布団＆カバーサイズ一覧。覚えておきたい布団の知識まとめ

自分の布団のサイズが何かわからないと、いざというとき不便なもの。カバーを買うときなどに、どれを買えばいいのかわかりません。

気になるサイズですが、布団自体に取り付けられている、品質表示タグを見ましょう。○○cm×○○cmというようにcmで記載されていることがほとんどです。このサイズがわかれば、その布団がシングルサイズなのか、セミダブルサイズなのかというように、どれに分類されるものかわかります。

もし表記がない場合や読めない場合、直接測ってサイズを確認しましょう。このときに気をつけたいのが、掛け布団と敷き布団では測り方が違うということです。それぞれ以下のようにする必要があります。

『掛け布団の場合』
掛け布団を測る場合は、メジャーなどで周囲の長さを測ってはいけません。掛け布団は厚みがあるので、ただ周りの長さを測っただけではきちんとしたサイズがわからないからです。

・用意するもの
1）長い紐（伸縮性のないもの）
2）ペン
※測るのに紐とペンを使用していますが、紐状の布メジャーがある人はそれを使うのがお勧めです。

・測り方
まず縦の長さを測ります。布団を広げ、中心の位置でひもを縦に一周させます。交差した部分の紐をペンで記しをつけましょう。それが縦の長さになります。次は横の長さを測ります。先ほどと同じ中心の位置で、今度は紐を横に一周させます。交差した部分の紐をペンで記しをつけましょう。それが横の長さになります。最後に紐の印をつけたぶんの長さを定規などで測れば数字がわかります。

『敷き布団の場合』
敷き布団の場合は、掛け布団とは違い簡単に測れます。単純に、布団の「縦×横×高さ」を出せばいいのです。

・用意するもの
メジャー

・測り方
敷き布団を広げます。メジャーを使い、敷き布団の周りを測っていきます。「縦×横×高さ（厚み）」の3つを測りましょう。

掛け布団のサイズといってもさまざまです。メーカーの違いや国内産であるか、国外産であるかにより、サイズに多少の違いがでてきます。これから購入する場合、実際の品物をよく確認し、サイズに注意しましょう。

ここでは一般的なサイズを掲載します。

150cm×210cm
※掛け布団と掛け布団カバーのサイズは共通です

敷き布団にも言えることですが、シングルサイズは一人で使うのに適しています。

175cm×210cm
※掛け布団と掛け布団カバーのサイズは共通です

敷き布団にも言えることですが、セミダブルサイズは一人で余裕を持って使うのに適しています。

190cm×210cm
※掛け布団と掛け布団カバーのサイズは共通です

敷き布団にも言えることですが、ダブルサイズは二人で使うのに適しています。

210cm×210cm
※掛け布団と掛け布団カバーのサイズは共通です

敷き布団にも言えることですが、クイーンサイズは二人で余裕を持って使うのに適しています。

230cm×210cm
※掛け布団と掛け布団カバーのサイズは共通です

敷き布団にも言えることですが、キングサイズは大きいため、二人で使う以外に家族で使うのにも適しています。

135cm×190cm
※掛け布団と掛け布団カバーのサイズは共通です

敷き布団にも言えることですが、ジュニアサイズは2才～10才くらいのお子さんに適しています。

95cm×120cm
※掛け布団と掛け布団カバーのサイズは共通です

敷き布団にも言えることですが、ベビーサイズは0才～1才くらいの赤ちゃんに適しています。

敷き布団は、ベッド用の敷き布団と床に直接敷くタイプの敷き布団ではサイズも変わってきます。二つのサイズを掲載しますので、自分に適したほうを確認しましょう。また、掛け布団と同じくメーカーの違いや国内産であるか国外産であるかにより、サイズに多少の違いがでてきます。

ここでは一般的なサイズを掲載します。

敷き布団：100cm×210cm
敷き布団カバー：105cm×215cm

ベッド用：100cm×200cm
ボックスシーツ：100cm×200cm×30cm

敷き布団：120cm×210cm
敷き布団カバー：125cm×215cm

ベッド用：120cm×200cm
ボックスシーツ：120cm×200cm×30cm

敷き布団：140cm×210cm
敷き布団カバー：145cm×215cm

ベッド用：140cm×200cm
ボックスシーツ：140cm×200cm×30cm

敷き布団：160cm×210cm
敷き布団カバー：165cm×215cm

ベッド用：160cm×200cm
ボックスシーツ：160cm×200cm×30cm

敷き布団：180cm×210cm
敷き布団カバー：185cm×215cm

ベッド用：180cm×200cm
ボックスシーツ：180cm×200cm×30cm

敷き布団：90cm×180cm
※ジュニアサイズはさまざまあり、敷き布団やベッド用またカバーなどのサイズは、上記のサイズ意外にこれといって定められていないようです。

敷き布団：70cm×120cm
※ベビーサイズはさまざまあり、敷き布団やベッド用またカバーなどのサイズは、上記のサイズ意外にこれといって定められていないようです。

サイズ意外にも、布団を選ぶときにいくつかのポイントを抑えておけば、より快適な布団を見つけられることでしょう。布団の選び方や布団の下に敷くマットレスの選び方。それ以外にも寝るときになくてはならない枕の選び方をご紹介します。

人によって身体の作りは違うため、どんな布団が合うかはそれぞれ違います。また、健康状態によっても選ぶ布団は変わってくるでしょう。購入する際に商品の説明文を読んだだけではわからないため、実際に寝てみるなどするのがお勧めです。店によってはサンプルが置いてあるところもありますから、マナーを守って試してみるといいでしょう。

布団を選ぶとき、みなさんは何を重視して選んでいますか？　デザインや柄を重視する人も多いと思われますが、大切なのは実際に寝たときに、身体に負担がないかということです。そのため、布団選びは以下の順番で選ぶのがお勧めです。

1.布団のサイズ
2.布団の材質
3.布団の柄

自分に合ったサイズの布団でないと、快適とは程遠いですよね。また、材質にもこだわることで、身体への負担を減らすことができます。デザインや柄にこだわりたいという人もいるでしょうが、その場合はおしゃれなカバーを後から買えばいいのですから、そこまで重視する必要はありません。予算とも相談し、自分や使う人が納得のいく布団を選びましょう。

サイズはともかく、材質は何を選べばいいのかわからないという人もいるでしょう。基本的には自分がよしと思うものを選べば大丈夫です。

老人であれば、身体が満足に動かない人も多いでしょう。布団を干すのも一苦労であるようならば、あまり干さなくていいような、湿気を放出するタイプの布団を選ぶといいでしょう。赤ちゃんのためにベビー用の布団を買うなら、一日中寝ていても快適でいられるように、湿気を放出し、敏感な赤ちゃんの肌にも優しい天然素材の布団を選ぶといいでしょう。丸洗いできるタイプのものも販売されているので、汚れてもすぐに洗えて衛生面も安心です。

身体にはおうとつがあります。そのため、寝ているとでっぱった部分とへこんだ部分に、それぞれの負担がかかります。それは身体を痛める原因になりますし、良質な睡眠がとれないため、寝ても身体が休まりません。

よいマットレスを使用することで、それを改善することができます。身体のそれぞれの部分にかかる負担を分散し、身体を支えるのです。誤解されがちですが、マットレスは柔らかければいいといものではありません。適切な硬さや弾力性があり、寝返りがうちやすいものがいいでしょう。人により適したマットレスは違いますから、購入する際は注意して買うようにしましょう。

人によって適した枕は違います。枕は高すぎても低すぎても駄目です。身体に合わない枕は疲れがとれないばかりか、骨がゆがむ原因にもなります。実際に使ってみると、その枕が自分と合っているかわかるでしょう。

まず、枕と首の間に隙間があるものは合っていません。また、低い枕で寝ると身体より頭が低くなり、肩をつぶすようにして寝るので身体に負担がかかります。逆に高すぎる枕は頬や鎖骨のあたりに違和感があり、やはり寝づらく感じるはずです。仰向けにも横向きにも寝てちょうどよく、寝返りが打ちやすい枕を探しましょう。素人ではわかりにくいということであれば、店頭で専門スタッフに話しを聞くのがお勧めです。

自分にピッタリ合う枕を探すのは、とても難しいとされています。成長期の子どもなら、すぐに体格も変わるので同じ枕を使い続けるのも難しいでしょう。いろいろなものを試しながら、長い目で探すことが大切です。