漫画スラムダンクをヒントに、トヨタエンジニアリングより生まれたAIバスケロボットCUE。
CUE1が誕生してから、CUE2、3、4、とどんどん進化しているCUEは身長も伸び続けているようだ。
当初190センチだった身長も、今では209センチとNBAプレーヤーと互角となる体格へ成長している。
ギネスにも挑戦中のこのバスケットボールロボット、果たしてどんなものなのか?
Bリーグとは?
2016年9月に開幕した、JAPAN PROFESSIONAL BASKETBALL LEAGUE、JPBLが、運営するバスケットボールのプロリーグの呼び名です。
BリーグのBはランクをしめしているわけではなく、バスケットボールに思いを込めた名称で、Basketballの頭文字である「B」を使用。
過去には2つしかなかったバスケットボールのリーグも日本バスケット協会が資格停止処分を受けてから、2つのリーグが合併しBリーグが誕生。
各リーグ数は次のようになります。
- B1リーグ・・・24チーム
- B2リーグ・・・14チーム
- B3リーグ・・・17チーム
それぞれのB1,B2、B3リーグが個別にレギュラーシーズンで戦います。
バスケットボールのプロリーグも、プロ野球と同じようにオールスター戦の開幕時には、迫力満点の盛り上がりよう。
そんなBリーグ、まだ試聴されたことがない人、bj-league.comによるとバスケットボールBリーグの観戦はネット配信や、テレビ放送などで視聴できるそうですよ。
バスケットボールロボット CUE
ロボットと聞くと、シュートだけ出来るのかな?と思いがちですが、このCUEはドリブルもできるAIロボットな上に、今後はジグザグドリブルもできるようにさらなる開発が進められている。
アルバルク東京に所属しているCUE3は、2022回の連続シュートも達成している。しかも開始から約7時間でという凄さ。
体がぶつかっても絶対に倒れないものすごい体で、続々とシュートをキメる姿に観客は感動を隠せなかったようです。
さらにCUE5は東京五輪(東京オリンピック)のバスケットボールの試合のハーフタイムにおいて、ロングスローを観客へお披露目。
これが海外でも話題沸騰となり、各メディアで大騒ぎとなりました。拡散源はサンフランシスコの「サンフランシスコ クロニクル誌」のアン・キリオン記者。
A basketball robot. For your pleasure. pic.twitter.com/5LZF2vpwNg
— Ann Killion (@annkillion) July 25, 2021
バスケットボールロボットのCUEはリーグ内レンタル移籍も果たし、LINEスタンプまで登場している人気者な上、アメリカVSフランス戦でも特技の一つである、ハーフコートレンジからのシュートを披露しています。
進化するAI
今までは介護や、レストラン、話し相手などがメインだったAIロボット。ロボットと言っても、「ロボット」と「AIロボット」では大きく異なります。
ロボットは、すでに入力されているプログラムをもとに作動しますが、AIロボットは、自身で感知して行動を起こします。
全く別物の2つですが、ロボットより人間に近くなったのがAIと言えばわかりやすいでしょうか?
AIは、Artificial Intelligenceの略語で、何を意味するのかといえば”学習ができる、”学習したことを行動に表せる”さらには、人間でも理解できないようなことが、学習してきた経験により認知できる、それがAIロボット。
今までのロボットは、人間が組んだプログラムが本体に入力され、入力された範囲内でのみの行動でした。掃除機など、電化製品に多いのがロボット、介護やレストランなど人間の生活を補助できるのがAIと以前は区別されていきましたが、今ではロボットの性能もAIロボットに追いつくかのように上がってきていますが、やはり人工知能を持つAIには勝てないようです。
今後の課題
バスケットボールロボットのCUE、ただいまさらなる進化中ですがCUEの進化と共にAIの知能も上がってくるのでしょうか?
人工知能とはいえ人間が作ったものでは?と思われがちですが、学べば行動にうつせるのがAIの特徴です。
バスケットのトレーニングを人間に負けないほど日々こなし続けることで、さらに進化するのでは?との声もたくさん上がってきています。
バスケットボールロボットの今後の課題は、「どこまで人間に近づけるか?」ではないでしょうか? 人間と匹敵する行動をバスケットボールロボットが取れる日が来るのかは、待ちきれない実物となります。