日本人が大好きな納豆。毎日食べているという人も多いのでは?でも、シンプルな食べ方ではマンネリが起こってしまい、時にはうんざりすることも。低カロリーで栄養満点の納豆を飽きずにおいしく食べる方法をまとめました。365日、バラエティに富んだメニューを作ってみて!
好き?それとも嫌い?
納豆は好き嫌いがわかれる食品
納豆という食品は良くも悪くも好き嫌いがわかれる食べ物です。
「臭い!」
「ねばねばが気持ち悪い」
「味がしない」
など、マイナスの面もあるのですが、食べ慣れるとなんてことはなく、むしろ低カロリーなのに栄養も豊富で素晴らしい食品に感じます。納豆は見た目地味でも、実力を兼ね備えた縁の下の力持ちのような存在です。
関東東北ではメジャーな食べ物
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総務省が毎年発表している「納豆消費ランキング」では、例年関東以北の地域が消費上位に名前を連ねています。幼いころから食べているせいか苦手意識がなく、すんなりと納豆を受け入れている人が多いようです。
一方で、納豆購入費が最下位の沖縄県では年間6.3パックしか食べないという結果が出ました。沖縄は独特の食文化が根付いているため、納豆は馴染みが薄いのかもしれません。
関西では納豆の好き嫌いの差が激しく、他の地域に比べて「嫌い」率が高めでした。
生まれ育つ地域によって販売している銘柄も味も異なる納豆。なかなか奥が深いようです。
海外普及運動も行い中
日本人の中でも意見が真っ二つに分かれる納豆は、国を飛び出して海外でもPR活動が行われています。
納豆どころといえば水戸黄門のお膝元である茨城県ですね。お笑い芸人の渡辺直美さんは茨城出身ということもあり、NYでNATTO(なっとう)の普及活動にチャレンジしていました。
「smell only!(匂いだけでも)」
と渡辺さんが外国人の方に納豆を勧める場面がありますが、なかなかおいしいという意見は聞かれませんでした。うーん、こればっかりは仕方がない?
意外なことといえば
「NATTOはチョコレートの香り」
と答えた外国人女性がいました。まさかの回答でした。
中国では今ブレイク中!
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一方で、なぜか中国では納豆(ナートウ)ブームが起こっています。
中国は急激な経済発展の影に肥満の問題があり、健康に気を使う人々がナートウの効果を期待して食べるようになったそうです。お米文化という土壌もナートウを後押しするかたちになりました。
中国ではナートウを3パック入り10元(約190円)で販売しています。現地の物価を考えると高価な食べ物です。そのため、日本人には馴染みのない「納豆製造器」なる機械を利用して自家製ナートウを作るそうです。
食べやすいようにアレンジしよう
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納豆はからだに良いとされる成分を多く含んでいるけれど、嫌いという人も多い食品です。苦手な人にも食べやすく、そして飽きのこないごはんを作ってみませんか?納豆を365日おいしく食べられるよう、アレンジレシピをご紹介したいと思います。
1日1パックの納豆で肌美人を目指しましょう!
いつもとは違った味に!和風レシピ
納豆をおいしく食べるためにはマンネリ化しないことが大切!まずは基本の納豆和風レシピをご紹介します。
1.温玉ねぎ納豆の和風つけスパゲティ
つけスパゲティコンテストで部門賞を受賞したという本格派レシピです。
スパゲティは炒めたり絡めたりするものが多い中、そばのようにつけ麺にするというアイディアが斬新ですね。温泉たまごと納豆がつけダレに入ることで、トロッとした触感になります。麺の滑りも良くなり、ツルツルっと食べられるメリットもあります。
2.納豆焼きそば
人気料理番組「男子ごはん」で紹介されたレシピです。
納豆焼きそばに使用するのはひき割りタイプ!風味を損なわないように仕上がる直前に入れて炒めます。
市販の焼きそば麺はレンジで1分間加熱しておくと、麺がほぐれやすくなるので事前に準備しておきましょう。ネバネバとした食感が癖になる焼きそばレシピです。
3.揚げと納豆の和風春雨
おからこんにゃくを使用することでググッとカロリーを下げたレシピです。
とにかく具材が豊富で、これ1つで主食にも大皿おかずにもなってしまいますね。味付けのお揚げを使っているので旨味もじゅわーっと広がります。納豆は火を通すことで粘りが無くなります。ベタベタが嫌な人は火を通したレシピにしてみては?
4.キムチ入り豆乳味噌汁
味噌汁はお湯に味噌を溶かしたものを使用するけれど、このレシピは水の代わりに豆乳100%で作るレシピです。
豆乳に顆粒だしと納豆、キムチを入れて火にかけます。沸騰したら味噌を適量入れ、最後にかいわれをちらして完成です。
豆乳の濃厚な味がからだに染み渡ります。納豆と豆乳、味噌のトリブルパンチはお肌にがつんと効きます。
5.焼きおにぎり
軽くローストしたくるみと包丁で叩いた納豆、調味料を混ぜて丸く握ったごはんの上に載せます。
その後トースターに入れ、軽く焦げ目が付くまで焼きます。たったこれだけでおいしい焼きおにぎりができちゃいます。
仕上げに海苔をのせれば見た目も素敵なメニューが完成です。軽めのランチやおやつ、食欲のない日にぴったりです。
6.雑炊
キムチの素を使用して作る雑炊のレシピはコレ!
和風だしの素とキムチの素、粉チーズを合わせたものを加熱し、沸騰したらごはんを入れます。水分がある程度なくなってきたら卵と納豆を入れてできあがり!トッピングにチーズを散らせば濃厚な味わいの和洋韓ミックスの雑炊になります。
7.おつまみ納豆
納豆に入れる具材はどんなものをチョイスしていますか?
こちらのレシピでは、卵黄とおくら、たまねぎ、野沢菜、青ねぎ、長いもといった豪華な具材をトッピングしています。生のたまねぎが苦手な人はレンジで軽くチンすると食べやすくなると思います。
単品で食べるよりもボリュームが出るし、なにしろ栄養価が豊富になります。楽しくおいしく、そして健康的にごはんは食べたいですね。
8.ねぎ塩納豆もち
ネギ塩だれは自家製でも作れます。ねぎの白い部分1本分とごま油100CC、塩小さじ1をフライパンで炒めてしんなりしたらOK。
それと納豆をまぜたものをお餅にかけるといつもとは違った味になりますよ。レモンやお醤油をかけて味を調節してください。
9.葉しょうがのサラダ風そば
しょうがには発汗作用や脂肪燃焼効果、免疫力を高めるといった素晴らしい栄養素がたっぷり含まれています。
葉しょうがを使用したそばに納豆を加え、サラダ感覚で食べられるのはこちらのレシピ。めんつゆをドレッシングのようにかけて食べます。
新感覚の和風サラダを試してみてください。
10.キムチ納豆天ぷら
ネバネバが軽減され、かりっとさっぱりした食感になるのはこちらのレシピです。
納豆を水でさっと洗い粘りを落とし、キムチと天ぷら粉を混ぜたものを海苔につけて油で揚げます。天ぷらにすることで臭いやねばりはかなりカットされるので、納豆が苦手な人も好評です。
こんなものにも!中華風レシピ
お米との相性が抜群の中華料理。だから納豆も多くのメニューに入れて大丈夫です。ネットで口コミの高いレシピをまとめました。
1.納豆餃子
キャベツやニラ、豚ひき肉といった餃子の定番ネタの中に納豆を入れて焼いた中華風アレンジレシピです。
火を通す分、匂いや粘りは確実に減少します。しかもかさ増し効果もあるため、お肉の使用分量が大幅ダウン。カロリーも抑えられて良いことづくめです。
豆の食感は軟らかいため、小さなお子さんでもかんたんに食べられます。ネバネバ克服に作ってみてください。
2.厚揚げトマトの中華風炒め
トマトと厚揚げ、ニラ、もやしといった材料に、納豆を投入して中華風に仕上げたメニューです。
調味料は中華らしく豆板醤や酢、片栗粉を使用します。ぴりっと辛い中にトマトとお酢の酸味がパンチになり、非常にごはんの進むレシピです。
こちらも加熱調理ということで粘り度が減ります。通常の大豆と大差無いような感じになりますよ。
3.豆苗の中華風炒め
「今日は食欲が無い」というときに重宝するレシピです。
材料は、豆苗や玉ねぎ、人参、しめじなどの季節の野菜と、中華料理にはかかせないオイスターソースを使用します。オイスターソースは牡蠣の旨味がぎゅーっと詰まった調味料です。これを使うだけで一気に食欲もアップしますよ!
中華はスピードが命です。材料を手早く炒めて時短で調理を終わらせることがポイントです。
4.中華スープがけ納豆ご飯
ねぎや温泉たまごをのせた定番レシピをワンランク上に押し上げたレシピです。
まずは調味料。豆板醤やはちみつを使用します。それを納豆に混ぜ、ごはんと豆腐の上に載せます。その上から更にねぎと温泉たまごをトッピングし、仕上げに中華スープを注ぐというウマウマメニューですよ。
まずは単品で丼を楽しみ、途中からスープを加えてもおいしそう!
5.春巻き
春巻の皮に大葉と納豆を入れ、クルクルと巻いて揚げたレシピです。
春巻きは中華料理定番の料理です。比較的何でも巻いて食べられますね。大葉の入った春巻きは味がとってもさわやかになります。野菜とタンパク質が手軽に摂取でき、お酒のおつまみにも最適ですね。
気をつけたいのは、あまりお弁当には適さないということでしょうか。アツアツのうちに食べましょう。
6.朝ラーメン
静岡県藤枝市や福島県喜多方市では朝ラーメン(通常朝ラー)が一般化しています。朝からラーメンはアリ!なのです。
そのため、朝食に使用する具材をラーメンにのっけ盛りしたレシピもアリ!です。目玉焼きと味噌汁の具、それと納豆。ごはんでなく麺というだけで、それ以外は朝食メニューに使用する具材です。
こんな食べ方も楽しいかも。
7.肉野菜納豆
台湾のぶっかけ飯である魯肉飯(ルーローファン)に似たレシピです。
ひき肉や生姜、ねぎ、しいたけ、茄子などをフライパンで炒め、にんにくや辣油、豆板醤で味付けします。最後に納豆を入れてかき混ぜてごはんにのせてできあがりです。
仕上げに鷹の爪があると彩りがきれいでしょう。
ひき肉メインの具材よりもかさ増し&カロリーを抑えることができ、食べごたえも抜群です。中華風のぶっかけ飯はこれで決まり!
8.麻婆豆腐
味噌・豆腐・納豆の豆三兄弟を使用した大豆イソフラボン増量の麻婆豆腐はこのレシピがおすすめです。味噌に赤味噌を使用することで、こっくりとした旨味とおいしそうな色合いに仕上がります。
豆腐はいったん湯通しすることで煮崩れが防げます。面倒でも一手間かけましょう。納豆はねばりが出ないようにフライパンを揺すりながら焼き付けるのがポイントだそうです。
9.とろっとろ ! 天津飯
天津飯とは中国の天津市で生まれた料理と錯覚しがちですが、実は日本で生まれたメニューです。本場中国では作られていませんが、日本では天津飯=中華なのでこちらのカテゴリーに入れました。
卵と納豆をかき混ぜたものをアツアツのフライパンに入れ、さっとかき回します。半熟あたりで取り出し、ごはんの上に焼いた卵を載せます。
その上からお好みのあんをかければ完成です。
10.納豆と挽肉のチャーハン
中華といえば、やはり外せないのが炒飯。
ねぎとたまご、ひき肉、ごはんを炒め、納豆投入は一番最後になります。炒飯は手早く火を通すことがポイントです。あらかじめ材料はすぐにとれる場所に置き、素早く行動しましょう。
意外と合う!洋風レシピ
納豆はチーズやミルクとの相性も悪くありません。むしろ納豆独特の匂いが消されるため食べやすくなるとの意見もあります。いろいろな洋食メニューに加えて楽しんでみてください!
1.納豆トーストクレソンのせ
納豆はいろいろな食材と組み合わせられますが、クレソンとの相性も悪くありません。トーストに一緒に挟むことで独特の臭いが消されて食べやすくなるというメリットも!
普通のトーストに具材をトッピングするだけなので、忙しい朝でもかんたんに作ることができるレシピです。
2.もう常識?納豆カレー
納豆嫌いな人にはちょっとハードルが高いと思われるカレーレシピです。
カレーの上に混ぜた納豆を載せるだけですが、意外と臭います。糸もひきますので、臭みや粘りを消したい場合は具材とともに一緒に煮こむことをおすすめします。
もう常識?でも、納豆好きな人向けのメニューです。
3.納豆パスタ
茹でたパスタに具材をのせるだけなので、フライパンも汚れずかんたんに作れるレシピです。
必要なものは、パスタとねぎ、納豆、生たまご、バター、大葉のみ。茹であがったパスタにバターを載せ、その他の具材を順に盛り付けていきます。
料理に自信のない人でも大丈夫。絶対に失敗しません。
4.トマトオムレツ丼
納豆を入れて焼いたオムレツの上からトマトをかけ、レタスを敷いたごはんの上にトッピングするだけのかんたんレシピ。
トマトを使用することで和っぽいメニューも洋風になりますね。ごはんを少なめにするかわりにレタスを多くして、カロリーダウンをはかってみてはいかが?
5.春巻き皮で作るミニピザ
ピザはみんなが大好きなメニュー。ですが、いかんせんカロリーが高い!そのため、食べる量を減らす人もいるのではないでしょうか。
春巻の皮で作るミニピザであれば、カロリーも相当抑えられます。しかも具材に納豆を使用することで一段とヘルシーに。
パリパリサクサクで、しかも見た目もかわいくおいしい。パーティーにもおすすめです。
6.じゃがいものグラタン風
マッシュしたポテトグラタンの上に納豆とチーズ、生クリームをかけてオーブンで焼いたレシピです。
普段は使わない材料をいれても大丈夫。納豆も焼くことで独特の臭いも軽減されます。納豆が苦手な人でも食べやすいメニューです。
7.マカロニサラダ
普通のマカロニサラダに納豆を入れたアレンジレシピです。
納豆には火を通していないため、若干臭いが気になるかもしれません。好きな人にはたまらないレシピですね。きゅうりと玉ねぎのシャキシャキ感が食欲をそそります。
ねばっとしたとろみのおかげか、マヨネーズの使用量は減ります。その分ヘルシーになりますね。
8.生クリームパスタ
生クリームとナンプラー、納豆を混ぜたという異色の組み合わせレシピです。
ナンプラーはタイ料理でよく使われる調味料です。それに生クリームを加えるのもびっくりですが、更に和の食材も加わります。とってもクリーミーでおいしいパスタになりますよ。
9.ふわふわチーズサンド
クリームチーズを塗ったパンに何回もよくかき混ぜた納豆を挟んだという仰天レシピです。
クリームチーズと納豆の相性は意外にも合うので、ぜひ試してみてください。
10.ハンバーグ
豆腐を使用したハンバーグには大根おろしがぴったり!でも、それだけではなく、ねぎと納豆も加えてみて!大根おろしの水分がネバネバを軽減、とっても食べやすい味&食感に変身します。
ハンバーグは豆腐を加えるとヘルシーに。お肉を鶏挽き肉に変えてもgood!
辛くして食べよう!韓国風レシピ
韓国では納豆チゲと呼ばれる鍋もあるように、納豆に対して他国ほど偏見がないと言われています。キムチ+納豆の組み合わせは鉄板ですね。その他の韓国料理にも合わせて使ってみましょう。
1.豆腐チゲ
韓国にはチョングチャンという納豆をいれた辛い鍋があります。そのチョングッチャンを真似たレシピです。
辛い鍋のスープは市販品でも良いし、調味料をブレンドしてもOK。コチュジャンとごま油、にんにく、韓国産の唐辛子は必須品です。
寒い冬は韓国風の鍋でからだをポカポカにしましょう。野菜をたっぷり入れて具だくさんにするとヘルシーです。
2.パラパラキムチ炒飯
パラパラの炒飯を作るには納豆を水洗いして粘り気を取ることだそう。また、ごはんにも卵をはじめから混ぜておきます。
この2つをしっかりこなした後、通常の炒飯を作る手順で調理を開始します。油もきっちり使い、パラパラを目指しましょう。
キムチの辛さがからだに染み渡る炒飯は男女ともに人気がありますね。作り方のコツさえ覚えてしまえばとってもかんたんです。
3.ピリ辛ネバネバ!夏のキムチ麺
夏の暑い時期は食欲がダウン。夏バテ解消にはもりもり食べることが一番ですね。辛い料理で食欲増進をはかりましょう。
ポイントは納豆を100秒混ぜること!これだけグルグルやるすごい粘りが出ます。白くなるくらい混ぜるのがコツです。
冷やしうどんに具材をトッピングして完成です。糸をひく納豆の旨味を堪能しましょう。
4.キムチーズのチヂミ
チヂミは韓国のお好み焼きといったところでしょうか。お好み焼きは多くの小麦粉を使用しますが、チヂミは粉を少なく焼き上げることができます。とってもヘルシーですね。
納豆を入れたチヂミは仕上がりがもちっとなります。キムチとチーズも入っているのでコクがあってピリ辛に仕上がります。
5.油揚げの挟み焼き
油揚げの中に具材を入れて焼くのは定番レシピです。これも韓国風にアレンジしたものがありました。
具材は、納豆とキムチ、切り干し大根とあおさ海苔。入れて焼くだけなのでとってもかんたんですね。お酒のおつまみにも良いし、夕食のメニューとしてもおいしそうです。
6.水菜の韓国風トースト
焼いた食パンに水菜をのせて、ごま油を入れた納豆をのせるというお手軽レシピです。
納豆にごま油を入れるだけでグーンと風味が良くなります。白いごはんにのせるときもやってみてください。少量であればカロリーも気にならず安心です。
7.キムチ納豆餅
韓国のりにお餅とキムチ、納豆をのせて食べると脱和風の食べ物になります。
韓国のりにはごま油がぬってあるため風味も豊か。キムチの食欲増進効果と相まって食べやすい料理になります。
食欲がないときやお酒のおつまみにもぴったりです。
8.和風ビビンパ
ビビンパは韓国の伝統料理で、5種類の具をのせて食べるのが基本スタイルです。
このレシピは豪華に6種類(納豆・アボカド・ひじき・人参の甘酢漬け・ほうれん草のナムル・きゅうりの千切り)を使用しています。たれはわさび醤油だれ。使い方次第でビビンパも和風に。
9.キムチ納豆の豚肉巻き
しゃぶしゃぶ用の薄い豚肉に納豆とねぎのみじん切り、キムチを混ぜたものを載せてクルクル巻き、フライパンで焼けばできあがりというかんたんレシピです。
仕上げにかいわれをのせれば彩り豊かなおかずになります。
10.激辛女の納豆キムチパスタ
辛くておいしいというキムチパスタ。日本人でもファンはたくさんいるのではないでしょうか。
キムチはお好みのものを使用してにキムチパスタを作ります。その後、トッピングとして納豆をIN。仕上げに海苔をちらしてできあがりです。
素朴な疑問
納豆は低カロリーで高タンパク、白いごはんだけでなく麺にも合う万能食材です。ですが、問題点や疑問点には気をつけましょう。
出典: shinymaster.tistory.com
常温で保存しても良い?
納豆は納豆菌が生きている生鮮食品です。10度以下の場所での保存をおすすめします。それ以上の温度の場所で保存すると発酵がさらに進みます。アンモニア臭がしたり苦味が出ることも。
食べる直前に冷蔵庫から取り出し、賞味期限内に食べきることがポイントです。
白いつぶつぶは?
納豆の表面にある白いつぶつぶは、チロシンというアミノ酸の結晶です。チロシンはひきわりタイプのものに多くなりますが、食べることには問題ありません。
チロシンにはうつ病やストレスを和らげる効果があります。イライラしたり気分がのらないとき、ストレスを感じているときはひきわりタイプのものを食べてみてください。
冷凍保存は可能?
納豆メーカーでは基本的に冷凍保存をおすすめしていませんが、自宅での冷凍保存は可能です。保存方法は、発泡スチロールのケースから中身を取り出し、新たなタッパーでしっかり密封したあとに冷凍するという方法です。
冷凍焼けや匂い移り、劣化を防ぐ目的も含め、冷凍保存の場合は「密封」をおすすめします。
加熱すると栄養成分は変わる?
納豆に含まれるナットウキナーゼは60度を超えると成分が無くなります。そのため、一般的に知られている健康成分が失われることも…。でも、熱を加えることで食べやすくなったり、アレンジの幅も広がります。
大豆製品ということには変わりありません。おいしくごはんを食べるという目的で納豆アレンジを楽しんでみましょう。
組み合わせの悪い食材は?
ナットウ菌にはビタミンKが多く含まれており、抗血栓薬(ワルファリン)を服用している人はナットウの摂取をやめましょう。
というのは、納豆を食べることで血栓ができやすくなってしまうからです。
からだに良いと言われている食材でも、自分の体調次第ではとんでもない効果を生み出すことになります。血栓でお悩みの方は納豆以外でもビタミンKにはご用心!
ダイエットにも使える?
ダイエットは女性が大好きなものですが、「〇〇ダイエット」のようにそればかり食べるのはNGです。納豆ダイエットもその1つ。確かに低カロリーで女性ホルモンもたっぷり含んでいるため、女性には嬉しい食材となりますが、これだけを1日数パック食べるといったことはやめましょう。
納豆は1日1パックが適量であり、それ以上は成分の過剰摂取が危険視されています。
アレルギーもある!
日本全体でみて納豆アレルギーの方は少数ですが、海関連の仕事や海が好きな人に発症率が高いことがわかっています。
納豆アレルギーの原因物質はネバネバ成分のポリガンマグルタミン酸。これは海の生き物クラゲの触手に多く含まれている成分です。何度もクラゲに刺されたことによってアレルギーを触発してしまうようです。
納豆のアレルギーは発症時期が遅いのが特徴です。アレルギーもあることを覚えておきましょう。
納豆こぼれ話
水戸へ行ってみよう!
茨城県というとまず頭に浮かぶのは水戸黄門(徳川光圀)でしょうか。黄門様というと、どうしてもテレビ番組のイメージがありますが、とても好奇心旺盛な方だったことは間違いないようです。彼が行った功績は、自分で集めた知識をまとめた「大日本史」の編さんです。
黄門様は日本ではじめてラーメンを食べた人として有名です。それ以外にも納豆やチーズ、餃子なども黄門様が初なんだそう。
そんな黄門様が暮らした茨城県は納豆の産地。茨城銘菓には納豆を使用したものが多く作られています。茨城観光の際に行ってみてほしいポイントをまとめました。
数々のご当地グルメ
茨城のご当地グルメをいくつかご紹介しましょう。
ふりかけ、スナック、せんべいなどのメジャーなものだけでなく、カレーやラーメン、みそなども販売されています。
納豆好きにはたまらない場所ですよね。