シーズンオフ、ダウンジャケットはどうやって洗濯していますか?いつもクリーニングに出すのも面倒だし、洗濯機で手軽に洗えたら便利ですよね。シーズン中も旅行帰りやお出かけしたときに染み付いた匂いなどが気になって、早く洗いたいし…。早速チェックしてみましょう♪
ダウンジャケットも自宅で洗えるんです!
ポイントを押さえれば大丈夫
出典: www.25ans.jp
先ほどお伝えした他にも気づきにくい意外な汚れってありますよね。ダウンジャケットが淡い色でも濃い色でも目立ちがちな襟元のファンデーションの汚れ、袖口の皮脂汚れ…ほんとうにお家で洗えるの?
はい、洗えます!でも、手軽にお家で洗えてもせっかくのダウンが傷んだら困りますよね。そんなことのないように押さえておくのは「洗えるものと洗えないもの」そして「洗い方」です。
確認しよう!洗えないものもあるよ
タグの取り扱い絵表示を確認しよう
出典: www.clairen.jp
このタグは「水洗い不可」「塩素系漂白剤による漂白不可」「アイロン不可」「ドライクリーニング可・石油系溶剤使用」です。
ダウンに付いているタグに「取り扱い絵表示」が載っています。それを見ることにより、水洗いできるかどうかや洗濯の方法が判ります。ご自分のダウンはどのような「取り扱い絵表示」になっているか確認してみましょう。
水でのお洗濯が可能ならお家洗いOK
出典: turu3.x0.com
このタグは「液温は30℃を限度に・洗濯機の弱水または弱い手洗いが良い」「塩素系漂白剤による漂白不可」「アイロン不可」です。下にある文章(「柔軟剤の使用不可」など)にも大事なことが書いてあります。
「洗濯機可」や「手洗い可」のマークが付いていれば水でのお洗濯は可能です。「洗濯機可」や「手洗い可」とのマークと並んで「ドライクリーニングのマーク」が表示されていても「ドライクリーニングが絶対」という意味ではなく「ドライクリーニング可」という意味になります。
「取り扱い絵表示」の見方については以下のリンク先をご覧ください。
今後「取り扱い絵表示」が変わります
現在日本に流通している衣類のタグはご紹介した「取り扱い絵表示」の載っているものですが、将来的にISO(国際規格)のものに変更予定です。以下のリンク先に判りやすい対照表が載っています。
ファーなどの部品にも注意
出典: www.beamsshopblog.jp
ダウンが洗濯可能であっても、衿やフードに付いているファーは洗濯方法が違うこともあります。ファーの種類によっても変わってきますので材質をよく調べておきましょう。画像はラビットファーを手洗いしたときの様子です。
洗い方をご紹介
洗濯に必要なもの
出典: www.momo-natural.co.jp
カナダの洗濯洗剤Nellie’s All natural。おしゃれなパッケージだとお洗濯も楽しくなりますね。
準備するのは
・洗剤
・ポイント汚れ落とし用の歯ブラシ(専用ブラシでも)
・ゴム手袋
・洗面器(洗い桶など)
です。
ダウン専用洗剤も出回っていますが、もちろん専用洗剤でなくても洗濯は可能です。ただし、ここでもタグの「取り扱い絵表示」が重要です。表示に「中性」とあるものは、おしゃれ着用洗剤などによくある中性洗剤しか使用できません。
「中性」とないものは、中性洗剤以外の一般衣料用洗剤が使用可能です。しかし、淡い色のダウンは蛍光剤無配合のものが良いでしょう。汚れの度合によって選んでみてください。また、使用できる場合は柔軟仕上剤も用意しましょう。
袖口などの目立つ汚れを落とそう
出典: yamafashion.hatenadiary.jp
まず洗面器にぬるま湯を準備し洗剤を入れ、歯ブラシで目立つ汚れを落としていきます。ゴム手袋を着用すると手荒れを防止できます。スプレータイプや塗布タイプの洗剤をお持ちでしたらそれを使ってもいいでしょう。あまり強すぎると生地が傷みますので、軽いタッチで汚れを浮き上がらせるようにしてみてください。
洗濯槽を使って押し洗いする方法
出典: mykaji.kao.com
大きなダウン、洗濯槽を桶代わりにすると楽です。
【洗い】30℃以下の水をはって、洗剤を入れます。さらにダウンを入れて押し洗いをしていきましょう。洗っていると、すぐ浮き上がってきます。「押す→浮く」を繰り返し、洗濯液を通しましょう。
【脱水・すすぎ】ここからは洗濯機の機能を使います。30秒脱水し、水を替えてすすぎ2回です。
【柔軟剤】最後に水をはります。柔軟仕上材を使用できる場合はここで入れましょう。約3分浸け置き、30秒脱水します。
押し洗い、浴槽を使っても
ドラム式洗濯機だと手洗いは難しいですよね。浴槽を使えば簡単に洗えます。手洗いしたあとも汚れが気になる場合は、しばらく浸け置きすることもできますね。
洗濯機洗い:洗濯機に入れる前に
出典: 1frb.com
先ほどもありましたが、ダウンはすぐ水に浮いてしまいます。確実に洗いたい場合は一度ダウンをバスタオルなどで包み、重くしてから洗濯ネットに入れると浮き上がりを防止できます。
洗濯機洗い:手洗いコースを選んで
出典: xn--l8j0a5jld.com
洗濯機には「手洗いコース」「ソフトコース」「ドライコース」などの優しい洗い方のコースがあると思います。ダウンジャケットの場合もそれを選びましょう。
じっくりと陰干し
出典: 1frb.com
洗いの工程が終わり干すときには室内などで陰干ししましょう。ダウンは1日では乾きません。2〜3日じっくりと乾かします。それでもドライクリーニングよりは手軽ですね。中には乾燥機を使う強者もいらっしゃいますが…確実なのは自然乾燥です。
干すときは気になる羽毛の偏りは…
出典: www.living-web.net
洗濯を終えた段階のダウンは、ペチャンコだし羽毛が偏っていて何だか心配になるかもしれませんが、ご安心を!最初は偏りを無理に直さずに干しましょう。少し乾いてきたら手で挟み、叩いて羽毛を均等にします。ダウンを持ってバサバサと動かすと空気が入ってふわふわ感が出ます。
完全に乾いたら撥水スプレーなどで仕上げるのもいいですね。その場合は必ず屋外で吹きかけましょう。
ポイントを押さえれば大丈夫
出典: www.25ans.jp
先ほどお伝えした他にも気づきにくい意外な汚れってありますよね。ダウンジャケットが淡い色でも濃い色でも目立ちがちな襟元のファンデーションの汚れ、袖口の皮脂汚れ…ほんとうにお家で洗えるの?
はい、洗えます!でも、手軽にお家で洗えてもせっかくのダウンが傷んだら困りますよね。そんなことのないように押さえておくのは「洗えるものと洗えないもの」そして「洗い方」です。
タグの取り扱い絵表示を確認しよう
出典: www.clairen.jp
このタグは「水洗い不可」「塩素系漂白剤による漂白不可」「アイロン不可」「ドライクリーニング可・石油系溶剤使用」です。
ダウンに付いているタグに「取り扱い絵表示」が載っています。それを見ることにより、水洗いできるかどうかや洗濯の方法が判ります。ご自分のダウンはどのような「取り扱い絵表示」になっているか確認してみましょう。
水でのお洗濯が可能ならお家洗いOK
出典: turu3.x0.com
このタグは「液温は30℃を限度に・洗濯機の弱水または弱い手洗いが良い」「塩素系漂白剤による漂白不可」「アイロン不可」です。下にある文章(「柔軟剤の使用不可」など)にも大事なことが書いてあります。
「洗濯機可」や「手洗い可」のマークが付いていれば水でのお洗濯は可能です。「洗濯機可」や「手洗い可」とのマークと並んで「ドライクリーニングのマーク」が表示されていても「ドライクリーニングが絶対」という意味ではなく「ドライクリーニング可」という意味になります。
「取り扱い絵表示」の見方については以下のリンク先をご覧ください。
現在日本に流通している衣類のタグはご紹介した「取り扱い絵表示」の載っているものですが、将来的にISO(国際規格)のものに変更予定です。以下のリンク先に判りやすい対照表が載っています。
ファーなどの部品にも注意
出典: www.beamsshopblog.jp
ダウンが洗濯可能であっても、衿やフードに付いているファーは洗濯方法が違うこともあります。ファーの種類によっても変わってきますので材質をよく調べておきましょう。画像はラビットファーを手洗いしたときの様子です。
洗濯に必要なもの
出典: www.momo-natural.co.jp
カナダの洗濯洗剤Nellie’s All natural。おしゃれなパッケージだとお洗濯も楽しくなりますね。
準備するのは
・洗剤
・ポイント汚れ落とし用の歯ブラシ(専用ブラシでも)
・ゴム手袋
・洗面器(洗い桶など)
です。
ダウン専用洗剤も出回っていますが、もちろん専用洗剤でなくても洗濯は可能です。ただし、ここでもタグの「取り扱い絵表示」が重要です。表示に「中性」とあるものは、おしゃれ着用洗剤などによくある中性洗剤しか使用できません。
「中性」とないものは、中性洗剤以外の一般衣料用洗剤が使用可能です。しかし、淡い色のダウンは蛍光剤無配合のものが良いでしょう。汚れの度合によって選んでみてください。また、使用できる場合は柔軟仕上剤も用意しましょう。
袖口などの目立つ汚れを落とそう
出典: yamafashion.hatenadiary.jp
まず洗面器にぬるま湯を準備し洗剤を入れ、歯ブラシで目立つ汚れを落としていきます。ゴム手袋を着用すると手荒れを防止できます。スプレータイプや塗布タイプの洗剤をお持ちでしたらそれを使ってもいいでしょう。あまり強すぎると生地が傷みますので、軽いタッチで汚れを浮き上がらせるようにしてみてください。
洗濯槽を使って押し洗いする方法
出典: mykaji.kao.com
大きなダウン、洗濯槽を桶代わりにすると楽です。
【洗い】30℃以下の水をはって、洗剤を入れます。さらにダウンを入れて押し洗いをしていきましょう。洗っていると、すぐ浮き上がってきます。「押す→浮く」を繰り返し、洗濯液を通しましょう。
【脱水・すすぎ】ここからは洗濯機の機能を使います。30秒脱水し、水を替えてすすぎ2回です。
【柔軟剤】最後に水をはります。柔軟仕上材を使用できる場合はここで入れましょう。約3分浸け置き、30秒脱水します。
押し洗い、浴槽を使っても
ドラム式洗濯機だと手洗いは難しいですよね。浴槽を使えば簡単に洗えます。手洗いしたあとも汚れが気になる場合は、しばらく浸け置きすることもできますね。
洗濯機洗い:洗濯機に入れる前に
出典: 1frb.com
先ほどもありましたが、ダウンはすぐ水に浮いてしまいます。確実に洗いたい場合は一度ダウンをバスタオルなどで包み、重くしてから洗濯ネットに入れると浮き上がりを防止できます。
洗濯機洗い:手洗いコースを選んで
出典: xn--l8j0a5jld.com
洗濯機には「手洗いコース」「ソフトコース」「ドライコース」などの優しい洗い方のコースがあると思います。ダウンジャケットの場合もそれを選びましょう。
じっくりと陰干し
出典: 1frb.com
洗いの工程が終わり干すときには室内などで陰干ししましょう。ダウンは1日では乾きません。2〜3日じっくりと乾かします。それでもドライクリーニングよりは手軽ですね。中には乾燥機を使う強者もいらっしゃいますが…確実なのは自然乾燥です。
干すときは気になる羽毛の偏りは…
出典: www.living-web.net
洗濯を終えた段階のダウンは、ペチャンコだし羽毛が偏っていて何だか心配になるかもしれませんが、ご安心を!最初は偏りを無理に直さずに干しましょう。少し乾いてきたら手で挟み、叩いて羽毛を均等にします。ダウンを持ってバサバサと動かすと空気が入ってふわふわ感が出ます。
完全に乾いたら撥水スプレーなどで仕上げるのもいいですね。その場合は必ず屋外で吹きかけましょう。
コツ・ポイント
今まではドライクリーニング直行だったダウンジャケットも、付いているタグを今一度チェックしてタグの表示どおりにすれば大丈夫です。下処理(部分汚れ落とし)をすることで、乾き上がったときは思った以上に綺麗になっていて感動しますよ。これでいつでも清潔なダウンで過ごせますね。気軽にトライしてみてください!