世界の一風変わった家については以前ご紹介させて頂きましたので、
今回は日本国内編をご紹介致します。
どれもデザイナー・建築家・オーナーのこだわりが色濃く反映されているようです。
海外のように何も無い大自然の中にポツンと・・・、ではなくありふれた住宅街の中に突如として姿を現しているので、日本の方がインパクトは大きいかもしれません。
現代版 縦穴式住居
周囲の家の中で異彩を放つ、宇宙船のような家。緑の絨毯の上に覆いかぶさるように三角の屋根が建っています。
1階部分は土手に囲まれているので半地下空間です。
この土手は掘削の際に出た残土を利用しているそうです。
1階から目に入る土手の芝生が一面鮮やかです。また、うっすらと緑色が天井にも反射しています。
玄関を正面より
大野の家
まるで模型のような建物です。
線路側は一面ガラスとなっています。
表と裏でまったく違う顔に。
この作品、ニッサン・ティアナの広告に使われていたそうです。
中のバスルーム
郷原の家
箱を輪切りにしたような外観が特徴です。
分節された黒い箱のような建物の間から差し込む光が内部に広がる仕組みのようです。
切り取られた中庭から洩れる綺麗な明りが特徴的な夜景となっています。
床に埋め込まれたバスルーム。仕切りはガラス張りとなっています。
モザイクの家
建物は南に向かって緩くカーブしている。外壁には光沢のあるモザイクタイルが張り詰めてあり、光の加減で表情を変える。左下が駐車スペースで、建物が覆いかぶさるようにして庇(ひさし)を兼ねる。
屋根全体がガラス張り。3階リビングの天井は青空に抜ける。ダイニングテーブルの向こうの木箱の中はキッチン。その上はロフトで、窓の開閉やメンテナンスのために上れる。
入れ子の家
中の明りが外に洩れ、幻想的な美しい夜景。
ガラス面が直接見えないので住宅というよりは、お洒落なレストランのようです。
株立ちの緑が白壁と美しいコントラストを生み出しています。
リビング、ダイニングの上に覆いかぶさる外郭。
天井からの光が木漏れ日のような心地よさを出しています。
日吉の家
長方形型のまるで、海外のリゾート地にあるかのような開放的なリビングがある家があります。
リビングルームの大きな窓からはふんだんに光を取り入れ、夜になるとそのリビングから暖かな灯りがそっともれだす。
開放的な高さ4メートル超のリビングルームが広がっています。高さ4メートル超の天井にはシーリングファンがついています。これによって部屋の空気を動かし循環させます。
夜の「日吉の家」を外から。
まるでここの一画だけが別世界のように明るく染まっています。
Sundail House
住み手が農家として冬、春、夏と秋の季節の変化を感じることができる家をコンセプトに、この住宅は設計されたとの事。
水田の中に佇む船のような建物です。
家の中心にコートヤードが配置。直射日光をブロックする為に、敷地の南部に2階建てのユニットが配置された。その結果、その塔の影が日中、ゆっくり動く。夏には夏の影があり、冬には冬の影があるように、四季それぞれに異なる陰影が建物の外観に変化を齎している。