サボテンの水栽培をおしゃれインテリアにしよう♪失敗しない水栽培のコツをご紹介!!

サボテンの水栽培で魅力的なのは、普段は見ることのない「根」を見る事ができることです。サボテンは水をやりすぎると枯れるというイメージですが、それは誤解なのです。
サボテンの根は水分を吸収しづらいため、土に残った水が腐ったり、雑菌が繁殖して枯れてしまうのです。本来サボテンは水分が好きなので水栽培に適しています。

土を使わない水栽培は手入れが簡単です。サボテンの病気は土を媒介にして感染するものも多いため、水栽培は病気になりにくいというメリットもあります。土で育てる場合、水をやり忘れたりすれば枯れてしまいますが、水栽培は水の量がわかるので気づいたときに変えられます。土にはカビや虫がよってくるので水栽培はインテリア向きの栽培方法と言えるでしょう。

根の成長が日々観察できるので子供の自由研究にもぴったりです。根を切ったり、乾燥させたりと水耕栽培にする作業がありますが、生命力の強い植物なので少し失敗しても育ってくれます。

サボテンや多肉植物の多くは土に植えられて売られています。まずは、植木鉢から出して土を落としましょう。根についた土も水で洗い流しましょう。次に、根をバッサリと切ります。これは今ある根が土壌用の根で水栽培には向いていないため、水に浸けた時に腐ってしまうからです。

そうしたら2、3日置いておいてしっかりと乾かしましょう。こうすることでサボテンは飢餓状態になり発根能力が高まります。

根を切ったサボテンを水に浸けましょう。根元まで全部浸けてしまうと腐りやすくなってしまうので、根の３分の１くらいが水に浸かる程度にしましょう。
1～2週間もすれば土壌用とは別の白っぽい根が出てきますのでそれが水栽培に適した根です。直射日光の当たらない日当たりのよい場所に置いておけば、すくすくと育ちますよ。

サボテンを育てている水は、容器の中でだんだんと傷んでいきます。サボテンに良くないので週に1度を目安に変えましょう。

冬の間は、水が凍らないようにお部屋の中の暖かい場所で育てましょう。