トルティーヤを使って新メニューに挑戦♪おいしい作り方、巻き方まとめ

北米アメリカや、中南米では非常にポピュラーなメキシコ料理。そしてそのメキシコ料理に欠かせないのがトルティーヤです。日本ではまだ馴染みがない食材かもしれませんが、トルティーヤを使って、意外と日本人の口にも合うおいしい料理が楽しめます。

だけど、そもそもトルティーヤとは何？トルティーヤについてみていきましょう！

トルティーヤは英語で「Tortillas」と綴り、アメリカで発音する際は複数形のsをつけた「トルティーヤス」という名称で親しまれています。

一般的にすり潰したトウモロコシから作られ、メキシコ、アメリカ合衆国南西部、および中央アメリカに浸透している伝統的な薄焼きパンです。現代では、小麦粉から作られた同様のものもトルティーヤと呼ばれています。

サイズは作られる料理によってさまざまで、タコスなどの料理には直径約4.5インチ (11.43cm)、エンチラダなどの料理には直径約8インチ(20.32cm)、ブリドーなどの料理には直径約12インチ(30.48cm)などの大きさのトルティーヤがそれぞれ使い分けられています。

トルティーヤはメキシコの伝統的なパンとして知られていますが、その起源は古く、スペイン人がメキシコに入植する前から食べられていました。トルティーヤの生地に小麦粉ではなくトウモロコシ粉を使うのはこの地方ではトウモロコシが多く栽培されていたことが主な原因だと考えられてます。

トルティーヤの名前の由来は、中米インディオの伝統料理であるこのパンを見たスペイン人が、本国のオムレツ風の鶏卵料理トルティーリャに外見が似ていたことから、この名前で呼ばれるようになった、と言われています。ただし実際には、丸く薄黄色いという外見以外は共通点はありません。

現在のトルティーヤは北アメリカに広く普及し、トウモロコシが原料だけでなく小麦粉を原料として作られたトルティーヤも一般的に入手が可能です。

トルティーヤのカロリーはトウモロコシが原料のトルティーヤと小麦粉が原料のトルティーヤ、トルティーヤのサイズによっても変わってきますが、中くらいのサイズのトウモロコシで作られたトルティーヤのカロリーは、101kcalになります。これは、100gあたり265kcalの計算になります。
小麦粉でできた真ん中サイズのトルティーヤのカロリーは159kcal。100gあたり312kcalになります。

ちなみに、私たちと馴染みの深い白米のカロリーはお茶碗1杯分で約268kcalになります。100gあたり168kcalなので、トルティーヤの方がカロリーは高い、ということになります。

本場メキシコで食べられるトルティーヤはトウモロコシを主原料としたものですが、トルティーヤが普及するにつれて、小麦粉を原料としたトルティーヤも広く作られるようになってきました。日本人の口に馴染みやすいのは、くせの少ない小麦粉を原料にしたトルティーヤです。はじめてトルティーヤに挑戦するなら、小麦粉で作られたトルティーヤをおすすめします。

材料：
小麦粉　4カップ
塩　小さじ1
ベーキングパウダー　小さじ2
ラード　小さじ2
水　1.5カップ

作り方：
1. ボウルに小麦粉、塩、ベーキングパウダーを入れてよく混ぜます。ラードを加え、小麦粉がパン粉状になるまでこねます。水を加えてまな板に小麦粉を薄く伸ばして手を使ってこねます。生地が滑らかに伸びるようになったら、24等分にします。

2. 大きなフライパンを中火にして温めます。麺棒を使って生地を均一にまるく平たくします。フライパンに入れて、ちょっと焦げ目がつくまで焼いたら、ひっくり返してもう片方も焼きめをつけます。できたら、キッチンタオルに包んで24枚のトルティーヤを焼き上げたら完成です。

トウモロコシでできたトルティーヤは、小麦粉でできたトルティーヤに比べボソボソとした食感が特徴です。食べなれない味ですが、メキシコ料理によく合い、慣れるとクセになる味付けです。

材料：
トウモロコシ粉　（マサ）　2カップ
塩　小さじ1/2
お湯　1 1/2カップ

1. 材料を全てボウルの中に入れてよく混ぜます。
2. 生地が滑らかになって手にべたべたつかなくなるまでこねます。
3. 生地をボウルに戻して、タオルを掛けて15-20分待ちます。
4. 生地をピンポン玉の大きさにちぎり、麺棒で直径15cmになるまでまるく薄く伸ばします。
5. 大きなフライパンをコンロで温め、薄くしたトルティーヤを入れて片面ずつ2分ほど焼きます。
6. できたトルティーヤは厚めのタオルに包んで全部のトルティーヤを焼き上げたら完成です。

トウモロコシのトルティーヤに欠かせないトウモロコシ粉（マサ）は、ライム水に浸したトウモロコシを細かく粉末状にしたものです。ライム水に浸すことでアルカリ性が強くなり柔かい食感のトルティーヤが楽しめます。

最近ではトルティーヤも手軽に購入できるようになりました。わざわざ作るのは大変、という人は輸入品の食品を扱うお店やコストコ、または通販などで購入が可能です。使わないトルティーヤは冷凍保存もできるので、使う分だけ解凍して温めるだけでなので便利です。

ブリドーを作る際に欠かせないのが、トルティーヤの巻き方です。ブリドーとは、小麦粉で作られたトルティーヤに具材を乗せて巻いたメキシコ料理、テクス・メクス料理およびアメリカ料理のことを指します。アメリカではごく一般的に浸透しており、米、インゲンマメ、レタス、トマト、サルサ、ワカモレ、チーズ、サワークリームなどをたっぷりと入れて巻いた、一つで十分食事になるぐらい大きなブリドーが一般的です。手軽に食べられるため、特にランチメニューとして人気です。

具材がたっぷり入ったブリドーの巻き方を紹介します。

メキシコ料理で最も食べられる料理といえばタコスです。今回は、タコス作りに挑戦してみましょう♪

タコスを作る上で欠かせないのが、タコス・シーズニングです。いろんな具材に使うことのできるタコス・シーズニングをまず手作りしてみましょう。

材料：
チリパウダー　大さじ2
ガーリックパウダー　大さじ3
粉状のクミン　大さじ3
ミックスハーブ（タイム、ローズマリー、バジル、オレガノ、セージ、マジョラム）大さじ3
パプリカ　大さじ3
塩　大さじ2
片栗粉 もしくはコーンスターチ　大さじ1

ハーブは全部揃えなくてもある分だけ、持っているものだけ使えば十分です。

作り方：
全てのスパイスをガラス容器などの小さなスパイス入れに入れて振ってよく混ぜる。

この万能タコス調味料を使って、手作りタコスに挑戦しましょう。もし、作るのが面倒、という人やもっと簡単にタコスを楽しみたい人は、タコス・シーズニングの購入も可能です。

材料：
薄切り肉　300-500g
ハラペーニョのピクルス　1カップ
塩・コショウ　適量
トルティーヤ　8枚
みじん切りにした玉ねぎ　1/4カップ
コリアンダー（パクチー）　1/4カップ
タコスシーズニング　大さじ2
油　大さじ1

下準備：
1. 薄切り肉にハラペーニョのピクルスを載せて30分待ち、ひっくり返して更に30分室温でマリネをしておきます。
2. 塩コショウした薄切り肉をグリルもしくはフライパンで焼きます。
3. タコスシーズニングを加えて味を整えます。
4. 温めたトルティーヤに薄切り肉に置き、上に玉ねぎとコリアンダーを掛けて完成です。

コツ・ポイント
薄切り肉でなくても、ステーキ肉を使ってもおいしくできます。玉ねぎとコリアンダーの他に、サルサソースを掛けたり、細かく切ったトマトを乗せても彩りがよくなります。

材料：
合挽き肉　350g
にんにく　 2かけ
玉ねぎ　2個
オリーブオイル①小さじ2
オリーブオイル②小さじ1
塩　ふたつまみ
黒こしょう　少々
タコスシーズニング　大さじ1と1/2
カットトマト缶　1缶
コンソメキューブ　1個
砂糖　小さじ1

◎トマト　適量
◎レタス　適量
◎コリアンダー　適量
◎チーズ　適量
◎サルサソース　適量
◎サワークリーム　適量

作り方：

1.　玉ねぎ、にんにくをみじん切りにします。ひき肉はビニール袋などに入れ、一塊になるまで練ります。
2.　鍋にオリーブオイル①とにんにくを入れ、弱火で熱します。少しフツフツして香りが出たら、玉ねぎを入れて中火で炒めておきます。
3.　フライパンにオリーブオイル②を中火で熱し、一塊になったひき肉をハンバーグのように平たくして、フライパンに乗せます。
4.　いい焼き色がついたらひっくり返し、ヘラで細かくほぐしながら炒めます。色が変わったら工程2.のお鍋に入れて一緒に炒めます。
5.　塩、黒こしょう、タコスシーズニングを加えて軽く混ぜ、カットトマト缶、コンソメ、砂糖も加えて混ぜます。
6.　トルティーヤの上にできたお肉を乗せて、細かく刻んだトマト、玉ねぎ、コリアンダー、チーズ、サワークリーム、サルサソースなどをお好みでトッピングしたら完成です。

トルティーヤが手に入ったら、ぜひ試してみたいのがメキシコ料理です。日本ではまだ馴染みがありませんが、野菜をたくさん使うヘルシーな料理も多く、取り分けも簡単なのでパーティディッシュとしても活躍します。

アメリカでとっても人気の小麦粉でできたトルティーヤを使って作る大きなブリドーは、とっても簡単に作れます。ちょっと気分を変えたいランチにもぴったりです。

材料：

＊ライス
ご飯 50g
ライム 適量
チャイブ お好みで

＊ブラックビーン
にんにく(みじん切り) 　ひとかけ
チリパウダー　小さじ1
水　80ml
ブラックビーン缶　1つ
サルサソース　大さじ1

＊ チキン
鶏肉　200g
オリーブオイル　大さじ1
パプリカパウダー　大さじ1
クミン　小さじ1
チリパウダー　小さじ1
塩　小さじ1
水60ml

＊その他の具材
サルサ　適量
レタス　適量
トマト　適量
グアカモレ　適量
サワークリーム　適量
トルティーヤ　人数分

作り方：

1.　ご飯にライム汁をかけ、お好みでチャイブを混ぜます。
2.　フライパンを中火で温め、ニンニクを炒めます。更に、チリパウダーと塩を入れ混ぜ合わせます。
3.　80mlの水と豆缶を入れて煮ます。弱火にして10分ほど煮詰めたら火から外して、サルサを混ぜ合わせます。
4.　オリーブオイル、パプリカパウダー（大さじ1）、クミン、チリパウダー、塩（小さじ1）、60mlのお水で鶏肉をマリネします。
5.　マリネした鶏肉をフライパンまたは、グリルで焼きます。
6.　サルサと太く切ったレタス、その他の具材をみじん切りにします。
7. 温めたトルティーヤに 1.2.3.5.6.を置いて巻き上げたら完成です。

ブリドーはその日の気分でさまざまな具材やトッピングを楽しめます。鶏肉以外に、他のお肉や豆腐などを使ってもおいしくできます。

できあがったファフィタスは、温かいトルティーヤにくるくる巻いて食べる、人気のメキシコ料理です。

材料：

お好みのお肉　500g
塩　小さじ1
コショウ　小さじ1
クミン　小さじ1
コリアンダー　小さじ1
パプリカ　小さじ1
チリパウダー　小さじ1
オレガノ　小さじ1
ニンニク　2片
ライムジュース　3-4個分
刻んだコリアンダー　1/4カップ
赤玉ねぎ　中サイズ1
黄色のパプリカ　中サイズ1
ピーマン　中サイズ1

作り方：

1. スパイスを全て混ぜ合わせて、お肉に漬け込んでライムジュースとニンニクを加え、2時間ほどマリネします。この際は空気に触れないようにお肉にラップをかけておきましょう。
2. グリルかフライパンでお肉を焼き上げます。焼いたら10分ほどおいて、食べやすい大さに切り分けます。
3. 赤玉ねぎ、パプリカ、ピーマンを食べやすい大さに細く切って、フライパンで炒め、塩コショウで味付けをします。
4. お好きなサルサソース、グアカモレ、サワークリームを添えて、2.と3.をトルティーヤに包んでいただきます。

トルティーヤを巻いて、エンチラーダソースを掛けてオーブンで焼いて作るエンチラーダスもアメリカでは人気のメニューです。寒い季節やパーティーにもぴったりのエンチラーダス、ぜひ挑戦してみてください♪

材料 （2人分）：

鶏胸肉(半分に切って薄くする)　3枚
玉ねぎ(みじん切り) 　1個
サワークリーム　200g
シュレッドチーズ(できればチェダーチーズ) ステップ4用　1カップ
ドライパセリ　大さじ1
ドライオレガノ　小さじ1/2
粗挽きブラックペッパー　小さじ1/2
塩　小さじ1/2
トマト缶　1缶(400g)
水　1/2カップ
チリパウダー　大さじ1(辛め)
グリーンパプリカ　(1cm×1cmに切る)半個
すりおろしにんにく　1片
トルティーヤ　(直径約25cm) 6枚
タコソース 又は サルサソース 200g
シュレッドチーズ(できればチェダーチーズ) ステップ8用　3/4カップ

作り方：

1. オーブンを175℃に予熱します。
2. テフロン加工の深めのフライパンを中火にかけて鶏肉両面を焼きます。（表面に焼き色がつき、押したときに肉汁がでなくなるくらいまでが目安です。）
3. 鶏肉を取り出し、フライパンの中の余分な油はふき取ります。鶏肉をサイコロ上に切ったら再度フライパンに戻します。
4. 玉ねぎ、サワークリーム、チーズ、パセリ、オレガノ、ブラックペッパーを加え、チーズが溶けるまで混ぜながら中弱火にかけます。
5. 塩、トマト（缶）、水、チリパウダー、パプリカ、にんにくを加えます。
6. 水分が1/3くらいになるまでたまに混ぜながら、中弱火で煮込みます。
7. トルティーヤに6を入れクルクル巻いて、耐熱容器に並べます。
8. 上にタコソース(又はサルサソース）をかけて、その上にチーズをかけます。
9. オーブンで20分調理します。
10. できたてはとても熱いので、少し冷ましてからいただきます。

コツ・ポイント
サイドにグアカモレソースやレタス、トマトを添えていただくと彩りもよく、いろんなバラエティーの味を楽しめます。

アメリカでもアペタイザーとして人気なのがケサディアースです。チーズがたっぷり入ったケサディアースはフィンガーフードとしても食べやすいので、パーティーのメニューとしても活躍します。

材料：
トルティーヤ（直径25cmくらいのもの）人数分×２
むき茹でエビ　小ぶりのもの　1人前100ｇほど
サルサ 一人前大さじ2くらい
クミン　少々
メキシカンミックスチーズ1人前50g～好きな量
（メキシカンミックスチーズがない場合はチェダーチーズのみでもOK)

トッピング：
サワークリーム　適量
サルサソース　適量
コリアンダー　適量
トマト　適量
グアカモレ　適量
ライム　数切れ

作り方：
1. 1cm幅くらいに切ったエビを油を入れていないフライパンで炒め、軽く塩コショウをして、クミンを振りかけさっくり混ぜ合わせ、別皿にとっておきます。
2.　弱めの中火においたフライパンにトルティーャを1枚敷き、チーズと炒めたエビを薄く広げ、そしてサルサソースを大さじ2杯ほど加えます。
3.　その上にまたチーズを乗せて、上からもう一枚のトルティーヤをのせ、スパチュラで覗いてみて底にあるトルティーヤが薄い茶色になってきたら、お好み焼きをひっくり返す要領でひっくり返します。

4.　しばらく待ってチーズが溶けた程度に温まったら、まな板にとって、ナイフでザックリ4等分に切って、お皿に盛り付けます。お好みでサルサを乗せたり、サワークリーム、グアカモレ、ライムなどを添えて完成です。

アメリカでもあまり馴染みのないチラキレスですが、メキシコでは定番の朝ごはんメニューです。トルティーヤチップスを使っておいしいチラキレスが完成します♪

材料：

トルティーヤチップス　200gほど
トマト 中2個
トマトピューレ又はトマトペースト 1缶
玉葱 中1個
塩 適量
粉末チキンスープの素 小さじ1杯
卵 2個

◎玉ねぎみじん切り　適量
◎コリアンダー　みじん切り　適量
◎アボカド　適量
◎チーズ　ケサ・フレスコもしくは粉末状のチーズ　1/2カップ

作り方：

1. 熱したフライパンでみじん切りにした玉ねぎを炒めます。
2. 割って溶いた卵を加えてスクランブルエッグを作ります。
3. トルティーヤチップスを加え、油になじませます。
4. トマトソースと粉末チキンソースを加え、全体がよく混ざるようにかき混ぜます。最後に塩コショウで味を整えます。
5. 完成したら、上に玉ねぎ、チーズ、コリアンダーをトッピングして完成です。熱々をいただきましょう。

チーズは先住民時代には存在しなかったのですが、スペイン人の到来により、牛や山羊と共にチーズの製造技術がインディオの地にもたらされ、メキシコでさらなる進化を遂げました。

中でも人気なのが生チーズ、ケソ・フレスコ（queso fresco）です。直訳すると「新鮮なチーズ」という意味で生乳で作られています。ボソボソと崩れやすく熱を加えると柔らかくなりますが、溶けません。チラキレスの上には細かく崩してふりかけます。味に強い特徴はなくマイルドで、リコッタチーズに似ています。

時間が経って水分が抜けてしまったトルティーヤはチップスにしておいしくいただけます。余ったトルティーヤでトルティーヤチップスを作ってみましょう♪

材料：
残ったトルティーヤ
植物油

トルティーヤチップスに欠かせないのがアボカドたっぷりのグアカモレです。グアカモレはタコスやブリドーにもトッピングとして使える万能ディップです。人数が集まるパーティーディッシュとしても活躍します。

材料：

よく熟れたアボカド　3個
玉ねぎ　半分
トマト　2個
ライム　2個
コリアンダー　5束ほど
塩　コショウ　適量

1. アボカドは半分に切って、スプーンで中身をボウルに取り出します。
2. 玉ねぎ、トマト、コリアンダーはみじん切りにしてアボカドに加えます。
3. 軽くスプーンでアボカドを潰すように混ぜます。混ぜすぎるとベットリとしたペースト状になるため、混ぜすぎには注意
4. ライムジュースを絞って入れ、塩コショウで味を整えます。
5. 深めのお皿に盛って、トルティーヤチップスと一緒にいただきます。

グアカモレの次に、トルティーヤチップスに欠かせないディップとして活躍するのがサルサソースです。サルサソースは、メキシコの各家庭の味があると言われるほどさまざまなソースが存在します。今回は代表的なソースを紹介します。

材料：
細かくみじん切りにしたトマト　1カップ
みじん切りにした玉ねぎ　1/3カップ
みじん切りにしたハラペーニョ　1/4カップ
みじん切りにしたコリアンダー　大さじ1
レモンもしくはライムジュース　大さじ1
塩コショウ　適量

作り方：
材料を全てボウルに入れて混ぜ合わせ、ライムジュースと塩コショウで味付けをします。

スパイシーなソースが好きな人はサルサ・ベルデがおすすめです。

材料：
バラペーニョ　5個
トマティーヨ（食用ホウズキ）　10個ほど
塩コショウ　適量

作り方：

1.　鍋に水を入れて、ハラペーニョとトマティーヨが柔らかくなるまで茹でます。
2.　柔らかく茹で上がったら、室温になるまで待ちます。
3.　ミキサーにハラペーニョとトマティーヨ、少しの茹で汁を入れて攪拌します。
4.　塩コショウで味付けしたらできあがりです。

トマティーヨが無い場合は、トマトを代わりに茹でて代用できます。
ソースのかたさは、お好みで茹で汁の量で加減してください。余った茹で汁はスープやビーンズを作るときにスープストックとして活用できます。

トマティーヨ（Tomatillo）について：

メキシコ料理、特にサルサベルデには欠かせない食材のトマティーヨですが、薄い殻に覆われた、まるでホウズキのように見えるナス科の果実です。日本名ではオオブドウホオズキと呼ばれます。

西半球で主に栽培され、まるで緑のトマトのようにも見えますが、トマトの一種ではなくナス科の果実とされます。生のままスライスしてサラダにも、煮込んでシチューの材料としても使えます。

マンゴーのシーズンに試してみたいのがマンゴーサルサです。彩りも綺麗で、トマトサルサ、サルサベルデと並べると赤、緑、黄色のコントラストでダイニングも華やかに演出できます。

材料：

マンゴー　2個
トマト　大1個
玉ねぎ　小1個
ハラペーニョ　1個
コリアンダー　大さじ1
ライム　1個
塩コショウ　適量

前準備：
マンゴーは皮を剥いて、一口大に切ります。トマトと玉ねぎ、ハラペーニョも同じく細かく切り刻みます。ライムは絞ってジュースにします。

作り方：
材料を全てボウルの中に入れて混ぜ合わせます。塩コショウで味付けして完成です。