オシャレな植物として今現在インテリア需要が高まっているのが「サボテン」。小さくてコンパクトに置けるので、場所をとらないというのも人気の理由と言われています。そんなサボテン、どんな風に育てていけばいいのでしょうか?素敵なインテリア例と共にご紹介していきましょう!
サボテンが水栽培できるって
サボテンと言えば水のやり過ぎはNGでは?
「サボテンは乾いた地に生息している植物だから、水を与えなくても育つんじゃ?」と思われがちですが、実はそうではないんです。むしろ生育期のサボテンには水をたっぷり与えなければ、枯れて死んでしまいます。鉢の土が乾いたらすぐに水を与えなくてはなりません。
サボテン=水不要、というご認識によってサボテンをせっかく我が家に迎え入れても枯らしてしまうという事案が多発しているんです!可愛いサボテンを買って早々枯らしてしまう……こんな悲しいことはありませんよね!
水栽培とは
実はサボテンは「水栽培」というのがだんだん主流になってきています。水栽培というのは、土を一切使わずに直接根っこを水の入った容器にドボンと入れてしまうことを指します。見た目が幻想的で、インテリアとしてはとてもクオリティの高いものになっています。
海外ではすでにメジャーなサボテンの育て方として確立しているそうです。日本でもじわじわ流行の波が押し寄せています。やり方もコツさえ覚えてしまえば簡単に実行できるのがサボテン水栽培のいいところです♪興味のある方はチャレンジしてみましょう!
サボテンを水栽培にするメリット
前述したように、水栽培の方が見た目のインテリア感が増しておしゃれになります。水の上にぷかぷか浮かんだサボテンと、透けて見える根っこが魅惑的な雰囲気を醸し出します。部屋の印象をがらっと変えるのにもおすすめです。
そしてなんといってもいちばんの利点は生育が簡単だということです。鉢土で育てる場合は乾いたらすぐに水を与えないと、サボテンが枯れてしまう恐れがあります。しかし水栽培であれば常に水に浸かっている状態なので、何度も水やりする手間が省けるのです。
サボテンの水栽培のやり方
サボテンの選び
水栽培を行うには、鉢に植えられたサボテンを自分で処理して切り替えるといった作業をしなくてはなりません。少し手間がかかりますが、誰でも簡単に行えますのでやってみてください。
まずはサボテン選びです。絶対にこのサボテンにしなければならない!といったことはありません、好きな形のサボテンを選べばいいと思います。もちろんフラワーショップでも購入できますし、最近では100円ショップにもサボテンは売っています。強いて言えばあまり大きくない、小柄なものからはじめた方が生育はしやすいでしょう。
土や砂を落としきれいに洗う
根っこを水に浸けるために、まずは土中に埋まっている根っこを引き出します。根っこを切ってしまわないように、優しく引き抜いてあげるのがポイントです。土が付着した根っこはきれいに水で洗い流してください。スポンジなどは使わず、指先で揉みこむ感じで洗うのがベストです。
100円ショップで売っているサボテンは砂がガチガチに固められているタイプのものがあります。こういった類のサボテンは鉢ごと30分くらい水の中に浸けておけば、柔らかくなって根っこも引き出しやすくなりますのでトライしてみましょう!
水栽培では土は一切不要なので、庭にまいたりゴミに出したりして処分してしまってかまいません。
根を切って乾燥させる
根っこは根元1センチのところで切り落としてしまいます。今生えている根っこは土から養分を吸うように記憶してしまっているので、新しく水を吸収してくれる根っこを生やすために切ります。サボテンの根っこを切ってしまうのは心苦しいですが……水栽培で効率よく成長するためには仕方ありません!
根っこを切ったら乾燥させましょう。タオルやキッチンペーパーの上に乗せて、風通しの良いところで3日ほど干せば完全に乾燥させることができます。こうすることでサボテンが飢餓状態に陥って、新しい根が生えやすくなるそうです。
容器を準備
根を乾燥させている間に、水栽培するための容器を用意しましょう!インテリアとして使う方は、やはり根っこが外から透けて見えた方がいいと思います。ガラスなどのスケルトンな容器をおすすめします。サボテンの大きさに合わせて容器も準備してくださいね!
根の部分だけ水につける
根っこだけ上手く水の中につけられるように、100円ショップで売っているごみ取りネット(金具タイプのもの)が活用できます。ごみ取りネットの真ん中に、根っこが通れるサイズの穴を開けて容器の口部分に置きます。こうすることによってサボテンが水につかないように調節できるのです。
肥料・日常の管理
水栽培のサボテンには、肥料の類は一切必要ありせん。やることと言えば、水を週に一回取り換えるということだけです。非常に手入れが簡単ですよね。面倒くさがりな人でもサボテンが育てられる、これも水栽培の魅力かと思います。
水に浸けはじめて1カ月もたてば、新しい白い根っこがニョロニョロ生えてきます。これが確認できれば、サボテンが元気に育っている証拠と言えるでしょう。毎日観察してあげてください。
コツとポイント
サボテンは熱帯地域で太陽の下育つ!といったイメージがありますが、それは大きな間違いです。水栽培のサボテンは直射日光の当たらない、室内で育てるのがベストです。カーテン越しに軽く陽の光を浴びるくらいでちょうどいいのです。
どうしても屋外で生育したいというかたは、徐々にサボテンを外の環境に慣らしてあげてください。サボテンにとっていちばんの敵は「急激な変化」です。環境を変える場合は、少しずつ慣れさせてあげましょう。
水栽培って方法で根腐れやカビは大丈夫なの?
カビ
植物を育てるにあたって、大敵なのがカビの存在です。これは鉢土栽培においても水栽培においても、同じことが言えます。カビを発生さないように水栽培を行うにはどうしたらいいのでしょうか?
実はカビの最も苦手とするものは、太陽の光なのです。カビは湿度の多いじめじめした場所が大好き。なので陰のある湿度の高いところは、注意していないとすぐにカビが発生してしまいます。
サボテンは直射日光こそ避けなければいけませんが、カビが生まれないためにもほどよい日光というのが必要不可欠なのです。なので前述したような「カーテン越しに日光が当たる場所」に水栽培のサボテンを置いておくのが最適なのです。
ただ部屋の配置の都合上、どうしてもこういった環境下にサボテンを置けない場合もありますよね。そういったときは、「栽培用ランプ」を使いましょう。栽培用のランプは灯すことによって、太陽光とまったく同じような働きをしてくれます。こういった道具もどんどん活用していってください!
根腐れ
根腐れは水が多い環境で起こる、だから水栽培にするとすぐに根っこが腐ってしまうんじゃ!?と思っている方も多いでしょう。しかし実際は、根腐れの原因=水のやりすぎというわけではないんです。根腐れには複合的な要因が関係しています。
まずは根っこが呼吸できずに、サボテン自体が酸素不足になっているケース。次に酸素が大好きな菌が繁殖しずぎて、水の中の酸素量が著しく低下しているケース。そして最後はサボテンが発育する環境が整っていないケースです。この3点が、根腐れの主要な原因と考えてください。
根腐れを起こさないためには、サボテンが常に清潔な環境で育っているかに注意する必要があります。水は定期的に取り換えているか?適度な日光、適度な風通しはあるか?など、しっかり確認してみてください。こうしたことが守れていれば、根腐れは起こらないはずです。
冬の管理
水栽培のサボテンは冬の方が管理が楽です。水が必要以上に温まることもありませんし、直射日光を浴びるような日も限られてきます。もしも屋外で水栽培のサボテンを育てたいと考えている人がいれば、冬は絶好の機会です。外の環境にサボテンを慣らしてあげましょう。毎日数時間ずつ外へ出すのがポイントです。
ガラス容器やいろんなケースでサボテン水栽培
ガラス容器
出典: botanical-life.tokyo
前述したように、水栽培のいちばんの目玉といえば見た目のオシャレさです!これを最も引き立たせるためには、外からサボテンの根っこの様子がわかる透明な容器で育てるのがベストと言えるでしょう。ガラス容器がいちばんおすすめです。しっかりしていて、デザインも豊富にありますからね。
ガラス容器を使うメリットは、インテリアとして使えるからということのほかに根っこの状態が毎日チェックできるということも挙げられます。水栽培は育てやすいと言われていますが、やはり根っこの腐りや病気は心配ですよね。
透明な容器を使用することで、元気に健康にサボテンが育っていることを私たち自身もこの目で確認することができます。ぜひお気に入りのガラス容器を見つけて、サボテンを水栽培してみてくださいね!
100均のガラス瓶
最近の100円ショップは侮れません。100円と言えど、びっくりするくらいオシャレなガラス瓶が販売されています。大きさや色も専門店に引けを取らないくらいのバリエーションの多さになっているんです。一度ガラス瓶容器のコーナーに入ってしまうと、目移りしてしまってしばらく出てこれないかもしれません……。
サボテンの水栽培には、口の狭いガラス瓶がおすすめです。口が広いとサボテン自体が水に浸かってしまいます。根っこだけを上手く水の中にインできるように、容器自体は容量があっても口は狭いものをチョイスしましょう。
プリンのカップなど再利用
瓶やガラス容器の用意がなくて、とりあえず家にあるもので……!という方はプラスチックケースでも代用がききます。プリンの空きカップなんかは使いやすいと思いますよ。ただ口が広いものが多いので、サボテンが水の中に入ってしまわないように工夫が必要です。
とりあえずの代用品としてならば、サランラップで口を閉じて真ん中に穴を開ければちゃんと根っこだけ水に浸るような容器になるでしょう。ただ見栄えも悪いですし、水を変えるたびにラップを交換しなければいけないという手間も発生します。100円ショップなどで金具のごみ取りネットを買って、効率化をはかりましょう。
電球とか
出典: pinhere.me
もっともっと水栽培の容器に凝りたい!という上級者の方は、電球を使ってみてはどうでしょうか?電球を逆さまにして、金具の部分に穴を開ければ根っこだけを上手く通すことができます。すごく前衛的なアイデアですよね!
電球を使うと底になる部分が丸いので不安定です。何か球状のものをしっかり固定できる土台を用意する必要がありますね。インテリアショップなどに行けば見つかると思います。
電球の容器は思った以上に作るのが難しいでの、手先が器用でないと難しいかもしれませんね。金具に穴を開けるような道具や技術も必要になってきます。自分ではちょっと無理かも……と思っている方は、ネットで電球容器を販売している職人さんを見つけたので参考にしてみてください。以下のボタンからページに飛べます。
ビーカーや試験管も
ビーカーや試験管といった、理科の実験用具でしか見たことのなかったものも水栽培の容器として利用することができます。しかもこれは、ガーデニングをたしなむ方にはけっこうメジャーな活用方法だったみたいです。知りませんでした、すごい目の付け所ですよね~!
ビーカーは口が広いものが多いので、極力小さいものを選ぶといいかもしれません。そしてごみ取りネットは必需品ですね。これがないと水の中にサボテンがドボンしちゃいます。
試験管はもともと細い形をしているので、サボテンの水栽培にはとても適していると思います。もしかしたらネットなしでも生育できるかもしれませんね。育てたいサボテンと使いたい試験管の相性をしっかり確認してみましょう。
しかしビーカーや試験管って一体どこで買うの!?とお思いの方もいるでしょう。最近はネット販売で扱っているオンラインストアが増えています。形や値段もそれぞれなので、ぜひいろんなサイトの商品を比較・検討してみてくださいね!
「サボテンは乾いた地に生息している植物だから、水を与えなくても育つんじゃ?」と思われがちですが、実はそうではないんです。むしろ生育期のサボテンには水をたっぷり与えなければ、枯れて死んでしまいます。鉢の土が乾いたらすぐに水を与えなくてはなりません。
サボテン=水不要、というご認識によってサボテンをせっかく我が家に迎え入れても枯らしてしまうという事案が多発しているんです!可愛いサボテンを買って早々枯らしてしまう……こんな悲しいことはありませんよね!
実はサボテンは「水栽培」というのがだんだん主流になってきています。水栽培というのは、土を一切使わずに直接根っこを水の入った容器にドボンと入れてしまうことを指します。見た目が幻想的で、インテリアとしてはとてもクオリティの高いものになっています。
海外ではすでにメジャーなサボテンの育て方として確立しているそうです。日本でもじわじわ流行の波が押し寄せています。やり方もコツさえ覚えてしまえば簡単に実行できるのがサボテン水栽培のいいところです♪興味のある方はチャレンジしてみましょう!
前述したように、水栽培の方が見た目のインテリア感が増しておしゃれになります。水の上にぷかぷか浮かんだサボテンと、透けて見える根っこが魅惑的な雰囲気を醸し出します。部屋の印象をがらっと変えるのにもおすすめです。
そしてなんといってもいちばんの利点は生育が簡単だということです。鉢土で育てる場合は乾いたらすぐに水を与えないと、サボテンが枯れてしまう恐れがあります。しかし水栽培であれば常に水に浸かっている状態なので、何度も水やりする手間が省けるのです。
水栽培を行うには、鉢に植えられたサボテンを自分で処理して切り替えるといった作業をしなくてはなりません。少し手間がかかりますが、誰でも簡単に行えますのでやってみてください。
まずはサボテン選びです。絶対にこのサボテンにしなければならない!といったことはありません、好きな形のサボテンを選べばいいと思います。もちろんフラワーショップでも購入できますし、最近では100円ショップにもサボテンは売っています。強いて言えばあまり大きくない、小柄なものからはじめた方が生育はしやすいでしょう。
根っこを水に浸けるために、まずは土中に埋まっている根っこを引き出します。根っこを切ってしまわないように、優しく引き抜いてあげるのがポイントです。土が付着した根っこはきれいに水で洗い流してください。スポンジなどは使わず、指先で揉みこむ感じで洗うのがベストです。
100円ショップで売っているサボテンは砂がガチガチに固められているタイプのものがあります。こういった類のサボテンは鉢ごと30分くらい水の中に浸けておけば、柔らかくなって根っこも引き出しやすくなりますのでトライしてみましょう!
水栽培では土は一切不要なので、庭にまいたりゴミに出したりして処分してしまってかまいません。
根っこは根元1センチのところで切り落としてしまいます。今生えている根っこは土から養分を吸うように記憶してしまっているので、新しく水を吸収してくれる根っこを生やすために切ります。サボテンの根っこを切ってしまうのは心苦しいですが……水栽培で効率よく成長するためには仕方ありません!
根っこを切ったら乾燥させましょう。タオルやキッチンペーパーの上に乗せて、風通しの良いところで3日ほど干せば完全に乾燥させることができます。こうすることでサボテンが飢餓状態に陥って、新しい根が生えやすくなるそうです。
根を乾燥させている間に、水栽培するための容器を用意しましょう!インテリアとして使う方は、やはり根っこが外から透けて見えた方がいいと思います。ガラスなどのスケルトンな容器をおすすめします。サボテンの大きさに合わせて容器も準備してくださいね!
根っこだけ上手く水の中につけられるように、100円ショップで売っているごみ取りネット(金具タイプのもの)が活用できます。ごみ取りネットの真ん中に、根っこが通れるサイズの穴を開けて容器の口部分に置きます。こうすることによってサボテンが水につかないように調節できるのです。
水栽培のサボテンには、肥料の類は一切必要ありせん。やることと言えば、水を週に一回取り換えるということだけです。非常に手入れが簡単ですよね。面倒くさがりな人でもサボテンが育てられる、これも水栽培の魅力かと思います。
水に浸けはじめて1カ月もたてば、新しい白い根っこがニョロニョロ生えてきます。これが確認できれば、サボテンが元気に育っている証拠と言えるでしょう。毎日観察してあげてください。
サボテンは熱帯地域で太陽の下育つ!といったイメージがありますが、それは大きな間違いです。水栽培のサボテンは直射日光の当たらない、室内で育てるのがベストです。カーテン越しに軽く陽の光を浴びるくらいでちょうどいいのです。
どうしても屋外で生育したいというかたは、徐々にサボテンを外の環境に慣らしてあげてください。サボテンにとっていちばんの敵は「急激な変化」です。環境を変える場合は、少しずつ慣れさせてあげましょう。
植物を育てるにあたって、大敵なのがカビの存在です。これは鉢土栽培においても水栽培においても、同じことが言えます。カビを発生さないように水栽培を行うにはどうしたらいいのでしょうか?
実はカビの最も苦手とするものは、太陽の光なのです。カビは湿度の多いじめじめした場所が大好き。なので陰のある湿度の高いところは、注意していないとすぐにカビが発生してしまいます。
サボテンは直射日光こそ避けなければいけませんが、カビが生まれないためにもほどよい日光というのが必要不可欠なのです。なので前述したような「カーテン越しに日光が当たる場所」に水栽培のサボテンを置いておくのが最適なのです。
ただ部屋の配置の都合上、どうしてもこういった環境下にサボテンを置けない場合もありますよね。そういったときは、「栽培用ランプ」を使いましょう。栽培用のランプは灯すことによって、太陽光とまったく同じような働きをしてくれます。こういった道具もどんどん活用していってください!
根腐れは水が多い環境で起こる、だから水栽培にするとすぐに根っこが腐ってしまうんじゃ!?と思っている方も多いでしょう。しかし実際は、根腐れの原因=水のやりすぎというわけではないんです。根腐れには複合的な要因が関係しています。
まずは根っこが呼吸できずに、サボテン自体が酸素不足になっているケース。次に酸素が大好きな菌が繁殖しずぎて、水の中の酸素量が著しく低下しているケース。そして最後はサボテンが発育する環境が整っていないケースです。この3点が、根腐れの主要な原因と考えてください。
根腐れを起こさないためには、サボテンが常に清潔な環境で育っているかに注意する必要があります。水は定期的に取り換えているか?適度な日光、適度な風通しはあるか?など、しっかり確認してみてください。こうしたことが守れていれば、根腐れは起こらないはずです。
水栽培のサボテンは冬の方が管理が楽です。水が必要以上に温まることもありませんし、直射日光を浴びるような日も限られてきます。もしも屋外で水栽培のサボテンを育てたいと考えている人がいれば、冬は絶好の機会です。外の環境にサボテンを慣らしてあげましょう。毎日数時間ずつ外へ出すのがポイントです。
出典: botanical-life.tokyo
前述したように、水栽培のいちばんの目玉といえば見た目のオシャレさです!これを最も引き立たせるためには、外からサボテンの根っこの様子がわかる透明な容器で育てるのがベストと言えるでしょう。ガラス容器がいちばんおすすめです。しっかりしていて、デザインも豊富にありますからね。
ガラス容器を使うメリットは、インテリアとして使えるからということのほかに根っこの状態が毎日チェックできるということも挙げられます。水栽培は育てやすいと言われていますが、やはり根っこの腐りや病気は心配ですよね。
透明な容器を使用することで、元気に健康にサボテンが育っていることを私たち自身もこの目で確認することができます。ぜひお気に入りのガラス容器を見つけて、サボテンを水栽培してみてくださいね!
最近の100円ショップは侮れません。100円と言えど、びっくりするくらいオシャレなガラス瓶が販売されています。大きさや色も専門店に引けを取らないくらいのバリエーションの多さになっているんです。一度ガラス瓶容器のコーナーに入ってしまうと、目移りしてしまってしばらく出てこれないかもしれません……。
サボテンの水栽培には、口の狭いガラス瓶がおすすめです。口が広いとサボテン自体が水に浸かってしまいます。根っこだけを上手く水の中にインできるように、容器自体は容量があっても口は狭いものをチョイスしましょう。
瓶やガラス容器の用意がなくて、とりあえず家にあるもので……!という方はプラスチックケースでも代用がききます。プリンの空きカップなんかは使いやすいと思いますよ。ただ口が広いものが多いので、サボテンが水の中に入ってしまわないように工夫が必要です。
とりあえずの代用品としてならば、サランラップで口を閉じて真ん中に穴を開ければちゃんと根っこだけ水に浸るような容器になるでしょう。ただ見栄えも悪いですし、水を変えるたびにラップを交換しなければいけないという手間も発生します。100円ショップなどで金具のごみ取りネットを買って、効率化をはかりましょう。
出典: pinhere.me
もっともっと水栽培の容器に凝りたい!という上級者の方は、電球を使ってみてはどうでしょうか?電球を逆さまにして、金具の部分に穴を開ければ根っこだけを上手く通すことができます。すごく前衛的なアイデアですよね!
電球を使うと底になる部分が丸いので不安定です。何か球状のものをしっかり固定できる土台を用意する必要がありますね。インテリアショップなどに行けば見つかると思います。
電球の容器は思った以上に作るのが難しいでの、手先が器用でないと難しいかもしれませんね。金具に穴を開けるような道具や技術も必要になってきます。自分ではちょっと無理かも……と思っている方は、ネットで電球容器を販売している職人さんを見つけたので参考にしてみてください。以下のボタンからページに飛べます。
ビーカーや試験管といった、理科の実験用具でしか見たことのなかったものも水栽培の容器として利用することができます。しかもこれは、ガーデニングをたしなむ方にはけっこうメジャーな活用方法だったみたいです。知りませんでした、すごい目の付け所ですよね~!
ビーカーは口が広いものが多いので、極力小さいものを選ぶといいかもしれません。そしてごみ取りネットは必需品ですね。これがないと水の中にサボテンがドボンしちゃいます。
試験管はもともと細い形をしているので、サボテンの水栽培にはとても適していると思います。もしかしたらネットなしでも生育できるかもしれませんね。育てたいサボテンと使いたい試験管の相性をしっかり確認してみましょう。
しかしビーカーや試験管って一体どこで買うの!?とお思いの方もいるでしょう。最近はネット販売で扱っているオンラインストアが増えています。形や値段もそれぞれなので、ぜひいろんなサイトの商品を比較・検討してみてくださいね!
コツ・ポイント
サボテンの水栽培、思ったより簡単ですね。これなら誰でも挑戦できそうです。水の交換も週に一度でOKですし、日光との関係だけ注意すれば元気で健康なサボテンを生育できるかと思います。やはり容器にはこだわりたいですよね。サボテンにもいろいろな形がありますから、ピッタリお似合いな容器もサボテンによって変わってきますね。