何も置かれていない状態ではそこそこの広さがあるようにも見える「10畳の部屋」。しかし、いざ家具を配置してみると意外に余裕がないという現実が……。そんな”中途半端に狭い”10畳の部屋を「家具のレイアウトで」上手にカバーした実例をご紹介します♪
10畳の部屋、何が置ける?
広いようで狭い”10畳の現実”
4畳半や6畳といった”極小の部屋”で暮らす人も多い中で、十分広いようにも思える10畳の部屋。しかし、いざ10畳の部屋に家具を配置してみると、ソファやテーブル、テレビスペースを設置しただけでギッシリになってしまうこともしばしば。ものすごく狭い訳ではないけれど、何の計算もなしに好きなだけ家具を置ける訳でもない。それが”10畳の部屋”なのです。
10畳の部屋を広く見せるコツは?
”床面”を多く見せる
部屋を広く見せる基本は、「スッキリとした印象」を作ること。そのためには部屋全体に物があふれかえっておらず整頓されていることも大切ですが、意外に重要なのが部屋の中でも大きな面積を占める”床面”を多く見せることなのです。広く見せる効果を高めるためには、写真のように「床がラグや絨毯で覆われていない状態」にすることが理想です。
ラグは「床の3分の1まで」を目安に
広々とした開放感を演出するためには潔く床を見せることが一番。とは言え、やはりラグを敷きたい場合だってありますよね。そんなときは、「部屋の3分の1を覆う程度まで」を目安にラグを選んでみましょう。半端に大きなラグをレイアウトするのであれば、いっそのこと絨毯で”床全体を”覆ってしまうことを検討するのもひとつの手です。
視線を遮らずに”抜け”を作る
こちらのお部屋は特別広い訳でも、物が少ない訳でもありません。それにも関わらずどこか開放感が感じられる秘訣は、「窓まで一直線につながる”中央のライン”に背の高い物が置かれていないこと」。
スペースが十分でない部屋では、「ドアを入ってすぐの場所に背の高い棚が”間仕切りのように”置かれている」ということもあるものですが、視線が途中で分断されずに遠くまでを見渡すことができる”抜け”の部分を最低1ヵ所は設けるよう意識してみましょう。
光を取り入れる
窓から差し込む明るい光は、部屋の明度を上げて自然に広く見せてくれる強い味方です。もしあなたが”人目を気にしなくても良い”条件下で暮らしているのであれば、思い切ってレースカーテンを開けて光をしっかり取り込むことで部屋をより広く見せることができます。自然光を取り入れることは、シンプルですがとても有効な手段です。
明るく圧迫感のない色を広範囲に
部屋を広く見せるにはできる限り”圧迫感”を感じさせる要素を排除する必要があるため、「明るくスッキリした色」をメインカラーに選んでみましょう。白、もしくは白に近いトーンの明るくやわらかな色には部屋の面積を広く見せる効果があるので、10畳の部屋の基調色には最適です。
10畳の部屋には”目の錯覚”が必要
鏡で「部屋の面積を倍に」
狭い部屋を簡単に”倍の広さ”に見せる効果を持つ「鏡」。壁やクローゼットのドア一面をめいっぱい鏡にしてしまえば、視覚のトリックで驚くほど部屋が広く感じられます。
めいっぱい鏡にするのが難しい場合は?
最大限に広く見せる効果を得るためには、できるだけ面積が大きく”枠”のないシンプルな鏡を選ぶことが理想です。しかし、スペースや予算の都合でそれが難しい場合は、壁に1枚の細いスタンドミラーを立てかけたり、顔から肩までが映る程度の小さめの鏡を設置するだけでもほんのりと「広がり効果」を演出することができます。
リアルなアートで「奥行」プラス
鏡の他に、”アート”をプラスして部屋の奥行を大きく見せることもひとつのアイデアです。ただし、どんなアートでも良いという訳ではなく、「広がり効果」を得るためには以下の3つの基本条件を満たすアートであることが理想です。
■1.「遠くまで続くような”奥行”が感じられること」
■2.「写真のようにリアルであること」
■3.「極端に小さすぎないこと」
「錯覚」が生まれる大きさを選んで
しっかりと奥行の感じられるアートであっても、それがポストカードのように小さかったり、漫画のように”リアルさに欠ける”タッチの場合は、残念ながら奥行を生む効果は期待できません。”目の前に実際の景色が広がっているような錯覚”を得ることがリアルなアートを取り入れるうえでの最大の目的なので、おしゃれさだけでなく、「サイズ感」にもこだわってみましょう。
「浮かないテイスト」でランクアップ
「部屋全体との調和」を意識したアート選びができれば、さらにインテリアはランクアップします。”基本条件”を満たすアートでも、それが部屋のインテリアと調和しないテイストの物であれば、そこばかりが悪目立ちして部屋の雰囲気が台無しになってしまう場合も。部屋に自然に馴染むアートを選ぶことも素敵に見せるうえで大切なポイントです。
飾ることで”余白を際立たせる”
広さの演出には「スッキリ感」が欠かせません。しかし、”広さ”を意識しすぎて床から天井までのすべてが”真っ白”という状態では、広いというよりも「ぼやけて締まりがない印象」に映ってしまう場合も。
そこで、広さをキープしつつ洗練された印象を手に入れるために、部屋にアートスペースを作ってみましょう。アートで”ポイント”を作ることで視覚的なメリハリが生まれ、何もない場合に比べ部屋の”余白”がより際立つ仕上がりになります。
10畳の部屋には「高さ」か「低さ」を
家具を「低く」揃える
家具の高さを”低め”に統一すると天井が高く感じられ、部屋全体が広く見えるという嬉しい効果が生まれます。また、背の低い家具は数を増やしても部屋をスッキリとした印象に保つことが容易なので、家具を多く持ちたい方には特におすすめです。
場所限定なら「高さ活用」も有効
限られたスペースを有効に使う”カギ”は、「高さの活用」にも。床から天井までを覆うラックを取り付けるなど、”高さ活用のちょっとした工夫”は、狭い部屋に大きな効果を生みます。
ただし、部屋のあちこちに高い収納を設けてしまうと、どうしても”狭さ”が強調されてしまうため、高さを利用した収納を取り入れる場合は「部屋の一カ所だけ」などにエリアを限定し、その他のスペースは侵さないよう心がけましょう。
10畳レイアウト実例:リビング
壁面を活用すれば床は”広々”
背の高い壁面収納を取り入れて床から天井までを有効に使った実例。壁だけに収納を限定することで、床をこんなにも広々と使うことができています。実際には10畳程度の広さの部屋も、ちょっとした収納の工夫でここまでゆとりを持って使うことができるんですね。
計算されたシンプルレイアウト
ベージュ色の壁に沿ってレイアウトされたソファがナチュラルな雰囲気を醸し出す空間は、窓枠やローテーブルの美しい木の質感も魅力的です。ソファの横に置かれたランプシェード以上に背の高い物を置かず、上手に天井を高く見せていますね。余計な物を置かないことで広さを演出し、壁に飾られたアートまでも引き立って見える計算されたバランスが素敵です。
ブルーの「タテ使い」で閉塞感をカバー
こちらのお部屋は、窓に近い部分の壁がグレー色。一見「狭さ」が強調されそうな壁色ですが、そんな空間を狭さの気にならない印象に仕上げているのは、壁に設置された”大きな鏡”とソファのレイアウトの相乗効果。
壁のグレー色よりもインパクトの強いブルーのチェアを部屋の左側に集め、窓に向かって「タテ方向に」並べて置くことで、この部屋の持つ”タテ長のライン”が強調されてスッキリとした印象に仕上がっています。中央の床をしっかりと見せていることも「スッキリ感」のポイントですね。
「収納は壁におまかせ」のレイアウト
こちらの実例は、細々とした物をすべて壁に収めることによって「残りの床面積」を広くキープすることに成功しています。チェアやローテーブルの高さを抑えて天井を高く見せている他、棚に飾った箱類も壁に同化する”白”で統一したことで部屋にさらなる広がりを演出していますね。棚に飾った白い箱類は100円ショップでも似た物が入手できるので、今日すぐに真似できる点が嬉しいところ。
左右対称レイアウトで気品漂う10畳に
気品を感じさせるこちらの実例は、左右対称に取り付けられた棚の前に同じく左右対称にソファをレイアウトしています。棚の飾り付けにもさりげなく”左右対称の仕上がり”が意識されていますね。棚と棚のあいだに飾られたゴールドの額縁がアクセントとなり、気品ある空間がさらに贅沢な印象に。濁りのない”白”が空間に広がりを演出したラグジュアリーな実例です。
大きな鏡で空間を広げて
明るい窓辺にソファとローテーブルをレイアウトしたこちらの実例は、見ているだけで伝わってくるリラックス感が魅力です。部屋が狭く見える原因になりがちな黒い幅広のソファの”圧迫感”を大きな鏡で見事に消し去り、窓から差し込む光との相乗効果でこの上なく開放的で透明感のある雰囲気を演出していますね。ダークな色調の家具がお好きな方にこそ相応しいレイアウトのお手本です。
椅子が多い10畳のお手本レイアウト
ソファ2セットとチェアを置いた10畳のリビングには、”椅子が多くてもスッキリと見える”工夫が。中央の「抜け」のラインを壊さないため、窓の前には背もたれが低く主張しない色味のソファがレイアウトされています。また、部屋の”左サイドだけに”鮮やかなピンクのソファをレイアウトしたことでタテ長の「奥行ライン」が強調されていますね。窓にあえてカーテンを付けずに「スッキリ感」をアップさせた”こだわりの実例”です。
10畳の部屋では”発想の転換”を
こちらは階段下の”収納庫”を小さなワークスペースにした実例です。本来は掃除道具や洗剤などの「日用品」を収納する場所として使われる収納庫。その収納庫にワークスペースの機能を持たせることができれば、今まで机を置いてた場所に余裕が生まれますね。扉を閉じてしまえばワークスペース特有の”事務っぽい雰囲気”が一瞬で消え去るので、扉の前にレイアウトしたリラックス感満点のソファの雰囲気も壊しません。
物が多くても”抜け”のラインで素敵に
瑞々しいグリーンがフレッシュな印象を与える部屋。物が多めのこちらの部屋が素敵に見えている秘訣は、窓へと一直線に続く”抜け”のラインをキープしていること。また、ラグの面積を小さく留めて”床面”を広く見せているところも見逃せません。無地のベージュのソファの前に向かい合うようにレイアウトされた2脚のチェアも、柄同士がケンカせず自然に馴染んでキュートな仕上がりです。
「収納は片面限定」でスペース確保
向かって右側に本棚をレイアウトし、おびただしい数の本をぎっしりと収納した実例。あちこちに収納スペースを散らさず部屋の片面に限定することで、残りのスペースはゆとりを持って贅沢に使うことができています。窓の前にレイアウトされたソファも、光を遮らない高さで完璧ですね。
茶色の壁には”自然光”を
狭く見えがちだと分かっていても、どうしてもダークな色調の壁が諦められない!という方もいるはず。そんな場合は、たっぷりと自然の光を取り入れて濃い色特有の「圧迫感」を緩和してしまいましょう。狭く圧迫された印象に陥りがちな”ダークな色調の壁”も、スッキリとスタイリッシュなフォルムの家具を”ほんの少し”と自然の明るい光を取り入れることで、狭さが気にならないおしゃれな仕上がりに。
L字型レイアウトで”角”を攻略
意外に有効活用されていないケースも多い部屋の「角」。そんな角部分を有効に使うなら、壁に沿ってL字型にレイアウトすることができる”コーナーソファ”がおすすめです。ソファのL字の角部分の”ちょうど対角”にテレビを設置することでさらにもうひとつの「角」を有効に使うことができるので、このレイアウトなら「角」のデッドスペースの有効活用が捗りますね。
”快適な10畳”が叶うレイアウト
大きな窓に沿って置かれたL字状のコーナーソファは、片側がベッドのように長いデザインであることから「コーナーソファベッド」と呼ばれるタイプの物。ソファの向かい側には、ちょうど見やすい高さにテレビがレイアウトされていますね。最小限のアイテムのレイアウトのみで”ちょうどいい機能”を叶えたリビングルームは、暖かな太陽の光を感じながらゆったりとした時間を過ごすのにぴったりな快適さがポイント。
10畳で実現する「書庫&リビング」
たくさんの機能を持たせようとするとすぐに物であふれてしまう10畳の部屋。でも、「リビングと書庫」など、少ない機能に限定することができれば10畳というスペースは”余裕の広さ”でもあります。こちらの実例は、2階に届くほど背の高い本棚と背の低いブルーの椅子との対比が「天井の高さ」を強調し、ゆとりあるスペースをさらに印象づけていますね。図書館のようなリビングで暮らしたい方にはまさに打って付けの素敵なレイアウトです。
10畳レイアウト実例:リビングダイニング
タテ長レイアウトで「奥行」を強調
タテ長の形状の部屋に、同じくタテ長のダイニングテーブルをレイアウトしたスタイリッシュなリビングダイニング。さらに、テーブル上にストライプ柄の”テーブルランナー”をコーディネートすることで「タテ長」のラインが強調され、部屋の奥行が際立って広く感じられますね。「タテ」のラインを効果的に使った、大人に似合う洗練された実例です。
無駄を省いてコンパクトに
こちらは、10畳ほどの大きさの空間にリビングとダイニングの両方の機能を兼ね備えた部屋。ダイニングというと、”しっかりした大きさのテーブルを置く”ことが当たり前のような感覚があるものですが、ライフスタイルによってはこんなコンパクトなダイニングテーブルにしてしまうという発想もアリですよね。自分のライフスタイルを把握しているからこそできるスマートな無駄の省き方は、狭い部屋でこそぜひ参考にしてみては。
インパクトで”脱平凡”
ナチュラルでもありインダストリアルテイストでもあるダイニングスペースは、リビングの”隅”にスッキリとコンパクトにレイアウトされています。一点一点の家具は素敵ながらも少し「平凡」な印象に陥りがちなコーディネートには、大きな黄色のポスターをプラスして”目の覚めるような”印象に。鮮やかな色彩のメリハリ効果で空間の”余白”がより際立って感じられる実例です。
シンプルな空間こそ”色の足し算”を
白を基調とした部屋にブルーのソファをレイアウトしたリビングダイニングは、「本当に必要な物」だけを厳選した上質なスペース。部屋を広く見せようと思うと、すべての物を「省く」方向へ意識が働き、結果的に部屋の”色味”までも削ぎ落としすぎてしまう場合があります。
しかしこちらの実例では、オレンジ色のペンダントライトをプラスすることで視線を上に持ち上げ、天井を高く見せることに成功していますね。シンプルなコーディネートこそ”色”を効かせることが大切であると実感できる実例です。
「くすんだ色味」で広さをキープ
白とウッド素材のコンビネーションが落ち着いた印象のダイニングスペース。壁に飾られた6枚のアートにはあえて”くすんだ色味”の物を選択し、圧迫感を感じさせない工夫がされていますね。写真のように壁とテーブルの距離が近いレイアウトの場合、強い色味のアートは椅子に座っている人にとって空間が窮屈に感じられる原因となってしまうため、この実例のように控えめなバランスでまとめて”視覚的な広さ”をキープしましょう。
最小限のレイアウトで”暗色”を攻略
ダークな色味は部屋を”広く”見せることには適しませんが、そんな中でも可能な限り部屋を広く見せるためには、思い切って家具をぐっと少ない数でレイアウトしてみましょう。すべてをダークな色調にするのではなく、白などの明るい色を多めに取り入れることができれば、ダークカラーが主役の部屋でも”広がり感”は格段にアップします。
10畳では”何役もこなす”ことが重要
小さなキッチンのすぐそばに設けられたコンパクトなダイニングスペースは、50年代のアメリカを思わせるテイストが明るく楽しい雰囲気ですね。テーブルの上には本と眼鏡が置かれており、このテーブルがダイニングとしてだけではなく、読書タイムなど”他の用途”でも使われていることが見て取れます。また、窓際のベンチでは心地よくお昼寝もできそうですね。
スペースの節約を叶えるためには、このように「ひとつで何役もこなす」場所があることがとても重要です。
10畳レイアウト実例:ワンルーム
レイアウトの主役は”エッグチェア”
10畳のワンルームに、”エッグチェア”と呼ばれるデザイナーズチェアを2脚レイアウトした実例。家具のひとつひとつはシンプルな物を選んでいますが、チェアのフォルムにこだわったことで部屋がグッと垢抜けた印象に仕上がっていますね。大きめの鏡を壁に設置したり、窓辺のカーテンにも「白」を選んで圧迫感を感じさせないなど、黒い家具がメインの部屋でも広く見せる工夫がいたるところに感じられます。
ワンルームこそ「物を少なく」
”広さ”を実現するための基本は、「物を少なくレイアウトすること」。よくあるワンルームの部屋の例として、ハンガーラックに大量にかかったコートや洋服がそのまま丸見えになっている部屋が挙げられますが、そういった物が目に入るだけで不思議と部屋は狭く感じられるものです。洋服など”生活感が感じられる物”を見えない場所に隠すだけでも、目で感じる「広さ」は確実に違ってきます。
鏡で「もう一部屋」の奥行を
窓まで一直線に続く”抜け”のラインを作ることは「広さ」を演出するうえで欠かすことができません。しかし、部屋の構造などの問題でそれが難しい場合だってありますよね。そんなときには、壁に鏡を設置してみましょう。たったこれだけで”目の錯覚”が生まれ、「まるでもう一部屋増えたような」広がりと奥行が感じられる仕上がりになります。
10畳は高さ活用で「フルに使う」
収納は壁面に、ベッドはロフトタイプで天井近くに。デッドスペースになりがちな「高さ」を上手に活用して床の”使える部分”を最大限に広げたこちらの実例は、衣・食・住のすべてのシーンにこの一部屋で対応できるスマートさが魅力です。無駄なスペースが見当たらない賢いレイアウトはぜひ参考にしてみたいもの。
”リラックススペース”を上手に作る
壁際にレイアウトされた真っ白なソファとウッド素材のテーブルがナチュラルな雰囲気を醸し出す10畳のワンルーム。生活するうえではソファだけでも十分ですが、こちらの実例では”さらにもうひとつ”窓辺のリラックススペースを設けています。窓の前という場所にありながら景観を邪魔しない低さのチェアは、部屋を狭く見せずにリラックスを叶えてくれる点が嬉しいですね。
色彩で”上級者”の10畳レイアウト
スタイリッシュなこちらの部屋は、壁の一部がレンガだったり、茶色の家具が点在していたりと、”広く見せる”うえでは決して有利とは言えない条件が揃っています。それにも関わらず広く印象的に仕上がっているのは、窓の延長上にレイアウトした色鮮やかなテーブルとチェアが視線を中央に集め、「部屋の余白」を上手に広げて見せているから。鮮やかな色を効果的に使った実例は、「上級者」の風格を感じさせるセンスが見事です。
10畳では「白」の分量を意識して
クールでスタイリッシュな魅力のモノトーン。でも、何も考えずにレイアウトしてしまうと、バランス次第では狭さが強調されてしまうことも……。そんな失敗を素敵に回避しているこちらの実例の”成功の秘訣”は、「家具の背が低いこと」「アートや時計までも低めの位置に飾っていること」。さらに、最大の決め手は「白の分量が多いこと」。部屋を狭く感じさせずに絶妙なバランスで黒を取り入れたスタイリッシュなお手本です。
10畳レイアウト実例:寝室
10畳は「ベッドだけ」なら広い!
10畳の寝室を純粋に「眠るだけの機能」に限定するならば、キングサイズやクイーンサイズの大きなベッドを置くことだって十分にできますし、レイアウトだって思いのままです。さらに、”ヘッドボード”が低く、天蓋で覆われていないスッキリとしたデザインのベッドを選べばワンランク上の”広さ”の演出だって可能。スペースに余裕があれば、小さなテーブルやチェアを使って読みかけの本などが置けるスペースを作ってみても良いですね。
「低く」&「白く」で明るい寝室に
エスニックアイテムを取り入れたコーディネートは、ちょっとしたバランスで”個性的すぎる”印象になってしまう場合も。こちらの実例は、ベッドにエスニック柄のファブリックをコーディネートしていますが、白を広範囲に使い、低い家具をレイアウトすることで「広さと清潔感」を感じる素敵な寝室を実現しています。クセの強いイメージのエスニックアイテムも、”白”の効果で優しくナチュラルに仕上がっています。
見落としがちなデッドスペースも活用
10畳の寝室は、家具をシンプルにレイアウトすれば大人二人でも余裕を持って使うことのできる広さです。とは言え、「もっとスペースが欲しい」という希望は尽きないもの。
そんな希望を叶えるため、こちらの実例では、ドアを入ってすぐの”壁部分”に机を取り付けて他の部分に「机一台分の空きスペース」を作っています。この机が、「使用しないときには閉じられる(壁に立てかけられる)」仕様であればさらに利便性がアップしますね。
カラフルアイテムで「視線を上に」
ナチュラルなテイストでまとめられたこちらの部屋は、ベッドまわりに本やアートの”色”を効かせることにより、上手に視線を”上に”持ち上げていますね。効果的に色を使って「高さ」を演出したアイデアは、シンプルながらセンスが感じられる実例です。
見せたくない物は”秘密の場所”へ
こちらのベッドは、もともと「ヘッドボード」がなく、マットレスに脚が付いただけのようなシンプルなデザインです。そこに、ヘッドボードに見立てた白い板を使って”秘密のプチ収納棚”を作ったユニークで美しい実例は、見せたくない”生活感”を上手に隠している点が見事。この”秘密の収納アイデア”は、すのこなどを使ったDIYでも真似ることができそうですね。
活躍度の低い家具は「サイズダウン」を
大人になると自宅で”長時間”机に向かうことはめっきり減ってしまうもの。「たまにしか机を使わない」という方にとって、大きなワークスペースを持つことは「空間が占領されてしまう」などマイナスの要素の方が大きい場合もあります。最近、大きな机を持て余している……という方は、机の「サイズダウン」から省スペース化を狙ってみては。コンパクトな机であれば、こんなふうにベッドサイドの小さな隙間に置くことだってできます。
景色が美しい部屋では色味を抑えて
窓から覗く海の美しい眺望がなんとも言えず贅沢な寝室は、濁りのない白と優しいブラウンが極上の透明感を感じさせます。中央にレイアウトしたベッドは、「ベッドヘッド」の部分に高さがあるデザインですが、壁と馴染む色味で圧迫感を感じさせません。部屋の中に一切強い色を使わないことで、「窓からの景色」をぞんぶんに引き立てた”海の香りがしそうな”開放感あふれる実例です。
10畳レイアウト実例:一人暮らし(1K/1DK)
色は「3色以内」が原則
物の数を減らさずに広い印象を演出するのであれば、「色の数」を減らしてみましょう。色数は多ければ多いほど部屋が狭く感じられるようになるので、原則「3色以内」の色どりでまとめることが広く感じさせる秘訣です。こちらの実例も白をベースに赤・黒を効かせたスタイルで、物の多さを感じさせずスタイリッシュに仕上げていますね。
1K&1DKも「高さ活用」で乗り切る
1K・1DKの物件では、この実例のように見せたくない物を「高い場所」に隠してしまうことが有効な方法です。ロフトの付いていない部屋に住んでいる場合でも、家具店やオンラインショップで購入した「二段ベッド」や「ロフトベッド」を設置することで、誰でも簡単にこの実例を真似ることができます。
”抜けキープ”の裏ワザ!?
こちらの部屋は、窓からの景観を邪魔しないよう、窓枠に沿うかたちでラックを取り付けて”抜け”のラインを守っています。また、注目すべきは、窓のまわりに収納した本に「強い色」がないこと。本の表紙は、そのままではどうしても色がバラつきがちですが、強すぎる色の本は扉のある場所へ隠したり、淡い色のカバーで覆うなどの「地道な努力」をすることで、部屋の「広さ」の印象に差がつきます。
1K&1DKには「ブラインド」を
小さな部屋にコンパクトにレイアウトされたリビングスペースは、都会的な雰囲気が魅力。赤いチェアの後ろにある大きな窓には、羽根がタテ方向に並んだ「バーチカルブラインド」と呼ばれるタイプのブラインドを設置し、スタイリッシュなコーディネートを完成させています。
狭い空間では、ときとして「カーテン特有の”布のだぶつき”」が圧迫感を感じさせる場合があるため、この実例のようにブラインドでスッキリとしたラインを作ることはとても理想的です。
窓の外の「景色」を見せて広々と
広々とした印象を与えるこちらの実例ですが、実は”部屋部分”はそう広くありません。しかし、部屋からひと続きになったテラスの景色をしっかりと見せることで、とても開放的な雰囲気を演出することに成功していますね。
なかなかテラス付きの物件に住む機会は巡ってこないものですが、たとえテラスはなくとも、「窓からの景色をしっかり見せる」だけでも部屋は広々として見えるもの。普段”なんとなく閉じている”レースカーテンを、たまには思い切って開けて変化を楽しんでみましょう♪
透明な家具なら大きさを感じない
クリアな質感が魅力の”透明家具”は良い意味で存在感がないため、大きな物を選んでも部屋が狭く感じられることがありません。ライフスタイルによっては、一人暮らしでも部屋に大きなテーブルや椅子を置きたい場合もあるはず。そんなときには、こちらの実例のように美しい”透明家具”を選んで大きな家具の持つ”圧迫感”を上手に消してしまいましょう。
”透明な家具”の注意点
透明な家具はどんなインテリアとも自然に馴染む汎用性の高さが魅力ですが、「ペットにとっては見えづらい物」であるとも言われています。特に年老いたペットと暮らすご家庭では、思わぬ事故を防ぐため、白など何か”色の付いた家具”を選ぶことをおすすめします。大切なペットが安心して過ごすことのできる住まいは、きっと飼い主さんの笑顔にもつながるはず。
10畳レイアウト実例:食事スペース(1K/1DK)
キッチンを飾れば「見られてOK」に
毎日使う場所なだけに、どうしても”生活感”が滲んでしまいがちなキッチンスペース。でも、「見られること」を前提におしゃれな飾り付けをしてしまえば、問題なく「お友達を呼べる食事場所」として使うことができます。キッチンに自分以外の人を招き入れることが日常化すると、キッチンをきれいするための”モチベーションを常に維持し続けられる”という嬉しい効果も!?
狭い1DKの食事スペースは工夫して
1DKの場合、表向きは”キッチンに食事スペースを設けられる広さがある”ということになっています。しかし、実際には冷蔵庫を置いただけでスペースがいっぱいになってしまい、「食事スペースを設けるなんて、とても無理!」という状況に陥ることも少なくありません。そんな場合は、リビングの空きスペースに小さな「食事コーナー」を設けるなど、発想を変えてみましょう。目線を変えて部屋を見渡してみると、どこかに”使えるデッドスペース”が1ヵ所は見つかるはず。
隙間で「アメリカンダイナー」を実現
キッチンの奥に”半端に小さな隙間”があるお宅におすすめなのが、こちらのアメリカンダイナー風の実例。冷蔵庫などの大型家電を収めるには小さすぎるスペースには、コンパクトな椅子を収めて”狭さが心地良い”隠れ家的ダイニングスペースを作ってしまいましょう。
また、最近では”壁の傷”が最小限で済み、設置も簡単な「ホチキスで固定する棚」など、ユニークな棚がさまざまなショップで販売されていますので、そういった物を利用すれば気軽に収納力アップも実現できますね。
1K、1DKもこれなら大丈夫!
1K、1DKという間取りでは、たくさんの家具を置くことが難しいケースも少なくありません。そんな事情から、”ダイニングテーブル”を置くことは諦めて勉強机でごはんを食べたり、一人暮らしで人目がないからと作ったごはんをそのままキッチンで”立食”する強者がいるという噂も!?
でも、この実例のように小さなテーブルと椅子なら、あなたの部屋の”あの角”にもきっと置くことができるはず。隅っこのレイアウトだからこそ、”鏡”を使った広さの演出もお忘れなく。
10畳を「レイアウト」で至福の空間に
レイアウトと使い方次第で狭くも広くもなる「10畳の部屋」。広さを実現するためには、家具の背を低く揃えたり、強すぎない色で統一するなどの”基本”を実践することも大切ですが、「柔軟な発想」を持つことも欠かせません。ほんの少し視点を変えれば、10畳の部屋はもっと広く、快適になります♪
広いようで狭い”10畳の現実”
4畳半や6畳といった”極小の部屋”で暮らす人も多い中で、十分広いようにも思える10畳の部屋。しかし、いざ10畳の部屋に家具を配置してみると、ソファやテーブル、テレビスペースを設置しただけでギッシリになってしまうこともしばしば。ものすごく狭い訳ではないけれど、何の計算もなしに好きなだけ家具を置ける訳でもない。それが”10畳の部屋”なのです。
”床面”を多く見せる
部屋を広く見せる基本は、「スッキリとした印象」を作ること。そのためには部屋全体に物があふれかえっておらず整頓されていることも大切ですが、意外に重要なのが部屋の中でも大きな面積を占める”床面”を多く見せることなのです。広く見せる効果を高めるためには、写真のように「床がラグや絨毯で覆われていない状態」にすることが理想です。
ラグは「床の3分の1まで」を目安に
広々とした開放感を演出するためには潔く床を見せることが一番。とは言え、やはりラグを敷きたい場合だってありますよね。そんなときは、「部屋の3分の1を覆う程度まで」を目安にラグを選んでみましょう。半端に大きなラグをレイアウトするのであれば、いっそのこと絨毯で”床全体を”覆ってしまうことを検討するのもひとつの手です。
視線を遮らずに”抜け”を作る
こちらのお部屋は特別広い訳でも、物が少ない訳でもありません。それにも関わらずどこか開放感が感じられる秘訣は、「窓まで一直線につながる”中央のライン”に背の高い物が置かれていないこと」。
スペースが十分でない部屋では、「ドアを入ってすぐの場所に背の高い棚が”間仕切りのように”置かれている」ということもあるものですが、視線が途中で分断されずに遠くまでを見渡すことができる”抜け”の部分を最低1ヵ所は設けるよう意識してみましょう。
光を取り入れる
窓から差し込む明るい光は、部屋の明度を上げて自然に広く見せてくれる強い味方です。もしあなたが”人目を気にしなくても良い”条件下で暮らしているのであれば、思い切ってレースカーテンを開けて光をしっかり取り込むことで部屋をより広く見せることができます。自然光を取り入れることは、シンプルですがとても有効な手段です。
明るく圧迫感のない色を広範囲に
部屋を広く見せるにはできる限り”圧迫感”を感じさせる要素を排除する必要があるため、「明るくスッキリした色」をメインカラーに選んでみましょう。白、もしくは白に近いトーンの明るくやわらかな色には部屋の面積を広く見せる効果があるので、10畳の部屋の基調色には最適です。
鏡で「部屋の面積を倍に」
狭い部屋を簡単に”倍の広さ”に見せる効果を持つ「鏡」。壁やクローゼットのドア一面をめいっぱい鏡にしてしまえば、視覚のトリックで驚くほど部屋が広く感じられます。
めいっぱい鏡にするのが難しい場合は?
最大限に広く見せる効果を得るためには、できるだけ面積が大きく”枠”のないシンプルな鏡を選ぶことが理想です。しかし、スペースや予算の都合でそれが難しい場合は、壁に1枚の細いスタンドミラーを立てかけたり、顔から肩までが映る程度の小さめの鏡を設置するだけでもほんのりと「広がり効果」を演出することができます。
リアルなアートで「奥行」プラス
鏡の他に、”アート”をプラスして部屋の奥行を大きく見せることもひとつのアイデアです。ただし、どんなアートでも良いという訳ではなく、「広がり効果」を得るためには以下の3つの基本条件を満たすアートであることが理想です。
■1.「遠くまで続くような”奥行”が感じられること」
■2.「写真のようにリアルであること」
■3.「極端に小さすぎないこと」
「錯覚」が生まれる大きさを選んで
しっかりと奥行の感じられるアートであっても、それがポストカードのように小さかったり、漫画のように”リアルさに欠ける”タッチの場合は、残念ながら奥行を生む効果は期待できません。”目の前に実際の景色が広がっているような錯覚”を得ることがリアルなアートを取り入れるうえでの最大の目的なので、おしゃれさだけでなく、「サイズ感」にもこだわってみましょう。
「浮かないテイスト」でランクアップ
「部屋全体との調和」を意識したアート選びができれば、さらにインテリアはランクアップします。”基本条件”を満たすアートでも、それが部屋のインテリアと調和しないテイストの物であれば、そこばかりが悪目立ちして部屋の雰囲気が台無しになってしまう場合も。部屋に自然に馴染むアートを選ぶことも素敵に見せるうえで大切なポイントです。
飾ることで”余白を際立たせる”
広さの演出には「スッキリ感」が欠かせません。しかし、”広さ”を意識しすぎて床から天井までのすべてが”真っ白”という状態では、広いというよりも「ぼやけて締まりがない印象」に映ってしまう場合も。
そこで、広さをキープしつつ洗練された印象を手に入れるために、部屋にアートスペースを作ってみましょう。アートで”ポイント”を作ることで視覚的なメリハリが生まれ、何もない場合に比べ部屋の”余白”がより際立つ仕上がりになります。
家具を「低く」揃える
家具の高さを”低め”に統一すると天井が高く感じられ、部屋全体が広く見えるという嬉しい効果が生まれます。また、背の低い家具は数を増やしても部屋をスッキリとした印象に保つことが容易なので、家具を多く持ちたい方には特におすすめです。
場所限定なら「高さ活用」も有効
限られたスペースを有効に使う”カギ”は、「高さの活用」にも。床から天井までを覆うラックを取り付けるなど、”高さ活用のちょっとした工夫”は、狭い部屋に大きな効果を生みます。
ただし、部屋のあちこちに高い収納を設けてしまうと、どうしても”狭さ”が強調されてしまうため、高さを利用した収納を取り入れる場合は「部屋の一カ所だけ」などにエリアを限定し、その他のスペースは侵さないよう心がけましょう。
壁面を活用すれば床は”広々”
背の高い壁面収納を取り入れて床から天井までを有効に使った実例。壁だけに収納を限定することで、床をこんなにも広々と使うことができています。実際には10畳程度の広さの部屋も、ちょっとした収納の工夫でここまでゆとりを持って使うことができるんですね。
計算されたシンプルレイアウト
ベージュ色の壁に沿ってレイアウトされたソファがナチュラルな雰囲気を醸し出す空間は、窓枠やローテーブルの美しい木の質感も魅力的です。ソファの横に置かれたランプシェード以上に背の高い物を置かず、上手に天井を高く見せていますね。余計な物を置かないことで広さを演出し、壁に飾られたアートまでも引き立って見える計算されたバランスが素敵です。
ブルーの「タテ使い」で閉塞感をカバー
こちらのお部屋は、窓に近い部分の壁がグレー色。一見「狭さ」が強調されそうな壁色ですが、そんな空間を狭さの気にならない印象に仕上げているのは、壁に設置された”大きな鏡”とソファのレイアウトの相乗効果。
壁のグレー色よりもインパクトの強いブルーのチェアを部屋の左側に集め、窓に向かって「タテ方向に」並べて置くことで、この部屋の持つ”タテ長のライン”が強調されてスッキリとした印象に仕上がっています。中央の床をしっかりと見せていることも「スッキリ感」のポイントですね。
「収納は壁におまかせ」のレイアウト
こちらの実例は、細々とした物をすべて壁に収めることによって「残りの床面積」を広くキープすることに成功しています。チェアやローテーブルの高さを抑えて天井を高く見せている他、棚に飾った箱類も壁に同化する”白”で統一したことで部屋にさらなる広がりを演出していますね。棚に飾った白い箱類は100円ショップでも似た物が入手できるので、今日すぐに真似できる点が嬉しいところ。
左右対称レイアウトで気品漂う10畳に
気品を感じさせるこちらの実例は、左右対称に取り付けられた棚の前に同じく左右対称にソファをレイアウトしています。棚の飾り付けにもさりげなく”左右対称の仕上がり”が意識されていますね。棚と棚のあいだに飾られたゴールドの額縁がアクセントとなり、気品ある空間がさらに贅沢な印象に。濁りのない”白”が空間に広がりを演出したラグジュアリーな実例です。
大きな鏡で空間を広げて
明るい窓辺にソファとローテーブルをレイアウトしたこちらの実例は、見ているだけで伝わってくるリラックス感が魅力です。部屋が狭く見える原因になりがちな黒い幅広のソファの”圧迫感”を大きな鏡で見事に消し去り、窓から差し込む光との相乗効果でこの上なく開放的で透明感のある雰囲気を演出していますね。ダークな色調の家具がお好きな方にこそ相応しいレイアウトのお手本です。
椅子が多い10畳のお手本レイアウト
ソファ2セットとチェアを置いた10畳のリビングには、”椅子が多くてもスッキリと見える”工夫が。中央の「抜け」のラインを壊さないため、窓の前には背もたれが低く主張しない色味のソファがレイアウトされています。また、部屋の”左サイドだけに”鮮やかなピンクのソファをレイアウトしたことでタテ長の「奥行ライン」が強調されていますね。窓にあえてカーテンを付けずに「スッキリ感」をアップさせた”こだわりの実例”です。
10畳の部屋では”発想の転換”を
こちらは階段下の”収納庫”を小さなワークスペースにした実例です。本来は掃除道具や洗剤などの「日用