ガイドラインの改正により自由にリフォームができる賃貸物件が増えてきましたが、実際にどのラインまでリフォームをしてよいのか、どのようなことに気を付ければよいのかご存知ですか。大家さんに報告すべきDIYとそうではないDIY、また賃貸リフォームのメリットデメリットを詳しく紹介しながら、DIYのインテリア別実例も紹介します。
最近の賃貸リフォーム事情
流行のDIYで賃貸をプチリフォーム
出典: www.flickr.com
2014年3月に国土交通省が発表したガイドラインにより、これまで家主側が行うしかなかったリフォームを、借りる側が家主とDIYをおこなう交渉を可能にするルールに改正されました。
この改正により許可が下りた後は自由にDIYが可能となり、これまでは購入物件でしかできなかったリフォームを賃貸物件でも行うことができるようになりました。
賃貸リフォームのメリット
出典: www.flickr.com
賃貸リフォームを許可している物件は、大家さんが急いで入居者を探している物件が多くあります。そのため、家賃を比較的交渉しやすく、相場より安めに借りられる場合があります。
賃貸物件の場合、仲介業者を通している場合は業者に、直接交渉の場合は大家さんに理由がありそうなら、交渉をしてみるのも良いかもしれません。
賃貸リフォームのデメリット
出典: blog.livedoor.jp
リフォームを可としている物件は、築年数が古い物件が多いのが難点です。築年数が古いと、水回りにトラブルが起きやすかったり、耐震性に難点がある場合があります。
些細な問題に思えたことが実は修繕費などで多額の金額を支払わなければならない事態に発展することもあります。
利便性や値段だけで決めてしまうのではなく、借りる前にしっかりと状況を把握したうえで家を選ぶように気を付けましょう。
原状回復が難しいリフォームはどうする?
不動産用語で「原状回復」とは借りた物件を退去するとき借りたときの状態にして大家さんに返す、ということを指します。そのため、原則的には、原状回復ができるリフォームは許可が必要ないDIYで、原状回復が難しいリフォームが許可が必要なリフォームとなります。
大家さんの許可が必要ないDIY
出典: www.flickr.com
壁等の画鋲、ピン等の穴(下地ボードの張替えは不要な程度の大きさのもの)、タッカーで開けた穴などは通常の生活によっておこりうる損傷の範囲内と検討されるため、原状回復可能な損傷と考えられるようです。
逆に、重いものを載せるような棚を取り付けるために大きな穴をあけてしまったり地震の防止として棚を大きなねじで固定したりする場合は、原状回復不可の損傷とみなさられることがあるので、充分に気を付けてください。
大家さんの許可が必要なリフォーム
出典: iemo.jp
壁の色や素材を変える、壁にフックハンガーを取り付ける、壁をぶち破るなど、借りた状態に戻せないリフォームを検討している場合は必ず大家さんに連絡してください。
トイレットペーパーホルダーを変えるなど一見小さなことに見えることも可能な限り元に戻せないのであれば相談をした方がよいかもしれません。
些細に思えたことも、相談無しで行ったことで怒りをかってしまい、最悪の場合は裁判沙汰になる場合もあります。
大家さんに交渉はできる?
出典: iemo.jp
大家さんから直接借りている場合や仲介業者を挟んでいる場合でも大家さんが近くに住んでいる場合は、直接相談してみても良いでしょう。
仲介業者を通せば、直接言わなくて済むので気持ちが楽ですが、思ったように伝わらずうまくいかないこともあります。
たとえば壁紙は何年で張り替えるなど、一定の決まりがなく、大家さんのさじ加減で張り替えています。
そのため、意外にもあっさりと張り替えを許してもらえる場合もあります。何よりも勝手に物事を進めるくらいなら、きちんと相談をする方が無難です。
自由にリフォームできる賃貸物件も増えている
自由にリフォームできる賃貸とは?
出典: suumo.jp
最近はリフォーム前提で貸し出しをしている物件も登場しています。場合によっては入居者とデザイナー、またオーナーが入居前から相談をしながらオーダーメイド感覚で賃貸物件をカスタマイズできる場合もあります。
どこまでリフォームできる?
出典: diyp.jp
壁紙を取り換えるだけ、釘を打てる、最終的には借主負担ではありますが壁を取り壊せるなどその範囲は物件によってさまざまです。
多くのDIY可能物件は壁紙を変えることができるようになっており、物件の印象を大きく変えることができます。
ほとんど全てのDIY可能物件に共通してある条件は「躯体」に影響のない範囲でというものです。躯体とは床や壁、梁など建物の構造を支える骨組のことで、これを傷つけてしまうと家全体の耐震性や構造にゆがみが出てしまうので、必ず影響のない範囲でのリフォームを心がけましょう。
費用は?
出典: iemo.jp
賃料は相場より少し安めに設定されていることがほとんどですが、DIY費は借主側の負担となります。
例えば壁紙の張り替えは業者に頼むと、6帖で3万円~5万円ほどかかりますが、最近では自分で簡単に貼れるような壁紙が売っていたりツールが販売されています。
小さな場所でためしに実践してみて、できるようであれば可能な範囲で自分でDIYを行い費用を抑えるようしてみましょう。
注意する点
出典: refopedia.jp
自由にリフォームできるとはいえ、独自の感覚を頼りにやってしまうと家自体の骨組みにかかわる傷をつけてしまい、家の構造に問題を与えてしまうことも。
中途半端な知識ではじめずに、情報を収集したうえで、最善の方法になるよう努力しましょう。
賃貸のDIYリフォーム実例紹介
玄関
出典: profile.ne.jp
玄関は多くの方が出入りする場所、できれば可愛らしい雰囲気のドアにしてみたいですよね。
こちらの玄関ドアはスウェーデン製の扉を青色に塗り替えたもの。スウェーデン製のドアは、その洗練された北欧デザインが可愛らしいのももちろんですが、断熱性、遮音性が高いことでも有名。
値段もその分通常のドアより高くなりますが、サイズなどを考えてもし当てはめることができるようなら取り入れてみるのも良いかもしれません。
出典: iemo.jp
もし、明かりが取り入れられる空間なのであれば、明るい色合いのフローリング素材を貼るのも良いですね。
玄関は靴の汚れを持ち込むためもっとも汚れやすいところなのに、家に訪問する多くの方が必ず目にするところでもあります。定期的にイメージを変えながら清潔な空間を保ちましょう。
出典: www.reform-mh.com
玄関に石を敷き詰めて印象的なデザインにリフォームしています。
どうせリフォームするならオリジナリティ溢れるデザインにリメイクしたいですよね。
手間暇かけて、お部屋にアートを取り入れてみるのはいかがでしょう。
キッチン
出典: iemo.jp
キッチンのコンロの裏や水回りの裏にかわいい柄のタイルを張るだけで、スペイン料理のお店のような華やかな印象に早変わりします。
もともとは、シンプルな白いキッチンでとても清潔感があり素敵な空間でしたが、タイルによってかわいらしい印象に変わりましたね。
こちらのタイルはシール素材なので貼りやすいですが、材料も自分のできる範囲の技術で調整できるようなものを選ぶように気を付けましょう。
出典: asuka002.at.webry.info
キッチンの床に白いタイルをひいたそうですが、清潔で美しい印象です。
食べ物をこぼしたり、掃除が案外大変な床はタイル素材にしてしまえば水ぶきできるので便利です。
出典: www.homes.co.jp
元々は、壁やふすまなどがあった空間を撤去して幅広い空間を確保し、中央にアイランドキッチンを設置したキッチンとなっています。
お料理教室でも開けてしまえそうな広々とした空間は、毎日使うかたもそうですがたまに訪れた友人も思わずキッチンに立ちたくなってしまいそうな、広々とした素敵な空間ですね。
床・フローリング
出典: www.hometrip.jp
美しいフローリング素材が清潔感とオシャレさを引き立てているこの物件。
当初は原状回復不要の物件でしたが、引き渡しされた際は壁や床も全てぼろぼろの状態だったそうです。
不動産会社の計らいでフリーレント期間だった1カ月の間に床を全て自分で張り替えたそうです。
まったく建築関係の知識はなかったということですが、こだわりが見える素敵なお部屋ですね。
出典: www.haptic.co.jp
もともとは築35年たった老朽化の激しい物件をリノベーションしたそうですが、リノベーション後の物件はまったくそのような印象はありませんね。
無垢パイン材のフローリングは明るく清潔な印象です。白い壁との相性も抜群ですね。
出典: www.okuta.com
広い間仕切りのない空間であれば床のデザインを変えて空間を分けてみるのも良いかもしれません。
この家には犬がいるそうで、テリトリーをはっきりとさせることも意識しているようです。
白い側はタイルになっており、傷がつきにくい素材を使用しています。
出典: www.homes.co.jp
こちらの物件は、店舗用の無垢フローリングをエージング加工を施して敷き詰めているそう。
家主さんは登山が趣味ということで、山小屋を意識したということですが、これならおしゃれなだけではなく汚れてもすぐにきれいにできて便利ですね。
壁紙
出典: madcity.jp
グリーンの壁が美しいこちらの物件ですが、実はグリーンはペンキを使ってご自身で塗られたそうです。
床を合板素材にするなど費用を抑えながら、壁や床など全てDIYされているのに、かかった費用はたった10万円とのことです。
ここまでこだわった家になれば、賃貸でただ借りるよりも愛着が強くわきそうですね。
出典: tagsecond.com
黄色い色合いとポップなアートやクッションとのコントラストがかわいいですね。
大きく上に伸びる花のステッカーとの相性も抜群です。
日が当たりにくいような部屋であれば、明るい色合いの壁紙を選べば少しでも明るい印象に変えることができます。
出典: www.goodrooms.jp
全面大きな柄が描かれた壁紙と白い扉のコントラストが個性的ですね。
男性は少し落ち着かないかもしれませんが、女性なら一度はこんなプリンセステイストのお部屋で暮らしてみたいかも。
もし気に入らなかったり飽きてしまえばコツをつかめればまた簡単に自分で張り替えをすることができるので、思い切って張り替えてしまっても楽しいですね。
出典: www.rakuten.ne.jp
こちらはトイレの壁紙を緑色に変えただけとのことですが、一気にオシャレな印象に変わりますね。
シンプルな色合いでもグリーンやブルーを使えば北欧テイストのお部屋に早変わり。
白や黒色のシンプルなアートステッカーなどを貼ってもポップでかわいい印象になりそうですね。
収納
出典: www.storio.co.jp
洗面所の上部の取り付け棚をご自分で製作されたとのこと。
シンプルでホテルのような素敵な印象ですね。当初から造り付けされているかのような印象に見えます。
洗面所は何かと細々としたアイテムが散らばりやすいもの。また、そのアイテムの色合いもバラバラしており、ごちゃつきがちですよね。
棚を設置することでお掃除も楽ですし、急な来客があっても慌てることはありませんね。
出典: roomclip.jp
押入れの襖を外して作業スペースにする、ラックの代わりにするなども便利です。
こちらは作業スペースとしてリニューアルされた事例です。グリーンの壁紙が美しく、奥行きをうまく利用して右側におかれたラックも便利そうですね。
賃貸物件のリフォームを業者に頼むとしたら?
費用は自分持ち?
出典: www.flickr.com
賃貸物件のリフォームは基本は自分ですべて費用を持つ必要があります。
ただし、水漏れやがたつきなど構造上やむを得ない修繕は大家さんに相談をして直すように相談することが可能です。
物件によっては壁紙のリフォーム代は大家さん持ちなどの場合もありますので、事前によく確認してからリフォームを行うようにしてください。
賃貸物件をリフォーム依頼するときの注意点
出典: www.relife-pro.com
賃貸物件リフォームの費用は個人が持ちますが、工事の契約関連は不動産会社にお任せすることになります。
そのため、事実確認などを怠ると、実際のオーダー内容と異なる工事になったり、実際はその工事でできたキズなのに依頼している側に責任があるようにされてしまうことがあります。
依頼者は常々行われている作業内容に問題ないか自ら確認し、トラブルを未然に防げるように気を付けましょう。
出典: www.flickr.com
2014年3月に国土交通省が発表したガイドラインにより、これまで家主側が行うしかなかったリフォームを、借りる側が家主とDIYをおこなう交渉を可能にするルールに改正されました。
この改正により許可が下りた後は自由にDIYが可能となり、これまでは購入物件でしかできなかったリフォームを賃貸物件でも行うことができるようになりました。
出典: www.flickr.com
賃貸リフォームを許可している物件は、大家さんが急いで入居者を探している物件が多くあります。そのため、家賃を比較的交渉しやすく、相場より安めに借りられる場合があります。
賃貸物件の場合、仲介業者を通している場合は業者に、直接交渉の場合は大家さんに理由がありそうなら、交渉をしてみるのも良いかもしれません。
出典: blog.livedoor.jp
リフォームを可としている物件は、築年数が古い物件が多いのが難点です。築年数が古いと、水回りにトラブルが起きやすかったり、耐震性に難点がある場合があります。
些細な問題に思えたことが実は修繕費などで多額の金額を支払わなければならない事態に発展することもあります。
利便性や値段だけで決めてしまうのではなく、借りる前にしっかりと状況を把握したうえで家を選ぶように気を付けましょう。
不動産用語で「原状回復」とは借りた物件を退去するとき借りたときの状態にして大家さんに返す、ということを指します。そのため、原則的には、原状回復ができるリフォームは許可が必要ないDIYで、原状回復が難しいリフォームが許可が必要なリフォームとなります。
出典: www.flickr.com
壁等の画鋲、ピン等の穴(下地ボードの張替えは不要な程度の大きさのもの)、タッカーで開けた穴などは通常の生活によっておこりうる損傷の範囲内と検討されるため、原状回復可能な損傷と考えられるようです。
逆に、重いものを載せるような棚を取り付けるために大きな穴をあけてしまったり地震の防止として棚を大きなねじで固定したりする場合は、原状回復不可の損傷とみなさられることがあるので、充分に気を付けてください。
出典: iemo.jp
壁の色や素材を変える、壁にフックハンガーを取り付ける、壁をぶち破るなど、借りた状態に戻せないリフォームを検討している場合は必ず大家さんに連絡してください。
トイレットペーパーホルダーを変えるなど一見小さなことに見えることも可能な限り元に戻せないのであれば相談をした方がよいかもしれません。
些細に思えたことも、相談無しで行ったことで怒りをかってしまい、最悪の場合は裁判沙汰になる場合もあります。
出典: iemo.jp
大家さんから直接借りている場合や仲介業者を挟んでいる場合でも大家さんが近くに住んでいる場合は、直接相談してみても良いでしょう。
仲介業者を通せば、直接言わなくて済むので気持ちが楽ですが、思ったように伝わらずうまくいかないこともあります。
たとえば壁紙は何年で張り替えるなど、一定の決まりがなく、大家さんのさじ加減で張り替えています。
そのため、意外にもあっさりと張り替えを許してもらえる場合もあります。何よりも勝手に物事を進めるくらいなら、きちんと相談をする方が無難です。
出典: suumo.jp
最近はリフォーム前提で貸し出しをしている物件も登場しています。場合によっては入居者とデザイナー、またオーナーが入居前から相談をしながらオーダーメイド感覚で賃貸物件をカスタマイズできる場合もあります。
出典: diyp.jp
壁紙を取り換えるだけ、釘を打てる、最終的には借主負担ではありますが壁を取り壊せるなどその範囲は物件によってさまざまです。
多くのDIY可能物件は壁紙を変えることができるようになっており、物件の印象を大きく変えることができます。
ほとんど全てのDIY可能物件に共通してある条件は「躯体」に影響のない範囲でというものです。躯体とは床や壁、梁など建物の構造を支える骨組のことで、これを傷つけてしまうと家全体の耐震性や構造にゆがみが出てしまうので、必ず影響のない範囲でのリフォームを心がけましょう。
出典: iemo.jp
賃料は相場より少し安めに設定されていることがほとんどですが、DIY費は借主側の負担となります。
例えば壁紙の張り替えは業者に頼むと、6帖で3万円~5万円ほどかかりますが、最近では自分で簡単に貼れるような壁紙が売っていたりツールが販売されています。
小さな場所でためしに実践してみて、できるようであれば可能な範囲で自分でDIYを行い費用を抑えるようしてみましょう。
出典: refopedia.jp
自由にリフォームできるとはいえ、独自の感覚を頼りにやってしまうと家自体の骨組みにかかわる傷をつけてしまい、家の構造に問題を与えてしまうことも。
中途半端な知識ではじめずに、情報を収集したうえで、最善の方法になるよう努力しましょう。
出典: profile.ne.jp
玄関は多くの方が出入りする場所、できれば可愛らしい雰囲気のドアにしてみたいですよね。
こちらの玄関ドアはスウェーデン製の扉を青色に塗り替えたもの。スウェーデン製のドアは、その洗練された北欧デザインが可愛らしいのももちろんですが、断熱性、遮音性が高いことでも有名。
値段もその分通常のドアより高くなりますが、サイズなどを考えてもし当てはめることができるようなら取り入れてみるのも良いかもしれません。
出典: iemo.jp
もし、明かりが取り入れられる空間なのであれば、明るい色合いのフローリング素材を貼るのも良いですね。
玄関は靴の汚れを持ち込むためもっとも汚れやすいところなのに、家に訪問する多くの方が必ず目にするところでもあります。定期的にイメージを変えながら清潔な空間を保ちましょう。
出典: www.reform-mh.com
玄関に石を敷き詰めて印象的なデザインにリフォームしています。
どうせリフォームするならオリジナリティ溢れるデザインにリメイクしたいですよね。
手間暇かけて、お部屋にアートを取り入れてみるのはいかがでしょう。
出典: iemo.jp
キッチンのコンロの裏や水回りの裏にかわいい柄のタイルを張るだけで、スペイン料理のお店のような華やかな印象に早変わりします。
もともとは、シンプルな白いキッチンでとても清潔感があり素敵な空間でしたが、タイルによってかわいらしい印象に変わりましたね。
こちらのタイルはシール素材なので貼りやすいですが、材料も自分のできる範囲の技術で調整できるようなものを選ぶように気を付けましょう。
出典: asuka002.at.webry.info
キッチンの床に白いタイルをひいたそうですが、清潔で美しい印象です。
食べ物をこぼしたり、掃除が案外大変な床はタイル素材にしてしまえば水ぶきできるので便利です。
出典: www.homes.co.jp
元々は、壁やふすまなどがあった空間を撤去して幅広い空間を確保し、中央にアイランドキッチンを設置したキッチンとなっています。
お料理教室でも開けてしまえそうな広々とした空間は、毎日使うかたもそうですがたまに訪れた友人も思わずキッチンに立ちたくなってしまいそうな、広々とした素敵な空間ですね。
出典: www.hometrip.jp
美しいフローリング素材が清潔感とオシャレさを引き立てているこの物件。
当初は原状回復不要の物件でしたが、引き渡しされた際は壁や床も全てぼろぼろの状態だったそうです。
不動産会社の計らいでフリーレント期間だった1カ月の間に床を全て自分で張り替えたそうです。
まったく建築関係の知識はなかったということですが、こだわりが見える素敵なお部屋ですね。
出典: www.haptic.co.jp
もともとは築35年たった老朽化の激しい物件をリノベーションしたそうですが、リノベーション後の物件はまったくそのような印象はありませんね。
無垢パイン材のフローリングは明るく清潔な印象です。白い壁との相性も抜群ですね。
出典: www.okuta.com
広い間仕切りのない空間であれば床のデザインを変えて空間を分けてみるのも良いかもしれません。
この家には犬がいるそうで、テリトリーをはっきりとさせることも意識しているようです。
白い側はタイルになっており、傷がつきにくい素材を使用しています。
出典: www.homes.co.jp
こちらの物件は、店舗用の無垢フローリングをエージング加工を施して敷き詰めているそう。
家主さんは登山が趣味ということで、山小屋を意識したということですが、これならおしゃれなだけではなく汚れてもすぐにきれいにできて便利ですね。
出典: madcity.jp
グリーンの壁が美しいこちらの物件ですが、実はグリーンはペンキを使ってご自身で塗られたそうです。
床を合板素材にするなど費用を抑えながら、壁や床など全てDIYされているのに、かかった費用はたった10万円とのことです。
ここまでこだわった家になれば、賃貸でただ借りるよりも愛着が強くわきそうですね。
出典: tagsecond.com
黄色い色合いとポップなアートやクッションとのコントラストがかわいいですね。
大きく上に伸びる花のステッカーとの相性も抜群です。
日が当たりにくいような部屋であれば、明るい色合いの壁紙を選べば少しでも明るい印象に変えることができます。
出典: www.goodrooms.jp
全面大きな柄が描かれた壁紙と白い扉のコントラストが個性的ですね。
男性は少し落ち着かないかもしれませんが、女性なら一度はこんなプリンセステイストのお部屋で暮らしてみたいかも。
もし気に入らなかったり飽きてしまえばコツをつかめればまた簡単に自分で張り替えをすることができるので、思い切って張り替えてしまっても楽しいですね。
出典: www.rakuten.ne.jp
こちらはトイレの壁紙を緑色に変えただけとのことですが、一気にオシャレな印象に変わりますね。
シンプルな色合いでもグリーンやブルーを使えば北欧テイストのお部屋に早変わり。
白や黒色のシンプルなアートステッカーなどを貼ってもポップでかわいい印象になりそうですね。
出典: www.storio.co.jp
洗面所の上部の取り付け棚をご自分で製作されたとのこと。
シンプルでホテルのような素敵な印象ですね。当初から造り付けされているかのような印象に見えます。
洗面所は何かと細々としたアイテムが散らばりやすいもの。また、そのアイテムの色合いもバラバラしており、ごちゃつきがちですよね。
棚を設置することでお掃除も楽ですし、急な来客があっても慌てることはありませんね。
出典: roomclip.jp
押入れの襖を外して作業スペースにする、ラックの代わりにするなども便利です。
こちらは作業スペースとしてリニューアルされた事例です。グリーンの壁紙が美しく、奥行きをうまく利用して右側におかれたラックも便利そうですね。
出典: www.flickr.com
賃貸物件のリフォームは基本は自分ですべて費用を持つ必要があります。
ただし、水漏れやがたつきなど構造上やむを得ない修繕は大家さんに相談をして直すように相談することが可能です。
物件によっては壁紙のリフォーム代は大家さん持ちなどの場合もありますので、事前によく確認してからリフォームを行うようにしてください。
出典: www.relife-pro.com
賃貸物件リフォームの費用は個人が持ちますが、工事の契約関連は不動産会社にお任せすることになります。
そのため、事実確認などを怠ると、実際のオーダー内容と異なる工事になったり、実際はその工事でできたキズなのに依頼している側に責任があるようにされてしまうことがあります。
依頼者は常々行われている作業内容に問題ないか自ら確認し、トラブルを未然に防げるように気を付けましょう。
コツ・ポイント
リフォームをすることは大変なように思えますが、現在では簡単にリフォームできる材料が販売されていたり、リフォーム前提の物件も増えてきているので、気軽にリフォームが楽しめるようになりました。毎日過ごす空間となるお部屋を自分好みにカスタマイズすれば、仕事や家事のやる気も一段とアップして楽しいですね。