JAFCA(日本流行色協会)によって、2015年秋冬のトレンド・カラーのテーマが発表されました。プロダクツとインテリアのカラーテーマは、「 然(さ)にあれば、然(さ)にあれ 」。人が自然な状態、素の状態でいることができる色が選ばれています。
「 然(さ)にあれば、然(さ)にあれ 」
人が、「然(さ)」でいられる色
JAFCAは、2015年の秋冬におけるプロダクツとインテリアのカラーテーマは、「 然(さ)にあれば、然(さ)にあれ 」。哲学的な印象を受けるテーマですね。
人が、「然(さ)」でいられるのは、どんな状態かを考えると、このテーマに沿って選ばれた色が、どれも自然に近い色であることに納得できます。
さらに、2015年秋冬のトレンドカラーの特徴は、どの色もスモーキーなトーンであること。霧にけむる冬景色というイメージがあるそうですが、穏やかでリラックスできる雰囲気の色でもありますね。
3つのカラーグループ
JAFCAは、2015年秋冬のトレンドカラーを、さらに3つのカラーグループに分けています。
■やさしくあれ
■強くあれ
■然(さ)にあれ
こちらのカラーグループに付けられた名前も、詩的で哲学的な雰囲気ですね。今回は、この3つのカラーグループの色を使ったインテリアをご紹介していきます。
やさしくあれ
JAFCAによる2015年秋冬のトレンド・カラーのカラーグループの一つは「やさしくあれ」と名づけられています。人が優しくなれるとき、それはきっと心が穏やかな状態になっているはずです。
JAFCAが提唱している色は、グレイッシュなトーンが多いのですが、それはまるで霧にけむった景色のような、落ち着きのある風景を連想させます。
強くあれ
2つ目のカラーグループ「強くあれ」では、成熟した大人の色が選ばれています。レッドからパープルへのはっきりとした色や、メタリックな金属色が含まれています。
ここでいう「強さ」は、フィジカルな意味でのそれではなく、内的な強さ、精神的な強さを指しているようです。大人の落ち着きと優しさを併せ持ってこその、強さです。
然(さ)にあれ
「然(さ)」というのは、すでにある事物や状態などをうけて、それを指し示す言葉です。「そのように」や、「そう」という意味になります。つまり、3つ目のカラーグループに付けられた「然にあれ」は、「そのようにあれ」という意味です。
すでにある自分自身や、自身を取り巻く生活を受け止め、受け入れ、あるがままで。そんなメッセージを体現する色には、茶色がかかったグレーや、黄みがかかったブラウン、グレイッシュなパープル、深みのあるターコイズなどが選ばれています。
”やさしくあれ”のグレイッシュ・インテリア
グレーの濃淡をポイントに
モダンなインテリアでまとめているリビングです。グレーの濃淡をモザイクやパッチワークのように組み合わせたアクセント・ウォールがポイントになっています。
自然の色をリビングに
母なる大地を象徴するブラウンは、リビングに落ち着きと安心をもたらします。こちらのリビングは、霧にけむる風景の色である白やグレーを、上手に取り入れてまとめていますね。
温かく居心地の良いエネルギーを感じさせてくれるとともに、洗練されたオシャレな雰囲気も作り出しています。
木のぬくもりを大切に
こちらは白が多目のリビングですが、ウッディな家具を取り入れることで、寒々しくならず、ほっこりとしたぬくもりが感じられます。重厚な木材ではなく、白木をチョイスしてモダンな雰囲気もプラスして。
グレートーンの壁にクッションで彩りを
こちらはブルーグレーの壁のあるリビングです。ソファやカーテンをクリーム色にして、明るさをプラス。
ソファに並べたクッションは、パープルやグリーン、ブルーなどいろいろなカラーを取り混ぜています。どれも、少しグレーが混ざったようなグレイッシュ・トーンなので、ばらつきは感じられません。
”大人ピンク”もトレンド・カラー
JAFCAが提唱している2015年秋冬のトレンド・カラー「やさしくあれ」には、大人なピンク色も選ばれています。やはりスモーキーが入ったピンクです。
こちらのリビングは、壁をスモーキーピンクにしています。甘くなりすぎないように、家具は直線のラインを生かしたシンプルなデザインのモノをチョイスしています。
小物にトレンド・カラーを取り入れて
いくらトレンドといっても、壁を塗り替えたり壁紙を張り替えるのは大仕事ですよね。手軽に取り入れる場合は、小物がオススメです。特にファブリック関係は、選びやすいですね。
こちらは、明るいグレーのソファ周りに、スモーキーなパープルのストールをかけています。霧や、空に浮かぶ薄い雲などを連想する色のクッションを並べて、トレンド・コーナーを作っています。
優しくなれるベッドルーム
こちらは、スモーキーな淡いパープルをメイン・カラーにしたベッドルームです。淡いパープルは寒色系ですが、ぼんやりと煙ったようなトーンなので、寒々しい印象はありませんね。
トープ色のベッドが、大人っぽい落ち着きを感じさせてくれるベッドルームです。やわらかいトーンの色に囲まれて、優しい気持ちで眠りにつけそうですね。
大人っぽい組み合わせのインテリアで”強くあれ”
大きなミラーを置いて
JAFCAが提唱する2015年秋冬のトレンドカラーの、2つ目のカラーグループは”強くあれ”。メタルやミラーといった異素材との組み合わせが特徴でもあるグループです。
こちらのリビングには、大きなミラーを置いています。シンプルなデザインですが、存在感はたっぷりありますね。つるつるとした光沢のあるコーヒーテーブルも、モダンで大人っぽい雰囲気を作ってくれています。
落ち着いた大人の雰囲気を
濃いグレーの壁に、パープルのクッションをアクセントに置いたクリーム色のソファが、大人っぽいコントラストを生み出しているリビングです。やや暗めの色を使うことで、落ち着いた空間を作り出しています。
表面積が広いカーテンも、クリーム色のツートンカラーをチョイスして、バランスを取っていますね。コーヒーテーブルの上の花器や、壁際に置かれたフレームは、メタリックなシルバーを合わせて。
ミラー・ファニチャーもさりげなく
表面にミラーを貼って仕上げたミラー・ファニチャー。アール・デコ・スタイルの家具などによく見られるデザインです。
こちらは、シンプルな直線のデザインが美しいドレッサーです。フレッシュなお花をこんもりと飾って、フェミニンなコーナーを演出しています。
間仕切りシェルフにもメタルな小物を
こちらはリビングに置かれた間仕切りにもなるシェルフです。互い違いの棚のデザインが、シンプルでありながらもインパクトのあるデザインです。
ディスプレイする小物に、トレンド・カラーを取り入れると、さりげなくオシャレなインテリアを演出することができます。こちには、メタリックな素材で作られたフラワーベースなどが並べられています。
トレンド・コーナーを楽しむ
こちらも、小さなコーナーでトレンド・カラーを楽しんでいるアイデアです。リビングやベッドルームの隅、廊下の突き当たりなどに、トレンド・カラーを集めたコーナーを作ると楽しそうですね。
アクリル製のクリアなイスを置いて、グレーのラグやクッションを集めています。積み重ねた雑誌の上のピンク・パープルが、アクセントになっています。
レッド・パープルを使った大人なベッドルーム
壁の一部を濃いパープルにペイントしてアクセントウォールにしているベッドルームです。ベッドのヘッドボードや、ブランケットにも、濃いパープルを選んで統一感を演出しています。
ベッドの上に並べたクッションや、カーテンには、深みのある成熟したレッドをチョイス。大人っぽさを感じさせるベッドルームになっています。
メタリックなトーンをファブリックで
こちらのベッドルームは、シンプルな雰囲気です。グレーのヘッドボードに、真っ白のベッドリネンを合わせています。
ベッドの上に並べたクッションは、ラウンド型をチョイスして遊び心を演出しています。さらに、クッションカバーは、メタリックなトーンを選んでいるところも、ユニークですね。
然(さ)にあれ
自然体でいられるリビング
ニュートラルな中間色は、リビングルームに似合う色調です。黄色味を帯びたブラウンが、ナチュラルでありのままの状態を心地よく感じさせてくれます。
グレイッシュなブラウンを小物で取り入れ、空間を引きしめています。オリーブグリーンの一人掛けソファや、ウッディな家具が、自然体な雰囲気を強調してくれます。フレッシュなフルーツをコーヒーテーブルに置いたり、生花をコーナーに生けて、アクセントに。
ぬくもりのある秋冬のリビング
こちらは、ブラウンにグレイッシュ・パープルを組み合わせているリビングです。家具はモダンでシャープな印象のデザインですが、やさしい色使いや、温かみのある素材が、穏やかでぬくもりのある秋冬の雰囲気にぴったりです。
スモーキーなトーンで
こちらは、スモーキーなトーンの色使いが印象的なリビングです。コンパクトな薪ストーブも、温かみを感じさせてくれますね。黄色に近いブラウンや、白に近いグレーなど、明るめの色を選んですがすがしい雰囲気にまとめています。
パープルのクッションで作る癒しのコーナー
お部屋の隅に置いた、小さなサイズのソファ。明るいグレーの貼り地に、淡いパープルのクッションを並べています。クッションも、一つは無地にして、ごちゃごちゃしないような工夫を。すっきりとシンプルなコーナーに座って、癒しの時間を過ごせそうです。
ターコイズを子ども部屋に
グレイッシュブラウンとターコイズを組み合わせた、子ども部屋のインテリアです。日本では、あまり使われないターコイズですが、今回のJAFCAのトレンド・カラーには、深みのあるターコイズが選ばれています。
ブラウンやグレーと合わせたターコイズのボーダー柄壁紙が、お部屋にインパクトを与えていますね。大胆なデザインの壁紙は、こちらのように一面にだけ使ってアクセント・ウォールにするとオシャレです。
クッションなどの小物にもターコイズをリピートして、統一感を演出しています。
ターコイズをベッドルームに
こちらはベッドルームにターコイズを使っているインテリアです。一人掛けのソファの、鮮やかなターコイズがポイントになっています。
ベッドサイドに置いた白いサイド・テーブルや壁にも、さりげなくターコイズの小物を使って。グレイッシュなトーンと合わせた、フェミニンで大人っぽいベッドルームになっています。
グレイッシュなベッドルーム
こちらは、ロンドンのアパートメントのインテリアです。ベッドは低いタイプをチョイスして、空間を広く使っています。ドレープのたっぷりきいたカーテンは、黄色が入ったライトブラウン。カーペットも同系色を合わせています。
ベッドが置かれた壁はグレーにペイントして、落ち着きを感じられる工夫を。寒い季節でも、温かく過ごせそうなベッドルームです。
人が、「然(さ)」でいられる色
JAFCAは、2015年の秋冬におけるプロダクツとインテリアのカラーテーマは、「 然(さ)にあれば、然(さ)にあれ 」。哲学的な印象を受けるテーマですね。
人が、「然(さ)」でいられるのは、どんな状態かを考えると、このテーマに沿って選ばれた色が、どれも自然に近い色であることに納得できます。
さらに、2015年秋冬のトレンドカラーの特徴は、どの色もスモーキーなトーンであること。霧にけむる冬景色というイメージがあるそうですが、穏やかでリラックスできる雰囲気の色でもありますね。
3つのカラーグループ
JAFCAは、2015年秋冬のトレンドカラーを、さらに3つのカラーグループに分けています。
■やさしくあれ
■強くあれ
■然(さ)にあれ
こちらのカラーグループに付けられた名前も、詩的で哲学的な雰囲気ですね。今回は、この3つのカラーグループの色を使ったインテリアをご紹介していきます。
やさしくあれ
JAFCAによる2015年秋冬のトレンド・カラーのカラーグループの一つは「やさしくあれ」と名づけられています。人が優しくなれるとき、それはきっと心が穏やかな状態になっているはずです。
JAFCAが提唱している色は、グレイッシュなトーンが多いのですが、それはまるで霧にけむった景色のような、落ち着きのある風景を連想させます。
強くあれ
2つ目のカラーグループ「強くあれ」では、成熟した大人の色が選ばれています。レッドからパープルへのはっきりとした色や、メタリックな金属色が含まれています。
ここでいう「強さ」は、フィジカルな意味でのそれではなく、内的な強さ、精神的な強さを指しているようです。大人の落ち着きと優しさを併せ持ってこその、強さです。
然(さ)にあれ
「然(さ)」というのは、すでにある事物や状態などをうけて、それを指し示す言葉です。「そのように」や、「そう」という意味になります。つまり、3つ目のカラーグループに付けられた「然にあれ」は、「そのようにあれ」という意味です。
すでにある自分自身や、自身を取り巻く生活を受け止め、受け入れ、あるがままで。そんなメッセージを体現する色には、茶色がかかったグレーや、黄みがかかったブラウン、グレイッシュなパープル、深みのあるターコイズなどが選ばれています。
グレーの濃淡をポイントに
モダンなインテリアでまとめているリビングです。グレーの濃淡をモザイクやパッチワークのように組み合わせたアクセント・ウォールがポイントになっています。
自然の色をリビングに
母なる大地を象徴するブラウンは、リビングに落ち着きと安心をもたらします。こちらのリビングは、霧にけむる風景の色である白やグレーを、上手に取り入れてまとめていますね。
温かく居心地の良いエネルギーを感じさせてくれるとともに、洗練されたオシャレな雰囲気も作り出しています。
木のぬくもりを大切に
こちらは白が多目のリビングですが、ウッディな家具を取り入れることで、寒々しくならず、ほっこりとしたぬくもりが感じられます。重厚な木材ではなく、白木をチョイスしてモダンな雰囲気もプラスして。
グレートーンの壁にクッションで彩りを
こちらはブルーグレーの壁のあるリビングです。ソファやカーテンをクリーム色にして、明るさをプラス。
ソファに並べたクッションは、パープルやグリーン、ブルーなどいろいろなカラーを取り混ぜています。どれも、少しグレーが混ざったようなグレイッシュ・トーンなので、ばらつきは感じられません。
”大人ピンク”もトレンド・カラー
JAFCAが提唱している2015年秋冬のトレンド・カラー「やさしくあれ」には、大人なピンク色も選ばれています。やはりスモーキーが入ったピンクです。
こちらのリビングは、壁をスモーキーピンクにしています。甘くなりすぎないように、家具は直線のラインを生かしたシンプルなデザインのモノをチョイスしています。
小物にトレンド・カラーを取り入れて
いくらトレンドといっても、壁を塗り替えたり壁紙を張り替えるのは大仕事ですよね。手軽に取り入れる場合は、小物がオススメです。特にファブリック関係は、選びやすいですね。
こちらは、明るいグレーのソファ周りに、スモーキーなパープルのストールをかけています。霧や、空に浮かぶ薄い雲などを連想する色のクッションを並べて、トレンド・コーナーを作っています。
優しくなれるベッドルーム
こちらは、スモーキーな淡いパープルをメイン・カラーにしたベッドルームです。淡いパープルは寒色系ですが、ぼんやりと煙ったようなトーンなので、寒々しい印象はありませんね。
トープ色のベッドが、大人っぽい落ち着きを感じさせてくれるベッドルームです。やわらかいトーンの色に囲まれて、優しい気持ちで眠りにつけそうですね。
大きなミラーを置いて
JAFCAが提唱する2015年秋冬のトレンドカラーの、2つ目のカラーグループは”強くあれ”。メタルやミラーといった異素材との組み合わせが特徴でもあるグループです。
こちらのリビングには、大きなミラーを置いています。シンプルなデザインですが、存在感はたっぷりありますね。つるつるとした光沢のあるコーヒーテーブルも、モダンで大人っぽい雰囲気を作ってくれています。
落ち着いた大人の雰囲気を
濃いグレーの壁に、パープルのクッションをアクセントに置いたクリーム色のソファが、大人っぽいコントラストを生み出しているリビングです。やや暗めの色を使うことで、落ち着いた空間を作り出しています。
表面積が広いカーテンも、クリーム色のツートンカラーをチョイスして、バランスを取っていますね。コーヒーテーブルの上の花器や、壁際に置かれたフレームは、メタリックなシルバーを合わせて。
ミラー・ファニチャーもさりげなく
表面にミラーを貼って仕上げたミラー・ファニチャー。アール・デコ・スタイルの家具などによく見られるデザインです。
こちらは、シンプルな直線のデザインが美しいドレッサーです。フレッシュなお花をこんもりと飾って、フェミニンなコーナーを演出しています。
間仕切りシェルフにもメタルな小物を
こちらはリビングに置かれた間仕切りにもなるシェルフです。互い違いの棚のデザインが、シンプルでありながらもインパクトのあるデザインです。
ディスプレイする小物に、トレンド・カラーを取り入れると、さりげなくオシャレなインテリアを演出することができます。こちには、メタリックな素材で作られたフラワーベースなどが並べられています。
トレンド・コーナーを楽しむ
こちらも、小さなコーナーでトレンド・カラーを楽しんでいるアイデアです。リビングやベッドルームの隅、廊下の突き当たりなどに、トレンド・カラーを集めたコーナーを作ると楽しそうですね。
アクリル製のクリアなイスを置いて、グレーのラグやクッションを集めています。積み重ねた雑誌の上のピンク・パープルが、アクセントになっています。
レッド・パープルを使った大人なベッドルーム
壁の一部を濃いパープルにペイントしてアクセントウォールにしているベッドルームです。ベッドのヘッドボードや、ブランケットにも、濃いパープルを選んで統一感を演出しています。
ベッドの上に並べたクッションや、カーテンには、深みのある成熟したレッドをチョイス。大人っぽさを感じさせるベッドルームになっています。
メタリックなトーンをファブリックで
こちらのベッドルームは、シンプルな雰囲気です。グレーのヘッドボードに、真っ白のベッドリネンを合わせています。
ベッドの上に並べたクッションは、ラウンド型をチョイスして遊び心を演出しています。さらに、クッションカバーは、メタリックなトーンを選んでいるところも、ユニークですね。
自然体でいられるリビング
ニュートラルな中間色は、リビングルームに似合う色調です。黄色味を帯びたブラウンが、ナチュラルでありのままの状態を心地よく感じさせてくれます。
グレイッシュなブラウンを小物で取り入れ、空間を引きしめています。オリーブグリーンの一人掛けソファや、ウッディな家具が、自然体な雰囲気を強調してくれます。フレッシュなフルーツをコーヒーテーブルに置いたり、生花をコーナーに生けて、アクセントに。
ぬくもりのある秋冬のリビング
こちらは、ブラウンにグレイッシュ・パープルを組み合わせているリビングです。家具はモダンでシャープな印象のデザインですが、やさしい色使いや、温かみのある素材が、穏やかでぬくもりのある秋冬の雰囲気にぴったりです。
スモーキーなトーンで
こちらは、スモーキーなトーンの色使いが印象的なリビングです。コンパクトな薪ストーブも、温かみを感じさせてくれますね。黄色に近いブラウンや、白に近いグレーなど、明るめの色を選んですがすがしい雰囲気にまとめています。
パープルのクッションで作る癒しのコーナー
お部屋の隅に置いた、小さなサイズのソファ。明るいグレーの貼り地に、淡いパープルのクッションを並べています。クッションも、一つは無地にして、ごちゃごちゃしないような工夫を。すっきりとシンプルなコーナーに座って、癒しの時間を過ごせそうです。
ターコイズを子ども部屋に
グレイッシュブラウンとターコイズを組み合わせた、子ども部屋のインテリアです。日本では、あまり使われないターコイズですが、今回のJAFCAのトレンド・カラーには、深みのあるターコイズが選ばれています。
ブラウンやグレーと合わせたターコイズのボーダー柄壁紙が、お部屋にインパクトを与えていますね。大胆なデザインの壁紙は、こちらのように一面にだけ使ってアクセント・ウォールにするとオシャレです。
クッションなどの小物にもターコイズをリピートして、統一感を演出しています。
ターコイズをベッドルームに
こちらはベッドルームにターコイズを使っているインテリアです。一人掛けのソファの、鮮やかなターコイズがポイントになっています。
ベッドサイドに置いた白いサイド・テーブルや壁にも、さりげなくターコイズの小物を使って。グレイッシュなトーンと合わせた、フェミニンで大人っぽいベッドルームになっています。
グレイッシュなベッドルーム
こちらは、ロンドンのアパートメントのインテリアです。ベッドは低いタイプをチョイスして、空間を広く使っています。ドレープのたっぷりきいたカーテンは、黄色が入ったライトブラウン。カーペットも同系色を合わせています。
ベッドが置かれた壁はグレーにペイントして、落ち着きを感じられる工夫を。寒い季節でも、温かく過ごせそうなベッドルームです。
コツ・ポイント
いかがでしたでしょうか。
JAFCA(日本流行色協会)が発表した、2015年秋冬のプロダクツとインテリアのトレンド・カラーについて、まとめてご紹介しました。壁や家具で取り入れるのが難しい場合でも、雑貨やファブリックといった小物でトレンドを楽しむことができます。すてきなネーミングのついたトレンド・カラーを、インテリアに取り入れてみませんか?