石鹸洗顔って、したことありますか?普段の生活で馴染みがあるのは洗顔フォームだと思いますが、肌のことを考えるならおすすめなのは石鹸を使った洗顔です。洗顔フォームに比べて、肌に優しい石鹸を使った洗顔で、ワンランク上のスキンケアを始めましょう!今回は、石鹸洗顔と、アフターケアについてご紹介します。
石鹸洗顔
石鹸洗顔は、その名の通り石鹸を使って行う洗顔のこと。最近、これが「良い!」と注目されているんです。洗顔フォームを使い慣れた人も、まずは石鹸洗顔について知ってみてください。今まで気づかなかった魅力がありますよ!
効果
出典: sengan-tuhan.com
天然の洗浄成分を使われていることが多い石鹸は、適度な洗顔を助けてくれます。
洗顔は、「顔の≪余分な≫皮脂や汚れを落とし、皮膚の水分と油分のバランスをリセットすること」が目的です。ただ、落とせばいいというわけではありません。≪余分な≫皮脂だけを落とす必要があるんです。
皮脂を落としすぎると乾燥を招きます。そして過剰に乾燥すると、皮膚は「皮脂が足りない!」と考えて、過剰に皮脂を分泌させます。これでは負のサイクルができてしまいますよね。
これを、正しくリセットするのに石鹸洗顔は適しているんです。
洗顔用石鹸と普通の石鹸の違い
出典: mens-skincare-univ.com
洗顔用石鹸と普通の石鹸(浴用石鹸)の違いは、主に「洗浄力の強さ」です。
どちらも、肌に使う上でダメージが少ないように作られている石鹸ですが、顔は身体に比べて皮膚がデリケートなため、洗浄力を抑え、更にダメージを少なく抑えるようにつくられているんです。
また、洗顔用石鹸の場合は、にきび予防などの薬用成分が入っていたり、保湿成分が入っていたりと、プラスアルファの効果を期待できるものが多いのも特徴の一つです。
vs洗顔フォーム。勝るところ、劣るところ
出典: binotetujin.com
洗顔石鹸と洗顔フォームの違いは、成分です。形状で見分ける、と考える人も多いかもしれませんが、実は形状だけでは見分けることができないんです。
固形でなくても石鹸の場合がありますし、固形でも洗顔フォームの場合があります。
最大の違いは「合成界面活性剤」が入っているかどうか。これはとても強い洗浄成分なのですが、これが入っていると先ほどご紹介した「皮脂を落としすぎてしまう」という現象が起こりやすくなってしまうんです。
出典: www.news2u.net
合成界面活性剤が入っている分、洗顔フォームはしっかりと汚れが落ちますし、洗いあがりもスッキリとするので「洗った!」という実感は得やすいです。
ただ、その分だけ皮膚へのダメージが強い、と言うことも覚えておきましょう。
肌への優しさを考えるなら洗顔石鹸、洗浄力を優先させるなら洗顔フォーム、と使い分けるといいでしょう。
朝の洗顔、夜の洗顔
出典: chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com
朝の洗顔と夜の洗顔の違いは、余分な皮脂と汚れの量です。1日の汚れが蓄積している夜の洗顔をしっかり行うのとは違って、朝の洗顔で落とすべきなのは睡眠中に出た余分な皮脂と、まくらやふとんなどからついたほこりだけです。
そのため、朝の洗顔は、肌タイプによっては「洗顔石鹸を使わない」という選択も必要になってきます。
出典: ニキビ食べ物.com
乾燥肌の人は、洗顔石鹸は不要です。ぬるま湯を使って顔をゆすぎ、ほこりを落とすだけにしておきましょう。ここで洗顔石鹸および洗顔フォームを使ってしまうと、ただでさえ少ない皮脂を更に取り除いてしまうことになります。
普通肌・混合肌・オイリー肌の人は、洗顔石鹸を使った洗顔を行ってください。石鹸の成分で余分な皮脂・汚れを落とし、肌をリセットさせましょう。
正しい洗い方
水洗いorお湯洗い?
出典: mnky.jp
洗顔をする時、水温も気になるポイントのひとつですよね。水で洗ったらいいのか、お湯で洗ったらいいのか、迷う人もいるでしょう。
結論から言うと、そのどちらも間違い。
ベストなのは、水とお湯の間。水温は32度前後がいいとされています。
皮脂が溶けだす温度である30度以上であり、過剰に皮脂を落としすぎない水温であることがポイントです。体温は36度前後ですから、それよりも少し低い温度。手で触って、なんとなく冷たいかな?と思うくらいがベストです。
泡立て方をマスターしよう!
出典: www.beauty-co.jp
手を使って石鹸を泡立てるときは、少しだけ根気が必要です。
まず、ぬるま湯で濡らした石鹸を片手に十分に馴染ませたら、もう一方の手を使って泡立てます。人差し指から薬指までの3本の指を中心に使うとやりやすいです。
石鹸を馴染ませている方の手の指から手のひらの中心に向かって空気を送り込むイメージで泡立てましょう。少しずつお湯を足していくと、もこもこと泡ができていきます。
泡のキメが荒いのが気になったら、あえて指先で泡をつぶして泡立てなおしてください。繰り返すうちにキメの細かい泡をつくることができます。
出典: www.hansoku-ryohin.com
石鹸を泡立てるのに時間をかけられない人は、洗顔ネットなどのアイテムを使いましょう。これを使えば短時間で手軽にもこもこの泡をつくることができます。
使い方はとっても簡単。洗顔ネットや洗顔スポンジに、ぬるま湯で濡らした石鹸を馴染ませた後でもみこむだけです。
洗う順番
出典: woman.excite.co.jp
洗顔をする時は、洗う順番も意識してみましょう。
皮脂の分泌が多いTゾーンを先に洗い、そのあとで乾燥しやすい頬や口周りを洗うといいです。洗っている時間に差をつけることで、≪余分な皮脂≫のみを中心に洗い落とし、余計に落としすぎることを防ぐことができます。
皮脂が気になる部分は入念に、乾燥が気になる部分はサッと手早く洗うことを心がけましょう。
しっかりすすぐ
出典: tansansui.info
洗顔のキモはすすぐこと!と言っても過言ではありません。皮膚に残った石鹸は汚れとして蓄積し、肌荒れやにきびの元になってしまいます。
石鹸を使って入念に洗顔をして満足するのではなく、すすぎまでしっかりと行いましょう。
すすぎは、手を使うのであれば10回程度行うことが目安とされています。その時も、顔の中心に向かって水をかけるだけでなく、おでこや顎の下、耳の近くなど、泡が残りやすい場所も意識してすすぎましょう。
石鹸洗顔後のアフターケア
洗顔しただけでは乾燥を招いてしまいます。スキンケアコスメを使ったアフターケアをしっかりと行いましょう。
美容液
出典: www.cosme.net
美容液は、「ブースター美容液」と呼ばれる美容液は洗顔後、一番はじめに。それ以外の美容液は化粧水の後に使いましょう。
ブースター美容液は、その後に使うコスメの効果をアップしてくれるものなので、スキンケアの一番最初に使います。
また、美容液は美容成分によって種類があり、それらを併用することも可能です。保湿成分の美容液と美白成分の美容液など、目的に合った美容液を選んで使いましょう。
使う順番に迷ったら、水分が多くサラっとしたテクスチャーのものを先に、油分が多くとろりとしたテクスチャーのものは後に使ってください。
化粧水
出典: www.cosme.net
化粧水の役目は、保湿することではありません。肌の表面をやわらかくして、その後で使う美容液や乳液、クリームの浸透を助けるために使う物です。
化粧水に保湿成分が入っているものもありますが、美容液や乳液、クリームなどに比べると効果はそれほど高くありません。保湿を行いたい時は、他のコスメと合わせて使いましょう。
ちなみに、化粧水が効果的に作用するのは顔に限ったことではありません。身体や手も、ボディクリームやハンドクリームを使って保湿する前に化粧水をなじませることで、更に高い効果を発揮することができます。
乳液・クリーム
出典: www.cosme.net
乳液とクリームの目的は、保湿することです。
使う時は、どちらかひとつでもいいですし、併用してもかまいません。
オイリー肌に悩む人は乳液を、乾燥肌の人はクリームを、混合肌の人は場所によって乳液とクリームを使い分けましょう。
オイリーだからといって、保湿しなくていいわけではありません。しっかりと保湿まで行うことによって、それ以上余分な皮脂が分泌されないようにすることもできますので、オイリー肌に悩む人でも乳液は必ず使いましょう。
ワセリンも人気!でも何の役目?
出典: www.cosme.net
保湿アイテムとして人気が高いワセリンですが、これは厳密には保湿というよりも、肌の水分が蒸発するのを防ぐ働きがあります。
そのため、化粧水や乳液を使った後でワセリンを使うことで肌に蓋をし、水分を皮膚の中に閉じ込めることができます。
ワセリンは化粧水や美容液、乳液やクリームに比べて肌への刺激が少ないため、肌荒れや進行しすぎた乾燥などで肌が敏感な状態になってしまっている時は、ワセリンだけを使ったケアにすると肌の回復を妨げることがなくなります。
その後、肌の調子が戻ってから普段のスキンケアに切り替えましょう。
何もつけないと……
出典: maico.maihada.jp
洗顔後、スキンケアコスメを何もつかわずに放っておくと、皮膚中の水分が蒸発し、乾燥を招きます。乾燥はあらゆる肌トラブルの元になりますので、季節を問わず、保湿はしっかりと行いましょう。
でも、乳液やクリームを使った後のべたつきや被膜感が気になる、という人もいますよね。そんな人には、ベビーパウダーがおすすめです。
コスメを使って一通りの保湿ケアを済ませたら、肌にぱたぱたとベビーパウダーをはたいてください。肌の表面がサラっとするので、乳液やクリームのべたつきに悩む人におすすめのケア方法です。
人気の洗顔石鹸
アルソア クイーンシルバー(135g)
真っ黒でインパクトのある見た目の洗顔石鹸です。
洗顔石鹸としてはかなり高価な部類ではありますが、溶けにくく、長く使うことができるのでコストパフォーマンスもまあまあ。朝と夜だけの洗顔なら、2~3ヶ月使うことができます。
もっちりとした泡をつくりやすく、洗いあがりもすっきりで、使用感もバッチリ◎
¥3,900 (税込)
然 よかせっけん(80g)
火山灰シラスをさらに超微粒子化し、よりきめ細かい泡立ちで肌の奥の汚れまで働きかけるよか石けん。(商品説明より引用)
もこもこでもちもちの濃厚な泡ができることで人気の洗顔石鹸です。少しお高めではありますが、プチプライスの洗顔石鹸では味わうことができない泡を体感することができます。「手ではなく泡で洗う洗顔」を実践できる洗顔石鹸です。
泡立てネットがついているので別で用意する必要もなく、泡づくりも手軽にすることができます。
¥1,800 (税込)
Zero スノーウィーソープ(90g)
ヨモギやはちみつなどの成分を配合して作られた洗顔石鹸です。
泡立ちがよく、ふわふわの泡は洗顔をしっかりと助けてくれ、毛穴の汚れも落とします。洗いあがりは、すべすべ、しっとり。洗顔後のつっぱりもなく、気持ちのいい使い心地です。
こちらもお高めの洗顔石鹸ではありますが、水に溶けにくく、すぐになくなってしまうこともないのでコストパフォーマンスもバッチリ◎
¥2,500 (税込)
カウブランド 青箱(85g)・赤箱(100g)
お肌へのやさしさにこだわって87年。長い歴史のある石鹸です。昔から使われ続けているだけあって、安心の高品質。
青箱は80円、赤箱は100円。かなりのプチプライスに驚きです。
泡立ちがよく、もこもこの泡をつくれます。ミルクの成分のおかげか洗いあがりもつっぱらず、気持ちのいい使い心地です。
青箱・赤箱がありますが、青箱がスタンダードタイプ、赤箱がプレミアムタイプだと考えてください。
さっぱりとした洗いあがりの青箱に比べて、赤箱にはミルク成分が多く含まれており、しっとりとした洗いあがりです。
¥80 (税込)
こういう時は使用を中止しましょう
出典: yarashiku.com
・赤くなる、発疹ができる
・かゆみがでる
・にきびが増える
・保湿ケアをしているのに乾燥がひどい
これらの症状が見られた場合は、使用を中止しましょう。お肌のタイプや状態に合っていないと思われます。ただ、洗顔石鹸が原因かどうかはわからないので、原因を知るためにも、皮膚科の受診をお勧めします。
石鹸洗顔は、その名の通り石鹸を使って行う洗顔のこと。最近、これが「良い!」と注目されているんです。洗顔フォームを使い慣れた人も、まずは石鹸洗顔について知ってみてください。今まで気づかなかった魅力がありますよ!
効果
出典: sengan-tuhan.com
天然の洗浄成分を使われていることが多い石鹸は、適度な洗顔を助けてくれます。
洗顔は、「顔の≪余分な≫皮脂や汚れを落とし、皮膚の水分と油分のバランスをリセットすること」が目的です。ただ、落とせばいいというわけではありません。≪余分な≫皮脂だけを落とす必要があるんです。
皮脂を落としすぎると乾燥を招きます。そして過剰に乾燥すると、皮膚は「皮脂が足りない!」と考えて、過剰に皮脂を分泌させます。これでは負のサイクルができてしまいますよね。
これを、正しくリセットするのに石鹸洗顔は適しているんです。
洗顔用石鹸と普通の石鹸の違い
出典: mens-skincare-univ.com
洗顔用石鹸と普通の石鹸(浴用石鹸)の違いは、主に「洗浄力の強さ」です。
どちらも、肌に使う上でダメージが少ないように作られている石鹸ですが、顔は身体に比べて皮膚がデリケートなため、洗浄力を抑え、更にダメージを少なく抑えるようにつくられているんです。
また、洗顔用石鹸の場合は、にきび予防などの薬用成分が入っていたり、保湿成分が入っていたりと、プラスアルファの効果を期待できるものが多いのも特徴の一つです。
vs洗顔フォーム。勝るところ、劣るところ
出典: binotetujin.com
洗顔石鹸と洗顔フォームの違いは、成分です。形状で見分ける、と考える人も多いかもしれませんが、実は形状だけでは見分けることができないんです。
固形でなくても石鹸の場合がありますし、固形でも洗顔フォームの場合があります。
最大の違いは「合成界面活性剤」が入っているかどうか。これはとても強い洗浄成分なのですが、これが入っていると先ほどご紹介した「皮脂を落としすぎてしまう」という現象が起こりやすくなってしまうんです。
出典: www.news2u.net
合成界面活性剤が入っている分、洗顔フォームはしっかりと汚れが落ちますし、洗いあがりもスッキリとするので「洗った!」という実感は得やすいです。
ただ、その分だけ皮膚へのダメージが強い、と言うことも覚えておきましょう。
肌への優しさを考えるなら洗顔石鹸、洗浄力を優先させるなら洗顔フォーム、と使い分けるといいでしょう。
朝の洗顔、夜の洗顔
出典: chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com
朝の洗顔と夜の洗顔の違いは、余分な皮脂と汚れの量です。1日の汚れが蓄積している夜の洗顔をしっかり行うのとは違って、朝の洗顔で落とすべきなのは睡眠中に出た余分な皮脂と、まくらやふとんなどからついたほこりだけです。
そのため、朝の洗顔は、肌タイプによっては「洗顔石鹸を使わない」という選択も必要になってきます。
出典: ニキビ食べ物.com
乾燥肌の人は、洗顔石鹸は不要です。ぬるま湯を使って顔をゆすぎ、ほこりを落とすだけにしておきましょう。ここで洗顔石鹸および洗顔フォームを使ってしまうと、ただでさえ少ない皮脂を更に取り除いてしまうことになります。
普通肌・混合肌・オイリー肌の人は、洗顔石鹸を使った洗顔を行ってください。石鹸の成分で余分な皮脂・汚れを落とし、肌をリセットさせましょう。
水洗いorお湯洗い?
出典: mnky.jp
洗顔をする時、水温も気になるポイントのひとつですよね。水で洗ったらいいのか、お湯で洗ったらいいのか、迷う人もいるでしょう。
結論から言うと、そのどちらも間違い。
ベストなのは、水とお湯の間。水温は32度前後がいいとされています。
皮脂が溶けだす温度である30度以上であり、過剰に皮脂を落としすぎない水温であることがポイントです。体温は36度前後ですから、それよりも少し低い温度。手で触って、なんとなく冷たいかな?と思うくらいがベストです。
泡立て方をマスターしよう!
出典: www.beauty-co.jp
手を使って石鹸を泡立てるときは、少しだけ根気が必要です。
まず、ぬるま湯で濡らした石鹸を片手に十分に馴染ませたら、もう一方の手を使って泡立てます。人差し指から薬指までの3本の指を中心に使うとやりやすいです。
石鹸を馴染ませている方の手の指から手のひらの中心に向かって空気を送り込むイメージで泡立てましょう。少しずつお湯を足していくと、もこもこと泡ができていきます。
泡のキメが荒いのが気になったら、あえて指先で泡をつぶして泡立てなおしてください。繰り返すうちにキメの細かい泡をつくることができます。
出典: www.hansoku-ryohin.com
石鹸を泡立てるのに時間をかけられない人は、洗顔ネットなどのアイテムを使いましょう。これを使えば短時間で手軽にもこもこの泡をつくることができます。
使い方はとっても簡単。洗顔ネットや洗顔スポンジに、ぬるま湯で濡らした石鹸を馴染ませた後でもみこむだけです。
洗う順番
出典: woman.excite.co.jp
洗顔をする時は、洗う順番も意識してみましょう。
皮脂の分泌が多いTゾーンを先に洗い、そのあとで乾燥しやすい頬や口周りを洗うといいです。洗っている時間に差をつけることで、≪余分な皮脂≫のみを中心に洗い落とし、余計に落としすぎることを防ぐことができます。
皮脂が気になる部分は入念に、乾燥が気になる部分はサッと手早く洗うことを心がけましょう。
しっかりすすぐ
出典: tansansui.info
洗顔のキモはすすぐこと!と言っても過言ではありません。皮膚に残った石鹸は汚れとして蓄積し、肌荒れやにきびの元になってしまいます。
石鹸を使って入念に洗顔をして満足するのではなく、すすぎまでしっかりと行いましょう。
すすぎは、手を使うのであれば10回程度行うことが目安とされています。その時も、顔の中心に向かって水をかけるだけでなく、おでこや顎の下、耳の近くなど、泡が残りやすい場所も意識してすすぎましょう。
洗顔しただけでは乾燥を招いてしまいます。スキンケアコスメを使ったアフターケアをしっかりと行いましょう。
美容液
出典: www.cosme.net
美容液は、「ブースター美容液」と呼ばれる美容液は洗顔後、一番はじめに。それ以外の美容液は化粧水の後に使いましょう。
ブースター美容液は、その後に使うコスメの効果をアップしてくれるものなので、スキンケアの一番最初に使います。
また、美容液は美容成分によって種類があり、それらを併用することも可能です。保湿成分の美容液と美白成分の美容液など、目的に合った美容液を選んで使いましょう。
使う順番に迷ったら、水分が多くサラっとしたテクスチャーのものを先に、油分が多くとろりとしたテクスチャーのものは後に使ってください。
化粧水
出典: www.cosme.net
化粧水の役目は、保湿することではありません。肌の表面をやわらかくして、その後で使う美容液や乳液、クリームの浸透を助けるために使う物です。
化粧水に保湿成分が入っているものもありますが、美容液や乳液、クリームなどに比べると効果はそれほど高くありません。保湿を行いたい時は、他のコスメと合わせて使いましょう。
ちなみに、化粧水が効果的に作用するのは顔に限ったことではありません。身体や手も、ボディクリームやハンドクリームを使って保湿する前に化粧水をなじませることで、更に高い効果を発揮することができます。
乳液・クリーム
出典: www.cosme.net
乳液とクリームの目的は、保湿することです。
使う時は、どちらかひとつでもいいですし、併用してもかまいません。
オイリー肌に悩む人は乳液を、乾燥肌の人はクリームを、混合肌の人は場所によって乳液とクリームを使い分けましょう。
オイリーだからといって、保湿しなくていいわけではありません。しっかりと保湿まで行うことによって、それ以上余分な皮脂が分泌されないようにすることもできますので、オイリー肌に悩む人でも乳液は必ず使いましょう。
ワセリンも人気!でも何の役目?
出典: www.cosme.net
保湿アイテムとして人気が高いワセリンですが、これは厳密には保湿というよりも、肌の水分が蒸発するのを防ぐ働きがあります。
そのため、化粧水や乳液を使った後でワセリンを使うことで肌に蓋をし、水分を皮膚の中に閉じ込めることができます。
ワセリンは化粧水や美容液、乳液やクリームに比べて肌への刺激が少ないため、肌荒れや進行しすぎた乾燥などで肌が敏感な状態になってしまっている時は、ワセリンだけを使ったケアにすると肌の回復を妨げることがなくなります。
その後、肌の調子が戻ってから普段のスキンケアに切り替えましょう。
何もつけないと……
出典: maico.maihada.jp
洗顔後、スキンケアコスメを何もつかわずに放っておくと、皮膚中の水分が蒸発し、乾燥を招きます。乾燥はあらゆる肌トラブルの元になりますので、季節を問わず、保湿はしっかりと行いましょう。
でも、乳液やクリームを使った後のべたつきや被膜感が気になる、という人もいますよね。そんな人には、ベビーパウダーがおすすめです。
コスメを使って一通りの保湿ケアを済ませたら、肌にぱたぱたとベビーパウダーをはたいてください。肌の表面がサラっとするので、乳液やクリームのべたつきに悩む人におすすめのケア方法です。
アルソア クイーンシルバー(135g)
真っ黒でインパクトのある見た目の洗顔石鹸です。
洗顔石鹸としてはかなり高価な部類ではありますが、溶けにくく、長く使うことができるのでコストパフォーマンスもまあまあ。朝と夜だけの洗顔なら、2~3ヶ月使うことができます。
もっちりとした泡をつくりやすく、洗いあがりもすっきりで、使用感もバッチリ◎
¥3,900 (税込)
然 よかせっけん(80g)
火山灰シラスをさらに超微粒子化し、よりきめ細かい泡立ちで肌の奥の汚れまで働きかけるよか石けん。(商品説明より引用)
もこもこでもちもちの濃厚な泡ができることで人気の洗顔石鹸です。少しお高めではありますが、プチプライスの洗顔石鹸では味わうことができない泡を体感することができます。「手ではなく泡で洗う洗顔」を実践できる洗顔石鹸です。
泡立てネットがついているので別で用意する必要もなく、泡づくりも手軽にすることができます。
¥1,800 (税込)
Zero スノーウィーソープ(90g)
ヨモギやはちみつなどの成分を配合して作られた洗顔石鹸です。
泡立ちがよく、ふわふわの泡は洗顔をしっかりと助けてくれ、毛穴の汚れも落とします。洗いあがりは、すべすべ、しっとり。洗顔後のつっぱりもなく、気持ちのいい使い心地です。
こちらもお高めの洗顔石鹸ではありますが、水に溶けにくく、すぐになくなってしまうこともないのでコストパフォーマンスもバッチリ◎
¥2,500 (税込)
カウブランド 青箱(85g)・赤箱(100g)
お肌へのやさしさにこだわって87年。長い歴史のある石鹸です。昔から使われ続けているだけあって、安心の高品質。
青箱は80円、赤箱は100円。かなりのプチプライスに驚きです。
泡立ちがよく、もこもこの泡をつくれます。ミルクの成分のおかげか洗いあがりもつっぱらず、気持ちのいい使い心地です。
青箱・赤箱がありますが、青箱がスタンダードタイプ、赤箱がプレミアムタイプだと考えてください。
さっぱりとした洗いあがりの青箱に比べて、赤箱にはミルク成分が多く含まれており、しっとりとした洗いあがりです。
¥80 (税込)
出典: yarashiku.com
・赤くなる、発疹ができる
・かゆみがでる
・にきびが増える
・保湿ケアをしているのに乾燥がひどい
これらの症状が見られた場合は、使用を中止しましょう。お肌のタイプや状態に合っていないと思われます。ただ、洗顔石鹸が原因かどうかはわからないので、原因を知るためにも、皮膚科の受診をお勧めします。
コツ・ポイント
いかがでしたか?石鹸の成分や使い方をよく知ることが、よりよい洗顔を行うための第一歩です。アフターケアも併せて、今までとは違った正しいスキンケアを始めましょう。もし、洗顔はポイントを押さえてしっかりとしているつもりなのに肌の調子がよくないと気づいたら、まずはアフターケアを見直してみてください。忘れていたことに気が付くかもしれませんよ。