最近、「第3次コーヒーブーム」と呼ばれるほどコーヒーが大人気。お店で飲むだけでなく、お家で美味しいコーヒーが作れたら素敵ですよね。そこで、“知っていると確実にコーヒーを淹れる腕前が変わる”コーヒーの基礎知識をご紹介します。
コーヒーのこと、教えます。
コーヒーは好きですか?
出典: www.deepjapan.org
大人をリラックスさせてくれるコーヒー。最近はコーヒーに含まれるポリフェノールの1種「クロロゲン酸」の効果にも注目が集まり、需要が高まっています。
コーヒーの面白いところは、「美味しい」「高級」と言われるものが全て自分の口に合うとは限らないこと。
自分の好みに合ったコーヒーの見つけ方と、知っておきたい基礎知識をまとめてみました。
コーヒー豆って実は…
出典: www.theguardian.com
コーヒーと聞くと茶色の豆を思い浮かべますよね。厳密にいうと豆ではなく「種」なのです。
コーヒーはもともと木になるサクランボのような果実。その実の中心にある「種」を乾燥させて焙煎したものが、「コーヒー豆」と呼ばれるものになるのです。
豆で買うことをおすすめします!
出典: www.voxcaffe.com
コーヒーを美味しく飲みたいなら、豆のままの状態で買うことをおすすめします。
コーヒーは、「味と香り」の2つがあって美味しさが成り立つ飲み物。しかし豆を挽いた瞬間から、香りはどんどん逃げていってしまうのです。
そのため、飲む直前で挽くのが鉄則。
コーヒーを挽くコーヒーミルは手動・電動などさまざまなものが売られているので、持っていない方は一度見に行ってみることをおすすめします。
自分好みの「豆」を見つけよう
産地によって味が違う
出典: www.corretti.hu
ブラジルやキリマンジャロなど、採れた産地名で呼ばれることが多いコーヒー。
選ぶ際に覚えておくと便利なのが以下の2つ。
◯標高の高い場所で採れた豆は、風味が強く酸味が出やすい(グアテマラ、コスタリカ、ニカラグアなど)
◯標高の低い場所で採れた豆は、酸味が少なくマイルドな味(ブラジル、マンデリンなど)
これを知っていると、自分の好みにあった豆選びができるようになります。
焙煎度合いも重要
出典: www.cityonahillcoffee.com
コーヒーの味は産地だけでなく、焙煎の度合いによっても大きく変わります。一番知られているのは浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎りの4段階。
深煎りになるほどに苦みが増し、酸味は薄くなります。興味深いのは、酸味の強い豆でも深煎りをすることで酸味が消えてくるということ。
味は、産地と焙煎度合いの両方で決まると覚えておきましょう。
ストレートとブレンド
出典: www.voxcaffe.com
コーヒー豆にはストレートとブレンドの2種類があります。
ストレートとは、同じ産地・農園の豆だけで焙煎すること。ブレンドは違う産地の豆を数種類ミックスして焙煎することを意味します。
それぞれメリットもあればデメリットも。ストレートは豆が持つ味わいを最大限に感じられる反面、味が単調で毎日飲むと飽きやすくなりがち。
ブレンドはミックスのバランスによって味のバリエーションが無限に楽しめるので、新しい味の発見があります。
淹れ方はさまざま
出典: blog.baycrews.co.jp
コーヒーの淹れ方にはさまざまな種類があります。お家で手軽に楽しめるコーヒーメーカー、淹れ手によって味に個性が出るペーパーハンドドリップ、豆の油分まで抽出できるフレンチプレス、気圧で抽出するサイフォン、エスプレッソマシンなど。
これらの抽出方法によってコーヒーの味も変化します。
手軽で美味しい♪ペーパーハンドドリップのコツ
ペーパーを買うときは
出典: www.aliexpress.com
家庭ではペーパーハンドドリップで淹れている方が多いのではないでしょうか。
ペーパーを選ぶ際に注意してほしいのは、「日本製」であることと「ドリッパーの形とサイズに合ったペーパーを選ぶ」こと。台形のドリッパーには台形のもの、円すい形のドリッパーには円すい型のペーパーを選ぶことが大切。
豆を挽く
出典: blog.09darts.com
豆の挽き具合でもコーヒーの味は変わります。細かく挽くと濃い味になり、荒く挽くと薄いアメリカンコーヒーに。
「とりあえずバランス良く!」という方は、中挽きで試してみるといいかもしれません。中挽きは、グラニュー糖ほどの粉末。これを基準に、濃くしたいなら細かく、薄くしたいなら粗挽きというように調整してみてください。
お湯の温度は?
出典: store.kaufmann-mercantile.com
お湯の温度は、一概に「◯℃」と決めることはできません。なぜなら、温度によって味が変わるから。自分の好みで温度を合わせるしかありません。
温度が高いと強い味になり、低いと優しい味になるという特徴があります。これを踏まえて、自分の好みの温度を見つけてみるのも、コーヒーを入れる楽しみの一つです。
「温度は測らず沸騰直後のお湯で淹れる」という専門家も多いようですので、ここはあまり神経質にならず、気楽にやってみるのがいいのかもしれません。
淹れ方のコツ(1)
出典: cafefonte.com
1杯分の目安として、豆は18gくらい、出来上がりの量が180ml〜200ml。
ペーパーの端を折ってドリッパーにぴったりとセットしたら、ペーパーにお湯をかけて濡らし、水気を切ります。
挽いた豆をペーパーに入れて平らにならし、豆全体が浸るくらいのお湯を注いで30秒ほど蒸らします。
淹れ方のコツ(2)
出典: ineedcoffee.com
蒸らし終わったら、中心に向かってお湯を静かに注ぎます。豆が膨らんでふっくらとした状態をキープしながら、呼吸に合わせてゆっくり注いでいきましょう。
1杯分(180〜200ml)がとれたらペーパーを外して完成です。
豆の保存
出典: www.coffeelovershq.com
コーヒー豆は鮮度が大切。豆は焙煎してから2週間から長くても1ヶ月以内には飲み切りたいところです。
また、豆の大敵は光と湿度。空気に触れないよう密封できて光を遮断する容器で保存するのが一番ですが、なければジップロックに入れて冷暗所に置けばOK。
一番避けたいのは、買った袋のまま口をクリップや輪ゴムで留めて保存すること。必ず密封容器やジップロックに移し替えることを覚えておきましょう。
出典: www.bhpromo.org
プロによると、冷蔵庫や冷凍庫には入れず、常温で保存するのが基本だそうです。
もし冷凍した場合は、凍ったまま豆を挽くのはNG。美味しい成分が抽出されないので、必ず常温で自然解凍してからコーヒーを淹れるようにしましょう。
コーヒーは好きですか?
出典: www.deepjapan.org
大人をリラックスさせてくれるコーヒー。最近はコーヒーに含まれるポリフェノールの1種「クロロゲン酸」の効果にも注目が集まり、需要が高まっています。
コーヒーの面白いところは、「美味しい」「高級」と言われるものが全て自分の口に合うとは限らないこと。
自分の好みに合ったコーヒーの見つけ方と、知っておきたい基礎知識をまとめてみました。
コーヒー豆って実は…
出典: www.theguardian.com
コーヒーと聞くと茶色の豆を思い浮かべますよね。厳密にいうと豆ではなく「種」なのです。
コーヒーはもともと木になるサクランボのような果実。その実の中心にある「種」を乾燥させて焙煎したものが、「コーヒー豆」と呼ばれるものになるのです。
豆で買うことをおすすめします!
出典: www.voxcaffe.com
コーヒーを美味しく飲みたいなら、豆のままの状態で買うことをおすすめします。
コーヒーは、「味と香り」の2つがあって美味しさが成り立つ飲み物。しかし豆を挽いた瞬間から、香りはどんどん逃げていってしまうのです。
そのため、飲む直前で挽くのが鉄則。
コーヒーを挽くコーヒーミルは手動・電動などさまざまなものが売られているので、持っていない方は一度見に行ってみることをおすすめします。
産地によって味が違う
出典: www.corretti.hu
ブラジルやキリマンジャロなど、採れた産地名で呼ばれることが多いコーヒー。
選ぶ際に覚えておくと便利なのが以下の2つ。
◯標高の高い場所で採れた豆は、風味が強く酸味が出やすい(グアテマラ、コスタリカ、ニカラグアなど)
◯標高の低い場所で採れた豆は、酸味が少なくマイルドな味(ブラジル、マンデリンなど)
これを知っていると、自分の好みにあった豆選びができるようになります。
焙煎度合いも重要
出典: www.cityonahillcoffee.com
コーヒーの味は産地だけでなく、焙煎の度合いによっても大きく変わります。一番知られているのは浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎りの4段階。
深煎りになるほどに苦みが増し、酸味は薄くなります。興味深いのは、酸味の強い豆でも深煎りをすることで酸味が消えてくるということ。
味は、産地と焙煎度合いの両方で決まると覚えておきましょう。
ストレートとブレンド
出典: www.voxcaffe.com
コーヒー豆にはストレートとブレンドの2種類があります。
ストレートとは、同じ産地・農園の豆だけで焙煎すること。ブレンドは違う産地の豆を数種類ミックスして焙煎することを意味します。
それぞれメリットもあればデメリットも。ストレートは豆が持つ味わいを最大限に感じられる反面、味が単調で毎日飲むと飽きやすくなりがち。
ブレンドはミックスのバランスによって味のバリエーションが無限に楽しめるので、新しい味の発見があります。
淹れ方はさまざま
出典: blog.baycrews.co.jp
コーヒーの淹れ方にはさまざまな種類があります。お家で手軽に楽しめるコーヒーメーカー、淹れ手によって味に個性が出るペーパーハンドドリップ、豆の油分まで抽出できるフレンチプレス、気圧で抽出するサイフォン、エスプレッソマシンなど。
これらの抽出方法によってコーヒーの味も変化します。
ペーパーを買うときは
出典: www.aliexpress.com
家庭ではペーパーハンドドリップで淹れている方が多いのではないでしょうか。
ペーパーを選ぶ際に注意してほしいのは、「日本製」であることと「ドリッパーの形とサイズに合ったペーパーを選ぶ」こと。台形のドリッパーには台形のもの、円すい形のドリッパーには円すい型のペーパーを選ぶことが大切。
豆を挽く
出典: blog.09darts.com
豆の挽き具合でもコーヒーの味は変わります。細かく挽くと濃い味になり、荒く挽くと薄いアメリカンコーヒーに。
「とりあえずバランス良く!」という方は、中挽きで試してみるといいかもしれません。中挽きは、グラニュー糖ほどの粉末。これを基準に、濃くしたいなら細かく、薄くしたいなら粗挽きというように調整してみてください。
お湯の温度は?
出典: store.kaufmann-mercantile.com
お湯の温度は、一概に「◯℃」と決めることはできません。なぜなら、温度によって味が変わるから。自分の好みで温度を合わせるしかありません。
温度が高いと強い味になり、低いと優しい味になるという特徴があります。これを踏まえて、自分の好みの温度を見つけてみるのも、コーヒーを入れる楽しみの一つです。
「温度は測らず沸騰直後のお湯で淹れる」という専門家も多いようですので、ここはあまり神経質にならず、気楽にやってみるのがいいのかもしれません。
淹れ方のコツ(1)
出典: cafefonte.com
1杯分の目安として、豆は18gくらい、出来上がりの量が180ml〜200ml。
ペーパーの端を折ってドリッパーにぴったりとセットしたら、ペーパーにお湯をかけて濡らし、水気を切ります。
挽いた豆をペーパーに入れて平らにならし、豆全体が浸るくらいのお湯を注いで30秒ほど蒸らします。
淹れ方のコツ(2)
出典: ineedcoffee.com
蒸らし終わったら、中心に向かってお湯を静かに注ぎます。豆が膨らんでふっくらとした状態をキープしながら、呼吸に合わせてゆっくり注いでいきましょう。
1杯分(180〜200ml)がとれたらペーパーを外して完成です。
豆の保存
出典: www.coffeelovershq.com
コーヒー豆は鮮度が大切。豆は焙煎してから2週間から長くても1ヶ月以内には飲み切りたいところです。
また、豆の大敵は光と湿度。空気に触れないよう密封できて光を遮断する容器で保存するのが一番ですが、なければジップロックに入れて冷暗所に置けばOK。
一番避けたいのは、買った袋のまま口をクリップや輪ゴムで留めて保存すること。必ず密封容器やジップロックに移し替えることを覚えておきましょう。
出典: www.bhpromo.org
プロによると、冷蔵庫や冷凍庫には入れず、常温で保存するのが基本だそうです。
もし冷凍した場合は、凍ったまま豆を挽くのはNG。美味しい成分が抽出されないので、必ず常温で自然解凍してからコーヒーを淹れるようにしましょう。
コツ・ポイント
いかがでしたか?まずは「自分の好みを知ること」が大切。それが分かれば、美味しいと思える相性の良いコーヒーがきっと見つかります。好みの豆・焙煎度合い・挽き具合にこだわって、お家でスペシャルなコーヒーを楽しんでみてください♪