドアメーカーのスノーピーク社が販売しているホットサンドメーカーです。「トラメジーノ」とはイタリア語で「挟んで食べるもの」という意味があるそうです。写真のように取っ手を折りたたんでコンパクトに収納することができます。

裏表取り外し可能なので、刻印が入っていない内側をフライパンとして使用することができ、使い勝手がいいです。もちろん内側はフッ素樹脂加工されています。こういった細やかな部分がスノーピークらしいです。耳を切った食パンだと二つのホットサンドを同時に調理できます。

参考価格:7,884円（2016年1月現在）

アウトレットメーカーのロゴス社が販売しているホットサンドメーカーです。焼き印のメープルリーフとロゴスのマークが可愛いです。裏表取り外し可能なのでお手入れが楽ちんです。食パンは耳ありでもなしでも両方とも調理可能な便利な大きさです。

参考価格:3,564円（2016年1月現在）

アウトドアカジュアルブランドのチャムスが販売しているホットサンドメーカーです。ブランドのマスコットであるカツオドリのブービーバードがパン一面に焼き印された、可愛いホットサンドができあがります。内側はフッ素樹脂加工されているうえに、裏表取り外し可能なのでお手入れも楽ちんです。

参考価格:5,184円（2016年1月現在）

「WILD-1」のオリジナルブランド「テンマク」デザインから販売されているホットサンドメーカーです。深さの違う2枚と蓋の合計3部品からなっています。ホットサンドの厚みによって選ぶことができ、またフライパンとして使うときにも深め浅めとあるので使い勝手がいいです。出来上がりの「丸ほ」の焼き印になんとも愛嬌があります。

参考価格:5,980円（2016年1月現在）

鋳鉄製の本格的なホットサンドメーカーです。鉄製なのでシーズニング（慣らし作業）が必要になりますが、お手入れはタワシでゴシゴシ洗えるので楽ちんです。熱の伝導率がよいので本当においしいホットサンドが焼けるそうです。一生物の調理器具ですね。

参考価格:6,480円（2016年1月現在）

では実際にホットサンドを作ってみましょう。ここではホットサンドの王道ともいえる、ハムとチーズを挟みます。

【材料】
･食パン8枚切り
･ハム
･チーズ
･バターまたはマーガリン

【ツナマヨエッグサンド】
王道コンビ、ツナと卵のホットサンドです。卵はゆで卵を使って、隠し味にチーズもいれています。ボリュームがあってアウトドアの朝ごはんにぴったりですね。

【モンティクリスト】
少し甘い卵液に漬けてから焼いたハムとチーズのホットサンドです。甘塩っぱいレシピです。表面はカリッとするくらいの焼き加減がおいしいですよ。

【簡単ハニーマスタードチキン･ホットサンド】
すっぱくて甘いのがくせになるホットサンドです。

【チーズカレーホットサンド】
キャンプといえばカレー。これも前日の残りのカレーでできるホットサンドです。刻んだキャベツをいれることで野菜もたくさんとれますね。

【アップルチーズホットサンド】
リンゴとクリームチーズのホットサンド。これが美味しくないわけありませんよね。

【大福のホットサンド】
少し硬くなってしまた大福もホットサンドにすれば違う楽しみ方ができます。ドライフルーツを足してもおいしいです。

【ホットケーキミックスで作る簡単お好み焼き】
ホットサンドメーカーで作るお好み焼きです。粉はホットケーキミックスなので簡単お手軽でいいですね。

【納豆ホットサンド】
納豆にパン？と思わる方も多いはず。でもこれが意外にいけるんです。チーズを入れるとさらにコクが増します。

【肉まんホットサンド】
近頃キャンパーの間で流行っているようです。肉まんをホットサンドメーカーで焼くだけなのですが、外がカリカリ中はもちもちで、蒸したものとはまた違う美味しさがあるそう。

【ランチパックのホットサンド】
既製品のランチパックをホットサンドメーカーで焼くだけです。いろいろな味があるので手軽に楽しめます。これならいろいろ材料を持って行かなくてもいいですね。

【カレーパンのホットサンド】
カレーパンは揚げてあるので、時間がたつと油っぽくべちゃっとなりますが、オープンサンドメーカでサクサクに戻ります。これはいいアイディアですね。

【コーヒー】
豆からいれるコーヒー。キャンプ場の時間はゆっくりと流れているので、豆を炒る人もいるみたいです。自然の中でいれたコーヒー、美味しそうです。

【ホットミルク】
この写真のミルクにはバターとお砂糖が入っているそうです。

【サラダ】
ホットサンドはボリュームがあるので、サイドメニューは軽いサラダやフルーツがいいですね。見た目もとってもきれいです。

【野菜スープ】
野菜スープもいいですね。キャンプ場の朝は冷えるので、温かい飲み物やスープで身体を温めましょう。

スノーピークのトラメジーノを使ったレシピがたくさんのっています。非常に見やすくて参考になりますよ。

バウル―で作るホットサンドレシピです。もちろんその他のホットサンドメーカーにも応用できるのでいいですね。