昔の日本の家の窓は木の枠で囲まれた木製の窓でしたが、近年はアルミ製の窓が主流です。一方、海外では古い家を受け継ぐ文化があるため木製の窓は、今では高いステータスを表わし、年々改良され断熱性や気密性、機能性が格段に向上しています。昔懐かしい空間をかなえるために、木製の窓を見直してみませんか?
懐かしい♪、かつての日本の家
自然素材で作られた家
昔は家をつくるとき窓を含め柱や床、壁など、木という自然素材を用いていました。特に木は加工が容易で丈夫なため建築材料に多用され、家のほとんどの部分が自然からいただいた木で作られていました。昔の家がなんだかほっとするのは自然に包まれていたからでしょうね。
日向ぼっこでくつろぐ縁側
日本の家には必ずあった縁側。窓からこぼれる陽射しが心地よく、庭を見ながらお茶したりお昼寝したりなどくつろぎの場所でもありましたよね。
風景と調和の取れた窓格子
窓の格子が額縁となり庭の木々たちをモチーフに、春・夏・秋・冬と自然が織り成す風景を楽しむことができました。外の風景と室内の調和がとれているのは、同じ素材で出来ているからかもしれませんね。
木製の窓が使われなくなった理由
近年、日本の家で使われている窓はアルミ製が主流です。昔に比べて何故木製の窓が使われなくなったのでしょう?それは、夏の照りつける太陽、雨や雪といった外部環境によって木部が腐ってしまうデメリットがありました。それによって断熱性能が失われ、夏は暑く冬は寒いといった室内環境の快適さを害してしまっていたのです。
出典: ハウディー株式会社
しかし、木は断熱性能においてどの素材よりも優れています。物質の熱の伝わりやすさを表わす熱伝導率。熱伝導率の数値は小さいほど断熱性能が高くなります。木は0.2に対して、金属であるアルミニウムは236となんと1000倍以上も違うんですよ。
進歩した木製の窓構造
しっかりと保護&改良された木製枠
出典: ハウディー株式会社
木が腐ってしまうというデメリットは現在は技術革新のもと改良されています。
写真はアメリカでトップシェアを誇る「アンダーセン社」の窓の断面図です。これを例に進歩した木製の窓をご紹介いたします。
①木部の外側はPVCで被覆されています。PVCは硬質ポリ塩化ビニール樹脂という合成樹脂のひとつです。難燃性、耐水性、酸・アルカリへの抵抗力があるため、雨や雪、そして照りつける太陽から木部を保護します。また気温が変化してもPVCは木部に密着し木部との間に隙間を作らないので、水が浸入せず腐食をおこしません。
②木は含水率12%以下に乾燥させ、撥水処理を施した「ウェスタン・クリア・パイン」を使用しています。木は充分に乾燥させることによって季節の変化などで生じる反りが少なくなります。
海外の木製の窓施工事例
海外では現在も木製の窓が広く使われています。家の価値を高めるものであるため、家づくりをする上で窓の美しさはもっとも重視するポイントにもなっているんですよ。
森の中に溶け込んでいるようなリビングダイニング
出典: www.howdy-inc.com
壁全体が木製の窓のリビングダイニングです。シンプルなインテリアですが木製の窓がダイニングテーブルなどの家具の質感と合い素敵な空間になっていますね。室内が外の木々と馴染みまるで森の中に溶け込んでいるようです。
吹き抜けから放たれる木の香り
出典: www.howdy-inc.com
吹き抜け部分も木製の窓になっています。陽射しによって明るさだけでなく、木製の窓とともに放たれる木の香りが伝わってきそうですね。
触れたときに感じるぬくもり
出典: www.howdy-inc.com
日本では縁側のような役割をするデッキ。そこへ通じる窓が木製です。室内外を頻繁に出入りする窓は、触れたときにあたたかな感触を得ることができるものであって欲しいものです。
外の景色と調和した格子
出典: www.howdy-inc.com
碁盤の目のようなデザインの格子は、海外ではトラディショナルスタイルとかコロニアルスタイルと呼ばれます。縦の線は木を、横の線は水平線を表わしたデザインをしています。
木の壁にあわせた窓
出典: www.howdy-inc.com
日本でも根強い人気のログハウス。窓だけ金属のアルミ製では雰囲気が台無しになってしまいますね。
圧巻!森の中で暮らしてるみたい♪
出典: www.howdy-inc.com
天井まで続く木製の窓。ひとつひとつ組み合わさった窓の木の枠が、高くそびえる木々のようですね。その間から射し込むやわらかな光はまさに森の中にいるような感覚をもたらしてくれそうです。
木製の窓を体感してみよう!
こちらの動画では木製の窓の雰囲気を体感してみることができます。
ショールームで実際に体感してみませんか?
海外の住宅建材を展示した、日本で珍しいモデルハウスの展示館
出典: www.howdy-inc.com / ハウディー株式会社
今回ご紹介したアメリカ「アンダーセン社」の木製の窓はハウディー横浜展示場にてご覧いただけます。世界から集めた、サッシ、ドア、キッチン、フローリングなどを展示しております。日本で珍しい、海外の住宅建材をモデルハウスに展示した展示館です。海外のおうちを訪問した気分で見て、触れて、動かして体感しみてください。
ショールーム詳細情報
住所:神奈川県横浜市都筑区中川1-4-1 ハウスクエア横浜No.6
TEL:045-509-1977 Open:AM10:00~PM6:00 休館日:水曜日
最寄駅:・横浜市営地下鉄ブルーライン 中川駅より徒歩2分 ・駐車場200台完備
備考:諸事情により予告なく休館する場合もございますので、事前にお電話にてご来場予約頂けますと幸いです。
ご注文や仕様についてのお問合せ先
ハウディー株式会社 ハウディーPlus担当
住所:東京都千代田区神田駿河台2-9 KDX御茶ノ水ビル5F TEL:03-6895-0388 http://www.howdy-inc.com
自然素材で作られた家
昔は家をつくるとき窓を含め柱や床、壁など、木という自然素材を用いていました。特に木は加工が容易で丈夫なため建築材料に多用され、家のほとんどの部分が自然からいただいた木で作られていました。昔の家がなんだかほっとするのは自然に包まれていたからでしょうね。
日向ぼっこでくつろぐ縁側
日本の家には必ずあった縁側。窓からこぼれる陽射しが心地よく、庭を見ながらお茶したりお昼寝したりなどくつろぎの場所でもありましたよね。
風景と調和の取れた窓格子
窓の格子が額縁となり庭の木々たちをモチーフに、春・夏・秋・冬と自然が織り成す風景を楽しむことができました。外の風景と室内の調和がとれているのは、同じ素材で出来ているからかもしれませんね。
近年、日本の家で使われている窓はアルミ製が主流です。昔に比べて何故木製の窓が使われなくなったのでしょう?それは、夏の照りつける太陽、雨や雪といった外部環境によって木部が腐ってしまうデメリットがありました。それによって断熱性能が失われ、夏は暑く冬は寒いといった室内環境の快適さを害してしまっていたのです。
出典: ハウディー株式会社
しかし、木は断熱性能においてどの素材よりも優れています。物質の熱の伝わりやすさを表わす熱伝導率。熱伝導率の数値は小さいほど断熱性能が高くなります。木は0.2に対して、金属であるアルミニウムは236となんと1000倍以上も違うんですよ。
しっかりと保護&改良された木製枠
出典: ハウディー株式会社
木が腐ってしまうというデメリットは現在は技術革新のもと改良されています。
写真はアメリカでトップシェアを誇る「アンダーセン社」の窓の断面図です。これを例に進歩した木製の窓をご紹介いたします。
①木部の外側はPVCで被覆されています。PVCは硬質ポリ塩化ビニール樹脂という合成樹脂のひとつです。難燃性、耐水性、酸・アルカリへの抵抗力があるため、雨や雪、そして照りつける太陽から木部を保護します。また気温が変化してもPVCは木部に密着し木部との間に隙間を作らないので、水が浸入せず腐食をおこしません。
②木は含水率12%以下に乾燥させ、撥水処理を施した「ウェスタン・クリア・パイン」を使用しています。木は充分に乾燥させることによって季節の変化などで生じる反りが少なくなります。
海外では現在も木製の窓が広く使われています。家の価値を高めるものであるため、家づくりをする上で窓の美しさはもっとも重視するポイントにもなっているんですよ。
森の中に溶け込んでいるようなリビングダイニング
出典: www.howdy-inc.com
壁全体が木製の窓のリビングダイニングです。シンプルなインテリアですが木製の窓がダイニングテーブルなどの家具の質感と合い素敵な空間になっていますね。室内が外の木々と馴染みまるで森の中に溶け込んでいるようです。
吹き抜けから放たれる木の香り
出典: www.howdy-inc.com
吹き抜け部分も木製の窓になっています。陽射しによって明るさだけでなく、木製の窓とともに放たれる木の香りが伝わってきそうですね。
触れたときに感じるぬくもり
出典: www.howdy-inc.com
日本では縁側のような役割をするデッキ。そこへ通じる窓が木製です。室内外を頻繁に出入りする窓は、触れたときにあたたかな感触を得ることができるものであって欲しいものです。
外の景色と調和した格子
出典: www.howdy-inc.com
碁盤の目のようなデザインの格子は、海外ではトラディショナルスタイルとかコロニアルスタイルと呼ばれます。縦の線は木を、横の線は水平線を表わしたデザインをしています。
木の壁にあわせた窓
出典: www.howdy-inc.com
日本でも根強い人気のログハウス。窓だけ金属のアルミ製では雰囲気が台無しになってしまいますね。
圧巻!森の中で暮らしてるみたい♪
出典: www.howdy-inc.com
天井まで続く木製の窓。ひとつひとつ組み合わさった窓の木の枠が、高くそびえる木々のようですね。その間から射し込むやわらかな光はまさに森の中にいるような感覚をもたらしてくれそうです。
木製の窓を体感してみよう!
こちらの動画では木製の窓の雰囲気を体感してみることができます。
海外の住宅建材を展示した、日本で珍しいモデルハウスの展示館
出典: www.howdy-inc.com / ハウディー株式会社
今回ご紹介したアメリカ「アンダーセン社」の木製の窓はハウディー横浜展示場にてご覧いただけます。世界から集めた、サッシ、ドア、キッチン、フローリングなどを展示しております。日本で珍しい、海外の住宅建材をモデルハウスに展示した展示館です。海外のおうちを訪問した気分で見て、触れて、動かして体感しみてください。
住所:神奈川県横浜市都筑区中川1-4-1 ハウスクエア横浜No.6
TEL:045-509-1977 Open:AM10:00~PM6:00 休館日:水曜日
最寄駅:・横浜市営地下鉄ブルーライン 中川駅より徒歩2分 ・駐車場200台完備
備考:諸事情により予告なく休館する場合もございますので、事前にお電話にてご来場予約頂けますと幸いです。
ハウディー株式会社 ハウディーPlus担当
住所:東京都千代田区神田駿河台2-9 KDX御茶ノ水ビル5F TEL:03-6895-0388 http://www.howdy-inc.com
コツ・ポイント
家は同じ様に見えてもその建て方や工法はさまざまです。海外製の建材を扱う業者へ依頼するとより安心です。ご利用の際は施工が可能かどうかご依頼の専門業者に確認しておくことをおすすめします。