スッキリした空間づくりでは、壁面を上手に生かすことが大切です。壁面収納と置き家具をバランスよく配置して、心地いい空間にしたいですね。知っておきたい収納のアイデアや空間づくりのコツを、建築家の熊澤安子さんにアドバイスをもらいました。
「機能」と「デザイン」どちらを重視する?
出典: sumai.panasonic.jp
心地いい空間づくりのために壁の見せ方にこだわるという熊澤さん。「収納」という機能を重視するものと、「インテリア」としてデザインを楽しむものを使い分けています。部屋の雰囲気を損ねることなく収納スペースを確保するなら、壁面収納がおすすめです。
壁の前にはなにも置かず、スッキリした空間を楽しむ
出典: sumai.panasonic.jp
「壁は、部屋の雰囲気をつくるうえで、とても大事なもの。光の当たり方で違った表情を見せてくれます」と、ご自宅を例にアドバイスしてくれる熊澤さん。間取りの色付き部分は収納部分で、各部屋に収納スペースがあることが分かります。収納スペースがあることで、壁の前に家具などを置かずにすみます。窓や家具の配置を決める際、あえて壁の前に何も置かない一面を確保しましょう。スッキリした壁に囲まれた空間は、安心感を与えてくれます。
壁面収納を軽やかに見せる工夫
出典: sumai.panasonic.jp
スッキリした壁面を確保したいと思っても、家具は壁際に置いてしまうもの。収納スペースが少ないと部屋が散らかってしまいます。熊澤邸は本の収納スペースが足りず、2Fのホールに壁面収納を設置。お気に入りの空間だったので、壁面収納で部屋の印象が重たくなることが心配だったのですが、建具の面材を藤貼りにすることで、軽やかな印象にすることができました。
「見せる収納」と「見せない収納」を使い分ける
出典: sumai.panasonic.jp
置き場所に迷いがちな仏壇も壁面収納に。扉を閉めると仏壇が入っているように見えません。すべてを隠してしまっては味気ないので、一部を飾り棚にして本などを飾ればディスプレイも楽しめます。「見せる収納は“楽しみ”のため、見せない収納は“心のゆとり”のために大切です」と熊澤さん。収納のタイプを使い分けて、空間をスッキリ見せたいですね。
空間の雰囲気に合わせて心地いい色を探す
出典: sumai.panasonic.jp
自分が心地いいと感じる色を探すのも、空間づくりの楽しみのひとつです。熊澤邸ではダイニング・キッチンとリビングを仕切るカップボード(食器棚)を、空間の雰囲気に合わせて、あたたかみが感じられる素材にしています。
出典: sumai.panasonic.jp
心地いい空間づくりのために壁の見せ方にこだわるという熊澤さん。「収納」という機能を重視するものと、「インテリア」としてデザインを楽しむものを使い分けています。部屋の雰囲気を損ねることなく収納スペースを確保するなら、壁面収納がおすすめです。
出典: sumai.panasonic.jp
「壁は、部屋の雰囲気をつくるうえで、とても大事なもの。光の当たり方で違った表情を見せてくれます」と、ご自宅を例にアドバイスしてくれる熊澤さん。間取りの色付き部分は収納部分で、各部屋に収納スペースがあることが分かります。収納スペースがあることで、壁の前に家具などを置かずにすみます。窓や家具の配置を決める際、あえて壁の前に何も置かない一面を確保しましょう。スッキリした壁に囲まれた空間は、安心感を与えてくれます。
出典: sumai.panasonic.jp
スッキリした壁面を確保したいと思っても、家具は壁際に置いてしまうもの。収納スペースが少ないと部屋が散らかってしまいます。熊澤邸は本の収納スペースが足りず、2Fのホールに壁面収納を設置。お気に入りの空間だったので、壁面収納で部屋の印象が重たくなることが心配だったのですが、建具の面材を藤貼りにすることで、軽やかな印象にすることができました。
出典: sumai.panasonic.jp
置き場所に迷いがちな仏壇も壁面収納に。扉を閉めると仏壇が入っているように見えません。すべてを隠してしまっては味気ないので、一部を飾り棚にして本などを飾ればディスプレイも楽しめます。「見せる収納は“楽しみ”のため、見せない収納は“心のゆとり”のために大切です」と熊澤さん。収納のタイプを使い分けて、空間をスッキリ見せたいですね。
出典: sumai.panasonic.jp
自分が心地いいと感じる色を探すのも、空間づくりの楽しみのひとつです。熊澤邸ではダイニング・キッチンとリビングを仕切るカップボード(食器棚)を、空間の雰囲気に合わせて、あたたかみが感じられる素材にしています。
コツ・ポイント
住まいづくりの際、収納スペースをいかに確保するかが重要なポイントになります。部屋の雰囲気を損ねずに、上手に壁面を活用したいですね。熊澤さんのアドバイスを参考に、スッキリした空間をめざしましょう。