狭小住宅の中でも、かなりコンパクトなサイズのものを「ポッドハウス」と呼びます。最近注目を集めているこうした狭小住宅は、緩急に配慮したエコなエネルギー活用がポイントになっているようです。今回は世界のユニークなデザインの狭小住宅をご紹介します。
ポータブルな狭小住宅
「Ecocapsule」という名前の狭小住宅
この卵形のカプセルは「Ecocapsule(エコカプセル)」と名づけられています。
スロバキアの会社が作った狭小住宅です。最近の狭小住宅のコンセプトは、まさに「エコ」。持続可能、還元可能なエネルギーや材質が好まれているようです。
こちらの「Ecocapsule」は、太陽光と風力をエネルギーとしています。
明るい室内
近未来的な外観とはちがい、室内は白木の床や白い壁で、明るくモダンなしつらえになっています。狭さや圧迫感を感じさせないシンプルなインテリです。
サイズは、長さが約4.5m、幅は約2.4mあります。一人なら十分な広さです。2人でも大丈夫そうですね。
画像のベッドルームのほかに、キッチン、トイレ、シャワー、さらにもう一部屋オフィスがあります。
水は雨水をためて
「Ecocapsule」は、雨水をためて浄化する装置がついているので、トイレやシャワーも安心して使うことができます。
このように、自然の産物をエネルギーとして稼動する「Ecocapsule」は、災害時のシェルターとしての役割も担うことができるそうです。
さらに、自然観察やフィールドワークなどを行う研究者達の拠点としても使うことができます。
たとえば星を追いかけて
プレハブ式の「Ecocapsule」は、太陽光と風、そして雨があれば、世界中のどんな場所でも生活できることを証明しようとしているようです。
まだプロトタイプの発表段階ですが、2015年の末には注文の受付を開始するそうです。
今、新しい暮らし方として、狭小住宅に注目が集まっています。
スクエアタイプの狭小住宅
無駄のない美しい外観
「Chamfer Home」と呼ばれるこちらの狭小住宅は、シンプルで美しい外観を持っています。「Chamfer」には「面取り」という意味があり、こちらの建物も角が全て丸みを帯びたデザインになっています。
こちらもプレハブ式で、どこにでも設置することができる狭小住宅です。
ソーラーパネルでエネルギーを作る
Chamfer Homeは、スタイリッシュでいながら、継続可能なエネルギーを生み出すソーラーシステムやパッシブ換気を取り入れて環境にも配慮されたエコ住宅です。
住宅内部の空間は、約27平方メートル。キッチンやバスルームを備えた本格的な住宅として使用することが可能です。
開放感のある大きな窓
Chamfer Homeの大きな窓は、引き戸式ではなくご覧のように大きく開口部を作るスタイルを採用しています。かなりの開放感がありますね。
もちろん換気も十分に行えるようになっています。日照時間を有効に活かして、コンパクトな狭小住宅の内部をあたためてくれます。
屋根の上に置けるカプセルハウス
ソーラーパネルで覆われた外装
スイスの建築会社NAUによって生み出されたこちらのカプセルは、屋根の上に設置することができる狭小住宅です。
太陽光発電パネルに覆われた外装によって、エネルギーをチャージ。角に設置された小型のタービンが室内の換気を行います。
さらに、雨水をろ過して浄化するシステムも完備されています。
明るい室内
ガラスが多用されている「The pod」は、室内がかなり明るくなります。この明るさとガラスを通して見える景観が、開放感を与えてくれます。
ベッドやテレビをコンパクトに収めることができます。約8.5mの長さがあるので、十分な居住スペースが確保されています。
コックピットのようなオフィススペース
コンパクトなオフィススペースは、まるでコックピットのように必要なものがしっかり収まります。
さらに、この「The pod」のインテリアの秘密は、全て回転するということ!限られたスペースを、有効に使うために、全ての内装が回転式になっています。
オフィスを使うお仕事タイムは、ベッドが天井にいっていることが見えますか?
プレハブ式の狭小住宅・G-Pod
球体の狭小住宅
こちらの狭小住宅は「G-Pod」と名づけられています。このG-Podは、アメリカのMars Labによって作られているプレハブ式の狭小住宅です。
4つのモデルがあり、5人から14人用まであるそうです。
ラウンジがベッドルームに
ラウンジがベッドルームになるよう設計されているタイプもあります。モダンな遊牧民のテントのような内装ですね。「現代のノマド」のため、というコンセプトにも納得です。
たくさん並べると可愛いですね
こちらはG-Podの展示会場の様子です。ころんとしたフォルムのG-Podがたくさん並ぶと可愛いですね。
カスタマイズ可能なガーデンスタジオ
コンパクトな外観
こちらは「The Micropod」と名づけられた狭小住宅です。ガーデンスタジオといって、お庭に設置して第二のリビングとして使ったり、ホームオフィスとして使うことを目的に作られています。
横長の窓
Micropodは2m×2.5mしかない狭小住宅です。開口部はそれほど大きくありませんが、効果的にレイアウトすることで、圧迫感を感じさせません。
ホームオフィスとしても活用できるように作られているので、デスクを置く位置に横長の窓が設けられています。
壁にシェルフを
Micropodは、フィットでコンパクトな設計になっています。床暖房や追加の窓など、オプションでカスタマイズすることができるところも嬉しいですね。
お庭に溶け込む狭小住宅
モダンな多面体
Manuel Villa氏によるデザインの狭小住宅です。一見すると、モダンな多面体。美しいフォルムが、お庭の景観を損ねません。
ゲストハウスとしても、第二のリビングとしても活用できますね。
ウッディなインテリア
モダンな外観とは違って、室内のインテリアはウッディなナチュラルスタイルです。狭小住宅ではありますが、床から天井まで、一面をガラス張りにしているため、圧迫感はありません。
壁面を収納に使い、ポッドの中心にスペースをとっているので、床面積も十分に確保できています。
テラスも付いています
開口部には、八角形の大きな窓と同じようなサイズのテラスも付いています。ゆったりとくつろげるスペースですね。
ほかにもあるよ♪ユニークな狭小住宅
ソーラーパワー・ポッドハウス
こちらの宇宙カプセルのような狭小住宅は「The MercuryHouseOne」という名前が付けられています。ソーラーシステムで室内の電力をまかなっています。
近未来的デザインで、環境やエネルギーに配慮したエコ住宅です。
3階建ての狭小住宅
こちらの狭小住宅は、3階建ての構造になっています。Broisson Architectsによって作られています。「シェルターナンバー2」と名づけられたこの狭小住宅には、暮らしに必要なものがコンパクトに収められています。
不規則に開けられた穴は、窓です。近未来的なデザインがユニークな狭小住宅です。
「Ecocapsule」という名前の狭小住宅
この卵形のカプセルは「Ecocapsule(エコカプセル)」と名づけられています。
スロバキアの会社が作った狭小住宅です。最近の狭小住宅のコンセプトは、まさに「エコ」。持続可能、還元可能なエネルギーや材質が好まれているようです。
こちらの「Ecocapsule」は、太陽光と風力をエネルギーとしています。
明るい室内
近未来的な外観とはちがい、室内は白木の床や白い壁で、明るくモダンなしつらえになっています。狭さや圧迫感を感じさせないシンプルなインテリです。
サイズは、長さが約4.5m、幅は約2.4mあります。一人なら十分な広さです。2人でも大丈夫そうですね。
画像のベッドルームのほかに、キッチン、トイレ、シャワー、さらにもう一部屋オフィスがあります。
水は雨水をためて
「Ecocapsule」は、雨水をためて浄化する装置がついているので、トイレやシャワーも安心して使うことができます。
このように、自然の産物をエネルギーとして稼動する「Ecocapsule」は、災害時のシェルターとしての役割も担うことができるそうです。
さらに、自然観察やフィールドワークなどを行う研究者達の拠点としても使うことができます。
たとえば星を追いかけて
プレハブ式の「Ecocapsule」は、太陽光と風、そして雨があれば、世界中のどんな場所でも生活できることを証明しようとしているようです。
まだプロトタイプの発表段階ですが、2015年の末には注文の受付を開始するそうです。
今、新しい暮らし方として、狭小住宅に注目が集まっています。
無駄のない美しい外観
「Chamfer Home」と呼ばれるこちらの狭小住宅は、シンプルで美しい外観を持っています。「Chamfer」には「面取り」という意味があり、こちらの建物も角が全て丸みを帯びたデザインになっています。
こちらもプレハブ式で、どこにでも設置することができる狭小住宅です。
ソーラーパネルでエネルギーを作る
Chamfer Homeは、スタイリッシュでいながら、継続可能なエネルギーを生み出すソーラーシステムやパッシブ換気を取り入れて環境にも配慮されたエコ住宅です。
住宅内部の空間は、約27平方メートル。キッチンやバスルームを備えた本格的な住宅として使用することが可能です。
開放感のある大きな窓
Chamfer Homeの大きな窓は、引き戸式ではなくご覧のように大きく開口部を作るスタイルを採用しています。かなりの開放感がありますね。
もちろん換気も十分に行えるようになっています。日照時間を有効に活かして、コンパクトな狭小住宅の内部をあたためてくれます。
ソーラーパネルで覆われた外装
スイスの建築会社NAUによって生み出されたこちらのカプセルは、屋根の上に設置することができる狭小住宅です。
太陽光発電パネルに覆われた外装によって、エネルギーをチャージ。角に設置された小型のタービンが室内の換気を行います。
さらに、雨水をろ過して浄化するシステムも完備されています。
明るい室内
ガラスが多用されている「The pod」は、室内がかなり明るくなります。この明るさとガラスを通して見える景観が、開放感を与えてくれます。
ベッドやテレビをコンパクトに収めることができます。約8.5mの長さがあるので、十分な居住スペースが確保されています。
コックピットのようなオフィススペース
コンパクトなオフィススペースは、まるでコックピットのように必要なものがしっかり収まります。
さらに、この「The pod」のインテリアの秘密は、全て回転するということ!限られたスペースを、有効に使うために、全ての内装が回転式になっています。
オフィスを使うお仕事タイムは、ベッドが天井にいっていることが見えますか?
球体の狭小住宅
こちらの狭小住宅は「G-Pod」と名づけられています。このG-Podは、アメリカのMars Labによって作られているプレハブ式の狭小住宅です。
4つのモデルがあり、5人から14人用まであるそうです。
ラウンジがベッドルームに
ラウンジがベッドルームになるよう設計されているタイプもあります。モダンな遊牧民のテントのような内装ですね。「現代のノマド」のため、というコンセプトにも納得です。
たくさん並べると可愛いですね
こちらはG-Podの展示会場の様子です。ころんとしたフォルムのG-Podがたくさん並ぶと可愛いですね。
コンパクトな外観
こちらは「The Micropod」と名づけられた狭小住宅です。ガーデンスタジオといって、お庭に設置して第二のリビングとして使ったり、ホームオフィスとして使うことを目的に作られています。
横長の窓
Micropodは2m×2.5mしかない狭小住宅です。開口部はそれほど大きくありませんが、効果的にレイアウトすることで、圧迫感を感じさせません。
ホームオフィスとしても活用できるように作られているので、デスクを置く位置に横長の窓が設けられています。
壁にシェルフを
Micropodは、フィットでコンパクトな設計になっています。床暖房や追加の窓など、オプションでカスタマイズすることができるところも嬉しいですね。
モダンな多面体
Manuel Villa氏によるデザインの狭小住宅です。一見すると、モダンな多面体。美しいフォルムが、お庭の景観を損ねません。
ゲストハウスとしても、第二のリビングとしても活用できますね。
ウッディなインテリア
モダンな外観とは違って、室内のインテリアはウッディなナチュラルスタイルです。狭小住宅ではありますが、床から天井まで、一面をガラス張りにしているため、圧迫感はありません。
壁面を収納に使い、ポッドの中心にスペースをとっているので、床面積も十分に確保できています。
テラスも付いています
開口部には、八角形の大きな窓と同じようなサイズのテラスも付いています。ゆったりとくつろげるスペースですね。
ソーラーパワー・ポッドハウス
こちらの宇宙カプセルのような狭小住宅は「The MercuryHouseOne」という名前が付けられています。ソーラーシステムで室内の電力をまかなっています。
近未来的デザインで、環境やエネルギーに配慮したエコ住宅です。
3階建ての狭小住宅
こちらの狭小住宅は、3階建ての構造になっています。Broisson Architectsによって作られています。「シェルターナンバー2」と名づけられたこの狭小住宅には、暮らしに必要なものがコンパクトに収められています。
不規則に開けられた穴は、窓です。近未来的なデザインがユニークな狭小住宅です。
コツ・ポイント
いかがでしたでしょうか。
エコにポイントを置いた、世界の狭小住宅をご紹介しました。プレハブ式のものも多く、まさに現代の遊牧民(ノマド)」スタイルに合った住宅が次々と作られているようです。
自然のエネルギーを活用しながら、世界の色々な場所で生活できる狭小住宅には驚かされますね。