消費税が増税されたり、住宅ローンの金利が変動したり、家を買うタイミングは難しいもの。消費税が8%から10%に2%の増税されるより、金利が0.3%上昇する方が、総返済額は3倍以上の負担増になります。「先々の経済状況が予測しにくいときこそ、今後を見据えた返済計画や住宅ローン選びが重要です」と岡山商科大学経営学部講師の海宝賢一郎さん。住宅購入のタイミングをプロの視点からアドバイスしてもらいました。
進学や通勤を第一に。家族のこれからの暮らしが大切

2015年に予定されていた消費税の引き上げが、2017年に延期になりました。増税前に購入したほうがいいのか、需要が落ち込んだ反動を狙って増税後がいいのか、迷う人も多いでしょう。そんなときは、自分や家族のライフプランニングを見直してみましょう。たとえば、子どもの成長や毎日の通勤を考えて購入すれば、将来「買うタイミングはあの時しかなかったな」と思えるはず。増税などの経済状況に左右されない、初心にかえった判断が後悔しないポイントです。
消費税2%UPより、金利0.3UPの方が総返済額が増える!

消費税の増税でどれだけ負担が増えるのか心配です。2,500万円の住宅なら、2%アップで50万円の増額となります。しかし、金利は、わずか0.3%上昇するだけで約177万円の負担増。気にしておきたいのは増税よりも、金利です。消費税増税の延期に伴い、住宅ローン減税の最大控除額の拡充とすまい給付金も、2019年6月まで延長されています。購入の際には、総返済額と優遇制度を確認しましょう。
「頭金がないから…」とあきらめないで

せっかく理想の住宅が見つかっても、頭金が足りないことがあります。一般的には、購入価格の2割程度は用意したほうがいいといわれる頭金。しかし、数年かけて頭金を貯めているあいだに金利がアップして、頭金なしのローンと総返済額が同じになってしまうケースも考えられます。大切なのは家計の収支とのバランスです。「きちんと返せる額なら、問題ないかもしれません」と海宝さん。「頭金がないから」とあきらめてしまう前に、まずは専門家に相談してみましょう。
住宅ローンの返済は、無理なく返せる範囲内で

「住宅ローンは、安全に無理なく返せる範囲で考えましょう」と海宝さん。頭金なしの全額ローンを組むときも注意が必要です。返済比率の目安は、税込み年収の20~25%といわれますが、実際に返済できる額は人それぞれ。旅行やレジャーを大切に考えるなら、返済に回せるお金はそれほど多くないかもしれません。ライフスタイルを考慮して、無理ない返済プランを検討しましょう。
マンション購入の際は、引き渡し2、3カ月前にローンの確認を

住宅ローンが実行されるのは、引き渡しのタイミングです。新築マンション購入の場合、契約から引き渡しまで半年以上経っているケースも多く、その間に金利の上昇も考えられます。住宅ローンの設定は、引き渡しの2、3か月前に見直しましょう。財形住宅融資なら、申込時の金利がそのまま適用になるので安心です。

2015年に予定されていた消費税の引き上げが、2017年に延期になりました。増税前に購入したほうがいいのか、需要が落ち込んだ反動を狙って増税後がいいのか、迷う人も多いでしょう。そんなときは、自分や家族のライフプランニングを見直してみましょう。たとえば、子どもの成長や毎日の通勤を考えて購入すれば、将来「買うタイミングはあの時しかなかったな」と思えるはず。増税などの経済状況に左右されない、初心にかえった判断が後悔しないポイントです。

消費税の増税でどれだけ負担が増えるのか心配です。2,500万円の住宅なら、2%アップで50万円の増額となります。しかし、金利は、わずか0.3%上昇するだけで約177万円の負担増。気にしておきたいのは増税よりも、金利です。消費税増税の延期に伴い、住宅ローン減税の最大控除額の拡充とすまい給付金も、2019年6月まで延長されています。購入の際には、総返済額と優遇制度を確認しましょう。

せっかく理想の住宅が見つかっても、頭金が足りないことがあります。一般的には、購入価格の2割程度は用意したほうがいいといわれる頭金。しかし、数年かけて頭金を貯めているあいだに金利がアップして、頭金なしのローンと総返済額が同じになってしまうケースも考えられます。大切なのは家計の収支とのバランスです。「きちんと返せる額なら、問題ないかもしれません」と海宝さん。「頭金がないから」とあきらめてしまう前に、まずは専門家に相談してみましょう。

「住宅ローンは、安全に無理なく返せる範囲で考えましょう」と海宝さん。頭金なしの全額ローンを組むときも注意が必要です。返済比率の目安は、税込み年収の20~25%といわれますが、実際に返済できる額は人それぞれ。旅行やレジャーを大切に考えるなら、返済に回せるお金はそれほど多くないかもしれません。ライフスタイルを考慮して、無理ない返済プランを検討しましょう。

住宅ローンが実行されるのは、引き渡しのタイミングです。新築マンション購入の場合、契約から引き渡しまで半年以上経っているケースも多く、その間に金利の上昇も考えられます。住宅ローンの設定は、引き渡しの2、3か月前に見直しましょう。財形住宅融資なら、申込時の金利がそのまま適用になるので安心です。
コツ・ポイント
住宅ローンは数十年かけて返済していくので、金利の動向や増税など、先々のことを考えて住宅ローンを選ぶことが大切です。いつ、どのように、どのような住宅を建てるのか。トータル費用を試算して、住宅購入のタイミングを見極めましょう。